みなさまこんにちわ!
前回は私の自己紹介で終わってしまいましたが、これからイタリアの話にも触れていきたいと思います。
3000年以上の歴史、遺跡の宝庫、陽気なイタリア人、
スパゲティーやピッツア、ワインなど華やかなイメージの国。
...その一方でいいかげんでスリなども多く、失業率も高い、
イタリア人は狡猾で商売上手な1面もあり、ヨーロッパには階級意識が根強く残り、
黄色人種のアジア人など眼中にない・・・
イタリア語も全然しゃべれない私が果たしてイタリアで通用するのか?
赴任が決まった後、それまで期待だけだったのが、
だんだん不安になってきました。
ローマに到着したのは、2000年12月2日の18時30分。
今でもそうですが、夜の空港到着は淋しく心細いものです。
ローマフィウミチーノ空港から街へ向かう車の中から、
コロッセオやカラカラ浴場を照らすぼんやりとした
オレンジ色のイルミネーションを見ながら...
↑コロッセオ/イタリア
「この異国でうまくやっていけるんだろうか?」
「僕の人生これからどうなるんだろうか・・・」
とイタリアに来てしまったことに後悔していた私がいました。
「イタリアは日本のようなにはいかないぞ」
「頭をイタリア流に切り替えないとつぶれてしまうぞ」
などイタリアで生活することの厳しさを前評判で聞いて
いたのである程度は覚悟していました。
しかし、実際のイタリアはその私の想像をはるかに絶する・・
イヤハヤなんともとんでもない国だったのです。