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みなさん、こんにちはー!

お元気でしたか?

阪急お客さま新聞編集部の田中です。

先日、YouTube動画で面白い話を聞きました。

ある会社のコールセンターで「どうしたらもっと売れるか?(商品の発注率が上がるか?)」という課題に対し、実験を行ったそうです。
そしてわかったことは、”あること”をやったら商品の発注率がアップしたのだそうです。

さて、あることとはなんだと思いますか?


それは始業前の「雑談」です。

私は「はっ?雑談・・・?」と思いました。

私が若い頃は「無駄話をするんじゃない!」とよく上司に怒られていたものですから笑。

しかし実験結果では、雑談をすることにより、脳が活発化し、ポジティブ思考になり、テンションが上がるという効果が見られたというのです。
確かにお客さんとのやりとりにも良い影響が生まれそうですよね。

雑談をせずそのまま業務スタートしたら、脳はまだ動き始めていないし、エンジンがかからなさそう、という感じはしますもんね。

もちろん就業中にいつも雑談しているのはいかがかと思いますが、脳科学の面から見ると脳を活性化させるには、人とのコミュニケーション、しゃべる、笑う、うなずくなど雑談にも良い効能がありそうです。

世の中、効率化、無駄を無くして最短距離で成果を出すことが求められていますが、それだけではないことが見えてきます。

私も定例ミーティングの頭に「good & new」というアイスブレイクの時間を取ることがあります。

自分の身の周りに起こった嬉しかったこと、新しいことを話し、聞きあうという時間です。

内容は仕事に限らず、プライベートなことでもOK。

他愛もない話がほとんどですが、これをやってチーム内の一体感が高まったように思います。

これからも雑談を積極的にやっていきたいと思います。



◆◇◆◇ 2月号の目次 ◆◇◆◇

1. お客さま投稿コーナー:今年新たに始めたもの
2. 今月のお話(にしうー):今も昔も「良いものは良い」
3. 阪急たびコト塾のすすめ:新春お客様感謝祭(東京エリア)
4. お客さまからの声
5. 耳より情報:おうちで楽しめるイベント
6. 編集後記




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 1. お客さま投稿コーナー〔今年新たに始めたこと〕
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今月のお題は【今年新たに始めた(始めたいと思っている)こと】です。

みなさんは、どんなことを始めたのでしょうか?

では、早速ご紹介しましょう♪



●青木 武さんより

【今年新たに始めたいと思っていること】

表計算ソフト・Excel(エクセル)を覚えることです。

パソコンは50年以上使っていますが、精々Word(ワード)で文章作成か年賀状作成くらいです。あとはAmazonでの買い物かYahoo!やGoogleで検索することが主な使い方です。

サラリーマン時代は電算システム課がソフトを送ってくれ、我々はそこに数値を入れるだけでの仕事で自分で何かを作る事はしませんでした。たまにPCが固まってしまうと担当者に来てもらい修正してもらう、呑気な時代でした。当時自分でもパソコンが欲しくて買いたいと言うと「青木さんは何をしたいのか」の返答に困った事も多々あります。

今は10万円台でWord、Excelが搭載された優れたものが買え、便利な世の中です。

最近妻が卓球のクラブ活動の案内や出席簿を作りだし、私に質問されても説明できず、参りました。息子がエクセルを教えて覚えた事を「ねえ、お父さんこのやり方知っている?」表を作り斜線を引いた中に氏名や月日を入れることです。私は返答に詰まりました。何もできなかった妻の努力に敬服!!

つまり、エクセルで表の中に文字を書く事は、
1.挿入、2.図形、3.テキストボックス 図形の書式 図形の塗りつぶしなし 図形の枠線なし

其の後に月日の文字入力して斜線の枠に持って行くことでできます。私はいまいち上手くできません(笑)

2/4から4泊5日で温泉に行きます、PC持参で頑張ろう!

