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みなさん、こんにちはー!

お元気でしたか?

阪急お客さま新聞編集部の田中です。

最近”本を読む”ことの楽しさを味わっています。

友人から薦められ、たったひとりの出版社「夏葉社(なつはしゃ)」の島田潤一郎さんを知ったことがきっかけです。

夏葉社は1年におよそ3冊、それも1冊2,500~3,000部ほどの発行部数しかない小さな出版社です。

夏葉社が扱っている本は新刊やベストセラーではなく、今は絶版になったような昔の文芸書の復刊が主です。

「傍らに置いて何度でも読み返したくなる本」を作る。

これが夏葉社の本作りのコンセプトです。

時代で言うと昭和20年代~。

作家でいうと庄野潤三さんや上林暁さんなど。

ドキドキワクワクのドラマチックなストーリーが展開するようなお話ではなく、日常のなにげない出来事を素朴に綴った私小説、エッセイなど。

初めて出会ったのですが、これがとてもいいのです。

図書館の座り心地の良い椅子で、静かなBGMが流れる喫茶店で、ひとり静かに読むと気持ちが穏やかになっていくのです。

本ってこんなに心を落ちつかせてくれる存在だったんだ、と知りました。

阪急お客さま新聞 先月号のお題は「秋に読みたい本」でした。

私の最近のおすすめはこちらの本です。


そして島田潤一郎さんがなぜひとりで出版社をやろうと思ったのかが書かれている次の2冊もおすすめです。

上記4冊は私の地元、東京板橋区の図書館でも借りられました。

本は心を豊かにしてくれます。

知らない間にぎゅっと力が入った眉間、頭皮、肩、背中がホロホロとほぐれて体が弛緩していきます。ふんわり浮いているような感覚です。

夏葉社や島田潤一郎さんのお話をし始めたら、止まらなくなりますので今日はこの辺で。

ようやく涼しくなってきましたね。

秋の夜長には読書が友だちです。

そして今月も、阪急お客さま新聞でごゆるりとおくつろぎください。

▲▽▲▽10月号の目次 ▲▽▲▽

  • 1. お客さま投稿コーナー:秋に読みたい!私のおすすめの本
  • 2. 今月のお話(中尾 祝デビュー!):大好きな飛行機のお話
  • 3. 記事友さんの広場(お客さまからお客さまへの声)
  • 4. 阪急たびコト塾のすすめ:収穫体験バスツアー(東京)
  • 5. お客さまからの声
  • 6. 編集後記

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 1. お客さま投稿コーナー〔秋に読みたい!私のおすすめの本〕
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さっそくご紹介しましょう!

 


●青木 武さんより

「秋に読みたい!私のおすすめの本」
私は定年してから殆ど本を読みません、新聞・テレビ・PC・スマホで情報を得ているだけです。日本全国街の書店が閉店や廃業しちゃうのも私の様な人が増えているからでしょう。
在職中は毎月新刊本・毎週週刊誌を買って通勤電車・バス車内で読みまくりました。山岡荘八、江戸川乱歩、司馬遼太郎、松下幸之助、それが楽しみで次から次へ乱読しました。
住宅ロ-ンと子育てで小遣いも少なく本屋の店主に連載物や文庫本を単品で購入して続編を待ってもらったりしました。良き時代でした。

同居の息子はそんな親父に似たのか毎月何冊も購入していて、妻が家が傾くから少し処分しなさいと言う始末です。書棚から溢れて身の丈位に何百冊もつんでいる。
私の若い時にそっくり現在はリュクッサクに分厚い本を入れて通勤しています。
近頃、市立図書館から借りてもいるようです。


 ◇編集部・田中より

「子は親を見て育つ!」ですね(笑)。本は置き場所に困りますので、図書館は強い味方になります。私も近年とてもお世話になっています。

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●E.Sさんより

秋の夜長にお勧めする本は、ズバリこの一冊。
浅田次郎箸「流人道中記」です。
話は江戸時代。罪を犯した高禄の旗本、青山玄蕃。お家安堵と引き換えに切腹を命じられますが、
「腹を切るのは痛いからいやだ」と言います。困った幕府は蝦夷松前藩にお預けの処置を取ります。
押送人に選ばれたのは19歳の見習い与力、石川乙次郎。二人は奥州街道を北へ、北へと歩んでいきます。
道中が続くうちに次第に玄蕃の人柄に魅せられていく乙次郎。読み進みにつれ物語に引き込まれ、読み終わるのがとても辛くなりました。お勧めの一冊です。
他にも高田郁、西條奈加などの著作本が読書の秋にふさわしいです。

