みなさーん!お元気でしたか?smiley

阪急お客さま新聞編集部の田中です。

本年もよろしくお願いします。

みなさん、お正月はどうお過ごしでしたか?

私は20数年ぶりに年末に実家の広島に帰省しました。
両親ともひさしぶりにたくさん話をしたのですが、その中でも父の言葉が印象的でした。

「わしゃ、40年以上勤めたが、一度も仕事に行きたくないと思うたことがなかった。
 ほんま、ええ人生じゃった」

 子供の頃、私は父のことが嫌いでした。
 かわいがられた記憶もありません。
 子供よりも家庭よりも、競馬、麻雀を愛する父でした。
 父親参観日にも運動会にも一度も来たことはありません。
 確か小学校1~2年生の頃だったと思いますが、担任の先生に
 「田中くんのお父さんはどんなお仕事されてるの?」と聞かれて
 私が「まーじゃん」と答えたのですごく恥ずかしかったと母が言っていました。
 当時は2部屋しかない狭い官舎に住んでいましたが、麻雀仲間を連れてきて
 私が寝ている布団の隣で徹夜マージャンをしょっちゅうやっていました。

 周りの人に恵まれ、自分の思うように生きた父。
 その父も年とともに丸くなり、最近では認知症が現れ、耳が遠く、物忘れもひどくなってきました。
 優しくなった父が嬉しくもあり、老いて頼りなくなっていく姿は淋しくもあります。 
 ただ「一度も仕事に行きたくないと思ったことはなかった」という人生はカッコいいと思いますし、
 「まだまだ父にはかなわないなあ」と思いました。 

 私は旅行会社の仕事が好きですし、阪急交通社という会社も好きですが、
 正直、会社に行きたくないと思ったことは1度や2度ではありません(笑)

 自分の子供に自分の仕事(生きざま)を誇れるような人生にしたい、
 私もそこそこの歳になりましたが、守りに入ることなく、悔いのない人生を送ろう、
 そう思った年明けでした。 


それでは、本年もどうぞ阪急お客さま新聞におつきあいくださいますようお願いします。



≪1月号の目次≫

1.お客さま投稿コーナー〔お題:我が家のおせち〕
2.「旅を創る」現場を行く~旅職人、日々こんなことをやっています~(第23話)
3.今月のお話 (ライター:ほっちゃん)
4.編集後記


 



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  1.お客さま 投稿コーナー〔お題:我が家のおせち〕
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今月のお題は我が家のおせちです。

今月はみなさんのおせち事情をお聞きしました。
お二人から投稿をいただきましたので、早速ご紹介しましょう!

 


clip 斉藤栄二さまより

【我が家のおせち】

毎年、暮れの30日頃から母親はお節料理作りに取り掛かりました。夜遅くまで大根を刻む「トントン」というまな板の音。お煮しめを煮るだしのよい香り。布団の中まで漂ってまいりました。

明けて元旦の朝。神棚に手を合わせ、家族で囲む食卓。といっても当時は丸いちゃぶ台でした。母親が丹精込めて作ったお節料理の数々。年に一度の「ハレ」の食事でした。年年歳歳。

年が経て、我が家の食人口も減り、好みの多様化。ここ何年かは好きなお煮しめ、数の子、伊達巻き、かまぼこなどのお節料理が隙間だらけのテーブルに載っています。年末には豪華絢爛のお重詰めのお節料理の広告のオンパレード。これもまたよいでしょう。我が家ではお節料理が簡略化しています。

明けて今日(投稿した日)は七草。
スーパーに行きましたら春の七草の籠が売っていました。季節の行事が少なくなっていく今、手ごろな値段で手に入る七草で今夜はお粥を作ります。

 



◇編集部・田中より

わたしも母の作る「煮しめ」が好きでこの正月には二十年ぶりに食べました。
おせちは、年始にその年の豊作を祈って食べる料理で、
正月三が日は忙しい主婦を家事から解放するという意味を含め、
保存の効く食材で作られたと言われているそうですね。