 

◇編集部・田中より

素晴らしい!向上心の塊ですね。

「どんなパソコンがおすすめ?」とパソコンに詳しい人に訊いたら「あなたはパソコンで何をしたいの?」と訊かれて返答に困る。。。
わかります~私も(笑)


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●並木 敬晴さんより

【今年新たに始めたいこと】

本誌ですでにご紹介していますが、日頃は地元友人との卓球(週3回)練習をはじめ、会社OB、地元有志とのゴルフプレー(年20回)と打ちっ放しの練習所通い(週1回)、家内との旅行、会社OBとのノミュニケーション、各種パソコン作業、コンサート鑑賞、車の運転、ウォーキング等で毎日、忙しく楽しく過ごしています。

なかなか年齢的にも「新しいことを始める」機会が少ないのですが、最近はYouTubeを活用しながら、動画サイトを楽しむ機会が増えています。

以前からチャレンジしてみたいと考えていたのが、「ウクレレ演奏」です。高校時代に従兄と遊びで弾いたことがあり、ハワイアンはわたしの音楽ジャンルのひとつでもあります。いま思うに、家族とハワイには4回訪れているので、なぜ現地で習うことをしなかったのか、残念でいっぱいです!特に夕方、ワイキキビーチの白い砂浜で、ダイヤモンドヘッドの雄姿を観ながら、遠い海のかなたに沈んでいく「夕陽」を見ながら演奏ができれば最高だったでしょうね!

ということで、今回せっかく「お題」をいただいたこともあり、81才の「手習い」!YouTubeを活用して、ウクレレの弾き語りにチャレンジをしてみようと思っています・・・家内が「うるさい」と言いそうですが!

なお、2月中旬には貴社のツアーを利用して、毎年恒例の伊東温泉・河津さくら鑑賞、4月後半には沖縄旅行(3泊4日)にでかけてきます。

 

◇編集部・田中より

素晴らしい!新しいことに挑戦しようと思うのは心身共に元気な証拠ですね。
ウクレレ楽しく弾くことができるように祈っております。


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ここで、先月(1月号)のお題(お正月の思い出)を載せられなかったお二人の投稿をご紹介します。

 


●青木 武さんより

【お正月の想い出】

元旦修行のお護摩授与のための川崎大師(平間寺)への初詣です。中2(14歳)に兄に連れられて初めてのお参りでした。おみくじ引いたら大凶。本堂に上がり正座して30分足が痺れて立ち上がれない。そうこうしているうちにお護摩が授与され川崎大師駅前で恒例の葛餅を買って帰る。

其の後、約60年、毎年車や電車でお参りしていました。当時、川崎警察署も粋な計らいで、駐停車禁止の道標に黒のビニール袋を被せて三が日大目に見てくれて、道路に沢山の車が駐車していました。朝5時過ぎに向かうので外は真っ暗で電車の時は居眠りです笑。

結婚してからも妻も同行し今でも何かにつけて「大師さまのお陰」とつぶやきます。家を新築する時も建築安全祈願の護摩札を棟梁に3階の屋根裏に安置して頂きました。

数年前に足の捻挫で歩けない時から、元旦修行お護摩は郵送してもらっています。幸い息子も何年もお参りしているので、交通安全や家内安全のお札は元旦初詣で薬研堀の七味唐辛子と一緒に買い求めてくれます。社会人に成ってから1人でお参りしているようです。子は親の背中をみて育つんですね。教えた事はありません。

南無大師遍照金剛、7回唱えます。

 

◇編集部・田中より

青木家のお正月ですね。警察の粋な計らい、息子さんが親の背中をみて受け継いでいる姿、とても良い話をありがとうございました。
(先月号でご紹介するはずでしたが編集ミスで今月になってしまいました。ごめんなさい!)


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●並木 敬晴さんより

「正月の想い出」

能登半島地震、羽田空港での旅客機・海保機の衝突事故が発生し、2024年の年明けは、不安のスタートとなりました。被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げますとともに、今年一年が希望のある年になることを、ただただ祈るばかりです。

わたしの忘れられない正月の想い出・・・。学生時代、新入社員時代(1960年代)の年末・正月は、ほとんどスキー場で過ごしていました。特に気のあった学生仲間との懇親や日常の慣れない仕事の疲れを忘れるには、白銀の中でのスキーは最高でした!

