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みなさん、こんにちはー!

お元気でしたか?

阪急お客さま新聞編集部の田中です。

今月号の冒頭ごあいさつは、お題でもある「昔と比べて日本の夏は変わったな」について、私が感じていることをお話します。

私が”夏”と聞いて思い出すのは「子どものころの思い出」です。

①扇風機
②夏休みのプール
③桃

です。
私が子どもの頃、家にクーラーはありませんでした。(エアコンという言葉すらなかった。。。)
暑い時には、口の中に氷を入れ、扇風機に顔をあてるとそれだけで充分涼しかった。

夏休みになると楽しみなのが、小学校のプール遊泳です。
体育の授業と違って、友だちと好きなようにプールで遊びまくる。
とても楽しい、このままいつまでも続いてほしいと思う時間でした。
遊泳時間が終わり、家まで帰る時に吹く風がまた気持ちよかったのです。

夏で思い出す匂いは、果物屋さんからぷ~んと漂う桃の甘い匂いです。
これが匂ってくると「夏だな~」と実感していました。
匂いは記憶に刻みつけられますね。

さあ、読者さんからどんな夏への思いが聞けるのでしょうか・・・

今月も阪急お客さま新聞で、どうぞごゆるりとおくつろぎください。


▲▽▲▽7月号の目次 ▲▽▲▽

  • 1. お客さま投稿コーナー:「昔と比べて日本の夏は変わったな」と感じたこと
  • 2. 今月のお話(中尾):私がおすすめしたい避暑地「尾瀬」
  • 3. 阪急たびコト塾ツアー(関西):豪商の町 松阪
  • 4. お客さまからの声
  • 5. 編集後記


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 1. お客さま投稿コーナー〔昔と比べて日本の夏も変わったな
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それではさっそくご紹介しましょう!

 

●青木 武さんより

「昔と比べて日本の夏は変わったな」
本当に大きく変わりましたね。
子供の頃(小学生の時代)と比べて大変な違いです。
家電製品が全くないですから、井戸場に桶置いてトマト・きゅうり・スイカを冷やしていました。

家の前の道路に側溝の水を2m位の柄杓で水撒きです。埃除けと打ち水ですがあっという間に乾いてしまいます。

父親から「陽が傾いてからやった方が良い」といつも言われました。

夜寝る時は夕方蚊帳釣りです。

鴨居に付けてあるビスに8か所吊るし当時八畳間に私と親子3人、兄や姉もそれぞれの部屋に蚊帳釣り、大きな団扇と手拭いが欠かせませんでした。

翌朝蚊帳をきれいに畳み、敷き布団と一緒に押し入れにしまうんです。

お題を頂き、考えると格段の違いで、今の子供たちは幸せですね。
生まれながらにテレビ・エアコン・スマホ・任天堂のゲームなどがあります。

私の住んでいる川口市は「住みたい街」2年連続で1位に成った時があります。
鋳物の街で吉永小百合さんと浜田光夫さんでキューポラの町という映画になりました。
当時と比べても大変な変わりようで、今の川口を見たらきっと驚くでしょう。
鋳物工場の跡地は高層マンションになりました。YouTubeでも川口の変貌を紹介している方もいます。

荒川河川敷で夏に花火大会が有りましたが、昔は誰でも何処でも無料で楽しめました。
最近は有料枡を設けられ、簡単には見られません、あちこちに警備員が配置され自宅に帰るのも通行許可証を見せて行かねばなりません。
当然花火も高価で実行委員会が苦慮しているのが判ります。

編集長在住の板橋区も毎夏盛大な花火大会を催していて、川口からもただで見せていただいております。


 ⇒編集部・田中より
小津安二郎監督の映画みたいですね。
蚊帳ですか~。それは私は知らないです・・・笑。
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並木 敬晴さんより

「昔と比べて日本の夏は変わったか」を、わたしの子供時代の夏と比較しながら紹介させていただきます。当時の自宅は豊島区。

西武池袋線で二つ目の椎名町駅から歩いて10分のところにあり、周辺にはたくさんの畑が点在していました。
1950年代(今から75年前)の小学校時代の夏の「暑さ」の印象は、直射日光が強いわりに現在のような「湿気」が高くなく、蒸し暑さも少ないため「過ごしやすい夏」という印象が残っていますが、同年代の方の印象はいかがでしたでしょうか!
特に日中の暑さをやわらげてくれる「夕立」が、ほぼ毎日あったことで夕方は「涼しさ」を感じ、ほっとすることもありましたね!いまでいう、「打ち水」効果でしょうか。
とは言っても、暑い夜の過ごし方はたいへんでした。当時はエアコンがなく、就寝時はいまでは考えられませんが、自宅の窓を一晩中開けっ放しにして、家の中を飛び交う「蚊」から身を守るため「蚊取り線香」を焚いて、せまい「蚊帳(かや)」の中で、雑魚寝(ざこね)状態」で過ごしていました。

