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みなさ〜ん、こんにちはsmiley

 

阪急お客さま新聞編集部の田中です。

 

私は、最近ユーチューブにハマっています。

 

夕食後、寝るまでの時間にスマホで観ているので、

 

目が冴えて睡眠不足がちになり、あまりよくない習慣なのですが、見始めたら止まらないんですよね~

 

私はゲームはまったく興味なく、かたときもスマホを手放せない中毒でもないのですが、ユーチューブにはやられました。

 

すごく面白いです。地上波のテレビではやらない、どちらかというとマニアックなBS番組のようなコンテンツが多いです。

 

動画製作者がそれを好きで好きでたまらない、という熱意とこだわりが伝わってきて惹きつけられます。

(なかには、よーやるわ、というバカバカしいのもありますが、それはそれで面白い)

 

最近「フランス人の反応」というチャンネルを見つけました。

 

フランス人に日本の●●を体験させてみてその反応を見るというシリーズですが、その中に「フランス人に日本酒の熱燗を飲ませてみた」という回がありました。

 

日本熱燗党の私としては、これはフランス人の反応を見ておかねば、とばかりに視聴しました。

熱燗に対するフランス人の反応はおおむね良好で私はとても気分がよかったのですが、その中で面白い表現に出会いました。

 

それは、「お味はどうですか?」とインタビュアーが訊くと「うん、悪くない」と答えるフランス人が多いということです。

 

日本語で「悪くない」と言えばどちらかというとネガティブな印象を受けませんか。

「美味しいか美味しくないかと聞かれればまあまあかな(たいしたことはないね)」

 

ところがフランス人にとって「悪くない」という答えのニュアンスはポジティブだというのです。

「悪くない」は「うん、いい(美味しい)じゃん!」というポジティブな意味で使われるようです。

 

「素直に美味しい」と言えばいい(笑)ものを「悪くないね」という、このややひねくれて、斜に構えた応え方がなんともフランス人らしい(ごめんなさい!)受け答えだな、と思って一人で「フフッ」と笑ってしまいました。

 

そのユーチューブ動画がこちらです。

 

★YouTube:<熱燗(あつかん)>を初めて飲んだ【フランス人の反応】

https://www.youtube.com/watch?v=BUdCdMSN3y0

 

 

その他にも昭和の歌謡曲動画とか、プロレス動画とか、懐かしく当時の裏話が聴けるような動画が私は好きなのですが、

 

皆さんがハマっているユーチューブ動画があればぜひ教えてくださいね。

 

さあ、今月も阪急お客さま新聞!です。

 

どうぞじっくりとお楽しみください。


  ◆◇◆ 9月号の目次 ◆◇◆

1.お客さま投稿コーナー   :お気に入りのテイクアウト
2.今月のお話(エミール):近場にお出掛け♪

3.お客さまからの声
4.  “阪急たびコト塾”
のすすめ
5.耳より情報:ぬいぐるみツアーはいかが?
6.編集後記

 

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  1.お客さま投稿コーナー〔お題:お気に入りのテイクアウト〕
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今月号のお題は【お気に入りのテイクアウト】ですrestaurant

早速、ご紹介しましょうnote
 


mail 青木 武さまより

【お気に入りのテイクアウト】

 

 

新型コロナウィルスの影響で「お持ち帰り出来ます」をあちこちのお店でやっています。お店にとっては生きるか死ぬかの死活問題ですから、容器の開発から見栄えや栄養バランスを考えて沢山出ております。

 

因みに以前からのテイクアウトは二つです。

一つ目は吉野家の牛丼で並盛に頭大盛です(ご飯は普通盛りで牛肉を大盛)。若い頃から慣れ親しんだ味で、いつ何処で食べても美味しいです。

1.頭大盛 2.ネギダク(玉葱多め) 3.つゆダク(汁多め)

4.大盛  5.特盛 6.超特盛 色々注文方法あり

 