 

◇編集部・田中より

ありがとうございます。「流人道中記」読んでみます。

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●並木敬晴さんより


購入済みで、まだ読んでいない書物がいくつかありますので、この秋ゆっくりと読んでみたいです。
ひとつは、わたしが大好きな作家「司馬遼太郎」作品の「覇王の家(上・下)です。
この作品は徳川家康が、今川家の人質になった幼少時代からの一生を描いたもので、織田信長、豊臣秀吉が活躍した戦国時代の英雄が描かれており、わたしにとっては2年前に読み終わった10巻の長編小説「翔ぶが如く」以来の司馬遼作品への「挑戦」です。この秋の読破を楽しみにしています。

また「池田弘奇跡を起こす人になれ!」を読んでみたい。後発のJリーグの「アルビレックス新潟」の経営の危機を立て直し、J1に昇格させた経営者の池田弘氏のいくつかの成功方程式が描かれているようです。おもしろそうです!

もうひとつは、わたしが現役時代にお客様としてお付き合いいだいた方のお母さまが、93才から100才まで和歌を詠まれた作品をおさめた「百歳、和歌に遊んで 石川初枝」(文遊社刊)を最近読みはじめたところです。80才ごろから歌を詠むことが少なくなっていたようですが、93才の時に家族そろって湯湯治にでかけた際、ひさしぶりに歌を詠んだのをきっかけに、毎月数種の歌づくりを再開されたようです。本書には93才から詠んだ、身近な話題をとりあげた「読みやすい和歌」がたくさん掲載されているようです。一例ですが「掛けている眼鏡忘れて捜さんと ふと立ち上がる 我を笑いぬ」「百歳の我を支えし子等の 手の温かきかな 今宵の節分」等など。書棚を整理していた時に本書を発見しました。送っていただいたことを忘れていましたので、申し訳なく思っています。

そのほか、最近話題になっている吉川幸枝作「人生は80歳からがおもしろい」と天童荒太作「青嵐の旅人」も楽しみにしています。



◇編集部・田中より

おすすめの本、ありがとうございます。参考にさせていただきます。
読書欲がすごいですね。秋と読書、どうぞ存分にお楽しみください。


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
 


さて、今月のお題は「あなたがもう一度旅したい場所(国、街)はどこですか?その理由は?」を教えてください。

たくさんのお便りをお待ちしています♪


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 2. 今月のお話(ライター:中尾)

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<日本航空グループ>

こんにちは!たびこふれライターの中尾です。


ついに『阪急お客さま新聞』の「今月の話」を投稿するように編集部から指示が飛んできました。
文章を書くのは苦手な中尾ですが、飛んできたので、飛んできたついでに僕の大好きな飛行機のお話を…。

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<全日空グループ>

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<フジドリームエアラインズ>

実はまもなく飛行機の搭乗回数が1,000回になります。
記録をつけ始めたのは高校2年の春から。それから3●年。一般人としてはよく乗ったなぁと自負しています。

現在の搭乗回数は994回(2024年10月10日現在)。このままいくと10月中に1,000回を超える予定です。
過去の搭乗歴を見返してみると…。87社の航空会社、109機種に搭乗しています。


外国の航空会社で一番よく乗っているのがエールフランス。
フランスのお洒落な航空会社というイメージが先行しますが、意外とCAは地味という印象です。

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<ニューギニア航空>


好きというより、搭乗してみて良かった航空会社はマレーシア航空とニューギニア航空。
洗練されていない田舎の航空会社で自分にはとてもマッチしていました(笑)

機種はもともと最新鋭機より旧型機が好きなので、日本では飛べないけど、海外ではまだまだ現役という飛行機に当たると大喜びです。


その中でもブラジル国内線でロッキードエレクトラというプロペラ機に搭乗できた時は大喜びしました。
日本から来たとCAに伝えるとフライト中にキャプテンがコックピットに呼んでくれ、色々とお話ししました。


着陸態勢になったので、自席に戻ろうとすると「俺の素晴らしい着陸を見ていけ!」と言われ、ラッキーと思い、座ろうと見渡すもオブザーバーシートにはキャプテンの愛人(だと思う)が座っていてコックピット内は満席…。
どこに座れば良いのかとキャプテンに聞くと「俺の背もたれをしっかり持ってそこに立っていろ!」と驚きの返答が…。前にも後にも立って着陸を経験したのは、この時が最初で最後でした。


話出すと話題が尽きませんのでこのあたりで…。

★おまけ★

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<シアトル航空博物館>

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<ホワイト・ホース空港>

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<モーリシャス航空の機内食>

よかったら僕の書いているたびこふれ記事もご覧ください!

