みなさーん! お元気でしたか?
「阪急お客さま新聞」編集部の田中ですsmiley

お世話になった会社の元先輩に会いに群馬県の高崎に遊びに行ってきました。
先輩は今、伊香保温泉で働いているのですが、
群馬の温泉は、富岡製糸場人気でとても賑わっているようです。

車で北軽井沢~嬬恋までドライブしてきました。


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嬬恋はキャベツの産地として知られ、最近では「キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ!」
という「愛妻の丘」が有名だそうですが、今はキャベツの収穫もほぼ終わって
人も少なくてのんびりとドライブを楽しむことが出来ました。


この高原地帯は浅間山、白根山などに囲まれた雄大な丘陵地帯で、
「ここは北海道?いやカナダ?」と思わせるようなとてもロマンチックでおしゃれな場所です。
まだ訪れていない方にはぜひおススメします。



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さてさて、それでは今月も「お客さま新聞」でごゆるりとおくつろぎください。



【11月号の目次】

1.お客さま投稿コーナー〔お題:死ぬほど好きな食べ物は何ですか?〕
2.「旅を創る」現場を行く~旅職人、日々こんなことをやっています~
3.今月のお話 (ライター:ゆってぃ)
4.お客さまからの声
5.編集後記


 

 


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 1.お客さま投稿コーナー〔お題:死ぬほど好きな食べ物は何ですか〕
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今月のお題は、

【「これを食べてはダメ!と言われちゃったら、もう死んだ方がましだ!」
というくらい好きな食べ物はなんですか?】
です。(な、な、長い・・・)

匿名希望さまから投稿をいただきました。
早速、ご紹介しましょう。

 

 
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匿名希望さまより
 
これを食べちゃダメ!と言われたら。。

それはベーコン
最近WHOが「肉製品を一日50グラム以上食べ続けると発がんの可能性あり」と発表されました。しかし私はベーコンが大好き。

それも半月以上かけて作る手作りベーコン。
塩、砂糖、各種の香辛料を豚ばら肉に擦り込み待つこと1週間から10日。お天気と気温を見計らって桜チップでじっくりと燻製します。琥珀色に燻された肉塊。すぐには食べられません。

また待つこと1日。やや厚く切ってフライパンで焼く。もうスモークの香りがたまりません。口に含むと口いっぱいに・・。あ~空想しただけでもうダメ。

燻製作りに最適な気候になりました。WHOは関係ない。肉を買いに行くぞ~。 


 


編集部より

身体に悪い食べ物ってどうしてあんなに美味しいんでしょうねぇ~(笑)
でも手作りのベーコンなら安心ですね。
人間は生きるために食べるのではなく、美味しいものを美味しく食べる幸せを
感じる為に生きているんですよね。

ちなみに私がこれを食べられないなら死んだ方がマシだ!という食べ物は・・・
うどんですね。だしの効いた薄味の関西風うどん。
最近は糖質制限ダイエットなんてもてはやされていますが、
私はうどん、そば、パスタ、そして炊きたてのごはんが大好きです。
がんばれ、炭水化物!負けるな、炭水化物!
(田中より)



~・~・~・~・~・~・~・~


さて、次号のお題は・・・

早いもので今年も残すところあと2か月を切りました。
月日が経つスピードがどんどん速くなっているように感じます。

そこで【年末年始の面白い(楽しい)過ごし方】を教えてください。

自分の経験でも、人から聞いた話でも結構です。
私も今年の年末年始の参考にさせていただきます(笑)

楽しいお話、ユニークなお話、お待ちしています!


mailto お題への投稿や、新聞へのご意見・ご感想は↓↓こちらからお寄せください。 
https://www.hankyu-travel.com/wakuwaku-paper/mail.php




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.「旅を創る」現場を行く
    ~旅職人、日々こんなことをやっています
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(第9話)旅程を管理してスムーズな旅行を提供!添乗員のお仕事に密着 の巻(前編)


こんにちは。阪急交通社の久家です。

旅行会社で働いている人の中で、一番親しみがあるのは、
おそらく添乗員ではないでしょうか?

みなさんは、添乗員に対して、どんなイメージを持っていらっしゃいますか?


「英語ができて、頼りになる」
「海外にたくさん行けていいなぁ」
「女性が多い」
「体力勝負で大変そうだなぁ」

・・こんな感じでしょうか?