昔、会社の運動会で所属の事業部で80食注文(当時の部長が牛丼?)。食べ始めて「なかなかいい味している」なんて事もありました。

 

狂牛病で米国産の輸入が止まり、吉野家は豚丼やカレーで営業して窮地に追い込まれました。輸入再開後、当時長蛇の列で店内飲食中テイクアウトを頼んだら、「一旦外に出て持ち帰りの列に並んで下さい」と言われました(笑)その位待ち焦がれていたお客様がいたのです。

 

二つ目はミスター餃子(西川口)です。一人前240円(6ヶ)

焼き餃子を電話注文して取りに行きます。餃子専門店でラーメンもあります。40年近く営業していますね。土曜日にランチで4~5人前食べに良く行きました。ある時財布忘れて(食べ終わって気づき)「ごめん!!財布持ってない。時計とメガネ置いて行くから15分待ってもらえますか?」

「良いですよ、閉店までにお持ちください」そんな想い出もありました。

 

早くコロナ収束してマスク無しで普通に食事がしたいです。

 


◇編集部・田中より

吉野家の牛丼、美味しいですよね~。私も大手3社の中で「牛丼」と言えばやはり吉野家が好きです。

ときどき無性に食べたくなります。牛肉という高級食材を手軽に食べられるようにしてくれた立役者は吉野家でしょう。

学生の頃やってたCM「はっや~い、やすい、うまいのさんびょうし~ ここは吉野家、味の吉野家、牛丼ひとすじ~80年~♪」が懐かしいです。

実は実家の近くには今でも吉野家は無くて、初めて食べたのは大学生の頃だったと思います。

すき焼き丼とも違う、これまで食べたことのない味に驚いたのを覚えています。

 

ミスター餃子もおいしそうですね。

味もそうですが、お店の雰囲気や店員さんとのやりとりが思い出に残りますよね。

 

海外に住んでいた時、馴染みの食堂の定食とか、夢に出てきて困りました(笑)
 

 

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さて、来月号のお題は、【今、私がハマっていることです。

田中はYouTubeにどっぷりハマっているようですが、みなさんは何にハマっていますか??

3年くらい前にも一度お聞きしましたが、きっとその頃とは変わっていることでしょうnotes

ぜひ教えてくださいねheart02

mailtoお題への投稿は↓↓こちらからお寄せください!
https://www.hankyu-travel.com/wakuwaku-paper/mail.php


ちなみに、以前お聞きした時の新聞は↓こちらです。

■お客さま新聞その145(2017年12月号)
https://blog.hankyu-travel.com/staff/newspaper/201712217338.php
 

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  2.今月のお話(エミール)
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みなさーん お久しぶりです、エミールですsmiley

 

前回はコロナでいろいろなことが起こる前だったのですが、自ら行う引きこもりと、自粛してねと言われるのとでは気の持ちようも違い、なんとなく世の中の空気も鬱々していた気がします。

 

少しずつですが、いろいろ動き始めてきました。まだまだ油断はできませんので、三密対策にうがい手洗いはしっかり続けたいと思います。

 

 

さて、自粛ムードは気持ち和らいだものの遠出するにはちょっと・・という中で、少し出遅れましたが、行ってまいりましたsign03

 

 

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東京駅構内の商業施設「グランスタ東京」に新エリアがオープンしていたんですsign01

 

 

マップを見るだけでもお店がたくさんheart04

 

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探検もいいけれど、ちょうどお昼時ということでせっかくだから何か食べることに。

 

まずは、お食事どころの一覧案内表示をチェック。

 

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コロナ禍の平日ということもあって(?)、お店には余裕がありました。

 

案内図の右下にあるQRコードをスマホ読み取ると・・・さらなるお店の情報+気になるお店に並ぶことができるのです!!便利ですね〜notes

 

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TVで何度か紹介されていた気になるお店の列に並び、待ち時間の間ウロウロ。

 

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大人気のラスクがバラで買えるお店を発見!!