>>中尾勝のたびこふれ記事一覧はこちら

(ライター:中尾)

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 3. 記事友さんの広場(お客さまからお客さまへの声)

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~あなたも、わたしも、お客さま新聞の愛読者~

そんな「記事友」さんの広場です。みなさんのコメントや投稿に届いた声をご紹介します♪ 

 


●青木 武さんから、片山 健次さんへ

初めまして、紙新聞からの愛読者で青木と申します。人生120歳時代を唱えています。
ツアーのお仲間に高齢と思しき人に積極的に聞くようにしています。

私は82歳になります。私も変な癖で、私よりも年上と思う方に良く話しかけます。温泉ホテルの廊下で<>った方、以後毎月会う様になり最近卓球・ビリヤードカラオケなどするように親しくなりました。

今ではアドレス交換してメールやり取りしている90歳の方です。そのほか86歳の奥方と85歳のご夫婦とか80歳と77歳のご夫婦もおります。

他には近所の病院の待合室で会った96歳のご婦人もいます。健康な高齢者はそれぞれ何かを持っています。色々なお話をしてみますととても参考になるし、私も頑張る力を貰えるのです。

片山さまもどうぞこれからも旅で出あう方々と交流し人生を楽しんで下さい。

青木 武より



片山さんからお返事をいただきましたので、あわせてご紹介しますね♪

 


●片山 健次さんから、青木 武さんへ

青木さんのメッセージを読み、同じような考えの人がいると意を強くしています。

私自身はあまり投稿していませんが、青木さんはじめ、皆さんの投稿はいつも拝見していて
大いに参考にしています。再び年齢の話ですが、ツアーの参加者に限らず自分より年上の人が
元気に歩いている姿を見、また話してみて積極的に活動している人、そしてその内容を聞くと
今後の自分の生き方に大いに励みになります。

一方で私より年下の人には私の所作が励みになるよう心がけています。
どこかでお会いしたらお互い語り合いましょう。

神奈川県秦野市 片山健次より

 
 


★青木 武さんから、嶋 義雄さんへ

今年は結婚40周年ということもあり、昨年より他社のツアーや自力の旅行も含め今回で10度目の夫婦旅行です♪♪

ルビー婚式おめでとうございます!人生はまだまだこれからです。

何と言っても夫婦で旅行は気兼ねなく行けますからね。どうぞ健康にお気を付けて夫婦仲良くお過ごし下さい。田中編集長も「旅はこころのビタミン剤」と言っておられます。

私たち夫婦は埼玉県川口在住で阪急交通社の旅で海外50数か国・国内もバスツアーや航空機・新幹線利用で四国旅行・佐渡島や京都に行きました。今年は2月にダイヤモンド婚で温泉に4連泊し妻にご褒美をしました。

人生120歳時代を唱えています。10年後にはプラチナ婚(結婚70年)を迎えたいと妻にも発破をかけています。妻は50歳代は歩くのが嫌で年中車移動をしていました。私の運転で助手席です。体質改善を勧め歩く事・散歩をしてもらいました。

荒川土手一周(戸田橋から板橋経由北区赤羽から荒川新大橋)を渡って帰りました。約10Km、3時間位です。

今では週4回卓球を楽しみ(かれこれ15年経過)大汗をかいて帰宅します。

一寸したボタンの掛け違いでもめる事もしょっちゅうです。気まずい時も「コーヒ-飲むかい」「うん飲むよ淹れて」ですんなりと正常な生活に戻れます。

嶋ご夫妻に幸多かれとエールを贈ります。旅はこころのビタミン剤!!

青木 武より

 
 


★嶋 義雄さんから、青木 武さんへ

青木 武 様へ、そして旅行好きの皆様、こんにちは。

8月には人生の大先輩である「青木 武 様」より私ども夫婦に心温まるコメントをいただいておりながら「お客さま新聞」を読んでいなくて冷や汗ものです!
遅ればせながら大変嬉しく有難うございました♪♪

青木 様の助言を参考に一年一年積み重ねて行きたいと思います。

今年の旅行はひとまず10月の金沢への一泊バス旅行で終わる予定ですが、来年も一月・二月と予約済みです♪

嶋 義雄より



みなさんが、お互いに思いやりをもって、声を掛け合い・助けあい、支え合う。

お客さま新聞が、そんな場所になっていたら嬉しいです。



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 4. 阪急たびコト塾のすすめ(東京エリア)
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みなさん、こんにちは!