私も阪急交通社に入社するきっかけとなったのは、学生時代に
修学旅行や語学研修に同行してくれた添乗員さんのお仕事を見て、
「こんな仕事もあるんだぁ、なんでも知っててすごいなぁ」
と漠然とした憧れを抱いていたからです。

今回は、そんな憧れの職業の(?)添乗員のお仕事に密着します!



◆添乗の職人◆
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<齋藤 明> 添乗歴:15年 訪問国数:70ヵ国以上


前職は、自衛官そしてアメリカでツアーガイドを経験。
ツアーガイドをやっている時に、一緒に仕事をしていた添乗員の仕事に興味を持つ。
様々な国へお客様と旅できることに魅力を感じ、転職と帰国を決意。

現在、東京トラピックス・クリスタルハートでヨーロッパを中心に添乗中。
常にスーパーポジティブ思考で、まさに「添乗する松岡修造さん」2児の父でもある。

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こんにちは!阪急交通社添乗員の齋藤です。

たくさんいる添乗員の中で、私が参考になるかわかりませんが(笑)
なんでも聞いてください!

添乗員それぞれのやり方があると思いますが、私の仕事をお話しします!



<ツアー約3日前> ~次のツアーモードへ頭を切り替える~

私たちは、オフィス勤めではないため、打ち合わせや精算がある日に出社します。
ツアーの打ち合わせは、出発の3営業日前となることが多いですね。

繁忙期は、添乗精算の日に、次のツアーの打ち合わせをすることがありますが、
オフィスに出社することで、頭の中が「前のツアー」から「次のツアー」へ切り替わります。
最近で言うと、「北欧クルーズツアー」→「クロアチア」→「モロッコ」みたいに。


ツアー企画部署が入っているビルの中に、「添乗ルーム」があります。
打ち合わせの時間帯が決まっているために、毎日昼過ぎには、
ツアーを控えている添乗員たちで混雑しています。

いつにどのツアーに添乗に出るか、そして、そのための打ち合わせ日も
スケジュールが組まれていて、添乗ルームに出社すると、
ツアー中に携帯する書類がセッティングされています。


添乗に必要な書類とは、
【お客様がお持ちの日程表、添乗員用の英文日程表(手配内容が詳しく書いてあります)、
パンフレット、担当者からの指示書、参加のお客様のリスト、
同コースの過去日報、担当者への報告書など】です。

すべての書類に目を通してから、現地手配会社の担当者・ツアー担当者と
打ち合わせをします。何度も行っている国、何度も行っているツアーでも、
その時々でレストランやホテルが変わることがありますので、
毎回の打ち合わせは欠かせません。


ここまでは通常の流れですが、打ち合わせまでの待機時間に、
私は「
齋藤ファイル」を作成します。

SAITO_FILE1.jpg   SAITO_FILE2.jpg



バラバラにある書類を一冊のノートのようにまとめ、見やすいようにカスタマイズします。
こうすることで、書類をなくす心配もないですし、持ち運びにも取り出しにも便利です。

書類や打ち合わせでツアーの流れを掴めたら、お客様へご挨拶コールをします。

出発直前の準備段階では、多少の心配やわからないことも出てきますよね?
よくある2大質問は、「天候・気候」・「両替」です。


「天候・気候」については、同じ方面のツアーから帰ってきたばかりの添乗員に聞いたり、
世界の天気予報をチェックしたり、例年の平均的な気候を織り交ぜてお話します。

しかし、昨今の異常気象の影響もあってか、その季節にはあり得ない寒さに
あたったこともあり、結果的に、ご案内が大外れてしまったこともありました(ガッカリ・・)

今の日本の気温でさえ、その日によって大きく気温が違うこともありますが、
世界中がそんな状態なのです。

「気温や天気をきっちりと教えてほしい」と仰られることがあり、そんな時は困ってしまいます。
他のことなら「可能な限りなんとかします」ができても、天候・気候ばかりはお約束できません・・。

やはり、基本は重ね着!
脱ぎ着をして、調整していただくことをおすすめしています。

夏以外はどの場所でも、急な寒さに対応できるように、
ウインドブレーカーがあるといいですよ。


「両替は、いくらしたらいいか?」も・・、実はとても難しいご質問ですね(笑)