今は食生活レベルが向上し、各々の好みでおせちを楽しんだり、
正月でもおせちにはこだわらなかったり、個食化したり、
スタイルは多様化しているようですが、それも時代の流れなのかもしれません。
イタリアや中国で年越しを経験した者として、やはり正月は日本の良い文化だと感じます。
「日本っていいなあ」そう感じられる正月をこれからもずっと過ごせたらいいなと思います。



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
 



clip 並木 敬晴さまより

【わが家のおせち】  

明けましておめでとうございます。本年も「阪急お客さま新聞」を楽しませていただき、テーマによっては投稿させていただきますので、よろしくお願いします。

永年わが家の煮物は「家内の手作り」で、具材は下記写真の通り、ごく一般的なレシピですし、雑煮も首都圏出身ということもあり、シンプルなものです。皆様に紹介するほど特別な内容ではありませんが、これがわが家の伝統の味となっており、今年も次女の一家と「おせち」を囲んでにぎやかに新年をむかえました。

新年のわが家の行事は、自宅から徒歩15分で行ける「姉埼(あねさき)神社」での初詣。この神社は日本武尊ゆかりの神社で、3か日は初詣の人でいっぱい・・・。

3日には長女一家を加えて、幕張メッセのホテルでの新年会(ホテルバイキング)を楽しみました。孫たちの最新情報をふたつ。中学生の男の子は終日「スマホゲーム」に、小学校の孫娘は押しつぶして遊ぶ、スクイーズ玩具「ぷにゅぷにゅ」に熱中!正月風景も一変!

小生今年8月で75歳。まずは健康に気をつけながら、地元仲間との卓球、ゴルフ、家内との旅行等で今年1年を楽しみたいものです。


 


↓↓ 並木さまより写真をお送りいただきました。
  写真をクリックすると、大きく・鮮明な画像でご覧いただけます。


わが家のおせち
01osechi.jpg


わが家の雑煮
02zoni.jpg


姉埼神社
03anesaki-jinja.jpg


ぷにゅぷにゅ

04punyupunyu.jpg



◇編集部・田中より

賑やかなお正月を迎えられましたね。
家族が一同に集まり、みんなの健康をそれぞれが確認できる場、
それも正月のひとつの姿なのかもしれません。
今では凧揚げや双六、福笑いなども過去の遺産になってしまったのかもしれませんね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
 

さて、来月号のお題は【一度は食べて欲しい!私のふるさとの郷土料理】です。

今月に続き、「食」のお題ですnote

「一度はぜひ食べて欲しい!」と思う、
みなさんのふるさと・地元の郷土料理を教えてください。

たくさんの投稿をお待ちしていますheart01


mailto お題への投稿は↓↓こちらからお寄せください。 

https://www.hankyu-travel.com/wakuwaku-paper/mail.php



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 2.「旅を創る」現場を行く
    ~旅職人、日々こんなことをやっています 
   
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(第23話) 「顔が見えない接客のプロだからこそ」 の巻


阪急交通社の久家です。

今年もコツコツと「阪急お客さま新聞」を作っていきたいと思います。
引き続き、あたたかい目でお見守りくださいますようお願い致します。

また、今年は新聞を通してより多くのお客さまと交流ができればと
考えています。どんなことができるかと考えるだけで今からワクワクしています。


さて、今回ご紹介するのは「予約センターで活躍する職人」です。
1日に何十件もの電話問い合わせに対応しています。

対面ではない接客の難しさや、お客さま窓口としての役割など
予約センターならではのお話を聞くことができました。


◆電話受付センターの職人◆
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<海外ツアー予約センター 担当:飯塚(MS)>

数名のスタッフをまとめるチームリーダー。

親身且つ丁寧な対応に定評があり、お客さまよりお褒めの言葉をいただくことも。
お客さまに寄り添う穏やかな話し方は、確かに親しみを感じ
私もお客さまだったら彼女に対応をお願いしたいと思うほど。

