みなさーん! お元気でしたか?
天気予報では今年の冬は確か暖冬といってましたよね。
しかしこれほど厳しい寒さの冬は久しぶりでしたね。
僕はわりと寒い冬は好きなんです。空気が澄みきってとっても気持ちがいいんです。
僕は東京の板橋に住んでいるんですが、冬の晴れた朝はマンションから富士山がくっきり見えます。そんな日はとってもいい日になりそうな予感がします。
気持ちもキリッと引き締まるようです。とはいっても寒さはやっぱりつらいです。
コートのいらないポカポカした暖かい春は桜とともにもうすぐやって来ます。
楽しみに待っていましょうね!


今年からお送りしました「阪急お客さま新聞 その11」に対して多くの
お手紙、ファックスをいただきましてありがとうございました。
うれしさとともに正直ホッとしています。
これからもみなさんと"心と心のキャッチボール"をしていきたいと
思いますのでよろしくお願いします。


それでは皆さんからいただきましたお手紙をご紹介しましょう


*こだわりのスペイン大変良かったです。ホテルがウェリントンとリッツ、五ツ星は旅行の疲れを十分癒し、優雅でリッチな旅行にしてくれました。やはりホテルが良いのはこういうことだと思いました。お天気に恵まれ、食べ物も美味しく、満足しました。スペインでのアルハンブラ宮殿の水に映る美しさは感動しました。帰り飛行機から初めてオーロラを見ることが出来たことは又、忘れられない思い出となりました。バルセロナでカサ・ミラが工事中で見学できなくて残念でした。ツアーでは自由時間が少し取れると嬉しいと思います。本当に良い旅行が出来ました。次はトルコに行きたいと思います。又、良いツアーがあれば教えて下さい。ちなみに十一月か十二月ごろになるでしょう。今から、大変楽しみです。トラピックスの毎月誌が届くのが楽しみです。(Y・Y様)


→先月 トルコに行って来ました。
トルコはとってもお薦めです。なんといっても"人"がいいんです。
その時のことは近いうちに"ないしょ話"でお話しますね。


*封を開けてビックリ「阪急お客さま新聞」がリニューアルされてちょっと高級感があって良い感じです。今迄の新聞も素朴さがあってそれはそれでよかったのですが、私としては新しい新聞の方が、好きです。レイアウトも良く、読み易く、カットもいいですね。これからどんな楽しいお話が読めるかとっても期待しています。(H・K様)


*お客さま新聞が立派になってとてもビックリしました。前号までは手書き風の書体で懐かしい学級新聞のようだったのに・・。あの手作り感が温かかったのに格好よくなりすぎです。お客さま新聞の読者の世代(年齢)がシニア世代が多く感じられ偏っている感じがします。実際のところはどうなのでしょうか?(T・S様)


→新聞の体裁は"その10"までと少し変えたのですが、賛否両論のようです。もう少し様子をみたいと思っています。「お客さま新聞」をお送りしている方々は年齢による制限はしていません。今までにお手紙を下さったお客さま、ご紹介をいただいたお客さま、数多くご参加いただいているお客さまといった阪急ファン(と勝手に思っておりますが)の皆さまにお送りしています。


*七・八年前だったと思います。東京の親戚で新聞広告を見て初めて阪急交通社という名前を知りました。(私は田舎で暮らしています。)丁度夫の定年を目の前にひかえていたので格安、観光盛りだくさんな広告に釘付け、さっそく申し込み、ハワイに行ったのですが海外始めの一歩でした。その後、夫や姉妹でヨーロッパ各地を年一回くらいのペースで旅を楽しんでいます。九十三歳になる母は私達が旅行に出掛けると「トラピックス倶楽部」を見て毎日娘たちの無事を祈り、母も又夢のような世界旅行を本の上で楽しんでいます。スタッフの方々の心遣い、謙虚さが伝わってくる「お客さま新聞」を是非一緒に旅をしている妹に送って下さい。(K・I様)


→温かいご家族団欒の風景が浮かんでくるようです。お留守番のお母様にも仮想旅行を楽しんでいただけるよう誌面づくりをより充実させていきたいと思います。


*「阪急お客さま新聞」を今回初めて見ました。今までの分もお送り下さい。現地の事を生々しく紹介してくれるライター紹介は行ったことのある者にとっては懐かしく、行ったことのない者にとってはこれから行ってみたいという思いを起こさせてくれます。パンフレットなどとは違うその地の生活感覚あふれる記事を期待します。「ここはいいとこですよ」は旅行案内書で充分です。(K・I様)


