
みなさ~ん!お元気でしたか?
阪急お客さま新聞編集部の田中です。
「令和」の時代になりましたね。
昭和から平成になった時とはずいぶん雰囲気が違っていたように思います。
いい意味で歓迎ムード、新しい船出に際し明るい光が差していたように思います。
「令和」という元号がついた云われとして万葉集が話題となり、奈良時代~平安時代の様子がクローズアップされました。
「梅花の宴」などと聞くと当時の優雅な世界が偲ばれますが、実際には当時は大変な時代だったようで、飢饉や疫病(天然痘等)で道端には行き倒れや野たれ死にした人がいたりと、けっして生きやすい時代ではなかったようです。
和歌や宴などは貴族の世界の話でと庶民には関係なかったということもあるのでしょうが、貴族の社会も大変だったようです。出世争いに明け暮れたり、政治的にも遷都が頻繁に行われたり、近隣諸国(今の中国や韓国)は乱世だったようで、外交も安定はしていなかったようです。
そんな生きることに厳しい中、和歌の「豊かで情感溢れる世界」を表現できていたのはなぜなんだろうか?と思いました。そこにはおそらく「心の持ちよう」という側面があったのではないかなと思います。
今の時代の方が当時よりはるかに便利で選択肢も多く、生きやすい社会なのではないかと思います。
日常には、今も昔もいろいろ辛いこと、苦難、心配事などあったでしょうが、それらを踏まえた上で、豊かなもの(こと)に思いを馳せるという「心の持ちよう」がそれらを乗り越える(又は受け入れる)という部分があったのではないかと思います。
「不自由の中で自由に思い焦がれる」ことで、その思いはさらに情熱的になったのかもしれません。
いつの時代も100%満足できる社会はありえないと思います。そんな、自分の思い通りにならない世の中で生きていくのに大事なのはやはり「自分の心の持ちよう」が結構大きなエネルギーになるのかな、なんてことを元号替わりの今回、思いました。
皆さんはどう感じられたでしょうか?
さて、新年度になって約1ケ月半、五月病に負けないように、今月も阪急お客さま新聞でごゆるりとおくつろぎください
○●○● 5月号の目次 ●○●○
1.お客さま投稿コーナー : 私が癒されるもの
2.今月のお話(よっすぃ~): 革小物、作りました♪
3."阪急たびコト塾" : 6月のおすすめ講座(東京)
4.お客さまからの声
5.耳より情報 :クルーズサロンがオープンしました
6.編集後記
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みなさ~ん、お元気でしたか?
阪急お客さま新聞編集部の田中です。
本年もよろしくお願いします。
みなさん、お正月はどうお過ごしでしたか?
太平洋側では晴天が続き、日本海側では大荒れの天候でしたね。
私の実家は広島県の北部にある三次(みよし)市という町なのですが、中国山地の山麓部に当たり、
少し北に行けば島根県に入るという場所に位置しています。
広島県というと瀬戸内の温暖なイメージがあるかもしれませんが、県北部は日本海側の気候に近く、
冬の空は鉛色でどんよりし、霧も深く雪も降ります。
三次では昨年末から雪が降り積り、近年ではかなり冬らしい天候でした

まだ雪が積もる前の私の実家そばの風景です。田舎でしょう?(笑)
私は年末年始は家庭の事情があり、約30年ぶりに2週間以上も実家に滞在していました。
その詳しい話は後ほど。
それでは本年もどうぞ阪急お客さま新聞におつきあいくださいますようお願いします。
○●○●○ 1月号の目次 ○●○●○
1.お客さま投稿コーナー : 私が好きなおせちの一品
2.今月のお話(田中):忘れられない正月
3."阪急たびコト塾"
4.お客さまからの声
5.編集後記
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みなさ~ん、お元気でしたか?
「阪急お客さま新聞」編集部の田中です。
日本は世界でもトップクラスの長寿国ですね。
日本人の平均寿命は男性81.9歳、女性87.26歳(2017年/厚生労働省)ですが、これ以外にも
“健康寿命”というのがあるそうです。
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく
(寝たきりや介護の状態ではない)生活できる期間」で日本人は男性72.14歳、女性74.79歳だそうです。
平均寿命よりも健康寿命の方を上げていくことが大事だということがわかりますね。
さて全国で40万人以上の65歳以上の方に600項目にも及ぶアンケートを取り、膨大なデータを“AI”が分析を行った結果、思いもよらないことがわかったそうです。
それは「健康寿命を延ばすためには『運動や食事よりも“読書”が大事』」ということです。
ん?えっ?読書・・・?
