皆さん初めまして
今回からお客さま新聞ライターを担当する事になりました新入社員のゆかっぷです
入社して早8ヶ月。まだまだ分からない事ばかりですが・・・
唯一、成長したと胸を張って言える事は、大の苦手だったパソコンを
なんとか使いこなせるようなった事です(笑)
今回は先月体験した海外添乗実地研修について
ご紹介させていただきたいと思います
前日に海外添乗事前研修に参加し、
翌日から3日間中国・北京で実地研修を行いました
正直、入社前までは
「添乗員さんになりたい!」
「仕事で世界中を飛びまわれるなんてこんな最高な職業はない!」
と思っていました。
が、しかし・・
1ヶ月前に配布された添乗業務の資料を見て愕然としました・・
何ページにもわたる白紙のノートに全ての業務を書き込むという宿題でした。
全く添乗経験のない私は、「添乗業務ってこんなに大変なんだ・・」
と、いかに添乗員の華やかな部分しか見ていなかったのだと気付かされました。
【研修1日目】
朝4時に起きて、7時半に成田空港に集合。
ここから添乗研修の始まりです!
チェックイン、再集合、出国審査など、そのつど講師からいきなり指名され、
指名された人が添乗員業務をこなしていきます。
皆、いつ自分が指名されるかドキドキです
機内でも添乗員は休めません。
お客さま一人一人のお席を回り、いろいろな案内をします。
約4時間のフライトを終え、遂に初の北京に到着
空港は尖閣諸島の問題もあり、人が少なく昨年北京オリンピックの際に
建て替えたという巨大でキレイな空港がより広く感じました。
そんな事を考えている暇もなく、添乗研修は続きます。
入国審査、荷物受け取り、バスへのご案内などを終え、ガイドさんとご対面。
バスに乗ってからは今後のご案内、明日1日の予定など、
本当に“はあ〜”っと一息つく暇もありません・・
工芸店にてショッピングを楽しんだ後は・・・
お腹もペコペコのところで夕食会場のレストランに到着!
「念願の夕食だ・・よし!お腹いっぱい食べてやるぞ」と心に決めました
が・・四川料理・・辛いとは聞いていたものの、本当に辛〜〜〜い(泣)
こんなに舌を刺激されたのは初めての経験でした・・(笑)
ここでも、もちろん添乗員は休めません。
お客様のテーブルを回り、メニューのご案内、お手洗いの場所、
お茶のおかわりを注文したりなど、食べる暇はほとんどありません。
夕食後、ホテルに到着しチェックイン業務を終え、全体セミナーを行い
自分の部屋に着いたのは9時半頃でした。
散らかっていて汚いですが、4つ星ホテルとだけあって、
2人にしては十分広くとってもおしゃれなお部屋でした
北京江南大酒店ホテルです。
お部屋に入ってからも、添乗員の仕事は続きます。
その日1日の行動を細かく記載する日報やホテルの詳細の記入です
忘れないうちにと思い、眠いながら書いていましたが、
気付けば枕とは反対方向に頭、手にはペンを握ったまま
お化粧も落とさず爆睡してしまっていました。
はぁぁ〜、こんなんじゃ先が思いやられますね・・・
【2日目】
朝5時半に起きて準備をし、
朝食会場がちゃんと開いているかを確認してから、
洋・中のビュッフェをいただきました
大好きなパンや目の前で焼いてくれるオムレツ、シリアル、
ドライフルーツを沢山入れたヨーグルトなどをいただきました
チェックアウト業務を終え、いよいよ天安門広場と
世界遺産・故宮博物院に到着です。
故宮は本当に広い!
