
みなさ~ん、お元気でしたか?
阪急お客さま新聞編集部の田中です。
2月以降、コロナウイルスというこの得体のしれない存在が世界中を震撼させています。
そんな中、私は取材の為、フィリピンのセブ島に行ってきました。
コロナウイルスは人が集まる空間はよくないと言われており、例えば空港は出来れば避けるべき場所といわれていますが、空いてましたね、成田空港。ガラガラでした。
フィリピンも私が滞在中、感染者が増えて政府の規制は強くなっていたのですが、主にマニラ周辺の話でセブの動揺はさほどでもありませんでした。
フィリピンに滞在して感じたのは、手洗い、うがい、マスクなどの予防ももちろん重要なのですが、
一番意識すべきなのは「免疫力の強化」ということです。
具体的には「よく寝てよく食べる」ということです。
ウイルスが体に入っても負けない体であること。思い起こしてみれば人類は太古の昔からウイルスとの戦いの歴史でした。
今回かなり影響を受けていますが、これからもこういったことは続くでしょう。
私たちはそれに打ち勝ち、というか“共存”して生命を存続していかなければなりません。
日常生活や経済にも大きなダメージを受けていますが「ねえ、もうそろそろ普段の生活に戻していいんじゃない?」早くそういう段階になって欲しいですね。
さすがに、今の時期(各国が入国制限している等)に「旅に出かけましょう!」とは言えませんが、今できることがありますよ。それは「次の旅行を思い描いていろいろ準備する」ということです。
なんてったって旅は3度楽しむことが出来ます。
先ず旅行に行くまでのワクワク感、旅行中のエンジョイ感、そして終わった後の余韻を楽しむ時。これだけ楽しめる商品は他にはなかなかないのではないでしょうか?
生活が日常に戻って「さあ、また旅行しよう!」となった時、すぐ出かけられるように!
例えば旅情報のサイト”たびこふれ”で仮想旅行する。知らない場所を調べるなど「行ったつもりで旅する」
なんて今が一番お薦めの時だと思いますよ。
さあ、今月も変わらずよろしく阪急お客さま新聞!です。
どうぞごゆるりとお楽しみください。

3月号の目次 

1.お客さま投稿コーナー : 変わって嬉しいこと・寂しいこと
2.今月のお話(よっすぃ~):行ってきました!渋谷スカイ
3."阪急たびコト塾" :実用的&癒し講座(鹿児島より)
4.お客さまからの声
5.編集後記
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みなさ~ん!お元気でしたか?
阪急お客さま新聞編集部の田中です。
2020年も阪急お客さま新聞をどうぞよろしくお願いします。
年明け第1号ですが、今日は私が皆さんにおススメしたい映画を紹介させてください。
その映画の題名は・・・「ラーメン食いてぇ!」(2018年3月公開)です。
あら、ずっこけましたか?
この映画の舞台は群馬県高崎市にあった「清華軒(せいかけん)」がモデルになっています。
(映画の店名は清蘭)
映画の話をする前に、私の体験談を聞いてください。
もう20年近く前になりますが、群馬県高崎市の建設会社で構成された協会組織がありました。
阪急交通社はそこから毎年、旅行手配のお仕事を頂いていました。
旅行ご参加者は各社の社長さん達で、私は添乗員としてご一緒していました。
そのツアーが行程3日目を過ぎた頃になるとこういう声が聞こえてきたんです。
「あぁ~清華軒のラーメン食いてぇなぁ!」
そしてツアーも終盤になり、明日には高崎に帰るという頃になると
「俺ぁ高崎帰ったら、いの一番に清華軒のラーメン食ってやるんだ、絶対に食ってやるんだぁ!」
それは誰に言うでもなく呪文のように自分に言い聞かせるように(笑)、ぶつぶつと仰っているのです。
私はそのラーメンを食べたことがなかったのでその社長さん達の気持ちはわからなかったんですが、
ある時機会があって行ったんです。例の清華軒へ。
そして食べました。あのラーメンを。
・・・どうだったと思います?