お客様によってどのくらいお買い物されるかが違いますから、なんとも言えないのです。

そこで、いつもアドバイスしているのは、「(チップを含めて)両替はなるべく最小限に」。
日本と現地の物価の差などをお伝えしながら、セキュリティ・マネーでもあるクレジットカードを
使うことをおすすめしています。


お客様へのご挨拶コールは、30名のツアーだとしたら、
(ご夫婦親子のご参加者だけではなく、お友達と参加されることもありますので)
だいたい20軒位でしょうか。

1軒あたり平均10分強とし、順調にすべてのご連絡先に掛け終えると
だいたい4時間くらいかかっている計算になりますね。

慎重なお客様だったのでしょうか、過去には、1軒のお電話で
1時間かかったこともありました。

そのお電話で、安心して空港にお越しいただけるなら、
ご納得いただけるまで聞いてくださっていいんです!

出発前の不安を払拭することも、私たちの仕事ですから。

(注:どうしても電話がつながらない場合は、留守番電話を残すこともあります。)




<ユニフォームとグッズ> ~いつもの相棒たち~ 

私は衣替えをしません。
なぜなら、北半球に行くか南半球に行くかわからないからです。

現地のホテルでは、業務優先のために、洗濯する時間がありませんから、
しっかりと着替えを持っていきます。とは言っても
Yシャツ+下着+靴下を日数分、薄手セーター、厚手セーター、ウィンドブレーカー、
洗面用具。スーツケースに入っている私物はこのくらい。(注:あくまで私の場合です)

そして、ユニクロは私のお気にいりのユニフォームです。


毎月2~3本の海外ツアーに出ていますが、スーツケースは同じものを7~8年使っています。
けっこう長く使っているでしょう?
現在使っている相棒(スーツケース)は、先日買い直した3個目です。


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長く使えている理由、それはソフトケースだから。

しっかりしたハードケースと、しなやかなソフトケースの
どちらがお好みかは人ぞれぞれですが、
私は、凹んだり変形したりしない=壊れにくいソフトケースを選んでいます。
多少の雨では濡れないですし、使いやすいですよ。


絶対なくしてはならない【携帯・デジカメ・財布・パスポート】の4点セット。

特にパスポートは、Yシャツの内側に入れていて、まさに「肌身離さず」。
この4点セットは、常に触って確認します。

自分の体を上からペタペタ触っている時は、この作業をしていると思ってください。
胸筋に自信があるから触っているとか、そういうことでありませんから!(笑)


「添乗用グッズ」として、毎回持っていくもの。
それは、【ガムテープと重量計】です!

ガムテープは、お客様のスーツケースの鍵が壊れた時に、
グルグル巻きにして固定することで、一時的にしのぐことができます。

また、バスタブにお湯を溜めて入浴する習慣がない国では、
栓が無いという緊急事態にも遭遇します。
ガムテープは、荷物の梱包だけではなく、バスタブの栓の代わりとしても大活躍です。

そして重量計は、帰国の際に重宝します。

買ったおみやげをスーツケースに詰めて帰るので、
出発の時よりもスーツケースが重くなることがありますよね?

航空機に預ける荷物の重さには制限がございますので、
スーツケースの重さが心配だというお客様がけっこういらっしゃいます。

ご希望がございましたら、その都度お客様に重量計貸し出ししています。


海外ツアーに参加する時にあると便利なものもご紹介しましょう。
(旅行説明会みたいになってきましたが・・)

・ウィンドブレーカー
少々の雨、風、寒さ対策として、どこに行く時にもあると便利です。


・3つ口電源タップ(複数コンセント)
海外のホテルには、コンセントが1つしかないこともよくあります。
携帯電話やスマートフォンなど複数を充電したい場合に便利なものが、
3つ口電源タップ。100円ショップにも売っています。


・到着初日のミネラルウォーター(500ml)
ツアーによっては、到着日に水を購入できない場合があるからです。
荷作りの際に、スーツケースに1本入れておけば安心ですね。


次号へつづく>>

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いかがでしたでしょうか?

