
みなさーん!こんにちは
阪急お客さま新聞 編集部の田中です。
私には学生時代から、かれこれ30年以上つきあっている友人がいます。
その彼とひさしぶりに杯を酌み交わしました。
その酒場で彼が言ったのです。
「俺たちもそろそろ定年が見えてきたよな。俺は定年後やろうとしていることがあるんだ。
それは自分が今まで生きてきて関わったすべての土地をもう一度改めて巡りたいんだ。
子供の頃、学生時代、会社に入って出張、転勤、旅行などを通じて自分が関わった場所。その土地にもう一度行って、自分の足を置いて踏みしめたい、確かめたいんだ。」
そして彼はこうも言いました。
「昔の映画を観ると、懐かしい風景や街並みが見えるだろ。でも日本は目まぐるしいスピードで変わっていってるから、少し前、例えば10年前の映画では見られた風景が今はもう変わってしまって見られなくなっている場所も多い。
そういう面から言うと、今さら過去自分が関わった土地に行っても、そのあまりの変わりようにがっかりするだけかもしれない。
でも、それでも俺は、自分が関わった土地に改めて自分の足で跡を残したいんだ。」
親父ふたりの夜はしみじみと更けていきました。
さあ、今月も阪急お客さま新聞です。
師走のあわただしい夜、あなたのお手もとに、そっとどうぞ。
★☆★12月号の目次★☆★
1. お客さま投稿コーナー:最近見た映画
2. 今月のお話(うわじい):YouTubeはじめました。
3. お客さまからの声
4. 編集後記
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みなさーん!こんにちは
阪急お客さま新聞 編集部のよしだです。
みなさん、「タオルアート」ってご存知ですか?ホテルの部屋(ベッドの上など)で、時々みかけるアレです。

<第一ホテル東京のタオルアート例>
そのタオルアート作りを体験する講座に参加してきました。その名も、阪急たびコト塾『第一ホテル東京のホテリエが教える、タオルアートとホテル利用術』 です。
作ったのはクマとウサギ、材料はタオル、輪ゴム(白色)、小さなシール(目・鼻用)だけです。
写真にあるタオルアートの例を見て「難しそう~」と思いましたが、丁寧に教えていただいたので、バッチリ作れましたよ!
その様子をたびこふれの記事にしましたので、ぜひご覧ください!(詳しい作り方も載せてあります。)
>>たびこふれ:【体験レポ】第一ホテル東京のホテリエが教える"タオルアート"と"ホテル利用術" in 阪急たびコト塾
とっても可愛く作れて、ちょっとしたプレゼントにもできちゃう!おすすめですよ~~。
それでは、今月もお客さま新聞をお楽しみください\(^O^)/
♪♪♪ 11月号の目次 ♪♪♪
1. お客さま投稿コーナー:楽しみにしているテレビ番組
2. 今月のお話(しおりん):ひさしぶりの近場旅行
3. 阪急たびコト塾のすすめ:VR体験レポート(関西エリア)
4. お客さまからの声
5. 編集後記
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みなさーん!こんにちは
阪急お客さま新聞 編集部の田中です。
NHKの朝ドラ「おかえりモネ」見てますか?
すごく面白いです。
私は中国駐在の頃から時差の関係で朝ドラを出勤前に見られるようになったのをきっかけに、それ以来見ています。ちょうど「あまちゃん」くらいからでしょうか。
主人公の百音(もね)は、故郷の気仙沼で、地元の役に立ちたいと孤軍奮闘しますがなかなかうまく行きません。
落ち込む百音に藤竜也演じるおじいちゃんが言います。「しぶどぐいげ(しぶとくいけ)」と。
考えてみたら最近の世の中は「しぶとく」いくことが少なくなったのではないかと思います。
ちょっとうまくいかなかったりするととすぐ諦めてしまう。
「これはうまくいかなかったから切り替えて次行こう」という感じで。
スピードと効率化を重視するために、「石にかじりついででも初心を全うする」という気持ちが薄れていっているように思います。
「しぶどくいげ」
何十年も漁師として海と戦ってきたおじいちゃんだからこそ言える重みのある言葉です。
この「阪急お客さま新聞」を始めてからかれこれ16年になります。
会社にことさら評価されることもなく(笑)、有志でしぶとく続けてきました。
諦めて、やる気がなくなって、いつ止めてもおかしくなかったと思います。
それを続けてこれたのは、「こういうものをやりたい、やるべきだ」という思いがあったからだと思います。
しぶとくやる価値を今改めて感じています。(お客さま新聞以外で、途中で止めてしまったことはたくさんあるんですけどね(笑))
これからも阪急お客さま新聞はしぶとく行きますので、どうぞおつきあいください。
さあ、今月も参りましょう!