清華軒のラーメン、想像以上の味でした。すごく美味しかった。
私が生まれてこれまで食べてきた中でベスト3に入るくらいでした。
創業者は台湾出身の方だったらしく、いわゆる日本の中華そばとはちょっと違う、透き通ってあっさりしているけどコクのあるスープ。強烈なインパクトがあるというよりも毎日でも食べられる飽きない味。
「うわっ!美味し~い!」というどこかのわざとらしいテレビグルメ番組のようではなく、一口含んだら黙って「ウンウン、これこれ」とうなづいてしまうような味です。
清華軒は1956年創業。
目立たない住宅街にあって、自宅がお店を兼ねているようでした。
高崎駅からも遠く、知らない人はまずたどり着けないような場所にあったのですが、
私が訪ねた時も多くのお客さんで賑わっていました。
その後も私は高崎に出張する度に清華軒に足を運んでいたのですが、
残念ながら2016年10月に閉店してしまいました。
さてそれでは、映画「ラーメン食いてぇ!」の話をしましょう。
惜しまれながら閉店した清華軒ですが、漫画家 林明輝さんが清華軒を取り上げたWEB漫画「ラーメン食いてぇ!」が150万ページビューを超え、待望の声が高まって映画化が決定しました。
撮影には本物の清華軒(の建物)が使われ、ラーメンも忠実に再現されました。
大手映画会社が巨額の制作費や広告費をかけて作った映画ではありませんが、ラーメン愛が至るところに満ち溢れた素敵な映画です。
ストーリーはやや荒唐無稽な部分もあるのですが、石橋蓮司さんを師匠とするラーメンの修行シーンでは鳥肌が立ちます。観ている間に私、何度も喉がゴクッと鳴りました(笑)
この映画で私が一番好きなシーンは「女将さんが麺を茹でる場面」です。
このシーン最高です。ピカイチです。
この映画で一番言いたかったところはここではないかと思います。(個人的に)
今は劇場公開されていませんが、アマゾンプライム(月額500円で見放題)などで観ることができます。
ぜひ観てみてください。
きっとしあわせな気持ちになれると思います。
ただし、夜寝る前には絶対見ない方がいいですヨ(笑)
映画「ラーメン食いてぇ!」公式サイト
http://ramen-kuitee.com/
そしてうれしい情報をひとつ。
閉店してしまった清華軒ですが、そのDNAを受け継ぐお店が生まれています。
私はまだ食べたことがないのですが、今度ぜひ行ってみたいと思っています。
★清華軒のDNAを受け継ぐと言われているラーメン屋さん
①麺屋 八
https://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10010735/
②恵比寿
https://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10018142/
③清仁軒
https://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10018057/
さあ、今年もよろしく阪急お客さま新聞!です。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
◆◇◆ 1月号の目次 ◆◇◆
1.お客さま投稿コーナー : コレは手作りが一番♪
2.今月のお話(池村): 社会実業家の使命
3."阪急たびコト塾" : 新橋発「有料講座」をご紹介
4.お客さまからの声
5.編集後記
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みなさーん!
お元気でしたか?
阪急お客さま新聞編集部の田中です
。
私が最近ハマっている小説家がいるんです。
それは横山秀夫さんです。「64」とか「半落ち」とか「クライマーズハイ」でご存じの方も多いと思います。
横山秀夫さんを一口でいえば「警察小説」を多く書かれる方です。他の警察小説と大きく違う点は、主人公がいわゆる私たちがイメージする刑事さんという人たちではなく、むしろ裏方の管理系の人たち(人事や、広報官など)が多いところです。
テーマも殺人事件を推理していくとかではなく、警察手帳30冊が紛失したとか、警察OBが天下り先の退官を渋る理由とか、警察内に怪文書が出回るとか、かなり地味で小説にはしないようなテーマを取り上げていながらも・・・これが読ませるんです!
読みだしたら止まらないんです(笑)
それはなぜだろう?と考えてみたら登場人物の「人間」がしっかり描かれているからなんだと思います。うわっつらで安易な今流行りのミステリーではなく、心理描写が秀逸で上質な「人間ドラマ」になっているんです。
強いヒーローではなく、弱く、ずるく、気がちっちゃく、悩み迷い、怯える・・・そんな人間の持つ根底の感情を赤裸々に炙り出します。読む者はそこに共感し心を揺さぶられるのです。物語の終わりはベタベタしておらず、読了感は硬派でややツンデレ(笑)ですが、文章の行間に温かさを感じて救われます。このキレの良さも横山さんの特徴でしょう。元新聞記者だったそうですから、なるほどさすが!ですね。
小説が映画(ドラマ)になったのを観てがっかりするケースが多くありませんか?確かに映画では時間や撮影の制約もあり、小説の世界をすべて表現することは難しいと思いますが、横山さんの作品はそういうがっかり感が少ないように思います。「64」しかり、「臨場」しかり、中でも私は映画「クライマーズハイ」が好きです。ストーリーがしっかりしている骨太の物語だからでしょう。
横山秀夫さんの小説の中で私が好きなのは短編なら「第三の時効」の中の〝沈黙のアリバイ”、「深追い」の中の〝人ごと”、「臨場」の中の〝餞 はなむけ”、長編では、やはり「64」と「クライマーズハイ」ですね。
さて皆さんが好きな小説(家)は何(誰)ですか?
それでは、今月も阪急お客さま新聞でごゆるりとおくつろぎください。
~ ~ ~ ~ 7月号の目次 ~ ~ ~ ~
1.お客さま投稿コーナー : 最近うれしかったこと
2.今月のお話(ほっちゃん):
3.お客さまからの声
4.編集後記
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