阪急交通社お客さま新聞


みなさーん、春ですねー!

sakura

久しぶりの登場、「こたにん」です。
先週末、東京の桜は満開でした。みなさんは、お花見いかれましたか?
 


この時期、まだ夜は寒いので夜桜見物で風邪をひかないように注意してくださいね。

阪急交通社のホームページでは、お花見特集もやっていま す。
東北や北海道の桜はまだまだこれからです。旅、桜、おいしい食事、温泉…、いいですよねー。
各地の桜の見ごろカレンダーもぜひチェッ クしてみてください。

http://hankyu-travel.com/kokunai/sakura/?baitai_a=hanami396

さ て、今日はこの1年間、私が継続していることについてお話したいと思います。
それは「ウォーキング」です。昨年の1月から毎週末やっています。
最 近はすこしジョギングもできるようになってきました。

前の前の上司がウォーキングで「みるみる痩せていく」のを見て、
「自分にで きないはずがないっ」と思い、
昨年のお正月に家族の前で宣言し、実行することにしました。

目標「1年間で 6kg やせるっ!」

で す。
はじめの数カ月は土曜日、日曜日それぞれ1時間(5kmくらい)歩いていました。
それでも体重がみるみる減っていきます。体重計に乗 るのか楽しくなりますよ(笑)。
そして……、あらら?半年で目標達成!?
ということで、

目標変更「8kgやせるっ!20 歳の時の俺になる!」

により高い目標を設定、です(笑)
体が慣れてきて、この頃は2時間歩くようになってました。
少し走 れるようになったのもこの頃です。

そして、今年の1月、ついに目標達成!
最近は歩く時間を1時間半に落とし、歩き半分・ジョギン グを半分ずつにしています。


ウォーキングをして、いいことがあることに気がつきました。
それは「季節を感じることができ る」です。

私は河川敷を歩いていますが、
 一週間で咲いている花が変わる、
 先週は一匹も見なかったトンボが群れをなし て飛んでいる、
 いつのまにかコオロギが鳴いている、
 気が付くとススキが穂を揺らしている、

 ・・・
土の道にできた水 たまりが凍っているのも、久しぶりに見たような気がしました。
冬は空気が澄んでいるのもよくわかります、富士山が見えることが多いです。
そ して、1年で最高の週が3月最終週か4月第1週の桜満開の週なのです。

sakura2

 

sakura3

河川敷に桜の木がたくさん植えられていて、ほんとに気持ちがい いです。
先週はたくさんの人が桜の木の下でお花見をしていましたよ(たこやきも売っていたっ!)。
桜の木がないところでは、右の写真のよ うに花が咲いています。

花の拡大写真が下の写真です。
 

sakura4

これは何の花でしょうか?

来週と再来週はこの花がさらに増えて背丈を伸ばしてくるはずで(去年の経験から)、
4 月末からGW頃になると主役がタンポポにかわります。

春ですし、みなさんも何か新しいことをはじめてみてはいかがでしょうか?
私 のように思わぬ発見があるかも知れませんよ。
最後におまけです。
 

sakura5

これは今住んでいるマンションの緑地に、スイトピーの種をこっそ りまいておいたのです(笑)
ときどき水やりもしていたのですが、先週の金曜日、ついに咲きました。
一番、日当たりのいい場所のものが1番 花をつけました。
棒を立てるのが面倒なので植木に巻きつかせています。
暖かくなって、急成長しています。
5月になったら、今度は 朝顔の種でもまいてやろうと企んでいます(笑)。

 

次は、尾上一途(おのえ かずみち)さんの登場です


 

江戸・東京を旅しよう
「明治時代、文学の足跡を辿るたび」〈14〉
〜漱石・鴎外・一葉の東京と作品を訪ねて〜


■名作「たけくらべ」を生んだ街--竜泉
私、尾上一途、一葉の最高傑作「たけくらべ」の街「竜泉」にやってまいりました。
樋口一葉は、晩年(といっても、21歳ですが)、この竜泉に移り住み、生計を支えるために駄菓子屋を開いています。小説も書いてはいたのですが、その収入だけでは一家を養っていけませんでした。竜泉に住んだのは、ほんの10ヶ月程度でしたが、有名な色町吉原に近いこの竜泉での生活が一葉の作品に与えた影響は大変大きく、下町で逞しく生きている様々な人間模様をつぶさに観察し、更には、一葉自身が貧困のため身を売るかどうかのせっぱつまった状況に立たされた経験などにより、遊女やめかけ等の心情や詳細描写に説得力が増し、現実感溢れる小説を書くことができたといわれています。「たけくらべ」は、龍泉と吉原を舞台に、吉原の遊女となっていく美登利と僧侶になることが宿命づけられている信如との淡いラブストーリーです。特に大きな出来事が起こるわけではなく、子供から大人への成長、微妙で繊細な心理描写、さりげない日常風景と季節ごとの祭事が自然に重なりあい、読む人の心を深い感動に導くまさに特別な才能を持った人でなければ描けない小説です。

■「一葉記念館」
このような一葉を称え、また、地元の住民の熱意に応える形で、台東区は、1971年に「一葉記念館」が造られました。当時としては、日本で初めての女流作家の単独資料館でしたが、老朽化が進み2002年に一旦取り壊され、2006年に新たに立て直されました。新記念館は、地上3階地下1階建で、1階にギャラリー、ライブラリー、グッズコーナーなど、2階と3階に展示室と収蔵庫、地下1階に研修室などがあり、展示スペースは旧記念館の約2倍に拡張されています。また、展示内容も、山梨の両親の時代から現代における一葉作品の評価まであり、処女作「闇桜」や「たけくらべ」の原稿、推敲から、半井桃水宛の書簡、龍泉寺町で商売を営んだときの「仕入れ帳」等の資料や、一葉が着ていた着物などの遺品、一葉が住んでいたころの龍泉寺町の家並み風景の模型などが展示され、様々な角度から一葉を知るうえで興味深い記念館です。さらに記念館に隣接する「一葉記念公園」のリニューアルも行われ、一葉が生きた時代の下町の雰囲気や路地が再現されています。
皆さん、是非一度見学に行かれ、一葉の世界に浸ってみてください。

 

「一葉記念館

http://www.taitocity.net/taito/ichiyo/

・地下鉄日比谷線 三ノ輪駅          徒歩10分
・都バス(都08)日暮里駅錦糸町駅 竜泉下車 徒歩3分
・北めぐりんバス 一葉記念館入口下車     徒歩2分

 


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