また真面目な仕事ぶりで、上司やスタッフからの信頼も厚い4年目社員。

休日は、友人たちとの会食やカラオケを楽しんでいる。
気の置けない仲間と楽しい時間を過ごすことで、心のスタミナを充電できるのだそう。
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はじめまして。阪急交通社・予約センターの飯塚と申します。


yoyakucenter2.jpg




予約センターは、お電話でツアーの【予約・変更・取消・お問い合わせ】を
受け付けている部署です。

この記事をお読みいただいている方の中にも
予約センターを利用されたことがある、という方がいらっしゃるかもしれませんね。

当社の全国の予約センターでは、1日に一万件以上の電話受付をしており、
阪急交通社の「お客さま窓口」として多くの方にご利用いただいています。

昨今はインターネットからのお申し込みも増えていますが、
やはり直接お電話をくださるお客さまが多いため、年末年始以外の毎日営業しています。


私が勤務している【東日本地区】の予約センターは、約330名のスタッフが所属。

埼玉県(さいたま市)・千葉県(千葉市)・北海道(札幌)の3箇所にあり
それぞれに国内ツアー・海外ツアーの専用受付部署があります。

その中で、私は<さいたま予約センターの海外ツアー専用受付>の部署に在籍しています。


ここでは61名のスタッフがシフトを組んで勤務し、

・トラピックス
・クリスタルハート
・フレンドツアー
・クルーズ
・各支店(札幌・仙台・北関東・長野・静岡・新潟)

のすべての海外ツアーに対応しています。



そのため、いつ・どのツアーのお問い合わせが来ても、
全てのスタッフが対応できるようにツアーマニュアルを作成しています。
(1000コース以上設定があるので、マニュアルは分厚いです!)


yoyakucenter3.jpg



そして、お客さまがどの窓口に問い合わせをされても同じ対応ができるよう
「旅行受付カウンター」と「予約センター」でマニュアルを共有しています。


そういえば、受付カウンターのお話もこのコラムで紹介されていましたね。
https://blog.hankyu-travel.com/staff/newspaper/201605189077.php


カウンタースタッフも予約センタースタッフも同じ「お客さま窓口」。
知識や情報だけでなく、接客に対する意識も共有しながら業務にあたっています。


私が 阪急交通社に入社したきっかけは、海外旅行での経験からです。


海外の行く先々で「文化の違い」そして「人の接し方の違い」を感じ、
より海外に興味を持ちはじめました。

自分が生きてきた世界にはなかった価値観や感性。
新鮮で「おもしろい」と感じ、海外と繋がれる仕事がしたいと考えるようになりました。

そして、前職だった接客業の経験も活かせる『海外ツアーの電話受付』という仕事に出合い、
気付けば履歴書を送っていました。


接客業の経験と言っても、実は私は人見知り・・(苦笑)
初対面の方と顔を合わせて話すことは得意ではありません。

その点、この仕事は<対面ではない接客>を出来ることが、私には合っていると思います。


しかし、「海外が好き」「誰かのためになる仕事」という思いだけで飛び込んだ旅行業。

みっちりと研修はあるものの、いざ実践となると知らないことの多さに戸惑いました。

現地のこと、ビザのこと、発送物のこと、航空機のこと、保険のこと、インターネットのこと・・。
何がわからないのかもわからない状態でした。

お客さまのほうが詳しいということもよくあり、電話を保留にさせていただき
確認しながら対応する日々。

時にはお客さまからお叱りを受けたこともあり、申し訳ない気持ちと自分の未熟さに対して
悔しい気持ちで泣きたくなることもありました。


そして、

またわからないことを聞かれたらどうしよう・・
保留ばかりでお客さまにご迷惑をおかけしてしまうかもしれない・・

そう悩むようになり、電話に出る度に恐怖心でいっぱいでした。

一番怖かった状況は、保留にしてお待たせした上に出来ないと回答をしなければならない場合。
今すぐ逃げたいと思ったことは何度あったでしょうか。


それでも逃げ出さずに、今まで続けて来られたのはやはり「接客が好き」だからです。


社内の数有る部署の中で、お客さまと接点を持てる部署は限られています。

「お客さまのために」と直接感じることができるこの仕事は
自分が本当にやりたいと思っていたこと。

であれば、自分の中にある恐怖心を自分自身で乗り越えるしかありません。

わからないことを減らすためには、勉強を重ねることと経験を積むしかない!!