秋の夜長のお手もとに、お客さま新聞をそっとどうぞ。
★☆★ 10月号の目次 ★☆★
1. お客さま投稿コーナー:愛用しているもの
2. 今月のお話(にしうー):テイクアウト特集
3. お客さまからの声
4. 編集後記
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みなさーん!こんにちは。
阪急お客さま新聞 編集部のよしだです。
この間まで暑かったのに、何だか一気に秋がやってきましたね。急に涼しくなったので、体調など崩されていませんか?
先日、久しぶりにお気に入りのバッグを持って出掛けました。

お店で「キレイな色!」と一目惚れして購入したものです。正確には忘れてしまいましたが、かれこれ15年くらいは使っています。
色が気に入っただけでなく、肩も掛けられるし、手に持ってもちょうど良い長さだし、マチがあるので、意外とたくさん入るし、通勤にもちょっとしたお出掛けにも、大活躍なんです。
他にもバッグはいくつか持っていますが、ここぞ!の時には、なぜかいつもこのバッグを選んでしまいます。
持ち手が擦れたり、色が褪せたりして、傷んできても、やっぱりこのバッグがいいんですよね!笑笑。これからもお手入れしながら使い続けていこうと思っています。
みなさんにも、そんなお気に入り&手放せない愛用品があるでしょうか。。。
ではそろそろ、今月のお客さま新聞を始めてまいりましょう!どうぞ最後までお楽しみください。
■□■ 9月号の目次 ■□■
1. お客さま投稿コーナー:新しい生活様式
2. 今月のお話(はっぴー):東京・狛江の魅力
3. お客さまからの声
4. 編集後記
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みなさーん!こんにちは
阪急お客さま新聞 編集部の田中です。
いろいろ言われた東京オリンピックも終わりましたね。
私としては開催してもらって良かったと思っています。アスリートたちから「スポーツをする歓び」「スポーツの力」を教えてもらえたからです。
フィリピンのスケートボード選手ディダルさん。失敗してもニッコリ笑顔、他の選手を褒めたたえる姿。
水泳の萩野公介選手の「この場所に居られて幸せでした」という充実感に溢れた顔。
果敢に難易度の高い技に挑戦し、失敗した岡本選手の元に他の選手がかけより、その勇気を称えあう爽やかな光景。
失敗を恐れず、悔いのないように精一杯力を出し切る。結果よりもそのこと自体が価値のあることなんだと改めて教えてもらいました。
さて、24日からパラリンピックが始まります。
阪急交通社は走り幅跳びの中西麻耶選手を応援しています。
彼女は8月28日の走り幅跳びに出場します。
中西さん、小さな体ですが、その半生は壮絶なものでした。
それがわかるこの記事↓を読んでください。
★「あきらめない心」本物のアスリート中西麻耶
さあ、今月も阪急お客さま新聞!です。
ワクチンの威力、早く効いてきて欲しいです。
★☆★ 8月号の目次 ★☆★
1. お客さま投稿コーナー:東京2020オリンピック
2. 今月のお話(よっすぃ~):新しい働き方
3. お客さまからの声
4. 耳より情報:たびこふれサロンへのお誘い
5. 編集後記
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みなさーん!こんにちは。
阪急お客さま新聞 編集部のよしだです。
あちこちから梅雨明けの便りが聞こえて、そろそろ夏も本番に突入ですね!
さて、先日「JALリモート工場見学」に参加しました。
普段はリアルな工場見学を行っていますが、コロナ禍のため、現在は「リモート」に切り替えているそうです。
参加費は無料、所要時間は約45分。内容は、航空教室、展示エリア紹介、格納庫案内です。ただ動画を見るだけでなく、要所要所で、JALのスタッフが案内してくれます。
(実際の様子を画像でお見せしたいところですが、配信映像の二次利用は許可されていませんので、想像しながらお読みくださいね。)
航空機の飛ぶ仕組みや羽田空港のことを学んだり、展示エリアを見たり、本物の飛行機をズームアップで見たり学んだり・・飛行機には何度も乗っていますが、知らないことが多くて、とっても勉強になりました。
お子さんにもわかりやすい内容なので、ご家族みなさんで楽しめると思います。
お子さんやお孫さんの「夏休みの自由研究」にいかがでしょうか?良かったら、体験してみてくださいね。※事前に予約が必要です。
→→JALリモート工場見学のサイトはこちら
それでは、本題にまいりましょう!今月もお客さま新聞、どうぞ最後までお楽しみください♪
◆◇◆ 7月号の目次 ◆◇◆
1. お客さま投稿コーナー:この夏にやりたいこと
2. お客さまからお客さまへのお便り
3. 今月のお話(池村):やさしい字幕プロジェクト
4. 阪急たびコト塾のすすめ
5. お客さまからの声
6. 編集後記
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みなさーん!こんにちは。
