■1、イライラしないこと
みなさま、お久しぶりです。しんじです。
だいぶ日があいてしまいましたね。
今回もイタリアについて色々とお話していきたいと思います。
これから3回に分けて、イタリアを楽しむ3つのコツについてお話したいと思います。
イタリアはA型人間にはきついかもしれません。(しんじもA型ですが)
イタリア人にはいいかげんな人間が多いです。(もちろんそうでない人間もいます。)
日本では物事が予定通り、ルール通り、約束通り、時間通りに運ぶのは当たり前と思っていますよね。
この感覚はおそらく日本だけかもしれません。
イタリアでは例えば、朝バスが予定の時間通りに来ない、ホテル部屋の備品(テレビ、シャワーなど)が
故障してホテルスタッフを呼んでも来ない、遅れるなど日常茶飯事です。
スタッフの対応もひとそれぞれ、マニュアルが一番似合わない国...
それがイタリアです。同じスタッフでもやり方が人により全然違うのです。
しょっちゅう停電がある、エアコン、テレビ、冷蔵庫が壊れやすい、部屋のドアのたてつけが悪い、
窓が開きにくい、修理工に直してもらっても、しばらくすると又壊れたりする。
昔の日本もそうでした。
テレビの移りが悪くなって横をバシーンと叩くと直るってなこともよくありましたよね。
「今日のテレビは機嫌が悪いな」って。
道ばたの公衆電話は半数以上が壊れていて、一年以上そのまま放置されています。
銀行のATMにカードを入れたらそのまま詰まって出てこなくなるなんてこともあります。
信じられますか?
そういういいかげんな国、イタリアを渡り歩く秘訣は、
「郷に入っては郷に従え」
「WHEN AT ROME,DO AS THE ROMANS DO!」です。
前回にもご紹介しましたね。
これを日本式の常識で「いったいどうなっているの!」とイライラしてしまってはストレスが溜まる一方です。
イタリア人はトラブルがあって日本人がなぜこんなに怒っているのかを理解できません。
ものごとに完璧はありえない、なぜならしょせんは人間が行うことだから。
これが彼らの考え方です。
完璧を求めるのが日本人、七割できればまあ良しとするイタリア人。
不便も不都合もすべてありのままを受け入れるイタリア人。
カトリックの精神がそこに宿っているのかもしれません。
逆にそのいいかげんな世界に身を委ねるととっても心地よくなる時があります。
これは住んでみないとわからないかもしれませんが...
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