とある時に腹を括ることができました。



上司や先輩であるチームリーダーに支えてもらいながら、
少しずつですが経験値を上げていくことが出来ました。

お客さまへの話し方や言葉選びなどテクニックな面も研究して
自分のものにしてきました。


それから4年。
今では自分がチームのリーダーとして、スタッフを支える立場となりました。



yoyakucenter1.jpg


まだまだ未熟ではありますが、
悩みながら手探りを続けた未熟な私があったからこそ、スタッフや新人さんの気持ちを
理解して接することができるのかもしれません。



リーダーの仕事は主に、

・電話対応中のスタッフのフォロー
・お客さまからのご要望やご意見を関係部署へ正確に伝達する
・新コースや変更箇所の情報共有


です。私が常に心がけていることは、
<出来る限りお客さまをお待たせしない>ことです。

そのためには、スタッフのスキルのアップとともに
・スタッフが仕事をしやすい状況を作ること
・スタッフの質問へ即答できるよう自分自身のスキルアップ

も必要だと感じています。


スタッフが働きやすい状況とは、
電話対応中にスタッフが滞りなく回答できることもその一つです。

ツアー企画担当者は、予めたくさんの情報を受付画面上に提供してくれるのですが、

お客さまからご質問が多い内容 や 接客者目線で必要なことなどを
加えていただくよう働きかけをします。


では、普段どんな一日を過ごしているのか、簡単にご紹介します。


<予約センターリーダーのある一日>


【9:20~】
☆朝礼

☆発声練習 

☆メールのチェック
(納品されているパンフレット情報・料金表の差し替え情報など
発送センターやツアー担当者からメールが来ます。
平日に2連休を取ると、メールが100件以上着信していることも!)


【9:30~】 
電話回線のオープン

【~11:00】 
一番電話が混雑する時間です。


ツアーマニュアルに載っていないことでスタッフが判断できないことをアドバイスします。

回線が混雑する時間帯は、質問が連発ということも。

その合間を縫って、お待ちいただくお客さまを少しでも減らすために
リーダーたちも電話対応をします。

【11:30~/12:35~/13:40~ 3シフトで昼食】

【昼過ぎ】
午前中のイレギュラー対応のチェック
・スタッフが対応した際のメモを見ながら、予約端末への入力が合っているかの確認
・ツアーに参加されるお客さまのメッセージを、ツアー担当者と共有するファイルに入力
・間際出発の場合はツアー担当者へ直接内線連絡

【16:00~17:30】
この時間帯もとても混雑します。

【17:30】電話受付終了

【17:30~】
☆午後のイレギュラー対応のチェック

☆質問があった内容や外国の情報など共有フォルダに情報入力

☆スタッフへの勉強会




平日の午前中は中高年の女性の方から、
土日は中高年の男性の方から、
平日の夕方は仕事勤めをされている比較的若い方から

のお電話が多いようです。


東日本の予約センターとして、各部署のツアー窓口を
一手に引き受けているからこその難しさもあります。


<<東日本といえどもやはり広い>>

毎日何十件と対応するお電話。

いろいろなことがありすぎる中で、最近印象的だったことは
青森県在住の高齢のお客さまの接客を担当したことです。

当社の青森営業所に繋がったと思われたのか、青森の方言でどんどんと話をされます。
大変恐縮ながら、なにをおっしゃっていたのかほとんど理解ができずに
何度も聞き返してしまいました。(それでも結局わかりませんでした)