阪急たびコト塾 東京エリア担当の石井です。

 

10月に入りようやく秋の訪れを感じるようになってきましたね。

食欲の秋が来たー!!ということで、今回は先日実施いたしました「収穫体験バスツアー」の様子をご紹介させていただきます!

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八街市観光農業協会 ゆでかた_page-0001.jpg

千葉県を代表する農作物といえば「落花生」。その落花生の中でも一般的な品種の約2倍の大きさのブランド落花生『おおまさり』。その大きさと美味しさを実感していただきたく、先月9月26日に【千葉県・八街「おおまさり」】の収穫体験千葉県観光物産協会と共同企画のバスツアーで実施いたしました。 

ツアー前日の夜は雨。畑の状態が心配されましたが、夜明けとともに雨も上がり曇天ではありましたが、秋を感じる気候となり、心地よい収穫日和となりました。

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<東栄観光バス>

今回の募集はメルマガ会員に登録されているお客様を中心にご案内し16名様にご参加いただきました。

当日、東京駅丸ビル前に集合し、真っ赤なバスの側面に「プードル」が描かれた大型バスに乗り出発!!

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道中大変スムーズで渋滞もなく、到着予定時刻より30分以上も早く『尾形農園(ジージの信ちゃん農園)』に到着。お話上手な尾形オーナーよりご来場の感謝と歓迎の挨拶、そして畑の説明をしていただきました。またオーナーの粋な計らいで、『3株収穫のところ、今回は1株追加の4株収穫OK』のお言葉をいただき、お客様から大きな拍手と歓声があがりました。

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靴が汚れないようにビニール袋を靴に巻き、ビニール手袋を装着。手提げ袋をもって、いざ「おおまさり」の畑へ!!土壌がとてもよく耕されており、力をあまり入れなくても簡単に収穫できました。

1株に大きな落花生が20粒ほど鈴なりに実っており、簡単に手でもぎ取ることができたので、ご参加の皆様は

とても楽しそうに作業をされていました。

もちろん収穫いただいた落花生(約1Kg)は、お土産としてお持ち帰りいただきました!

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先乗りしたスタッフ2名で採りたてのおおまさりを塩茹でし、畑から戻ったお客様に茹でたてホクホクをご試食いただき、茹でたてのおおまさりの美味しさを味わっていただきました。

試食しながら茹で方や塩加減などを尾形オーナーから直接伝授していただき、美味しく茹でるために皆様真剣に耳を傾けていらっしゃいました。(紙のレシピもいただけますのでご安心を)

 

例年9月上旬~10月上旬の1か月ほどの期間しか収穫できない企画商品ではありますが、ご好評につき来年2025年も企画募集を行いたいと思っております。

お客様より募集の際にもっと「おおまさり」の情報やツアータイトルのインパクト、大きく写真を使ってもっとこの楽しみを伝えるようなチラシを作った方が良いなど参考になるアドバイスもございましたので、更にパワーアップしてお届けしたいと思っております。

引き続き、「たびコト塾」をご愛顧賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

集合講座だけでなくご自宅から参加できるオンライン講座も多数開催しております!ぜひ興味がある講座がございましたら、お気軽にご参加くださいね☆

→→阪急たびコト塾をもっと詳しく知りたい方はこちらから♪


(ライター:石井)


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 5. お客さまからの声
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みなさんからお寄せいただいた<声>を紹介するコーナーです。

いつも声をお寄せいただき、ありがとうございます♪



●青木 武さんより

吉田さん
お変わりなくお元気ですか?毎日猛暑と急な雷雨で困ります。日中の外出も晴雨兼用の折傘持たないと出かけられません。

岐阜の田舎素晴らしいところですね。写真がとても良いです。あの水場のトマト食べたいです。スーパーマーケットのトマトは品種改良されて、昔のような青臭い酸味のあるトマトは無いですね。何もなくてもがぶりと頬張ると口の中に酸味がいっぱいに広がります。