ちょこっと食べたいとき、いろいろ試したいときに嬉しいですね~heart01

 

 

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駅の中とは思えない吹き抜けスペースも!

 

 

と、先ほどスマホから並んだお店から「順番が来たよ」のお知らせがきました。

※設定すると、スマホに通知メールが届くのです。

 

 

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TVで見た時から気になっていたんです。「羽田寿司」さん。

駅ナカの回転寿司は少なくないのですが、ここの売りは・・・

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「新幹線、飛行機を使って届けられた朝獲れの鮮魚fish」なのですshineshine

 

こちらのお店、回転寿司ですが、レーンに流れているものは主に巻物。

そのほかのネタはタッチパネルでの注文形式になります。

 

 

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<タッチパネルの画面>

 

 

私が座った席は板前さんの目の前なので、注文したものを受け取る形でしたが、座る席によっては、はやぶさ型の新幹線トレーが席の目の前まで届けてくれますbullettrain

(次に行ったときは、はやぶさでお届け席に座れるといいなぁ・・)

 

食べるのに夢中で肝心のお寿司の写真が全くないのですが・・・

 

 

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お皿もさりげなく飛行機柄でかわいい・・・airplane

赤酢を使った女性でも食べやすい小さめの握りでした。ちょっと食べすぎたかもしれません・・

 

羽田市場のようなお寿司もあれば、

 

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こんなお店や、

 

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こーんなお店も!

 

 

カフェのようなお店や、手土産、雑貨などほかにもたくさんのお店が入っていました。

お店の制覇はなかなか難しそうですが、駅ナカというちょっと寄り道でたくさんのものを見たり、食べたりできるのは楽しいですねnote

 

東京駅はグランスタだけではなく、エキュートというエリアもこれまた楽しめますので

旅行の出発前、帰ってきたときにふらっとよるのもいいかもしれません。

 

出発前に寄る方は、お土産の買いすぎにご注意くださいねsign01

 
 
 
(ライター:エミール)
 
 

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  3. “阪急たびコト塾”のすすめpen
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阪急たびコト塾は、新型コロナウイルス感染防止対策を取りながら各地で開催しています。
 
■阪急たびコト塾における新型コロナウイル感染防止のための取り組み

 
講座の詳細は、各エリアの詳細ページをご覧くださいねheart04
 
■東京エリア
いつもの無料講座はもちろん、夜の講座やたびコトツアー(有料)も予約受付中です!
 
■名古屋エリア
行った気分になれる●●講座やカメラ入門教室などワンコイン(500円)講座はいかがですか?
 
■関西エリア
無料講座もワンコイン(500円)講座も、そしてたびコト特別ツアーもあります♪
 
■福岡エリア
学問の秋、教養を深めませんか?
 
 
そして、お近くにたびコト塾がない方は、おうちでお楽しみくださいねnote
 
■おうちで楽しむ旅のコト

https://www.hankyu-travel.com/stayhome_movie/
 

(編集部・吉田より)


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  4.  お客さまからの声
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みなさんからお寄せいただいた<声>を紹介するコーナーです。
いつも声をお寄せいただき、ありがとうございますheart02
 


mail 華子さまより

 

うわじいさんの北新地ランチ、懐かしく拝見致しました。

大昔ですが良く出掛け、散々利用させて頂きました。

美味しくお安く、全てが名店ぞろいで、家族や友人達と通ったものです。

中でも「大阪ジョーズ」は我が家の食事他誕生パーティーや人様のおもてなし等、嬉しいお店でしたが、閉店となり、ストーンクラブやデザートが食べたければフロリダまで行かなくてはなりません。

北新地では1000円程度で本当に美味しいモノが食べられますね。

思い出してまた火がつきました〜。

是非また行ってみたいと思います、有難うございました。

 

 


pen 華子さま

お気に入りのお店が閉店になると寂しい気持ちになりますね。

今回のコロナで北新地のお気に入りのお店が2店、閉店になりました。

新たにランチを始めるお店やテイクアウトのお弁当を売るなどコロナ禍で試行錯誤をされているお店が多数あります。
いち北新地ファンとしては応援したいものです。

(うわじいより)