今回は、ツアー出発前の齋藤添乗員の仕事の様子をインタビューしました。

業務のお話だけではなく、旅行前の準備に関して「なるほど」と
思えるようなお話も聞けました。

次回は「ツアー中の添乗員のお仕事」をお届けします。お楽しみに。


(ライター:久家)




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 3.今月のお話(ライター:ゆってぃ)
   
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みなさん、こんにちはnote ゆってぃですsmiley

今回は、先月添乗で行ったミャンマーのツアーについてお話ししたいと思いますsign01

宣伝するわけではないのですが・・(笑)、
『XT747 往復全日空(ANA)直行便利用 古き良きミャンマー感動の旅 8日間』
https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_i.php?p_course_id=XT747&p_hei=10
に添乗員としてお客さまをご案内させていただきました。


【1日目】
まずは全日空の直行便にてヤンゴンへairplane

安心の日系航空会社利用の為、快適な空の旅でしたnotes
夕食のミャンマー麺料理を食べて早めにチェックインをしておやすみなさい。


【2日目】
今日はツアーのメインの一つ、トラピックス初登場の《ゴールデンロック》へsign03

専用トラックに乗ってどんどん上の方まで向かいますdash
もちろん手すりもありますが、道が悪いので(道ができるまでは数時間かけて登っていたそうですsweat01
結構揺れがあって、ちょっとジェットコースターに乗っているような気分も味わいました。
お客様も【楽しい~♪】とおっしゃっていました!

写真ではあまり伝わらないかもしれませんが、夕日とライトアップのゴールデンロックはとても綺麗ですshine


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本当に落ちそうで落ちないのです!!
信者から寄付された金箔で覆われていて、男性は金箔を貼ることもできます。(信仰上の理由で女性はダメなのです・・)



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【3日目】
本日から早起きがスタートです。まずは昨日夕日とライトアップを見たゴールデンロックの朝日を見に来ました。

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今日はこれからバゴーに向かいます!
シュエモードパヤーやシュエターリャウン寝仏の見学をしました。
シュエモードパヤーは現在修復工事中とのことで、あまり見ることができない姿を見ることができました。


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本日の夕食はアウンサン将校の執務室を改装した《House of Memories》にてミャンマー料理です。
お客さまにも喜んで頂きました!


【4日目】
今日も朝早いモーニングコールをして国内線でヤンゴンからニャウンウー空港へ。
ミャンマーの国内線は自由席が多くてビックリしました!!
またしっかりと手配をしているのにもかかわらずフライトキャンセルや、航空会社変更が茶飯事です。
今回は3本乗る国内線全てのフライトが変わってしまいました・・
まだまだ整っていないところが魅力なのかもしれませんね(笑)

到着後ティーローミンロー寺院やアーナンダー寺院などを約3時間ほど観光しました。
夕方はシュエサンドーパゴダからの夕日を見学です!


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【5日目】
今日の朝はまず托鉢体験です。モーニングコールは朝3:30でした。。
朝は早くて大変でしたが滅多に体験することができない托鉢体験はとても良い経験になりました。



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お坊さんにご飯をお供えして昨日夕日を見たシュエサンドーパゴダから朝日を鑑賞です。

ホテルで休憩した後はタビニュ寺院・ダマヤンヂー寺院・スラマニ寺院などバガンの観光です。
ミンナント村という地元の人たちが暮らしているところにも行き子供達にお菓子をあげたりしました。
バガンでの宿泊はデラックスクラスのホテルでとても景色が良かったです♪


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【6日目】
今日も朝早いフライトでニャウンウー空港からヘーホー空港へairplane
インレー湖はバス移動ではなく5人乗りの船移動です。

途中片足で漕ぎ漁をする人を発見 eye

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昼食は普段なかなかツアーではご案内することがない屋台料理シャン料理(麺料理)を食べました。
宿泊ホテルはリゾート地のような水上コテージタイプのホテルです。


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雰囲気も良くホテルから夕日も見えるのでお客さまも喜んで下さいました。


【7日目】
今日も昨日と同様朝早いフライトに乗り、ヘーホー空港からヤンゴン空港へ!
現地のスーパーやアウンサンマーケットなどでお買い物をお楽しみいただきました。
皆さまたくさんのお土産をご購入されていました。

お昼は日本食を食べました。この日本食レストランは雰囲気も良く、お食事も本当においしかったです!!
そしてミャンマー最大のシュエダゴンパゴダをじっくり観光しました。
夕食は鍋料理を食べて空港へ向かいます。
空港でお荷物整理をして、日本へご帰国です。


私の個人的な意見ですと今回の旅行は天気にも恵まれて、そして食事もホテルもとても良かったと思いました!(良いツアーだから企画するのですが・・・!!)