→これからもガイドブックにあるような観光案内や売り込みレターではない私たちの思いを中心にお伝えしていきたいと思っています。


*「お客さま新聞」に手紙を掲載していただきありがとうございます。数多く寄せられる手紙の中から選んでいただき貴重な紙面を割いてくださり本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。さて、本誌のライター紹介その一の田中さんのイタリア単身赴任のいきさつを拝見しお子さん二名を抱えた身重の奥様の心中を察するに良く決心したと田中さんの勇気を英断に感激すると同時に、奥様の温かい理解があったからこそ赴任が実現できたと思います。私も家内とミレニアムを記念して二〇〇四年四月にトラピックスのヨーロッパロイヤル紀行十二日間(E577)に参加してイタリアも訪れましたが、奇しくも田中さんも同じ年に赴任されたとの事で、何か親しみを感じます。田中さんのイタリアにまつわる体験談はいつ読んでも新鮮で、しかもイタリアを旅行される方にとって大変貴重な生きたヒントになります。そこでお願いがあります。以前田中さんが執筆された不朽の名作「パッケージツアーの見方が変わるっ!ガイドブックに載っていない素顔のイタリア」をシリーズで連載していただきたいと希望します。まだ読んでいない方も多数いると確信します。この名作は一回きりの発行ではもったいないです。検討をお願いします。(H・Y様)


→イタリアから帰国した直後に"イタリアの現状"や"ツアーのしくみ"を書いた小冊子を作って説明会に来られた方やご希望の方にお配りしたことがありました。今でも持って頂いていたんですね。ありがとうございます。ここまで褒めていただいて恐縮至極です。あの小冊子の内容の一部はお客さま新聞でもご紹介していますが、これからもちょくちょく掲載していきたいと思います。


*毎回楽しみに読んで色々な人たちの旅の楽しみ方を参考にしています。今年のお正月他社のツアーに行ってきました(いつもトラピックス)そして改めて阪急さんのスタッフの心遣いや旅の進行などが素晴しいかを思うことが出来ました。今まで阪急さんで当たり前にしてもらっていたことが、どんなにか一人一人が心をこめてお客様に接してくれていたかますます阪急さんのファンになりました。たまには他社のツアーに参加するのも良かったと思っています。次回はトラピックスでと計画しています。(Y・H様)


→ありがとうございます。とってもうれしいお褒めの言葉です。当たり前のことを当たり前にやることはとても大切なことで、又それをやり続けることは大変なことだと痛感しています


*社員のないしょ話を送っていただき本当に感謝です。あるといいなあと思っていたものなのでとても興味深く読ませていただきバックナンバーを全て揃えて読みたいと思いました。日頃阪急の旅には企業努力の跡を感じていました。年末前に行ったトルコも良いホテルを選んでくださっていましたし、ガイドの方も大変勉強家の方で旅を十倍楽しめたと思いました。金額も手ごろでとても助かります。今年の春もカナダを予定していますが、他社と比べてもツアーの種類もホテルも一〜二ランク上の感じがしますので、是非いきたいと楽しみにしています。そこでとても残念でしたのは、紅葉のカナダに行った折、近ツリを使う友人を誘い出掛けました。旅行は全てホテルも景色も満足できるもので大喜びしていた友人でしたが、先日あったとき「阪急でひどい目にあった」というのです。聞くとその紅葉のカナダで添乗員がアンケートの際「今は何も手紙がないけど帰国したらカナダのまとめを一軒づつ送ります」と確約したのに、未だに送ってこないというものでした。私も待っていたのでとても心が痛いです。阪急の方々の努力がこのようなことで水の泡に期すのは残念です。(K・S様)


→カナダの件、申し訳ございませんでした。現在同添乗員は退職しておりますが、当たり前のことを当たり前にできるよう、添乗員教育をより強化してまいります。


*阪急交通社のみなさまこんにちは。二十日頃からそろそろ新聞はまだかしら?とポストへ覗きに行ってきました。毎号本当に楽しみで。回を重ねる毎に阪急さんと、お世話になった私たちが近くなり、アットホームの感じで嬉しいです。今回の田中さんの業務渡航と言うお仕事、とても興味深いものでした。何も分からない私には、旅行社の仕事は単純に考えていたものですから、ごめんなさい。イタリアは二〇〇二年にお世話になっておりますが、ツアーでは知るよしもなく、これからも是非聞かせて下さい。それから今年四月にトルコに申し込んでおりますので、出来ましたら、それまでにお聞かせ下されば幸いです。では皆様お体を大切に頑張って下さい。(T・S様)


→「お客さま新聞」は売り込みレターというよりはお客さまと阪急のスタッフとの"心のかけ橋""交換日記(懐かしいなあ!)"になればいいなと思いながら書いています。トルコのお話はじらすわけではありませんがもう少し待ってくださいね。


*海外の経験が八回ありますが、七回は阪急交通社を利用している阪急ファンです。そんな中で、三つの事を質問いたします。添乗員を選定する仕組みはどのようになっているのですか?