当時は「治安状態」が良かったのでしょう!
また「テレビのない時代」のため、夏の夜の娯楽といえば「真空管ラジオ」から流れてくる連続ドラマや歌謡曲くらいしかなく、子供ではまったく楽しめるものではなく、「早寝早起き」をするしかありませんでした。暑い夏とはいえ、室内で遊ぶものがないため、学校から戻るとランドセルを置いて、すぐに外に飛び出して、ほとんど毎日炎天下の中で近所の仲間たちと夕方まで「汗だく」になって過ごしていました。
母が作ってくれた「布のグラブ(なつかしいなー)」で、近くの空き地で三角ベースの野球を楽しんだり、とび馬・落とし穴遊び等などで遊んで帰宅後は、当時まだ自宅には風呂や冷蔵庫がないため「たらい」にためたお湯で体を洗ったり、水で冷やされたスイカにかぶりついたりして、ほっとしたことが想い出されます。
また小学校の校庭グランドで開催される名画の「巡回映画館」は、当時として人気のあった時代劇映画(白黒)が放映されるため、結構たくさんのお客さんが押しかけ、席取りに苦労はしましたが、夏の夜の楽しみでした。
暑い夏には欠かせない「アイスキャンディー売り」や水槽に金魚を泳がせながら「金魚、金魚・・・」と叫びなら街中をリヤカーを引いていく「金魚売り」のおじさんの声、軒先にひっかけた風鈴から聞こえてくる「リンリーン」というやさしい音色等など懐かしい「暑い夏の昭和の風景」のひとつとして記憶しています。
1950年代の夏と現代の夏の生活には隔世の感がありますが、テレビ、スマホがない「静かでゆったりした昭和の夏」も捨てたものではないように思います。
なつかしい夏の想い出です。


⇒編集部・田中より

並木さんのお話も昭和の懐かしい映画を観ているようです。

「毎日夕立があった」

そうなんですね~。夕立があるとすっと涼しくなりますからね。

でもやっぱり暑いことは暑かったんですね笑。


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●さて、来月のお題は・・・

「最近、私が思うこと」を聞かせてください。

政治、経済、お米高騰、年金、少子高齢化、健康年齢、AI・・・

不安や心配なことが多い昨今ですが、ネガティブポジティブなんでも結構ですから、モヤモヤしたものを吐き出してしまいましょう!そこから光が見えてくるかも・・・?

→→★お便りはこちらからお寄せください!


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 2. 今月のお話(私がおすすめしたい避暑地は・・・?)

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阪急お客さま新聞読者のみなさん、こんにちは、阪急交通社の中尾です。

暑い日が続いていますね。

僕が住む大阪でも最高気温が35度と記録的な猛暑が続いています。
こんな時は避暑地に出かけたいと思う今日この頃。
北へ南へ…、海や山へ。人によって避暑というのは十人十色で考え方もバラバラ。
その中で僕の個人的な避暑地は「尾瀬」を候補に挙げます。

真夏の尾瀬は晴れると暑いのですが、やはり1,400mから1,600mの高地のため、吹き抜ける風は心地よくリラックスできるところでもあります。
また尾瀬に建つ山小屋はどこも風呂が完備されているのです。
可憐な高山植物を観賞し、早めに山小屋入り。風呂に入り汗を流し、テラスでビールをぐいっと飲む…。
最高のひとときを体験できます。
尾瀬への登山口はいくつかありますが、群馬県側から入る鳩待峠と、福島県側から入る沼山峠が一般的です。
ここならハイキング初級者でも尾瀬に行くことができますので、オススメです。
初めての方は旅行会社のツアーに参加するのも良いですね!

阪急交通社の尾瀬(ハイキング、登山)へのツアーはコチラから

https://www.hankyu-travel.com/hiking/kokunai/

また尾瀬に関してはこちらにまとめましたのでぜひご覧ください。

尾瀬の魅力を詳しく解説します!(たびこふれ記事)

(ライター:中尾 勝)

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 3. 阪急たびコト塾ツアーレポート(関西エリア)
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みなさん、こんにちは!
阪急たびコト塾 関西エリア担当の中村です。

大阪・阪急グランドビル30階にあるグランドビルトラベルセンターにて、2016年より阪急たびコト塾を開催してきました。
お好きな場所からご参加いただけるオンライン講座も好評いただいております。
また、たびコト塾講師と巡る「たびコトツアー」も開催しております。

先日7月8日(火)、三重県松阪市のご協力のもと、「講談 豪商のまち松阪『蒲生氏郷物語』 ~信長から受け継いだ町づくり 松阪商人と松阪牛~」を来場とオンラインによるハイブリッド形式で開催しました。
実はこの講座は5月17日(土)にも同内容で開催しており、2回合わせて約630名もの方にご参加いただきました。