ミャンマーはここ最近注目を浴びていて、おかげさまでお客さまのご予約も増えてきております。


今後も皆さまにご満足していただけるようなツアーを作りたいと思います。

それではまた今度お会いしましょう~note


(ライター:ゆってぃ)




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 4.お客さまからの声
   
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みなさんからいただいた「声」をご紹介します。
いつもたくさんの声をお寄せいただき、ありがとうございます。

 

  mail S.Kさまより

3年ぶりに再開されたシルクロードへ行ってきました。
他社と比較し、ラクダに乗れて人気添乗員の木村さんが案内してくれる御社に申込み。

希望者だけのゴビ砂漠/星空観賞では生憎の曇り空でしたが、車座になってワインを飲み「月の沙漠」を合唱…とても楽しい一夜になり、また絨毯店のショッピングでは見てるだけのつもりが、シルクの玄関マットを購入してしまいました。

帰宅してから井上靖「敦煌」を読み、広大なシルクロードを改めて感じ入りました。

 


 pencil S.Kさま

情景が浮かぶような旅の思い出話をありがとうございました。
砂漠で車座になってワインを片手に「月の砂漠」を歌う。
その場所でしか味わうことのできない贅沢なひとときでしたね。
TV画面や映像がどれだけきれいにホンモノに近くなったとしてもやはり実物にはかないません。
その為にもヴァーチャルではなく、その場に佇む(居る)ことが大切なんですね。
帰国した後、本を読んで再び感動を呼び覚まし、世界に浸るという一粒で二度美味しい経験。
これこそが旅の醍醐味ですね。
これからもいろいろな場所で楽しい嬉しい思い出を創ってくださいね。
(田中より)



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 mail 斉藤 栄二さまより

【北風 おでん 熱燗】

木枯らしがピューピュー。寒い夜の闇にぽっと「おでん」の赤いちょうちん。砂漠の中のオアシス。寒い日のおでんはたまりません。

おでんの「でん」は田楽の でん。田楽は豊穣を祈願した農民の田楽舞が起源とか。踊る姿が串に刺した豆腐に似ているところから名づけられたと物の本にあります。中世の頃豆腐を串に刺 し塩を付けて焼いたのが始めと言われています。その後、なす、里芋、こんにゃくなどがレパートリーに加わったそうです。

ちなみに魚の白焼きに味噌を塗った のが「魚田」。室町後期の京都の神社仏閣の門前には簡単な食事を供する茶店が繁盛しました。江戸では町を売り歩く「振り売り」や屋台が発達し、中でもソバ屋は人気を集めました。かの鬼平こと長谷川平蔵も夜泣きそばを すすりながら張り込みをしているシーンが「鬼平犯科帳」にあります。あんどんに「おでん かんざけ」と記し、商っている様子が当時の錦絵に残っています。 江戸っ子の飲食の楽しみのひとつだったようです。

大阪の煮込みおでんは昆布だしで温めた甘味噌を塗ったもの。江戸ではかつおだしに醤油、みりんなどで煮込んだもので、関西の煮込みおでんは「みそをつける」ということから縁起をかつぐ江戸っ子には嫌われたようです。その後おでんに魚のすり身を加工した練り物が加わり、現代のような形になってきました。

お酒との相性が抜群に良いおでん。酒は冷でも燗でもまたこれよし。近ごろは各地の屋台を巡る旅も人気とか。地元の人と名物鍋をつっつきながら語らうのもこれまた旅の醍醐味。
   
 「熱燗や 手酌いかしき 一、二杯」 久保田万太郎

 「燗酒に 愚痴こぼすや ご同輩」   栄二(駄句でした)

田中慎二さん、今日帰りにどうですか?