当時はいまのように、若者が気楽に楽しめるスポーツが少ない中で、スキーブームが到来したこともあり、特に年末・年始では旅行会社が企画する夜行列車や夜行バスでのスキーツアーを利用する若者でいっぱいでしたね。

当時は「宅急便」はなく、スキー板をかついで「ぎゅぎゅうづめ」「足の踏み場のない」普通夜行列車に乗り込んで、山形の蔵王や長野の志賀高原、新潟の湯沢のスキー場へよく出かけていました。

列車の中は、床の上に横になっているスキー客が多く、現在では想像ができないほど、厳しい状態での移動が当たり前でした・・・。いまでは経験できない苦痛なスキー行きでしたが、懐かしい想い出でもあります。

と同時に母よりいつも忙しい年末準備に「頼りにならない、わたし」への不平、不満をよく言われたことも思い出されます。

最近の正月は、娘一家と一緒に新年を迎え、自宅から歩いて15分程にある姉崎神社への初詣にでかけています。特に今年は「びっくり」した経験をしました。

例年通り、初詣客がいっぱいで山門下から100段ほどのある階段の途中で待機中、突然わたしと周囲の参拝客のスマホから大きなアラーム音が一斉に鳴り響き、なにが起きたのか、大騒ぎに!16時10分に発生した「能登半島地震」を知らせる「緊急地震速報」のアラームでした。

参拝されている方々も「震度7」の速報に驚き、参拝をすませるまで、この話題でいっぱいに・・・。いまだにわたしの耳には、あの時の大きなアラーム音が残っている感じがしています。自宅に戻りテレビ報道で、地震と津波による大災害を知り、ただただ驚くばかりでした。


 

◇編集部・田中より

スキーは周りの人ほぼみんながやってましたね。
板を担いで列車に乗るのも当たり前でした。懐かしいです。あ〜青春。。。



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さて、来月号のお題は【春の訪れを感じる場面です。


天気、食べ物、草花、町の雰囲気など、なんでもOK!

たくさんのお便りをお待ちしていま~す♪

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 2. 今月のお話(にしうー)

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こんにちは!にしうーです。

12月はまさに師走のごとく駆け抜けるように一瞬で終わってしまい、新年を迎えたと思ったらお正月気分もあっという間に消え去って、気付けばもう2月も半ば。毎年毎年この時期は、月日が経つのが本当に早いですね。

だからこそ、「1日1日を大切にしよう」、「朝少し早く起きて、有意義な時間を過ごそう」と思いつつ、寒くて布団から出られず二度寝してしまう今日この頃ですが笑、、、

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

さて今日は、今も昔も「良いものは良い」というお話です。

私には3歳になる娘がいます。3歳になると遊びの幅もだいぶ広がってきて、ジャングルジムや鉄棒、トランポリンといった体を動かす遊びも好きですし、お医者さんやお買い物のごっこ遊びやおままごとも大好きです。

おもちゃ屋さんに行くと、つい親の私も色んなおもちゃに興味が沸いてしまうのですが、最近は本物さながらのパソコンやスマートフォンのおもちゃなどがあって驚かされる一方で、私が子供のころに遊んでいたようなおもちゃが未だに存在していることもあり、とても懐かしい気持ちになります。

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例えば、こちらはレゴブロック(LEGO)。

レゴは私も小学生のときによく友だちと遊んでいたのですが、今も子供に人気のようで、娘もまずはレゴデュプロという1歳半から遊べる少し大きなレゴで遊んでいます。

子供と一緒に遊んでいると親の方がハマってしまうケースはよくあるかと思いますが、もれなく私もまたレゴで遊びたくなってきて、自分のために買ってしまいそうな勢いです。
(まずは、自分が遊んでいたレゴがまだ残っているか、実家の捜索からですね笑)

30年も前に自分が遊んでいたおもちゃで今自分の子供が遊んでいると思うと、非常に感慨深いのと同時に、
このレゴブロックを生み出した人たちや、時代の変化に合わせて現代まで作り続けた人たちは、本当にすごいことをやっているなと思いました。
(レゴブロックが誕生したのは今から75年も前の1949年だそうです!)