落語家・桂紋四郎さんが現地を訪れ、松阪商人や松阪牛ゆかりの地を取材。
その取材内容を基に講談の脚本を作成いただいき、講談師・旭堂南龍さんによる講談「豪商のまち松阪」を動画で参加者の皆さんにご覧いただきました。

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<松阪を取材する桂紋四郎さんと、現地を案内してくれたNPO法人松阪歴史文化舎の松本館長>

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<講談師・旭堂南龍さんによる講談「豪商のまち松阪」>

また、紋四郎さんが取材を通して学んだ松阪城下町と松阪商人の歴史や、松阪牛だけじゃない!鶏焼肉や松阪茶などのグルメ情報をお話しいただきました。

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<松阪鶏焼き肉>   

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<松阪茶>

さらに創業明治三十五年松阪牛の老舗「牛銀本店」の小林社長をゲストとしてお招きし、「牛銀本店」の歴史や特徴からご家庭での美味しいすき焼きの作り方、紋四郎さんが取材時に牛銀本店を訪れた際の秘話など、お二人による対談は大変盛り上がりました。

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<牛銀本店の外観>

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<牛銀本店のすき焼き>

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<牛銀本店取材時の桂紋四郎さん> 

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<対談する桂紋四郎さんと小林社長>

参加されたお客様からは、「松阪にさらに興味を持った」「伊勢神宮だけでなく、松阪にもう一度ゆっくり訪れたくなった」などの声を頂戴し、「豪商のまち松阪」の魅力を楽しく学んでいただけたようでした。

阪急たびコト塾 関西エリアでは、対面でのたびコト塾や出張たびコト塾に加えて、オンラインでどこからでもご参加いただける「おうちでたびコト塾」も引き続き皆さまにをお届けしてまいります。

旅に役立つ、旅が楽しくなる、様々なジャンルの講座を開催していきますので、これからもどうぞお楽しみに!

「阪急たびコト塾」のスケジュールはウェブでご確認いただけます。

→→阪急たびコト塾(関西エリア)の情報はこちらから

(ライター・中村)


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 4. お客さまからの声
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みなさんからお寄せいただいた<声>を紹介するコーナーです。

いつも声をお寄せいただき、ありがとうございます♪

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並木 敬晴さんより

田中さんも大学時代に友人と2週間の北海道旅行をされたとのこと。

宿泊はわれわれの旅と同様に、ユースホステルを活用され、食事も贅沢をしない貧乏旅行等共通の旅を
されたようで、なんとなく身近に感じてメールをさせていただきました。
またこの旅がきっかけで旅行会社に就職されたとのこと。うらやましい限りです。「旅」は素晴らしいですね。「夢」も与えてくれます。
わたしも旅が大好きで、大学時代にカメラクラブに所属したこともあり、できれば旅行に関係した仕事をしたい希望はありましたが、当時は今のように「旅行」は普及していないため、旅行会社も少なかったようで、最終的には「コンピューター」業界に就職を
することになりました。
海外、国内を問わず「旅行」は大好きで、わたしの趣味のひとつです。

本「北海道一周旅」をきっかけに、その後の旅では誰と一緒に旅にでかけるか、旅行日数、観光地の選定、旅程づくり、旅館・ホテル選定・費用概算等などを検討する楽しみを発見しました。

旅行後は撮影した写真、ビデオ映像を整理して、同行してくれた方々に配布して喜んでいただく楽しみもあります。
ちなみに、ご紹介した友人4人との北海道の旅で撮影した写真は、旅行後わたしの家の部屋に作った「仮りの暗室」で、全員で「わいわいがやがや」言いながら、現像処理から印画紙への焼き付け、引き伸ばし処理をしたものです。

これも楽しい想い出のひとつになりました。
今後とも「阪急お客さま新聞」を楽しませて下さい。

〇写真を添付させていただきました。
1.北海道旅行の「しおり」の表紙 2・3・4.「北海道旅程」:3枚  5.費用概算

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⇒編集部・田中より

貴重な資料をありがとうございました。

歴史を感じますね~。当時は当然手書きですものね~。

これも並木さんの財産ですね。

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「お客さまからの声」のコーナーでは、お客さま新聞を読んだ感想、ご意見、エッセイなどをご紹介しています。

みなさんに伝えたいこと、聞いて欲しいことなど、何でもOKです!

ぜひお気軽にお寄せください♪


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 5. 編集後記
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子どもの頃、若い頃は夏が大好きでした。

カラオケでもTubeの「あー夏休み!」とか杉山清貴、サザンなどをよく歌っていました。

30代以降、秋や冬の歌を歌うことが多くなりましたね笑。

夏が終わりに近づくと涼しくなって体は喜びますが、過ぎゆく夏を淋しく感じる気持ちもあります。

夏まっ盛り。その時々でたっぷり季節を楽しみたいと思います。

それではまた来月、元気でお会いしましょう!

田中でした。

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