全国で一番健康寿命が長いのは意外にも(失礼!)山梨県だそうです。
しかし山梨県は運動の実施率が全国で最下位ということもあり、山梨県の職員の方もなぜ
山梨県人の健康寿命が長いのかわからなかったそうですが、上記結果から調べたところ
なんと山梨県は人口に対する“図書館の数”がダントツで日本一だったことがわかったそうです。
そこから専門家が推測した健康寿命が長い理由としては以下のようなことでした。
・図書館に行って本を探すことが良い運動になっているのでは?
・読書により知的な刺激を受けているのでは?
・読書することで過去の記憶を呼び覚ますことにつながるのでは?
・読書によって心が動き、それが行動につながるのでは?
「う~んなるほど、わかるような気がする」という気持ちと「ほんとにそうかなあ」という疑念が
起こりましたが、ともかくAIのビッグデータ分析力のすごさに驚きましたね。
人間の頭だけではこういう結果は導き出せないんじゃないでしょうか。
もちろんこの結果から「運動をする必要はない」「食事を気をつけなくてもよい」ということは言えませんよね。
ただ、健康な日々を送るには身体だけでなく精神面(脳、心)は大きな影響を及ぼすということは言えそうです。
私も週2回ジムに通っていますが、上記結果をジムをさぼる言い訳にすることなく(笑)、ジム通いはしっかり継続しつつ、脳と心に刺激を与える読書はもっと励もうと思いました。
秋という読書に最適なシーズンでもありますしね!
さて、阪急お客さま新聞もある意味「読書」といえるかもしれません。
皆さんの知的好奇心を刺激することができるでしょうか!(笑)
今号もどうぞよろしくお願いします。
■・□・■ 11月号の目次 ■・□・■
1.お客さま投稿コーナー : 秋の味覚といえば
2.お客さまからお客さまへ:青木武さま~K.Sさま
3.今月のお話(にしうー): スーツのお話
4."阪急たびコト塾":初登場
鹿児島支店
5.お客さまからの声
6.耳より情報:「阪急交通社のおせち」はいかがですか?
7.編集後記
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この度の台風21号並びに北海道胆振東部地震により
被害に遭われた地域のみなさまには心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く日常生活に戻れますようお祈りいたします。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
みなさん、こんにちは
「阪急お客さま新聞」編集部の田中です。
9月28日公開の映画「散り椿」の試写を観ました。
阪急交通社は「散り椿」の映画制作委員会の一員なんですよ。
朴訥で不器用だが愛する女性のため命を懸けて戦う男の切なくも美しい愛の物語で、
中年男性がいかにも好きそうな物語です(笑)
とっても美しい映画でした。“本物”を感じさせる映画でした。
なぜかというと、時代劇といえば、どこか「とってつけたような造り物感」がしてしまうのは致し方ないと思うのですが、この映画はそういう“張りぼて感”を受けない作品でした。
例えば、畳のへり、柱、着衣、屋敷の中から見える外の風景、虫の声、鳥のさえずり、カラスの鳴き声、川を流れる水の音、跳ねる魚、鍋で粥を煮る音、馬が駆ける地響き、そういったひとつひとつのシーンがすごく生き生きとして伝わってきました。
中でも私が心惹かれたのが「雪のシーン」です。
降りしきる雪がすごく美しい。雪が降る音が聞こえました。“サタサタ”と。
それら美しいシーンを加古 隆さんの切なく凜としたピアノが協奏します。
これまでに見たことのない新しい時代劇だと感じました。
主人公役の岡田准一さん、めちゃくちゃカッコいいです。殺陣は秀逸です。
アイドルグループのメンバーというだけでなく、
朴訥で不器用で誠実な男を演じさせたら今やピカイチの俳優さんになられましたね。
義妹役の黒木華さん、こちらもとっても素敵です。ほとんどの男性が憧れるであろう女性像だと思います。
「散り椿」は切なく美しい映画ですが、観終わった後、清々しさにも包まれる作品です。
皆さんもぜひご覧ください。女性もきっと楽しめると思いますよ。
映画「散り椿」公式サイトはこちら
http://chiritsubaki.jp/
それでは、尋常ではない今年の酷暑もひと息ついてきたこの頃、
じっくりと「阪急お客さま新聞」をお楽しみいただくには良い季節になってきましたね。
今号もどうぞおつきあいください。
★・☆ 9月号の目次 ☆・★
1.お客さま投稿コーナー : 私の可愛いペット
2.お客さまからお客さまへ:青木さまへ
3.今月のお話(はっぴー): 念願の鹿児島&宮崎旅
4."阪急たびコト塾" :クルーズセミナー(高知)
5.お客さまからの声
6.耳より情報:ツーリズムEXPO
7.編集後記
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