おもちゃだけではなく、絵本もまた私が子供の頃に読んでいた作品が今もたくさん読み続けられています。

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ノンタンに、


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ぐりとぐら、

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そして、私の小学校にたくさんあって、みんなでよく読んでいた五味太郎さんの作品。


これらの絵本はきっとこの先もずっと読み続けられていくんだなと思うと、世の中がITやデジタルの力でこれからますます変わっていったとしても、
変わらない(失われない)良さってどんなジャンルのモノにもコトにもあるんだろうなと感じています。

こうした物事の本質的な良さを子供と共有しながら日々過ごしていけると良いなと思うと同時に、(実は自分が遊びたいからという理由で)おもちゃの買い過ぎには気を付けなきゃなと強く心に誓ったのでした笑。




(ライター:にしうー)

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 3. 阪急たびコト塾のすすめ(新橋)
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みなさん、こんにちは!

阪急たびコト塾 東京エリア担当の関(せき)です。

既に2月も中旬になりましたが、今回は先月1月10日(水)に開催した“新春イベント”をご紹介します。先月のイベントじゃない?!という方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひ皆様にご紹介したいので、お付き合いください!

そのイベントとは、「たびコト塾」にご参加いただいているお客様と、新橋サービスセンター(旅行カウンター)にお越しいただいているお客様に、日頃の感謝を込めて、初めて開催した特別企画“新春お客様感謝祭”
です。

まずは10時、新橋サービスセンターにて阪急青森ねぶた祭を開始!

「ドーン」と心臓が止まる位の大きな太鼓の音でスタートしました!

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そして、2019年津軽三味線コンクール全国大会優勝の澤田壽仁プロが、美しい音色の津軽三味線を演奏。

お囃子が始まり、ミニねぶたの前で「ラッセラーラッセラー」という掛け声をあげながら、跳人(はねと)が元気に跳ねました。

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当社社員も頑張って跳ねていましたよ!(皆、筋肉痛に悩まされたようです笑)さらに、お客様にも飛び入りで跳ねていただき、会場は大盛上がりでした!

また、2Fの説明会会場では、特別講座が目白押し!新春らしく下記5つの講座を開催しました。

・東北三大夏祭りの一つ「青森ねぶた祭」の歴史と魅力を学ぶ
・オリジナルのお箸を作ろう~金箔張り体験~
・落語で学ぶ!江戸の冬・年末年始
・石原添乗員による「色の濃さが全然違う3種類のロゼワインの試飲と解説」 
・23区唯一の酒蔵!「東京港醸造」の日本酒講座


では、それぞれの講座について、簡単にご紹介します。


オリジナルのお箸を作ろう~金箔張り体験~

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講師の方の優しい指導の下、悪戦苦闘をしながらも、美しいお箸作成中!!


落語で学ぶ!江戸の冬・年末年始

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たびコト塾初講座!立川寸志さんが、落語の座学後、落語の実演。と、ちょっと変わったスタイルでの落語をたくさんの方にお楽しみいただきました。


また、この日は3つのワークショップ、「ねぶた腰吊るし鈴造り」、「多肉植物の寄せ植え」、「占いコーナー」を開催。こちらも大盛況でした!


青森ねぶた祭のねぶた腰吊るし鈴作り

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カウンタースタッフと一緒に多肉植物の寄植え

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この「多肉植物の寄植え」は、カウンタースタッフが事前に練習をして準備していたワークショップです。業務終了後に、練習を繰り返した成果がありました!

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さらに、青森市役所「AoMoLink~赤坂~」の方々にもご協力いただき、物販を実施しました!青森の美味しいものをお買い求めいただき、とても公表でした。


→→AoMoLink~赤坂~のサイトはこちら

当日、皆様にお越しいただけるか不安いっぱいでスタートしたこの企画でしたが、おかげ様で約250名様のお客様がご参加くださいました!