 


pencil 斉藤さま

ああ、もうたまりません、赤ちょうちんと縄のれんをくぐりたーい!
熱燗の恋しい季節になってまいりました。
燗酒派の私としてはまさにシーズン到来!です。
私は日本酒は刺身や寿司で飲るのが好きなのですが、
おでんも日本酒には最強のアテです。
おでんってどうしてあんなに美味しいんでしょう。
呑んべえにはそんなことしか語れませんが、斉藤さんの教養あるお話を伺うと
「やっぱりおでんと日本酒だな」と妙に自分を納得させて今夜も私は大衆酒場に向かいます(笑)

「熱燗に こころもからだも ぽっかぽか」 慎二



~・~・~・~・~・~・~・~
 

 
mail 小畑 京子さまより

今日は。今月号も楽しく拝読致しました、ありがとうございます。

田中さんのシュウマイ弁当の記事は横浜生まれ、育ちの私にとって、とても馴染みの有る楽しいものでした。今だ拘りを持って継続している部分に感銘を受けました。実はその昔お醤油入れが瓢箪の形をした瀬戸物 だったのですよ。ご存知でしたか?それから横浜駅東口地下に『アリババ』という崎陽軒直営のレストランが在り、バイキングがお薦めです。ランチ・タイムは2000円以下でシュウマイは勿論美味しい料理が沢山味わえます。機会が有りましたら足を運んで見て下さいな。

9月26日より『アメリカからカナダへ東海岸クルーズ11日間』に参加をして参りました。紅葉には少し早かったものの、黄葉を少し観る事が出来、現地ガイドさんの穏やかで丁寧な案内と楽しいお人柄で一層楽しい旅に成りました。ここの所クルーズの情報が満載で嬉しく、綺麗なお写真と共に船内、ゲストの様子などクルーズ好きには一層好奇心をかき立てられると 思います。毎晩の華やかなショー、フルコースのディナー、楽しくて飽きないアクティビティの数々、一番嬉しいのは目覚めれば次の国、そしてキャビンは下船まで全くのプライベート・ルームで自由に過ごせます。

以前と違って決して敷居の高いものでは無く、参加しやすいコースも沢山あり是非お勧めです。私共も又11月と来年1月にトラピックスさんで14日間のクルーズに参加をさせて頂きます。

すっかりハマって早30回に成りますが様々な内容を検討すると決して高価では無いと思われます。阪急さんのクルーズはサーチャージ込みのコースも数多くありがたい事と思っておりますので、これからも宜しくお願い致します。

 


pencil 小畑さま

いつもメッセージをありがとうございます。
崎陽軒直営のレストランがあるのですね。
うれしい情報をありがとうございます。
醤油入れがひょうたんの形の瀬戸物の入れ物だった・・・そうでしたそうでした、
微かに憶えています。

私がシウマイ弁当に感銘を受けたのは、美味しさももちろんそうなのですが、
崎陽軒さんの、会社としてのブレない姿勢です。
「変えるべきものと変えてはいけないものがある。
しかし世の中には変えなければならないものを変えることが出来ず、
変えてはならないものを変えてしまう会社が多い」と社長は仰っていました。
言うのは簡単ですが、なかなか出来ることではないと思います。
私たちも見習うべきところがあると思いました。

クルーズの魅力を私どもに代わって宣伝してくださりありがとうございます!(笑)
私もここ数年でクルーズの虜になってしまったひとりですが、
~「●●でどこかに行く旅」から「船で素敵な時間を過ごす旅」へ~
これは私の中ではコペルニクス的転回とでも言えるような衝撃でした。
クルーズを経験した約90%の方がリピートするというのがよくわかりますね。
まだクルーズを経験されていない方々にクルーズの素敵な世界をお伝えしていきたいと思います。

弊社のクルーズブログも最近充実しておりますので、ぜひ読んでみてください。
https://blog.hankyu-travel.com/cruise/

これからもクルーズでたくさんの思い出を創られることを願っております。
(田中より)



~・~・~・~・~・~・~・~
 


 mail 石澤 正司さまより
 
私も田中さんのテレビを偶然見ました。

とても為になりました。

トラピクスの添乗員も普段から雑学を勉強して薀蓄を軽いのりで披露して欲しい物です。


 


pencil 石澤さま

NHKも最近ユニークで自由な番組を作るようになったと感じます。
民放よりも独創的な作品も見かけることが増え、すごいなあと感心しています。
例えば『サラメシ』とか『LIFE』とか好きですね。
添乗員も知識や経験ばかりでなく、ツアーのお客様がひとつになって笑えるような
そんな雰囲気作りができる人材を増やしていきたいと思います。
アドバイスをいただき、ありがとうございました。
(田中より)