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mail 斎藤栄二さまより

うわじいさま

そうでしたか大井町から、北新地にお帰りになりましたか。

大阪のランチ事情も特色豊かですね。ランチ食べあるきも楽しく拝見しました。

さすが食の天国、浪速だけあり、値段、ボリュームそして味、と申し分ないようで

うわじいさんの幸せに満ちた顔が目に浮かびます、と言ってもお目にかかったことはありませんが。

うわじいさん、北新地には一度行ったことがあります。赴任先の人に連れて行ってもらったので、よく覚えていません。

紅い灯青い灯のムード歌謡の世界の印象と、曽根崎警察があったと思います。

 

さてうわじいさん、大阪駅から地下街に入り堂島とは反対方向に行きます。阪急百貨店のデパ地下前を通り、

(その斜め前においしいうどん屋さんがあったと思います。阪急のデパ地下で夕食の食材を毎朝購入しました。帰りが毎日かなり遅くなりますので。)

その先の私鉄の駅の改札(?)を横目にしばらく行くとカラフルな照明の通路があり、その先に「ピョコタン、ピョコタン」と噴水が吹き上がっていました。

その先を上がると確か阪急梅田の駅に出たと思います。そして駅の大きな階段の下を通って職場のある茶屋町まで通っていました。ロフトもできたころです。

もう何年も前に赴任していた時の記憶ですのでよく覚えていません。

お時間がありましたら懐かしの地下街を探訪してください。残暑厳しき折柄、どうぞ頑張ってください。

 
 


pen 斎藤さま

カラフルな照明と噴水・・・阪急三番街ですね。

私も入社時は茶屋町周辺で豊崎(毎日放送の裏手)のビルに配属でしたので懐かしいです。阪急電車の改札を出てかっぱ横丁という通りを毎日歩いて通勤していました。

茶屋町は親会社の阪急電鉄のお膝元ということで再開発が進み、ここ10年くらいでレジャービルや流行のお店も増えて新しい梅田の情報発信地になっています。
13年も東京に居るうちに噴水は無くなっていますが。

また新しい大阪もいろいろ探検してお客さま新聞で紹介したいと思います。

(うわじいより)


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mail 斎藤栄二さまより

~おいしいパン~

今、話題になっている食パンをいただきました。テレビなどで買うための行列が報道されるなどで、一度食べてみたかったパンです。

 

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私の住む横浜は文明開化で様々な「初めて」がたくさんあります。食パンもそのひとつで、明治20年代に日本で初めて焼かれたとのことです。ちなみにそのパン屋さんは元町に今でもあります。

 

さて、話題になっているパンを早速いただきましょう。大きさは普段食べている食パンより一回り小さめですが、2斤で800グラムあり、どっしりとした重みです。

「そのまま焼かずにちぎって召し上がってください。」とあるのでその通りに。しっとりというより、もちっとした感じ。水分が多いのかなと思いましたが、それとも違います。

口の中でとろけるような食感。おいしい。

食パンを包丁で切るとまっすぐに切れず、パンくずも出ますが、このパンは菜切り包丁を当てただけでスーッとまっすぐ切れていきます。それだけ柔らかいのです。

卵サンドを作ってみました。ゆで卵に、塩、コショウ、マヨネーズを加え混ぜます。

 

薄く切ったパンにはさみます。いただきます。パンの甘味としっとりもっちり感と卵とマヨネーズのハーモニーがパンによく合います。ほんのりとした塩味、コショウの香り。

ブレークファーストに一番・・。というわけで少し褒めすぎかな。まあ、お値段もそれなりで、どこのスーパーにもあるわけでもないし、いつでも食べられるという事でもありません。

やはり近くのスーパーで一斤150円ほどの食パンになってしまいます。一時の口福でした。

 

sandwich.JPG

 

 

 

pen斎藤さま
 

写真を拝見するとほんとやわらかそうなパンですね、

菜切り包丁でスーッと切れるとはすごい!