来年も楽しいイベントを企画・開催しますので、皆様ぜひぜひお越しください!!お待ちしております。

 

→→阪急たびコト塾(東京エリア)の情報はこちらから


(ライター:関)


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 4. お客さまからの声
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みなさんからお寄せいただいた<声>を紹介するコーナーです。

いつも声をお寄せいただき、ありがとうございます♪



●M.Nさんより

1月号のお二方のトラブルの記事とても参考になりました。折しも日航機の事故。日航が1人20万円保証と有りましたが保険はどうなのかしらと話していたところです。

実は私もケアンズに行った帰りに、台風の影響で飛行機が飛ばず、足止めされた事が有りました。

その時は、飛行機会社のトラブルでホテル等の費用は航空会社が負担してくれましたが、その他の滞在費は自己負担。

海外と言うことで旅行保険もしっかり入っていったので全て保険で対応できて良かったです。お若い方はカード保険しか入ってなくてどうしようと話している方たちもいました。

昨年は沖縄に行かれた方たちが台風で何日も帰れない状況がありました。

天候等の自然災害の時の運行停止に対する航空会社の補償はないので、国内旅行でもこういうアクシデントに対応できる保険があれば安心ですね。


通常の天候不良に起因した変更に関わる費用を補償する保険の設定は現状難しいようですが、お客さまからこのようなご要望があったことを保険会社にお伝えします。

(田中より)


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●斉藤 栄二さんより

伊豆に「干物街道」と呼ばれる場所がありました。と過去形ですが、最近行っていないので、まだ存在するかわかりません。

道路の両側は干物屋さんばかり。店先では鯵や鰯などの干物を焼いて試食させてくれます。団体旅行のバスが到着すると、もう周囲は干物を焼く煙でむせるほど。お店の脇には網があり、そこには金目鯛やカマス、鯖など、近くで水揚げされた魚が干物になっています。

また、回転式干物製造機なるものがあり、傘を逆さにしたような機械の骨に開いた魚を結び回転させます。そうして干物を作っていました。しかし、衛生上の観点から禁止になったとか聞いていますが定かではありません。こうして大勢のお客さんで賑わえば地域も活性化するし、お店も潤う。そしてお客さんも満足。「三方よし」です。

さて、スーパーには多くの干物が並んでいます。どれがおいしいのか迷います。そこで食べることへの探求心の深い友人に聞きました。

「吾輩は干物が大好物である。なかなかおいしい干物に出会えない。

そこで自分で作ってしまう。魚屋さんには、今の時期なら鯵、鯖、カマスなど干物に最適な魚がそろっている。魚屋さんで干物用に開いてもらうのがよい。

そして塩分濃度3%の塩水を作る。このとき、塩は粗塩など、精製していないものがよろしい。
その塩水に開いてもらった魚を漬ける。時間は20分ほど。

今の時期、関東地方は冷たい風が吹く晴天が続くので干物づくりにはベストシーズン。先日もスーパーでうまそうなホッケの開きを見つけた。天日干しではなく風干のようでまだ瑞々しい開きであった。

早速吾輩はこれを求め、干し籠に入れて天日干しにした。およそ4時間ほどで見るからにうまそうな干物に変身した。表面は淡い飴色になり、早く食べてといっているようだ。

ホッケは以前、猫マタギと言われるほど大量に獲れたが、今では輸入が多いと聞く。ホッケの干物は捨てるところがない。骨から皮まで吾輩は食する。

ガスの魚焼きに入れる。まず、身の方から中火の弱火でおよそ4分ほど。そしてひっくり返し、皮を弱火でじっくり焼く。パリッと焼けた。見るだけで唾がチュルチュル出てくる。

03_斉藤さん(ホッケの干物).JPG

まず、骨をむしる。骨についた薄い魚肉は、魚のスペアリブと呼ぶほどうまい。むしゃむしゃと骨をかみ砕く。カルシュウムを摂取していることを実感できる。そして、骨の下のこんがりむっちりとしたほの白い身に醤油をタラリーとかける。