青森営業所のスタッフから連絡してもらおうにも
あいにく土日で、青森営業所は休業。

埼玉県につながっていることを説明致しましたが、
ほとんど会話にならないうちにお電話が終了してしまいました。

不快な思いをおかけし申し訳ない気持ちと、
対面ではない接客の難しさを痛感したエピソードです。
(後日、青森営業所の担当者がしっかりと対応させていただきました)



<<ハイスピードで増えていく情報を、ひたすら追いかけ続けます>>

予約センターが対応している

・トラピックス
・クリスタルハート
・フレンドツアー
・クルーズ
・各支店(札幌・仙台・北関東・長野・静岡・新潟)


においてツアーが新しくできたり、ツアーの内容が変更になったりと
毎日新しい情報が入ってきます。

それに加え、
予約端末に機能が追加されたり、当社のインターネットの予約サイトのリニューアルなど
新しい機能やサービスが次から次へとできています。

あまりに多くの情報が速いスピードで更新されていくため、その都度
遅れないように付いていくことがなによりも大変です。


しかし、お客さまからどのような質問を受けるかわかりません。
会社の窓口として、当社のことを「知らない」と回答するわけにはいきません。

社内の広範囲にアンテナを張り巡らせ、日々更新されていく情報とともに
私たちの知識も更新しています。


リーダーの立場となった今でも、100%恐怖心が無いかと言われれば
そんなことはありません。

常に、心のどこかで不安な気持ちをいただきながら電話の対応をしています。
しかし、今では「恐怖心」と捉えずに「緊張感」に置き換えるようにしています。

考え方によっては、緊張感があるからこそ
お客さまへの対応に一生懸命になれると思うんです。

お客さまから「ありがとう」のお言葉を頂く度に、
毎日の努力が報われていると感じます。おおげさではなく、涙があふれる時があります。

そう。新人時代に流した悔し涙ではなく嬉し涙です。

リーダーとなった今では、電話の恐怖心よりも、情報に乗り遅れていないかの恐怖心
のほうが大きいかもしません。

自分が情報に乗り遅れることでスタッフも同じ状況にさせてしまうこと、
それにお客さまへ新しい情報をお伝えできないことに繋がるからです。



正確さとスピードと情報収集力が求められる予約センターの仕事。

振り返ると、よく私がこの仕事をやれているなぁ・・なんて思うこともありますが、
毎日必死に取り組んできたからこそあっという間の4年でした。

旅行会社に勤める者として「だれかのために」を直接感じられる仕事に、
責任感とやりがいと感謝の気持ちを持って臨んでいます。


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いかがでしたでしょうか。

インターネットが普及した今でさえ、多くの方にご利用いただいている予約センター。

「会話をすることでお客さまの不安を払拭できる」ことに大きな意味があるのだと思います。


しかし、電話での接客は、表情もジェスチャーも見えないため伝わりづらい面もあり、
対面接客とはまた違う難しさがあるようです。

旅行という形の無い商品を扱うため、伝わらないことや誤解をすること(誤解を与えること)で
重大なミスにもつながりかねません。

だからこそ、予約センタースタッフは、受話器越しのお客さまとの会話に集中し
間違いが無いように手配内容を復唱し確認を徹底しているといいます。

また、視覚で意思の疎通が出来ない分、声のトーンや・話し方から「察する」スキルも必要なのだと思います。


予約センタースタッフがいつも行っている
「お客さまに寄り添う・察する・確認する・受け取める・伝える」こと。

あらためて考えてみると、それは接客の基本であると同時に
人同士がコミュニケーションをする上で最も大切なことだと思います。


私たちはいわゆる「旅行の通販」をさせていただいているからこそ、
お客さまに「人同士が繋がっている安心感」を提供できる予約センターの役割は大きいと感じました。




(ライター:久家)


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 3.今月のお話(ライター:ほっちゃん)   
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はじめましての方もお久しぶりの方も、こんにちはsign03
今月のライター担当、
ほっちゃんですsmiley