私は総菜パンとかが好きなので、パンそのものの味を楽しむというほど舌は肥えていないのですが、ジャムとかバターとかではなく、パンそのものの味で食べさせる。

それが本来の味わい方なのでしょうね。

(田中より)

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


mail 斎藤栄二さまより

〜江戸の夢〜

「うへ~暑い暑い。こう暑くては家の中にいられない。井戸端で水を浴びてくるか。長屋だから玄関と裏を開ければ風通しがいいや。それにしても暑いな。そういえばこんな句があったな。『市中はものの匂いや夏の月』『暑し暑しと門々の声』てな句だったな。そういえばイワシを焼く匂いがしてくる」

この長屋も昼食の時間のようだ。食事が一日3食になったのも、江戸時代の中頃だと言われている。それまでは朝夕の2食で、江戸中ごろには庶民の食卓も豊かになってきて3食になった。

 

「こう暑いと作るのが面倒だ。この先の飯やに行くか」

このころでも外食は盛んであった。町内にも飲食店(現代風に)があり、酒や煮物を提供する。また煮物専門の店もあり、おかみさんたちに重宝されていた。

 

「お!うまそうな煮しめだな。なに小松菜となまりの煮たやつだ」

野菜などの食材も近郊から毎朝、新鮮なものが荷車によって市中に運ばれてくる。その様を井原西鶴は「世間胸算用」の中に「まるで畑が動いている」と評したほどの賑わいだったようだ。近郊ではその土地土地の特産になる作物が作られるようになってくる。小松菜、亀戸大根、谷中生姜など、今でもその名は残る。

 

「そういえば隣でイワシを焼いていたな。良い匂いだった。あの匂いはたまらねえ。おかみさん、イワシを焼いてくんな」

このイワシも房州から利根川を下って江戸に入ってくる。

江戸の町は人口100万人とも言われている。この100万人の胃袋を満たすには全国から船で物資が運ばれた。江戸市中に運河が開削され、舟運が盛んにおこなわれた。房州の銚子で揚がったイワシも3日もかけずに江戸に運ばれた。

魚も日本橋河岸に早朝から水揚げされている。江戸湾で獲れたスズキ、ボラ、シャコなどは即水揚げされる。新鮮な食材は保存がきかず、そのため、塩、乾燥、燻製などでの保存食も発達してくる。

 

「旨かったなあ・・。あそこに寿司やがある。すしならまだ入るぞ」

このころになると寿司、天プラ、そばなどの屋台も多く出るようになった。屋台でも火を使って煮炊きし、温かいものを提供できるようになったのは、七輪の普及が大きい。

炭火で簡単に調理でき、燃料の炭も安価で一分もかからず、七厘で済んだことから「七輪」の名が起こったと言われている。

100万人の江戸の町。商業活動も盛んで、様々な職種もあり、庶民の消費意欲も大きい。そして豪商と言われる店が出てくる。しかし許認可権を握っているのは一部の武士階級。そこに「越後屋、おぬしも・・」なんて。江戸時代の食卓というと一汁一菜か、せいぜい焼き魚が付く程度と、想像されがちだが庶民の食卓もかなり豊かで、新鮮な食材で作った食事が並んでいたようである。しかし下級武士は収入が少なく、体面を保つために内職をしなくては生活が成り立たなかった。

 

いや~それにしても暑い。ソーメンを食べながらふと、江戸時代の食卓に思いを馳せました。

「冷蔵庫から冷たいビールを出してと」

この贅沢だけは江戸時代になかったこと。

「あ~現代はいいなあ」(え!本当に)

 