焼き魚独特の香りと醤油の香ばしい香りが混然一体となり、思わず生唾をごくりんこする。身をむしってむしゃむしゃ食すると魚の旨味が口中いっぱいに広がる。再びむしゃむしゃ食べる。

次に皮を食する。パリパリに焼けた皮は香ばしく、思わず冷えた大吟醸をチビリンコ。うまいホッケの干物を食し、吾輩の食卓の情景は、日に日に向上していくようだ。食への心 母心。食べれば明日への希望湧く。ワハハ!」

なんとも愉快な友人です。

 

あっあっよだれが~っ!
魚は獲れたての新鮮なものもいいですが、干物にしたら更に深い味わいが出て美味しくなりますよね。
ごはんのお供としても、お酒のツマミとしても最高のパートナーです。

(田中より)

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●井上 康代さんより

昨年6月、沖縄20景を巡るツアーでお世話になりました。日頃一人旅が楽しく気になるところがあれば出かけています。

沖縄ツアーはすごく楽しかったので今年もリピートして行きたいので検索していますが、内容があまり昨年と変わっていないような?

沖縄ワールドや琉球村なども行って見たいので検討お願いします。

また 例えば1日はオプション旅行にするとか自由行動とかあれば嬉しいです。


井上さま

この度は当社ツアーにご参加いただきありがとうございました。
沖縄方面に関しましては、定番観光地を巡る周遊コースや豪華ホテルにゆったりと滞在することを目的にしたコースなど、お客様の旅の目的に合わせたラインナップをご用意しております。

沖縄ワールドや琉球村の入場を組み込んだツアーもご用意しておりますので、ぜひ次回もご参加お待ちしております!

ご参考までに、現在販売中の琉球村を組み込んだコースをご案内いたします。
(沖縄ワールドに行くツアーは、今後企画する予定です。)

→→「沖縄おとなのプラチナ旅 4日間(神戸発着)はこちら(伊丹・関空発着もあります)

→→「沖縄本島じっくり大縦断 4日間(神戸発着)はこちら(伊丹・関空発着もあります)

貴重なご意見を頂戴し、誠にありがとうございました。

(ツアー企画担当:柴田より)

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●斉藤 栄二さんより

最近の新聞記事に「言葉が本来の意味でないことに使われている」とありました。

例えば「炎上」という単語。本来は「燃え上がる」という意味である、ということです。それがネット上のある意見に賛同、あるいは反対、中傷など様々な意見が集中する、あたかも、意見が燃え上がっている状態を指すとありました。これはすでに最近の辞書にも掲載されているとのこと。

これを読んで、三浦しおん著『舟を編む』を思い出しました。
この小説は辞書の編集者が次の辞書発行時のために、常にアンテナを張り巡らし、世の中の新しい事象を積み上げていく、という話でした。

一時流行した「生食パン」。

当初、無知な私はこのパンは生で、家庭で焼いて食べるものと思っていましたが、その値段にはびっくり。でも、おいしいかったです。結局生食パンとは、生キャラメルや生チョコレートのような「口どけの良い」「口当たりがよい」という意味ででつけられたことがわかりました。以来「生」という名称がつく食品が増えた様な気がします。

最近まで多くの人が使っていた言葉が、いつの間にか消えていくこともあります。

果たして今の言葉が後世にどれほど残るのか。「秘書が秘書が」「会計責任者」などは残るかも。「善処します」は何もしないことだ、ということも多くの人たちが解釈しているようです。

言葉は生き物のように、時代や社会に適応して変化していきます。言葉の変化は言葉の豊富さや多様性をしめすもの。

若い人たちの造語、ボキャブラリーの豊かさには感心します。

さて冒頭の『舟を編む』の意味を考えました。

船とは「人や物を載せて水上を渡航するもの」(広辞苑第5
版)とあります。また「漢字源」には「水流したがって進む」と書いてあります。

そうか、辞書は言葉の集大成。言葉の海。編集者は水の流れ、すなわち、世の中の流れ、時代時代の言葉を紡ぎ、その言葉の海を進む船を編んでいるんだ、意味が深く、含蓄に富んだ題名なのだ、と凡人は気が付いた次第です。