車旅していた頃を思い出しました。五箇山・飛騨高山・下呂・平湯、懐かしいです。どこにも水桶にきゅうりやトマトが浮かんでいて、食べさせて頂きました。






◇編集部よしだより
青木さん、はい!元気にやっております。暑さが和らいで、やっと過ごしやすい気候になりましたね。(それにしても、今年は暑過ぎました...)
トマトもきゅうりも、叔父&叔母が育てたものなので、野菜の味がしっかりしていて、とっても美味しかったです!そして、今回はミョウガをたっぷり貰ってきました。
確かに、最近の野菜は誰でも食べやすいように改良されていますね。子どもたちが食べやすくなったは良いですが、ちょっと物足りないです。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
 


●匿名希望さんより

9月22日、山形牛づくし、山形ぶどう狩り、空気神社に参加しました。
生憎の朝から雨。最上川の激しく流れる様子をバスの窓からみながら、予定のコースを変更しなから進んで行きました。朝日町のワインを試飲したり、楽しみにしていた山形牛づくしの昼食をいただき、温泉にもはいり、上の山で、ぶどう狩りを楽しんで、その頃には雨も止んでいました。
添乗員さんは、自然に接してくれて、さらりと次の行動の説明をしてくれて良かったです。運転手さんのバスの運転も安全運転に気を遣ってもらい、楽しい旅行をすることができました。
予定どおりに仙台駅に着いて、無事に帰宅しました。誰かも知らない方とのバスの旅、マナーを守って頂きありがとうございます。また、参加したいと思います。

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◇編集部田中より

ツアーにご参加いただき、ありがとうございます。
ご堪能いただいたようでなによりです。
露天風呂は気持ち良いですよね~。
天候ばかりはいかんともし難いですが、それも含めて旅の思い出です。匿名希望さんのように前向きに捉えられると良い思い出として残りますね。
またぜひおでかけください。

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●斉藤 栄二さんより


お昼ご飯は神田・神保町で。

外に出る仕事がない時の昼食は社員食堂が多かった。お寿司、日本そば、うどん、ラーメンに定食など、リーズナブルな値段でそこそこの味であった。特にもりそばは茹でたてがおいしく、ざるの中にそばが少なければブラブラ歩いて、そばが茹で上がる直前に食券を買って並んだものであった。メニューが多くとも毎日では飽きる。

よく近くの神田・神保町に出かけた。ご存じのように神保町は世界でも有名な古書街。古本が並んでいるだけではなく、あるものに特化した本を扱う店も多い。本屋さんと共においしい食事ができるのも神保町ではないだろうか。

すずらん通りの「キッチン南海」ここは洋食やさんで、とんかつ、ピラフ、スパゲッティなどどれもおいしく、中でもカツカレーは並んででも食べたい食事。大きなお皿に揚げたてのとんかつと、お腹がグーと鳴るような香り豊かなカレーが海のようにかかっている。このお店の前には包子と餃子専門のお店。なんでも満州から引き揚げてきた人が開いたお店とか。近くにある額縁屋さんには、黒田清輝が座ったといわれる椅子があり、私も座らせてもらったことがある。

ほかにも中華料理屋さん、夜にはちょっと入りづらいレストラン、餃子専門店、その頃では珍しい回転寿司のお店。どれでも二貫で100円。中にはサービス品で3貫100円もあり、ほとんど3貫盛りを食べたものであった。

てんぷらの「いもや」は今ではかなり有名になってしまった。「いもや」は、てんぷら、とんかつ、天丼のお店がある。てんぷらの「いもや」に入ると、白木の丸いカウンターがあり、真ん中に大きなてんぷら鍋がよい匂いを放っている。てんぷら定食は、エビ、キス、イカやカボチャなどの野菜、それとご飯、お味噌汁がついて5~600円だったと思う。

満ち足りた気持ちで「さぼうる」に入る。古い喫茶店で半地下のようになっている。コーヒーを頼むと白く厚手のぽってりとしたカップで出てくる。これで白い割烹着を着た女給さんがお給仕をしてくれればまさに大正ロマンの世界。

家でお昼を食べることが多くなった今日この頃。以前とかなり様変わりをしたと聞いている神保町。でもまたゆっくりと神保町界隈を歩いてみたい。

◇編集部田中より

神保町は古書の街であると共にグルメの街でもありますよね。私も大好きな街です。
「いもや」は閉店してしまいました。キッチン南海は一旦閉店後、のれん分けで別の場所で開店したと伺いました。ここの黒いカツカレーは食いしん坊男子のヒーローですね。
キッチン南海の向いにあった餃子の名店「スヰートポーヅ」も閉店しました。さぼうるは今も元気に営業しています。
斉藤さんのお話を聞いていたら久しぶりに神保町へ行きたくなりました。



