bn_newspaper.gif
 

ili_026.jpg


みなさーん、あけましておめでとうございます!fuji

2011年が明けましたshine
新しい年は、どんな年になるのでしょうね!
明るく楽しく面白い年になると良いですね。

2011年もいつもお手許に「阪急お客さま新聞」をsign03

ライター一同がんばりますので、どうぞ よろしくお願いいたします。

さて新春号は田中がお贈りします。



 

     ile_001.jpgのサムネール画像

私は趣味で合唱をやっているんですsurprise

大阪で学生時代に合唱をやり始め、卒業と共に一旦止めたのですが、
その後10年くらい経って東京に就職したOB,OGを中心に新たに合唱団を結成し、
かれこれ13年になります。活動内容としては、東京都合唱祭への出演、合宿、
数年に一度の単独演奏会の開催です。

2010年度は新たなトライとして老人ホームへの訪問演奏をやろうということになりました。
きっかけは、学生時代からお世話になっている作曲家・鈴木憲夫先生の
「音楽ほほえみ基金」への協力です。

鈴木憲夫さんは、「音楽によってほほえみを!」と謳って、
懐かしい唱歌(ふるさとや赤とんぼ等)を合唱CD化し、無償で全国の施設
(老人ホームや病院など)に寄贈するという活動を行っておられますpresent

私達はその賛助団体として、CDだけでなく、合唱生演奏をお届けしようと思い立ったのです。

この手のボランティア活動は、ともすれば「偽善」「自己満足」「現実逃避」と嫌う人がいて、
事実、合唱団内でも賛否両論ありました。
しかし、何もやらない内からごちゃごちゃ評論家のようなことを言うのではなく、
まずは1回やってみてそれで判断しても遅くないだろう、その時点で改めて
続けるのか止めるのかを判断したら良いじゃないかと半ば強引に実施に踏み切りました。

私自身も実際どうなってしまうのか予想できませんでしたが、現場(施設)に行ってみたら、
何か見えてくるものがあるのではないかと漠然と思っていました。

というわけで12月18日 とある老人ホームに団員18名で訪れましたclover

結論を言いますと、私たちにとって想像以上のとても大きな気づきがありましたflair

合唱界は世の中でもマイナーでとても狭い世界です。
私たちも 普段は審査員の先生や合唱関係者の前で歌うことが多く、
必然「上手だ」と言われるような演奏をしようと日夜励んでいるわけですが、
施設のお年寄りは、合唱を聴く−いわゆる音楽的な耳を持った方々ではありません。
その意味では、誠に失礼ですが、合唱の良さ、醍醐味が果たして伝わるのだろうか?
と不安に思っていました。

しかし歌い終わって私たち団員は、感動と喜びに包まれていましたshine
確かにお年寄り達は、音楽的にどこまで演奏を聴きこなせていたかわかりません。
しかし、手拍子をする人、微笑みを携えてうなずきながら聴く人、いっしょに口ずさむ人など、
それはそれは温かい反応だったのです。

私たちは、普段楽しいことの少ない施設のお年寄りに生の音楽を聴いてもらって
楽しい気持ち、明るい気持ちになってもらおうというどちらかというと一歩上から目線で
「私たちが与えよう」という大それた気持ちで訪問しましたが、
実際には、歌い手の私たちの方がお年寄りから与えられるものがあったのです。

それは、言葉では言い表しにくいのですが、
お年寄り達は心と気持ちで音楽を楽しまれたということだと思います。
私たちは「人に喜んでもらうことがこれだけ嬉しいものなのか?」
と感じずにはいられませんでした。

これは観客が合唱関係者ばかりの時にはまずないことです。
「私は何の為に歌うのか?歌いたいのか?」という根本的な問いに対する
答えのひとつをもらったようでもありました。

45分くらいのステージでしたが、最後はみんなで「ふるさと」の大合唱で終わりましたnotes

団員たちも「来てよかった、喜んでもらってとてもうれしかった」と感動する者が多くいました。
すっかりこの訪問演奏にハマってしまったようです。

このお年より達は、さすがに旅行に行くことは難しいと思います。

しかし、私はこのイベントを通して、
旅行でも同じようなことが言えるのではないかと気づきました。

「お客さまに喜んでいただく」それが旅(商品)作りの基本であり、
そういう気持ちで仕事をしていると、実は自分自身の仕事の誇りややりがいにつながって、
更に良い旅(商品)を創ることができるようになるのだと。
私はこのごく当たり前のことを、改めて肝に命じて仕事をしていこうと思いました。