中に入っても入ってもまた故宮があります。
昼食は広東飲茶をいただきました。
「わあ〜美味しそう!」と思わず声に出してしまいました。
しかも全て食べ放題です
昼食後は、生きているうちに1度は行きたい世界遺産・万里の長城へ。
建築には5世紀もかかり、全て登りきるには1年かかるそうです。
One World One Dream 「ひとつの世界、ひとつの夢」
これは2008年北京オリンピックのスローガンですね。
八達嶺の下から見た際はすごく小さく見えたのですが
なんとこの壁、高さ10メートル幅40メートルの巨大な看板なのです。
しかも万里の長城は月から見える地球唯一の建造物だそうです
男坂、女坂とあり、私は妥協して男坂よりも角度が緩い女坂を登りました。
といっても角度は結構急です・・
前にいる人たちの体が斜めに見えてなんだか面白かったです(笑)
登るのも大変ですが、降りるのも大変です
急な坂道&遠くの山まで見えるほど高いので、手すりに掴まり
足元だけを見て皆で必死に下まで降りました。
遠くには男坂がうっすら見えます。
こちらは男坂が見える方の反対側の景色です。
万里の長城から見える景色は中国のスケールの大きさを本当に実感できました。
その後、バスに乗り北京のオリンピック会場・鳥の巣を見学しました
夕食は北京ダックをいただきました。
一瞬、ブタ?私?と思いましたが、立派な北京ダックちゃんでした(笑)
目の前で北京ダックをお皿に切り分けてくれます。
その後はホテルに行き、反省会をして本日のお部屋に到着です。
2日目のホテルは5つ星ホテルの京瑞温泉国際酒店。
ううっ、さすがデラックスですね・・
そして名前に温泉と入っていますが・・
なんと!ホテルのお風呂から温泉が出ます!!
残念ながら疲れ果ててしまったのでシャワーですませてしまい、
温泉に浸かる事は出来ませんでした(泣)
しかしコンビニには意地でも行きたかったので皆で行ってきました。
なんとも日本のニセ商品ばかりで驚きました。
親しみやすいお菓子達ばかりですね(笑)
久々のチョコに癒されて眠りに着きました
【3日目】
いよいよ研修最終日です。
気を引き締めてバスに乗り出発し、世界遺産・天壇公園に到着です。
日曜日だった事もあり、公園内ではお年寄りの方達が
バドミントンをしたり、大勢で体操をしたり、トランプをしたりなど
北京の休日を見ることができ、とても貴重な体験になりました。
その後はお茶屋さんに行って、スタッフのお姉さんが説明しながら
作って下さったいろいろなお茶の試飲をしました
そして、空港に向かうバスの中では全員が3日間の振り返りを含め
これからの案内、解散の挨拶をしました
ドキドキの3日間で「当てられたらどうしよう」とずっと考えていましたが
あと少しで終わってしまうと思うととても寂しい気持ちになりました。
そして最後の出国審査や機内での案内、入国審査などを終え
無事成田空港に到着し、3日間の研修は幕を閉じました
この研修に参加出来た事は、普段お客様とほとんど触れ合う事のない私にとって
現地での仕事を生で体験でき、とても貴重な体験になりました。
また、この研修を通してわかった事は、
添乗員の評価がそのままそのツアーの評価になるという事です。
そして講師の先生を見て感じた事は、添乗員とは・・
気配り・思いやり・体力・判断力、全てを兼ね揃えた
陰のスーパーマンだという事です。
私も添乗に行く際には、お客様を第一に考えられる
スーパーマンになれるよう頑張りたいと思います!
それでは長々と読んでくださいましてありがとうございました。
皆様これからも末永くよろしくお願いいたします
<おまけ>
工芸店で中国初値切りで買いました。
キラキラしていてとてもかわいいですよね
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お客さまから頂いたお声紹介 コーナー
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それでは、ここで先月号(60号 ここママ)にお客さまから届いた声をご紹介しましょう。
声をお寄せいただき、 ありがとうございます。
〔斉藤 栄二様より〕
ここままさま。
初めて読ませていただいたのが最後になるとは残念です。
それにしてもマチュピチュ行きた〜い。一生の念願です。
テレビではときどき見ますがやはり現地に立ったのでは感動が違いますね。
石組みの精密さ。水路建設の不思議さ。見たいです。
このような高度な文明を持ったインカの人々を滅ぼした
スペイン人が憎たらしいです。
もし滅びなかったらいま、インカはどうなっていたのか。
現地に立って考えてみたいです。
旅ごころを誘う記事ありがとうございました。
そして「ここままさま」お疲れさまでした。
→斉藤様
こんにちは「ここママ」です。
斉藤様、コメントを頂戴しありがとうございます。
マチュピチュは本当にテレビや写真に掲載されている
そのままの景色がそこにありました。
是非、斎藤様も機会があれば訪れてみてください。
訪れてがっかりしない場所です^^;
私は、もっとインカ文明のことを勉強してから訪れたら
数倍興味を持って見れただろうなぁと今は少し後悔しております^^;
私の最後のブログに斉藤さんにコメントを頂き
とてもうれしかったです。
ありがとうございます。
今後は阪急交通社の一員ではなくなりますが、
ずっと阪急ファンでいたいと思っています。
今後共、阪急交通社をご贔屓によろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
(ここママより)
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