阪急お客さま新聞 編集部の田中です。
先週あたりから暑くなってきましたね。
実は私、この時期の気候があまり好きではありません。
冬の低山登りが好きな私。
なぜ冬の山登りが好きなのかというと、澄みきった空気で遠くまで見渡せる眺望の良さ、ぴーんと張りつめた冷気の中、山頂で食べる温かいスープの美味しさなど、冬しか味わえない世界があるからです。
逆に今の時期が好きでない理由は、天候も不安定で、雨も多く、晴れていたとしても霞んで遠くまで見渡せないことが多い、歩いていると暑くなってくる!虫や蛇などが出はじめる、などです。
まぁ、敢えてこの時期のいいところを挙げるとしたら、山登りに関しては、新緑の青葉は美しいです。
また、夜明けが早く日暮れが遅いので、1日たっぷり楽しめることも良いところでしょうか。
仕事を終えて18時過ぎに会社を出てもまだ明るいと嬉しくなります。つい赤ちょうちんに誘惑されたりして(今は我慢ですが)。
そういえば、ローマに駐在していた頃、日本の友達に「ローマに旅行するならいつがおすすめ?」と訊かれたら「6月」と答えていたことを思い出しました。
なぜかといえば、イタリアには梅雨がないので、じめじめ雨の多い日本を脱出できること、1日が長くたっぷり遊べること(ローマはこの頃夜9時くらいまで明るいのです)、そして日本ではゴールデンウイークや夏休みはピークシーズンのため、旅行代金がお高めですが、6月はショルダーシーズンに当たり、比較的リーズナブルなこと。
そう考えると、6月も意外にいいところあったな、と書きながら思いました(笑)
さて、話は変わりますが、京都の「東福寺」ってご存じですか?
「京都で紅葉といえば東福寺」と言われるくらい、もみじが美しいお寺です。
数年前、紅葉の時期に東福寺に行って、京都生まれのガイドさんにお話を聞いたのですが、その方がおっしゃっていたのは「東福寺は紅葉はもちろんいいのですが、個人的には青もみじの時期をおすすめします。とっても青葉がきれいだし、人もそれほど多くないので、穴場ですヨ」と。
その東福寺が今年初めて青もみじの時期に、夜のライトアップイベントを開催するそうです。
阪急交通社グループのWEBメディア「たびこふれ」で、ライターねぎおさんがレポートしてくれていますので、ご紹介しましょう。
ライトアップ期間は6月4日から8月9日まで。ご都合のつく方は、初めての東福寺の青もみじライトアップイベント、おでかけになってみてはいかがですか。(コロナ感染対策もきちっとされているようです。)
>>紅葉の名刹・東福寺で【史上初】青もみじライトアップ!
さあ、今月も阪急お客さま新聞!です。
梅雨空を吹っ飛ばせ!元気よく参りましょう!
◆◇◆ 6月号の目次 ◆◇◆
1. お客さま投稿コーナー:スマホに依存していますか?
2. 今月のお話(エミール):思わぬ発見
3. お客さまからの声
4. 編集後記
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みなさーん、こんにちは!
阪急お客さま新聞編集部のよしだです。
今年は例年よりも梅雨入りが早いようですね。
東京もまだ梅雨入り宣言はありませんが、雨や曇りの天気が続いています。
さて、そんな中、私は出社と在宅勤務が半分ずつという日々が続いています。
昨年からスタートした在宅勤務。回数を増やしたり、減らしたりしながら、もう1年以上続いています。
最初は職場から離れた場所で仕事をすることに戸惑い、オンとオフを切り替えるのも難しかったです。
「やっぱり在宅勤務は効率が悪いなぁ」と感じていましたが、やり方や場所を変えたり、椅子の代わりにバランスボールに座ったり、工夫を続けて、ずいぶん改善されました。むしろ、出勤するよりも集中できるかもしれません。笑笑

<昨年はクロマキー(緑色の布)が大活躍しました!>
そんな中でも、慣れないというか困っているのは「ちょっとしたお喋りができない」ことです。
オンラインでミーティングがある時は(画面越しとはいえ)、人と話すことができるので良いのですが、何もない日は、夜までずっと一人。
そうすると、話したい事(といっても大した内容ではないちょとした事)が溢れて、夫が帰宅した時にマシンガンのように喋ってしまいます。
仕事の合間にする、ちょっとしたお喋り、立ち話、井戸端会議って、大切だったんだな~と実感しています。
なので、最近の出社の楽しみは「ランチタイムのお喋り」です。
正面に座らないように気をつけたり、食事が終わったらマスクをしたり、今までとは少し違いますが、それでもかなりストレス解消になっています。
さて、今日は何を食べに行こうかな♪
それでは、今月のお客さま新聞もどうぞ最後までお楽しみください。
★☆★ 5月号の目次 ★☆★
1. お客さま投稿コーナー:名前の由来
2. 今月のお話(田中):スマホの奴隷にならないようにするには
3. 阪急たびコト塾のすすめ:出張たびコト塾 INセントレア(名古屋)
4. お客さまからの声
5. 編集後記
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みなさーん、こんにちは!