今年もどうぞ阪急交通社をよろしくお願い申し上げます。

それでは皆さま、来月またお会いしましょう、お元気でsign01

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
お客さまから頂いたお声紹介コーナー
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−
それでは、ここで先月号(61号ゆかっぷ)にお客さまから届いた声をご紹介しましょう。
今回はたくさんの声をお寄せいただきました。 ありがとうございます。



mail小畑京子様より
今日は・・。お久し振りです。
でも、お客様新聞は毎号欠かさずに拝見致しております。

今回の『ゆかっぷ』さんの海外添乗実地研修のコラムは
とっても楽しく、微笑ましく読ませて頂きました。
確かに添乗員さんのお人柄一つでその旅行が楽しかったり、
時には残念と思えたりと、参加者にとっては大切な位置に有ります。
でも、ゆかっぷさんにプレッシャーを与えてしまうかも知れませんが、
【阪急】さんの海外旅行では一度を除き大変に満足の行く方達ばかりでした。

印象に残っている添乗員さんが何人もいらっしゃり、現在もお便りの遣り取りや、
添乗先から絵葉書をお送り下さる温かい方とのお付き合いも続いております。
こう言う方に添乗して頂いた旅は深く心と記憶に残り一生の心の財産となっております。
何時の日か、ゆかっぷさんの添乗にてご一緒出来ると嬉しいですね。

旅も人も、そして美味しい物も大好き(?)なゆかっぷさん、
頑張れ!応援していますよ!
 

pencil小畑京子さま
ブログのご感想を下さりありがとうございます。
また、とても温かいお言葉を頂戴しまして誠にありがとうございます。

初めての添乗研修で実際に添乗業務を経験して、いかに自分が
添乗員の表の部分しか見ていなかった事に気付かされました。

小畑さまのおっしゃる通り、どんなに内容の良いツアーでも
どんなにお食事が美味しいツアーでも添乗員の行動、言動で
お客様をがっかりさせてしまう事があればそのツアーは台無しです。

普段はほとんどお客様と触れ合う機会がなく、
添乗デビューはいつの日になるか分かりませんが、
いつの日か小畑さまとご一緒出来る事を楽しみに、
その際は阪急の先輩添乗員の方々を見習い、大満足のご旅行になりますよう、
精一杯日々の業務にも取り組んでいきたいと思います。

今後とも私共々阪急交通社を宜しくお願い致します!

PS.甘い物は控えるよう気を付けます・・(笑)
ありがとうございました。
(ゆかっぷ)


mail 秋平好古様より
新入社員のユカップさんへ
この新聞記事で会社は教育訓練に合格の評価をくれましたか?
お客としての参加ならこれでよいかも知れませんが、
少なくとも会社費用で外国旅行をしてこのレポートでは20点ぐらいです、
もっと大事な事を忘れています。

私が教育係なら許しません。
新人さんですから今後もっともっと勉強と経験を重ねて
阪急一でなく「日本一」の添乗員になって下さい。

客の側からの旅の喜びは、1に天候、2に添乗員の質です、
3にホテル等の食事設備、4に観光地ですがこれは客の自己責任です、
頑張ってください。

pencil秋平好古さま
ブログへのご感想ありがとうございます。
また貴重なご意見を下さり誠にありがとうございます。

秋平さまのおっしゃる通り、少し甘い考えでこの研修に
臨んでしまったと反省しております。

私の部署は普段お客様と触れ合う機会がなく、
実際に添乗に行く機会も日常業務ではありませんので
添乗への意識と意気込みが十分に足りていなかったのだと反省しております。

しかし実際に添乗業務を行い、現場の業務を経験する事は
的確に業務を遂行する上で非常に必要なことですので
弊社では新人などを対象に添乗研修制度を設けております。

今後実際に添乗に行く際は、この研修で学んだ事を生かし、
プロの添乗員ではございませんが、お客様への気配りは世界一と
胸を張れるよう精一杯努力したいと思います!

こんな不束な私にご親切にご意見を下さり誠にありがとうございました。
今後の自分への戒めとし、日々の業務にも取り組みたいと思います。

今後とも私共々、阪急交通社をよろしくお願い致します。
ありがとうございました。
(ゆかっぷ)


mail森田忠志様より
申し訳ないですが,面白かった。

添乗員さんはハードな仕事とは分かっていましたが、
爆睡とか万里の長城をこわごわ降りてくるのとか、姿が見えるようですね。
添乗員さんが良いと本当に旅が楽しくなります。でも結構大変だなあ,
と同情し、不満の一つも言わないのがお客様です。