現在はトラピックスでハワイの担当をしておりますyacht

実はハワイ担当になったのは昨年の8月のこと。。
ハワイに行ったことがない担当者ではいかんだろう、ということで
まるごとハワイ3島めぐり』というコースに添乗員として同行し、
さらに2延泊して現地・ホテル視察をしてきました

『まるごとハワイ3島めぐり』って・・・?
その名の通り、ハワイ島・マウイ島・オアフ島をどどーんと回っちゃう
ハードな・・いや、ハワイを堪能できちゃうコースです(笑)

では、入社してから初めての添乗同行&ハワイ視察へ出発~sign03


★1日目
成田空港からハワイ・ホノルル空港へ行き、乗り継ぎでハワイ島・ヒロ空港へ向かいますairplane

到着すると夕方です。部屋からの景色で「あ~ハワイに来たのかあ・・」なんて一息つきます。
1日目はほとんど移動ですが、アクティブな方はタクシーを捕まえて地元のスーパーへ行かれてましたnote


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★2日目
さあ、観光はこの日から!ハワイ島はハワイの数ある島の中でも一番大きいことから
「ビッグアイランド」とも呼ばれています。そして、そのビッグアイランドで象徴的なものといえば・・・・

世界遺産:キラウエア火山
現在も活動中で、煙がもくもくとでています。。

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そしてなんと普段は見えないマグマが・・・sign03

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幸運をかみしめつつ、次の観光へnotes

ハワイ島では火山や溶岩の活動や痕跡を間近で楽しむことができます。
こちらはかつて流れた溶岩の上!まさに天然の岩盤浴ですよ~shineshine


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このように綺麗な溶岩のかけらがそこらじゅうに落ちていますが、
お持ち帰りは・・厳禁。。
とはいえ持ち帰ってしまう観光客は後を絶たないそうなのですが、ちょっと恐ろしい伝説があるんです。

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ハワイにはたくさんの神様がいると伝えられていますが、その中でも最も有名なのが火山の女神:ペレです。

ペレは美しく情熱的ですが、気性が荒く、嫉妬・怒りなどから焼き尽くすとも言われています。
ペレの魂は現在もキラウエア火山の火口にあるといわれており、ハワイ島から溶岩や砂など持ち出すとペレの祟りがあるといわれているんです。

その祟りはまさしく「火」に関係のあるもので、火傷をしたり火事にあったり、
毎年ハワイ島には島から持ち出されたカケラが何百㎏も送り返されてくるんだそうです。。。

まあ、持ち出さなければ大丈夫ですね♪笑

この日の終わりはハワイ島発祥の「ビッグアイランドキャンディーズ」というお菓子工場です!
すべて手作りのお菓子で、ハワイ島でしか買えない限定菓子です。
最近ではようやくホノルルに支店を出したので、少しは買いやすくなったんですよheart04


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★3日目
3日目は早朝からスタート!今からマウイ島へ日帰り観光です!
(この日は体力勝負!!)

マウイ島観光は、行く時期によって「ハレアカラ国立公園」か「くじらウォッチング」の観光になります。
今回はハレアカラ国立公園へ行きます。空港からぐんぐん標高が高くなって、いつの間にか海を見下ろすほどの高台になると、

なんと!虹が出ていましたshine


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じゃじゃーん!
どれほど虹がくっきり出ているかわかる写真ですよねheart01

虹も含めて素晴らしい景色を堪能していると、ハレアカラ国立公園へ到着。
巨大なクレーターなんですけど、山をみているようですよね。。映画のセットにも使われると聞いて納得の迫力でしたdash


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ハレアカラ国立公園の後は、マウイ島でのもう一つの名所:ラハイナの町散策です!