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●並木敬晴さんより

9月16日から3日間、貴社の個人ツアーを利用して、水上温泉での温浴と谷川岳周辺の散策を楽しんできました。
今回は温泉好きの皆様に、広大な庭園に囲まれた風情のある「露天風呂」をご紹介させていただきます。
東京駅から上越新幹線を利用して約2時間。水上温泉郷の入口に位置する源泉湯の宿として知られている「松乃井ホテル」の庭園内には「回廊」で結ばれた三つの露天風呂があり、それぞれを自由に行き来(ゆかたを着て移動する)できる画期的な造りになっていることに、びっくりしました!
またホテルからはサービスとして「お風呂セット」が入っている「籠バッグ」も提供されていて、移動しやすい心遣いにも感謝です!
三つの露天風呂は「大露天風呂:火あかりの湯」をはじめ「庭園風呂:蛍あかりの湯」「大浴場の露天風呂:月あかりの湯」と名づけられており、名前の通りそれぞれが異なる浴場になっていて、飽きることのない源泉かけ流しと温浴を楽しんできました。
特に一番印象に残った「大露天風呂:火あかりの湯」には、広い敷地内にふたつの露天風呂があります。
ひとつは、総ヒノキ?づくりの柱で支えられている、昔風の屋根付きの大きな露天風呂。
もうひとつは庭の奥にあって、いくつかのごつい岩と池に囲まれている、隠れ家風の露天風呂です。
周囲はうっそうとした森と木々に囲まれ、昼間は森林浴を楽しみ、夜間は池の中で「炎」が光り輝いていることで、幻想的な雰囲気の中、湯船に浸かりながらの温浴は最高でした!
またこの露天風呂に行くには、ホテルの「演出」がありました。
外気を感じながら、右側に広がっている緑の庭園に囲まれた「回廊」を進んで行くと、正面に「炎」が輝く、池が見えてきます。その突き当りを左に曲がると、露天風呂からの灯りが差し込む趣のある木製の板塀が現れてきます。この板塀を眺めながら、渡り廊下を下って行くと、ようやく露天風呂の入口に到着となります。
このように露天風呂へ行くまでの「雰囲気」づくりと「期待感」を盛り上げていく、ホテルの「気配り」に最敬礼です!
お蔭様で滞在していた3日間、昼と夜6回の温浴を堪能してきましたが、雪が降る時期に来れば、もっと素晴らしい、新しい体験ができるでしょうね!
「火あかりの湯」のほかにも、水深1mもある浴槽(蛍あかりの湯)や、用意されている椅子に座わって、月を眺めながら瞑想したり、森林浴を楽しめる浴槽(月あかりの湯)等自由時間を楽しめる「露天風呂」がいっぱいでした。
皆様にも、是非この露天風呂の雰囲気を味わっていただきたく、紹介させていただきました。

わたしが撮影しました写真をご紹介します。

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ホテル「松乃井」  

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ホテルの広い庭園と「回廊」 
*「回廊」には、屋根が縦横に張り巡らされています。

水上温泉写真3.jpg「回廊」の一部

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池の中の「炎1」

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「火あかりの湯」入口と趣のある板塀

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「火あかりの湯」左奥に岩の露天風呂があります

水上温泉写真7.jpg
池の中の「炎2」 

◇編集部田中より

緑豊かな自然の中で露天風呂に浸かる。これほどの贅沢はないですね。

回廊で結ばれた3つの露天風呂を巡ると気分はお殿様ではないでしょうか。詳細レポートをありがとうございました。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

「お客さまからの声」のコーナーでは、お客さま新聞を読んだ感想、ご意見、エッセイなどをご紹介しています。

みなさんに伝えたいこと、聞いて欲しいことなど、何でもOKです!

ぜひお気軽にお寄せください♪


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 5. 編集後記
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若い頃は、ハウツー本とかよく読んでいました。
ビジネス系とか恋愛成就系とか(笑)。
ハラハラドキドキするミステリーも読んでいました。
年を重ねるにつれて時代小説なども読むようになりました。

そして今は、昭和の名作(ジャンルでいうと文芸書かな)の良さがわかるようになってきました。
若い頃にはまず手にしなかったであろう本です。

11月に東北の湯治場に5日間くらい滞在する予定です。
今回ご紹介した庄野潤三さんや島田潤一郎さんの本はその時持っていこうと思っています。

みなさん、「読書の秋」を楽しみましょう!

それではまた来月、元気でお会いしましょう!秋が大好きな田中でした。

(編集部・田中)

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