①会員誌で人気添乗員とありますが、これはどのような方をさすのでしょう?
②ツアーの帰国便で「アンケート」の記載を依頼されます。結果をどのように活用されているのですか?
(T・M様)


→現在東京地区では海外だけで実働約九百名の添乗員がおります。その中で人気添乗員はお客様アンケートで評価の高かった上位約一割の添乗員です。(半期ごとに見直しをしています。)お客さまに書いていただいたアンケートは営業課長、ツアー担当者、お客様相談室が拝見しております。内容に応じて担当からお手紙やお電話を差し上げる場合もございます。お客様からの貴重なご意見は品質改善や次のツアーの企画の参考にさせていただいております。


*久しぶりにお便りします。毎月楽しく拝読しています。旅行大好きなわたしにとって"お客様の声"が大好きです。今後も多くの方の声が聞きたいです。スタッフの経験談も"なるほど"の思いで読んでいます。一年前に頂いたお手紙に載っていた気もするのですが、人気添乗員と行く、と最近良く目にします。私は旅行回数、まあまあ多いかなと思っているのですが、阪急の添乗員さんで、嫌な思いをした方はいませんでした。何を基準にして人気となるんでしょうか?その方との旅でメリットはあるのでしょうか?そう呼ばれない方への配慮はどうなるのでしょうか?クルーズの旅の案内が多くなってきて興味はあるのですが、"終日クルーズ"に日が多いと、考えてしまいます。エジプト十日間の旅で、四泊のクルージングを体験しましたが、素晴しいものでした。これからも安値、多種多様の企画を期待しています。(T・U様)


→人気添乗員でない添乗員がダメな添乗員というわけではもちろんありません。それぞれが自分の持ち味を発揮して日夜頑張っております。現在の人気添乗員制度はある意味、添乗員にとって励みややりがいにもなっております。


本当に多数のお手紙をいただきましてありがとうございます。
今回掲載できなかった皆さまごめんなさい。
私たちは全てのお手紙に目を通し、励み、学び、戒めとさせていただいて
います。これからも皆さんの生の声をどしどしお寄せください。

それではイタリア話にまいりましょう!


<イタリア人のブランドに対する考え方>

イタリアといえばブランドの宝庫
グッチ、フェンディ、プラダ、フェラガモ さぞかしイタリア人もブランド好き・・・ と思いきや意外や意外、そんなことないんですよね 。
イタリアでブランド品を買うのはごくひとにぎりのお金持ちか 外国人なんです
なぜなら一般的なイタリア人の給与水準ではブランド品など 買えないからです。
では、
「よし、お金を貯めていつかブランド品買ってやる!」
「ビジネスで成功してブランド品に埋もれた生活をしてやる!」なんて虎視眈々と狙っているかというとそれもちがう。

ヨーロッパでは良くも悪くも階級制度の名残りがあります。
特にイタリアは未だに世襲制の考え方があり、田舎を中心に 「職人の子は職人」という考え方が根強くあります。

日本だとフェラーリに乗って6畳一間に住んでいたり、 アルマーニをローンで買ったりする人がいる(?)かも 知れませんが、イタリアでフェラーリを買う人は何台か車を 持っているうちの一台がフェラーリであるといったレベルの人達なのです。
アルマーニのスーツを買う人は現金で一括払いが当たり前なのです。

日本の観光客はブランド品を山のように買い、とってもお金持ちのように見られています。
しかしホテルでのチップを渡さなかったり、飲み物をレストランに持ち込んだり、朝食会場から食べ物を部屋に持ち帰ったりするマナーの良くない方も一部にはいます。 (チップの習慣がなく、レストランではお水は無料が当たり前の日本では馴染みがないのはやむをえない面もありますが)これがイタリア人には理解できません。
「日本人ってあれだけブランド品買ってお金持ちなんじゃないの?なんでそういうことするの?」と。