 

pen 斎藤さま

まるで落語か講談を聴いているような、情景が目に浮かぶようなお話をありがとうございました。

江戸時代の食の風景、できるものなら見てみたいですね。

私は時代劇世代ではありませんが、中村吉右衛門の「鬼平犯科帳」が大好きで今もDVDやBSでよく観ます。

ストーリーももちろん面白いのですが「鬼平」の真骨頂はやはり江戸の食べ物ですね。

五鉄の軍鶏鍋、夜鳴きそば、一本うどん、白魚の小鍋仕立てなど、思わず喉がゴクッと鳴るメニューが目白押しです。

それを鬼平がうまそうに食べるんですよね~(あ~ぁ、よだれよだれ。。。)

当時と今と食事はどちらの方が美味しかったか。。。それは野暮な問いかけですね。

(田中より)

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 


mail 稲森徹郎さまより

淡路島の洲本温泉に行ってきました。

こういうタイプの宿泊はあまり経験が無かったのですが、お部屋からの景色も最高で宿の方も皆さん親切でとても良い休暇になりました。お部屋に露天の温泉もあり何回も入りました。

 

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今回は行き先も未定のまま伺って、池田トラベルセンターの方がご提案下さったのですが、単に表面上がご親切なだけでなく、その内容もこちらの状況や疑問点を正確にご理解なさった上で適切なご対応をしていただいて本当に素晴らしいと思いました。

 

この度はありがとうございました。また是非利用させていただきます。

 


pen 稲森さま

この度は、池田トラベルセンターをご利用いただきありがとうございます。
稲森様のご希望に合ったお宿を提案でき、さらにホテルでの滞在もご満足頂けたようで、安心いたしました。

ぜひ、次回のご旅行もお手伝いさせてください。お待ちしております。
(池田トラベルセンター・岡田より)
 
 
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  5.  耳より情報ear
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〜あなたの代わりに「ぬいぐるみ」が海外を旅します〜

 

「海外をに行きたくても、今はコロナが心配・・」

「持病や体力的な不安があって、海外にはしばらく行ってない・・」

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そんなあなたにおすすめしたいのが「ぬいぐるみツアー」shine

 

あなたの代わりに旅するぬいぐるみと、当社自慢のツアーがセットになった商品です。

ぬいぐるみが旅する様子の写真(データ)や、ぬいぐるみが選んだお土産もついています。

 

詳しくはたびこふれの記事をお読みくださいねheart02

 

■たびこふれ:あなたの代わりに海外旅行へ♪<ぬいぐるみツアー>をご紹介します!

 https://tabicoffret.com/article/78727/

 
 
(編集部・吉田)
 
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  6.  編集後記
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

昔は、映像と言えば、テレビ局など専門的知識と機材を持った人しか作ることはできませんでした。

 

ところが今は急激な技術の進歩のおかげで、例えばスマホで、しかも無料である程度のレベルの映像を作ることができるようになりました。

 

そこで感じたのは「可能性」です。

 

昔、テレビ局や制作会社のスタッフは「面白い企画」を上司に提案しても、視聴率が狙えるかとか、どれだけの人がその企画を見たいと思っているか(大衆性)などを鑑みて

ほとんどの企画がボツにされていたことでしょう。

 

今はBSもあって、これまではボツになっていたような面白い尖がった番組も観られるようになりました。

そして素人が映像を作って世に問うなんてこともできるようになりました。

 

20年前には考えられなかったことです。

 

いい時代になったものです。

 

今の世の中は夢も希望もなく、明るい未来もない、なんて閉塞感がありますが、昔より遥かに好きなことを好きなようにできるような時代になりました。

もちろん、いい面もあれば悪い面もあると思いますが、それはいつの時代でも言えることです。

 

そんな恵まれた環境の中で、自分は何に興味を持ち、何をやってみたいと思うのか?

そういうことを考えたり、試したり、失敗したり、修正して再チャレンジしたり、

そういうことに没頭する、ということ自体が、「充実した人生を送る」という意味あることで、しあわせを感じる瞬間なのかもな、と思いました。

 

みなさんはどうお感じになったでしょうか。

 

それでは、また来月お会いしましょう!

 

どうか、こころと体を大切に!

 

 

(編集部:田中)


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