其の所をしっかり弁えて、これからの活躍を祈ります。
あなたがとても良い添乗員になれそうな予感を持ちましたよ。

pencil森田忠志さま
ブログへのコメントを下さりありがとうございます。
また楽しんでお読み頂き誠に光栄です。

今回の添乗研修では、実際に添乗業務を経験すると共に、
実際にツアーに参加するお客様のお気持ちも感じる事が出来ました。

皆さまに中国に行きたいと感じて頂けるよう、
ツアーについて詳しく書き込んでいきましたが、
本当に万里の長城には参りました・・笑

見た目ではとても穏やかなカーブでどこまでも
果てしなく続いている建造物だと思っていましたが、
登ってみると本当に急でびっくりしました。
しかし私たちの目の前を楽々追い越して登るお年寄りの方を
拝見し自分たちはだらしがないなあ〜と実感しました・・

そして添乗業務は決して添乗員一人の力で遂行する事は不可能です。
森田さまのおっしゃる通り、お客様のご見解・ご協力が
あってからこそツアーは成り立つものだと思います。

常にお客様へ感謝の気持ちを忘れずに実際に添乗に行く際は
お客様のお気持ちを考え気配りの出来る添乗員として
同行出来るよう努力していきたいと思います。

今後とも私共々、阪急交通社をよろしくお願い致します!
本当にありがとうございました。
(ゆかっぷ)
 

mail斉藤栄二様より
新人添乗員の「ゆかっぷ」さん。
研修旅行記を面白く読ませていただきました。
食事内容や、訪れた観光地の様子など
「ゆかっぷ」さんに気持ちの余裕があって良かったです。
独り立ちになりますと多くの難問が待っているようです。夜中に泣くこともあるとか。

私もこれまで幾度か添乗員さんと旅行をしました。
お客さんの中には無茶な要求や、行く方不明になったり
添乗員泣かせのお客さんも多いようです。
添乗員さんは笑顔と我慢そしてサービス精神だと思います。
今回の研修旅行は楽でしたね。

先日ある外国船のクルーズに参加しました。
空港出発から添乗員さんのご苦労が始まります。
座席のクレームの解決から乗り物酔い止めの気配り。
そしていざ乗船になると乗船手続き、広い船内での部屋の案内から
レストランの食事時間や席の確保、夜中に船内新聞を翻訳して
朝までに部屋に届ける仕事。

寄港先ではツアーのガイドから道案内、買い物の手伝いなどたくさんの仕事の連続でした。
下船時もいかに早くスーツケースを搬出するかなど、それはそれは大変な仕事でした。
色々なところに行かれて良いな、と思われる添乗員さん。実際は大変なお仕事ですね。
泣いて笑って我慢して無事帰国。

お客さんから「ありがとう。楽しかったよ」
「また一緒に旅行したいね」など言葉をかけられると
「添乗員をやって良かった」と思うそうです。

「ゆかっぷ」さんもこれから多くの人達と出会うことになるでしょう。
笑顔と優しさを忘れずに素晴らしい添乗員さんになられると事を祈っています。


pencil斉藤栄二さま
ブログへのコメントを下さりありがとうございます。
楽しんでお読み頂けまして私もとても嬉しく思っております。

私も今回の研修で非常に身にしみましたが、
美しいものにはトゲがあるように・・
添乗員の華やかなイメージの裏には過酷な現実が隠れていました。

私は今回の研修では実際にトラブルを経験する事は
ございませんでしたが、斉藤さまの添乗での出来事をお聞きし、
非常に恐怖を感じました・・

私は普段は実際に添乗に行く機会はございませんが、
もしこの先、添乗員としてツアーに参加する機会があれば
予期せぬトラブルにも負けず、「笑顔・我慢・サービス精神」を
どんな時でも忘れないそんな添乗員を目指したいです!

とっても温かいお言葉を下さり、本当にありがとうございました。
今後とも私共々、阪急交通社をよろしくお願い致します!
(ゆかっぷ)


*********************************************

「阪急お客さま新聞」は毎月更新予定です。

「阪急お客さま新聞」をお読みになってのご感想をぜひお寄せください。
またお客さまからの投稿もお待ちしております!
→→ kansou.gif


仲の良いお友達に「阪急お客さま新聞」をご紹介ください。
メールアドレスの新規登録・登録解除はこちら
→→ touroku.gif

※メールアドレスを変更するには・・
  旧メールアドレスを配信解除した後、新メールアドレスをご登録ください。

「阪急お客さま新聞」は弊社ホームページからもご覧になれます。
→→→バックナンバーはこちら


※一定期間を過ぎた画像はリンク先が切れていることがあります。ご了承ください。