イタリアではブランド品を身につける人達は経済的にも文化的にも兼ね備えたそれなりの品格を持った人々--そういう考え方なのです。

しかしだからといって自分もそうなりたいとか、自分がそうで ないことを嘆いたりはしない。
つまり自分の身の丈の中での人生であり、価値観を持っています。
イタリアでは「しあわせ」のものさしは金や富ではなく 別のところにあるからです。

ホンモノを見る目

誤解を覚悟でいわせてもらえば、イタリア人の教育水準は日本と比べて概して低いと言えると思います。
文字の読めない人もいます。計算ができない人もいます。(つり銭が数えられない)マナーの悪い人もいます。論理的に話ができない人もいます。(すぐ感情的になります)

しかしだからといってイコール日本よりレベルが低いということではありません。
いやむしろ日本人より圧倒的に勝っている点があります

それは
「ホンモノを見る目」を持っているということ

彼らは小さい時からホンモノに囲まれて育っています。音楽、絵画、遺跡、彫刻など世界超1級のモノに触れて育つのです。

日本では○○を真似た施設や街並みが大流行しています
プチ○○、リトル○○、などなど・・僕もいい雰囲気を味わうことができるので結構好きですが、しかしイタリア人はそのハリボテのようなものの価値を認めないのです。
どんなに美しく、精巧でそれらしく出来ていても
「しょせんニセモノだ」と。「ニセモノには価値はない」と。

イタリアにもブランドのアウトレットショップがあります
しかしイタリア人でそれに群がる人はあんまりいません。(中にはいますよ)
ブランド品を身につけるにはホンモノでないと意味がないと考えているのだと思います。
見てくれのカッコ良さや、まわりにどう見られるかが一番の関心事である日本人(僕も含めて)イタリア人には日本人がとっても薄っぺらく見えているのかもしれません。
ニセモノに振りまわされないよう一本、筋の通った感性が欲しいものです。


みなさん、お久しぶりです。工藤です。
春らしさを感じられる日が少しずつ多くなって来ましたね。
私の一番好きな季節は「春」なんです。一番日本が多くの花々に囲まれて美しく輝く季節だと思っています。桜は日本の美の象徴だと思います!満開の桜が待ち遠しいです。

さて、さて私は前回皆さまに"今年も国内できれば海外に飛びまわりたいと思います!"と宣言させていただきましたので、早速一月の連休で今年初旅行へ行ってまいりました!!
行き先は「別所温泉」。最近はどの温泉地も随分洗練され、お土産屋、食事場所、観光施設などかなり充実していますね。ですが別所温泉はまだまだ多くのお店はありません。昔のままのお土産屋、喫茶店など本当に昔懐かしい温泉地でした。これぞ!私が望んでいた温泉地でした。

旅行、出張となると何かとちょっとしたトラブルが起こってしまう私ですが、今回は!・・いや、やはり遭ってしまいました・・・。山形新幹線の雪か、信号機故障の関係で、上野出発の長野新幹線も三五分遅れ。まっせっかくの楽しい旅行ですから、楽しい気分で出--発!!
上田を目指して九〇分(近いですね)、上田に到着!まずは上田城へ。
上田城の門はパンフレットに載っているような雪化粧!素敵な写真が撮れました。
パチッ!
そこからぶらぶら歩き真田博物館へ。真田太平記の中に実は上田・別所などが舞台にもなっているのです。
ちょっと歴史に触れて頭を使いおなかもすいたので、名物の信州そばを食べに。こしがあり、だしも美味しく満点のお味で満腹。食後は、上田から一駅、信濃国分寺駅へ。毎年一月七日は信濃国分寺でお祭りをやっていると言うことで。この日しか買えない、とても貴重なお守り(木で作られた鉛筆のような八画形をしているもの)を買いました。早速購入し、一年の家内安全をお願いし、再び上田に戻りました。
ここからはローカル列車「別所線」で目指すは別所温泉!両側はりんご畑、たんぼ、点々としている家々。その中を二両の列車がゆっくり走ります。
夕方になり温度が下がってきたようで、雪がちらちら舞うようになって来ました。またこれが風情があるんです。約三〇分のローカル線の旅、一駅づつ人が降り、観光客らしき三組のみが終点の別所温泉まで乗っていました。駅も木で出来ていてストーブが置いてあり温かみを感じます。
各ホテルを回るシャトルバスにのり今宵の宿は「臨泉楼 柏屋別荘」。入り口を入るとたたみの床、暖かい館内、部屋にはこたつと冬には最適のお宿。夕食も季節のもので宿自慢の味噌を使った料理でした。浴場は畳で滑りにくく温かみがあります。岩にかぶった雪を見、湯ノ花がある露天風呂に浸かり、ゆっくりとした時間を満喫しました。最高の時間です。
次の日は、外湯めぐり。別所には外湯が四箇所ありますが、まず宿から近い「大師湯」。ここはかなり熱いお湯で、多くの地元の方がいらしていました。やや熱いお湯で体も温まったので、国宝のある常楽寺へ。これは珍しい!六角形のお堂で屋根に雪がかかり冬の美でした。次は有名な北向観音へ。
善光寺の南向きの観音に対し、北向きに作られたのが北向き観音だそうです。
一月八日は初詣など多くの方がいらしていてかなりの混雑でした。
お参りの後は、名物のおやきを頂き、次の外湯「大湯」へ。
ここは先ほどの大師湯と違い、独り占めで滑らかなお湯を堪能し、肌もすべすべ!
二日間ではもったいないほど魅力も、温泉も、たっぷりの別所温泉でした。又、「素敵な温泉リスト」に名前が一つ増えました。
知る人ぞ知る別所温泉、みなさんも是非味わってみて下さい。