~・~・~・~・~・~・~・~
 


 mail T.Gさまより

親の介護で函館にUターンして5年目にはいり、長期旅行と縁のないのも同年となりました。でも、いつか旅行出来る日を夢見て常に旅行プランのお知らせはチェックしています。特に直前にキャンセルした北欧旅行の内容は気になり見ています。

年を重ねると長時間のフライトはきつくなりますね。過去3回、ヨーロッパが好きで行きましたが往路は席に余裕がありますが復路は満席でした。復路は睡眠時間帯ですのでトイレも思うように行けないので、きついですね。

そこで思うのは往路はエコノミークラスで復路はプレミアムエコノミー又はビジネスクラス利用のツアーはできないのでしょうか?


 


pencil T.Gさま

コメントをいただき、ありがとうございます。
復路の方が体も疲れているのでゆったりしたいというお気持ちよくわかります。
航空会社や時期にも依るのですが、ヨーロッパ等では通常のツアー(往復エコノミークラス)を
復路のみプレミアムエコノミークラスで手配できる場合もございます。
(“発生手配”と申しまして、空席があり、かつ対応可能な場合に限られる為、必ずしもOKというわけではないのですが。)
手配できるかどうかのご回答までにお時間がかかることと、別料金にはなってしまいます。
よろしければ弊社の各予約センターまでお問い合わせください。
(田中より)


~・~・~・~・~・~・~・~
 


 mail E.Sさまより

~伊豆の旅~

うららかな秋の一日、静岡県稲取と下田に旅をしてきました。

早朝横浜を電車で出発、まず稲取へ。稲取は温泉、金目鯛そしてつるし雛の発祥地として有名です。今回はそのつるし雛祭りを見に行きました。「雛の館」はつるし雛の展示館。館内に入ると赤と桃色の華やかな色彩がグワーッと目に飛び込んできました。6千個ほどの雛が吊り下がり中央には二十段もの雛人形。ここはいつも桃の節句です。


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つるし雛の風習は江戸時代後期に子どもや孫の成長を願い始まったとか。着物の端切れを俵ネズミやフクロウ、人形などの形に一針ひと針丁寧に縫っていきます。館内所狭しと雛が下がっている様子は圧巻です。

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その後下田へ。ボランティアガイドさんのツアーに参加。二時間ほどのコースでしたが、とりあえず下田を知りました。唐人お吉さんの時代に巻き込まれた人生に思いを馳せました。帰途下田港に朝、水揚げされた地魚の海鮮どんぶりと地酒を戴き、足湯で疲れを取った秋の小旅行でした。


 


pencil E.Sさま

伊豆の旅のお話をありがとうございました。
今年の秋はほんとうに秋らしい秋でしたね。
夏の暑さが厳しかった分、より秋をくっきりと印象深く感じます。
そんな気持ちの良い秋に伊豆での楽しいひととき。いいですね。
稲取は私が新入社員の頃、社員旅行で行ったことがあります。
旅館では大どんちゃん騒ぎでどんな料理を食べたかどんな部屋だったか
をまったく忘れてしまいましたが(笑)、改めて訪れて、じんわりと
楽しんでみたいと思います。
(田中より)


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 5.編集後記
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群馬の旅の続きです。

群馬県といえば、TV番組『秘密のケンミンSHOW』で、
茨城、栃木とともに、他県民からおもちゃにされているという印象がありました。
ちょっと野暮ったくて田舎(失礼、私も広島の田舎モンです)というイメージだったのですが、

群馬県は、
・紅葉がとても美しいこと
・青空の青がとても”青い”こと
を今回初めて知りました。


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(観音山からの高崎市内)


そして、ケンミンショーでも紹介されていた群馬名物「焼きまんじゅう」を初めて食べました。
焼いたまんじゅうにあまじょっぱい味噌をつけて食べる素朴なお菓子。
味も想像できてB級駄菓子っぽいイメージだったのですが、
「ん?うまいっ!」と思わず叫んでしまうほど美味しいお菓子でした。
焼きたてのまんじゅうの食感が想像以上にふかふかでしっとりしていて、しかも香ばしい。
う~ん、うまく表現する言葉が見つかりません。

これです。

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1串4個のまんじゅうですが、ペロッっといける軽さです。

焼きまんじゅう万歳sign01群馬県がんばれsign03

それではまた来月、元気でお会いしましょう
smiley


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