言葉は時代とともに変化していく、とは本当にそうですね。
私なども若い人たちが使う(発明する?)言葉についていけないことがよくあります(歳のせいなのか。。。)。
言葉はその時々の人々の気持ちや雰囲気で変わっていって構わないと思います。
ただ、何年か経って全く使われなくなったり、逆に時代遅れの印象を受けたり、そういう食い散らかされた言葉もあるように思います。
ですから、最近新しい使われ方をする言葉が登場したからといってありがたがったり、乗り遅れないようにしなければ、と思う必要もないように思います。
「舟を編む」という題名の意味の考察。さすがですね。

(田中より)

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「お客さまからの声」のコーナーでは、お客さま新聞を読んだ感想、ご意見、エッセイなどをご紹介しています。

みなさんに伝えたいこと、聞いて欲しいことなど、何でもOKです!

ぜひお気軽にお寄せください♪


→→★お便りはこちらからお寄せください!




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 5. 耳より情報(おうちで楽しめるイベントのご案内)
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おうちで楽しめるオンラインイベントを2つ、ご紹介します。

インターネットで気軽に楽しめますので、参加してみませんか?

 

■タイムトリップぐんま(参加代金500円)

・タイトル:【おうち旅】≪タイムトリップぐんま≫世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」のストーリーをめぐるオンラインツアー
・開催日時:2月25日(日)13:00~14:40
・会場:YouTube利用
・詳細・申込:https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d_setsu.php?p_course_no=2108470

(ポイント)
★先着50名様限定!世界遺産 「富岡製糸場と絹産業遺産群」の知られざる魅力をオンラインツアーで大公開!
★富岡製糸場や富岡市内からはLIVE中継でご案内!ツアー中まゆクラフト体験コーナーも♪(事前にキットをお届け)
★4つの資産を一度にめぐります!群馬県の担当者がレポーターと一緒にご案内!各施設では専門ガイドによる解説も♪

 

■YOUはなぜ日本に来て落語家に!?(参加無料)

・タイトル:YOUはなぜ日本に来て落語家に!カナダ人落語家「桂福龍」に桂紋四郎が迫ります!
・開催日時:3月18日(月)13:30~14:30
・会場:Zoom利用
・詳細・申込:https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d_setsu.php?p_course_no=2122613

(ポイント)
★くまのプーさん発祥の地ウィニペグと言う小さな町からやってきたカナダ人は日本で落語に魅せられ桂福龍に!
★“YOUはなぜ日本に来て落語家に”桂紋四郎が得意?の英語と日本語で落語家桂福龍の話芸に迫ります!
★「English Rakugo(英語落語)」。上方古典芸能の「落語」を英語で披露するお二人の取り組みをご紹介します

 
私(よしだ)は両方とも申し込みました!どんな内容になるのか、今から楽しみです。

たくさんのご参加をお待ちしています♪

(ライター:よしだ)



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 6. 編集後記
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冒頭で「雑談の効用」についてお話ししましたが、もうひとつポイントとなるお話を。

雑談をする時に「心理的安心性」があるかどうかがとても大事なのだそうです。

心理的安心性とは・・・

「この場でこんなこと言っていいんだろうか?」
「こんなこといって場を読まないやつだなと思われないだろうか?」
「こういうことはここでは言うべきじゃないんじゃないだろうか」

という心理的バリアが働かない状態ということです。

つまり「言いたいことを遠慮なく言える場」であるということです。

心理的安全性がある状態はストレスなく、脳が柔軟でアイデアや気づきが出やすい状態なのだそうです。


わかりますね~。

心理的安心性、大事にしたいですね。

それではまた来月、元気でお会いしましょう!



(編集部・田中)

 

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