とっても可愛らしい街で、個人的に再び訪れる人も多いこの街。ショッピングもしやすく、海岸との距離も近いので
リゾートなんだけれども親しみのある雰囲気が漂っています◎


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もっと堪能したいけれども、今日は日帰り・・・
いよいよ旅も最終章!オアフ島へ行って、この日は就寝です night


★4日目
オアフ島には昨夜到着しているので、今日は朝からオアフ島の半日観光へ繰り出しますsign03


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こちらはハナウマ湾です。
とても綺麗なビーチで、家族連れがシュノーケリングを楽しむ姿も見ることができましたheart02

そして湾を囲っている山々を見ていただきたいのですが、なんだか「とかげ」の形に似ていませんか・・?

実はこの「オオトカゲ」、女神ペレの使いだといわれているんです。
とかげの背中(稜線)をハイキングすることも可能ですが鼻先(写真でいうと左の岬)には入れないようになっています。


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岩の穴から勢いよく海水が噴出される「潮吹き岩」や日本ではおなじみの「あの木」(笑)を見て半日観光は終了します。

アラモアナショッピングセンターでお買い物を楽しむ時間もありました(^^♪


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そして旅はクライマックス、ディナークルーズの時間がやってきます。
この日はあいにくの曇りだったのでダイヤモンドヘッドやワイキキビーチの様子などを眺めることはできませんでしたが、
ディナーショーは大盛り上がりでした☆彡

どうでしょう、雰囲気が伝わるとよいのですが、、、

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飲んで食べて歌って踊って(笑)クルーズの中とは思えないほどアクティブなディナーに皆さん笑顔がはじけていたのを思い出しますheart02


★5日目
翌日は帰国日なので『まるごと3島めぐり』のお客様とはここでお別れ。
ここからはツアーではなく現地視察です!!気分を引き締めてホノルルを勉強してきました♪


みなさんにご紹介したいのはDOLEのパイナップル園とロックアフラというハワイアンショーです!

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このマークと字体は日本でも有名ですよね。ここでは色も食べ物もパイナップル一色!
新鮮なパイナップルとソフトクリームもいただきました。

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2016年、皆さんが最も耳にしたパイナップルといえば、、「I have a ~♪」じゃないでしょうか(笑)

この時ちょうど日本でPPAPが流行りだした頃だったと思うのですが、園内ではあちらこちらで「パイナッポーペーン!」と聞こえてきました(笑)

そしてもう一つがこちら、ワイキキのロイヤルハワイアンセンターで上演される「ROCK A HULA」。

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ワイキキ最大のハワイアンショーで、フラダンスからPOPミュージック、ファイヤーダンスまで楽しむことできるんです!
ディナーも盛りだくさんなのでお腹いっぱいになります!


楽しい時間はあっという間・・・・
初めてのハワイは贅沢に3島もめぐり、ワイキキの雰囲気もしっかり掴むことができました。

やっぱり自分の足で歩いてみないとその土地の魅力、空気、感覚はわかりませんね!
海外旅行自体も久しぶりだったので、個人的にとても刺激的なお仕事でした(^^*)

最後に、帰国便の中から見た虹をみなさんにおすそ分けして、終わります♪

ここまで読んでくださってありがとうございました!
今年の夏はハワイもよいけれど!(笑)屋久島へ行きたい、ほっちゃんでしたーsmiley


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<完>




(ライター:ほっちゃん)


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 4.編集後記
   
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新年最初のお客さま新聞はいかがでしたか?

・全日空の機内誌に載っていた平野紗季子さんのエッセイにこんな言葉がありました。

 ------------------
 みんな思い出に支えられて生きている
 きれいなものをより多く見た人が勝つ
 ------------------

充実した人生を送ることができたかどうかは、どれだけ思い出を創ることができたか
にかかっているのかもしれません。

思い出はどれだけ、美しいもの、心震わせるもの、ドキドキワクワクするものに触れたか
に依るのかもしれません。

思い出を創るのにうってつけなのは・・・?

そうです、”旅”です!

人生を彩る旅を、今年もまた皆さんにご提案していきたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いします!


(編集部・田中)



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