では、ガラット変わりまして夏のオーストラリア話です。今、オーストラリアは北半球の大寒波に反して、猛暑のようです。山火事が起きたりと。日焼け止めが必需品です。これからオーストラリアにご旅行される方は必ず帽子もお持ち下さい!
パースはオーストラリアの西海岸に位置をし、自然が多い田舎の町です。人々はおおらかで気持ちがオープンで親切(道が分からず、地図を見ていると声を掛けてくれるんです)です。
そんなパースで私は、半年間留学生活を送っていました。私はどこよりも部屋のベランダからの景色が一番好きでした。
お金では買えない私だけの貴重な景色。目の前は青々とした芝生の広い公園。
先にはパース駅、更に先にはシンボルの二つのビル。
朝は清々しく、夕方は夕日に見とれ、夜は輝く星を。それはそれは素敵でした・・懐かしいです。
パースの観光スポットの多くは自然そのものともいえる気がします。
代表的なものは"キングスパーク"。ここはパース駅からバスで十五分位で、小高い丘の上にある公園です。
高いビルなどさえぎるものがほとんどないので、パースの町を一望できる場所です。
ここは、バーベキューが出来る公園でもあります。実はここだけではなく、パースにはいたるところでバーベキューが出来るのです。
なぜならば、オーストラリアの人々は庭や、公園でバーベキューやパーティーをするのが大好きなのです。
休日はいつもワイン・ビール片手に、時にはビーチでも。


パースの魅力
まずは人気スポットの一つ「ロットネス島」紹介です。パース駅からフリーマントルまで電車に揺られ二十分。フリーマントルの港から船で約四十分でロットネス島。ここはインド洋に浮かぶ島、小さなリゾート地です。なんと言っても自慢はエメラルドグリーンの海!!この島の周囲四十キロメートルの島は、自転車で回ると風も気持ちよいです。コースによってはきついようですが・・。その後の空腹にはフィッシュ&チップス(オーストラリアで有名な白身魚のフライとポテトフライ)は最高です。
では、次は「フリーマントル」。日本で言うと横浜・神戸といった港町です。ここはヨーロッパの町並みで、ココアパウダーのかかった美味しいカプチーノを出してくれるカフェ、おしゃれな雑貨屋さん、美味しいシーフードのお店が多く並んでいます。
私のお勧めは!カプチーノと甘酸っぱいブルーベリーたっぷりのチーズケーキ。これをオープンテラスで穏やかな風に吹かれて・・格別です!
最後は是非パースに行ったら、行ってみて欲しいスポットをご紹介「スワンリバーとサウスパース」です。
スワンリバーは、パースの中心にある湖でいつも穏やか。水のある町って私は大好きです。
スワンリバーを渡る水上バスがあり、交通費はなんと約八十円。
水上バスに揺られて十分後サウスパースに到着します。こちらは高級住宅地で、多くの方は「老後はこちらに移り住みたい」という静かで緑の多い町です。目の前は湖、遠くにはパースのビルがいくつか見え、ゆっくりとした時間が流れていて現実を忘れられるのでお勧めですね。

とパースの魅力を一気にお伝えいたしました。パースの緑の豊かさ、のーんびりした様子が伝わりましたでしょうか?日本でいう温かい北海道のイメージですね。


それでは又、来月お会いしましょう。
お元気で!!


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