阪急お客さま新聞編集部の吉田です。
急に季節が進んで、すっかり初夏の陽気ですね。暖かくなって(というより暑くなって)、日差しが痛いくらい。私が好きな季節(夏)もすぐそこです。
さて、突然ですが・・・みなさんはご自分の名前(ファーストネーム)の由来や名づけられた理由を知っていますか?
誰もが持っている名前は、様々な想いで名づけられ、色々な意味があると思います。名字は変わることがあっても、名前は一生付き合っていく、一番身近で大切なものですよね。
私・吉田の名前は葉子(ようこ)です。ようこという名前の方はたくさんいますが、この「葉」を使った葉子は割と少ないです。(今までに数人しかお会いしたことがありません。)
なぜ葉子になったのかというと、それは8月に生まれたから。そう、8月(葉月)に生まれたので、葉子と名づけたそうです。わかりやすいですよね!笑。
そういえば子供の頃、国語の授業中に「1月は睦月、2月は如月・・8月は葉月」と先生から教えられた瞬間、同級生たちから「もしかして?」「そうなの?」と聞かれたことを覚えています。そんなわかりやすい名前ですが、とても気に入っていますし、そう名づけてくれた親にも感謝しています。
さらに、今でも名前に「葉」がつく人に出会った時には、つい「8月生まれですか?」と聞きますし、そうだとわかると親近感が湧いちゃいます。
みなさんの中にも「葉」を使った名前の方がいらっしゃったら嬉しいなぁ、なんて思いつつ・・・そろそろ、今月のお客さま新聞の本編にまいりましょう。
今月もどうぞ最後までお楽しみください!
■□■ 4月号の目次 ■□■
1. お客さま投稿コーナー:次の旅はココに行きたい
2. 今月のお話(うわじい):観光地の現状レポート(関西)
3. お客さまからの声
4. 耳より情報
5. 編集後記
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こんにちは。お客さま新聞編集部の田中です。
この阪急お客さま新聞では、私はかなり個人的なこともお話しさせていただいています。(今回の冒頭もそういう話ですので、お好きではない方は読み飛ばしてください。)
昨年末、母が逝去し、それを追うように2月に父が逝きました。(私は山登りが好きなのですが、富士山の日<2月23日>に旅立ちました。)
親が子より先に亡くなるのは、世の常ですから、それはしかたがないことなのですが、私には両親の死後に恐れていたことがありました。
それは「親がいない家に帰る淋しさ」です。(私はひとりっ子です。)
これまで、帰省した時には、家にはいつも「人の温もり」がありました。明かりがありました。
それが親がいなくなり、ひと気のない家に帰る。残された親の遺品に埋もれ静けさと淋しさにうずくまる自分の姿。
それは想像するのも恐ろしい光景でした。
しかし。
実際にその場に立ってみたら、私は自分が思ったよりも、冷静でいられました。
その理由ははっきりとはわかりませんが、ある程度受け入れる覚悟ができていたこと、子供として、親に生前してやれることはしてやれた、という自己納得感があったからかもしれません。
葬儀や役所手続きなどで実家に約1週間滞在しましたが、ひとり鍋をつつきながらお酒を飲んだりして、けっこう優雅にやっていました(笑)
ひとりごとで親父やおふくろと会話しながら。
そして、その気持ちが落ちつくキッカケになったのは、実家近くに住む叔母の気遣いでした。駅からタクシーで家に着いたのは、夜7時くらいでしたが、家には電気が灯っていました。叔母が、私が暗い家に帰るのは淋しいだろうと、点けておいてくれたのです。
「人生は思い出でできている」と誰かが言いました。
楽しいことも、うれしいことも、悲しいことも、辛いことも、それらの感情すべてが自分の人生を積み上げています。親が亡くなっても私の人生は続いていきます。
またひとつ、かけがえのない思い出ができました。
さあ、気を取り直して、今月も阪急お客さま新聞!です。
春がやってきました!新年度も元気満開で参りますよ~!どうぞお楽しみください。
★☆★ 3月号の目次 ★☆★
1. お客さま投稿コーナー :まわりで見つけた春
2. 今月のお話(しおりん):おうち時間にハマったこと&春のお出かけ
3. 阪急たびコト塾のすすめ:古事記入門講座をレポート(関西エリア)
4. お客さまからお客さまへのお便り
5. お客さまからの声
6. 編集後記
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