みなさーん こんにちは!そろそろ朝も肌寒くなり、木々も色づき、秋本番を向かえようとしています。そんな中、北海道の旭岳からは例年より3日ほど早い「初冠雪」の便りがありました。コートを羽織る日が近くなってきた感じもする今日この頃。一ヶ月のごぶさたです。みなさんお元気でしたか?


<エスプレッソの粋な飲み方>


最近、日本でもおいしいエスプレッソコーヒーを飲めるようになってきましたね。今日は、本場仕込み、"粋なエスプレッソの飲み方"を伝授いたしましょう!イタリアではカッフェ(エスプレッソをこう呼びます)をブラックで飲む人はほとんどいません。小さめのカップにスプーンで山盛りの砂糖をぶちこんで飲んでいます。ここで注意、だからといってみんながみんな超甘党ということではないのです。イタリアの人は砂糖を入れた後すばやくスプーンでひとかき、砂糖が溶けきらないうちにうわずみを一気に飲むのです。飲みおわったカップの中に砂糖がどろりと残り、口の中にはコーヒーの苦みと少しの甘さが混在し幾重もの味を味わうことができるのです。これがカッフェの粋な飲み方です。(もちろんすべて溶けきるまでかき混ぜて甘くして飲む人もいます)実はブラックよりも砂糖が入った方が、コーヒーの持つ本来の旨みを引き出すことができるのだそうです。又、「エスプレッソは苦くて濃くて体に悪そう」というイメージがあると思いますが、エスプレッソはいわゆる普通のコーヒーよりはカフェインは少ないそうですよ。イタリア人は食事の後、必ずカッフェを飲みます。油の多いイタリア料理を胃の中に詰め込んだ後、胃を洗い流す胃薬の役目もあるのだそうです。(これはホントかどうかわかりません。でも彼らはそう信じています。)さあ、皆さんもぜひ試してみてください。イタリアの風が吹いてくるかもしれませんよ。


<お客さまからいただいたお手紙コーナー>


○初めてお便りします。いつも新聞が届くのを楽しみにしています。初めて届いた時にサクラの花びらがハラリと落ちましたが、その時、ただのダイレクトメールではないと心温まるものを感じました。そして今回は紅葉の葉が・・・。一枚づつ折って、切ってと大変な手間だと思います。季節ごとの心遣いうれしく思います。母子家庭でなかなか旅行に出れませんが、息子が高校を卒業したら旅行に行きたいと思います。(N・N様)


↓ありがとうございます。旅行の楽しみは後にとっておいて、今のうちに行きたい気持ちを貯めておいてくださいね。出かけられるようになった時の喜びはひとしおだと思います。

○紅葉ステキ!ありがとうございました。皆様の熱いものを感じました。トラピックスは他社と比べ、安く、ツアー数が豊富です。最近は休みがとれず、初めて一人でドイツに行きました。一人部屋追加料金がかかっても他人に気を使うことなく、過ごせる自由さは最高のくつろぎでした。強いて言えば、もう少し、自由時間があればいいと思います。(Y・Y様)


↓お二人の時とお一人の時と旅の感じ方は違ってきますよね。どちらにも良さがあると思います。近年、おひとり参加旅を希望されるお客さまが増えてきています。弊社も徐々にですが、増やしてきておりますので、比較してみてください。


○男はつらいよ背高トイレ
去年、東欧へ旅行した時、空港の男性小用トイレが以上に背高で用をたすのに少々難儀しました。それほど背が高いとも思えないのにあの高さはどうしてなんでしょう。外国の男子小用便器の高さに含蓄のある方、教えてくれませんか?(M・Y様)


↓確かにおっしゃるとおりです。私も理由を知りません。どなたかご存じないでしょうか?


○私もお客様新聞を心から楽しみにしています。オーストラリア情報が加わってからは特に。ヨーロッパは七年かけてあちこち回りましたが、年と共に長時間フライトはつらくなってきました。そんな折、工藤さんのお便りを読んでオーストラリアに興味を持ちました。不思議ですね。阪急さんのあの素晴らしいカラーパンフレットを見てもあまり興味が湧かなかったのですが、文章に接してみて自分で勝手に色々想像しているとワクワクして行きたくなりました。
先日テレビで見て大阪のツアーを申し込んだのですが、同じ会社でも対応が違いますね。(匿名)


↓文章で興味が沸くような雰囲気を伝えられて嬉しく思います。ぜひ、目と耳、そして体全体でオーストラリアを味わってみてください。


○毎回新聞が来ると貪るように読んでいます。皆さんの声が新鮮です。いつもながらの"こころづくし"ありがとう。一足先に紅葉が来た気分です。毎回大事にとっています。あるひとり合点、間抜けでノー天気な日本人観光客の話初めて夫婦でイタリアへ行った時のことです。フィレンツエのウフィッツイ美術館の前で屈強な男が眼光鋭くこちらを見ていた。一瞬不信に思ったが、イタリアはスリが多いので、私服警官が見張っているのだなと思いました。入場が始まり、観光客が入り始めるとその男が「ソーリーソーリー」といいながら近づいてくる。私の横を通り過ぎるその瞬間、私のポケットに手を突っ込んできた。その男は警備する私服警官ではなく、カモを探し求めるスリだった。お人よしの間抜けさに自分ながら呆れた。その後の行程では人を見たら「スリ」だと思えとばかり緊張の連続であった。(中村 功様)


↓全ての人を泥棒と見てビクビクするのもつまらないですが、やはり最低限、貴重品には注意してください。「備えあれば憂いなし」です。


○私の旅の楽しみ方は行く前にあらゆる資料を探し、読みあさり、出発までの数ヶ月は一日一日をその日の為に働きながら待ちます。旅行中はその時々でお召しかえをして大いに楽しみます。帰国してアルバムの整理に何日かをかけます。一回の旅行で何回も楽しめ、アルバムは増えるばかりですが、時々眺めては次の旅の準備につなげます。四十歳から海外旅行を始め、今年五十五歳になり、まだまだ元気で働けるうちは旅をしたいと思っています。ほとんど阪急さんにお世話になり、素晴らしい添乗員さんとの出会いは本当に宝物です。九月にシドニーに行ってきました。年二回はとがんばり、今回で二十五回目になりました。心配りが阪急さんの最高のおもてなしだと思います。(Y・H様)


↓一番楽しく盛り上がり、心がウキウキするのは旅行に出かける前かもしれません。早坂さんは旅の達人ですね。


○まあ、素敵,可愛い!新聞を開けた時の第一声です。心から嬉しくて感謝の思いで一杯です。色違いで折っていただいた紅葉はサイドボードに飾っています。スタッフの皆様方の心温かい思いと気配りに、またまた浮かびました。"ハートフルなおつきあいのトラピックス"ありがとうございました。(K・O様)


↓ハートはトラピックスのトレードマークです。私達もハートフルなおつきあいをさせていただきたいと思っています。


○他社に比べ、阪急さんの添乗員さんはどの方も素晴らしいと思います。特にフランスに行った時の添乗員さんはささいな質問も丁寧に応対してくださって私は海外に行くなら阪急さんだ!と心に決めました。阪急の添乗員さんはNO・1です。もみじ、とてもうれしくて自分でも作ってみました。ありがとうございました。(Y・K様)


↓ありがとうございます。近年、弊社は特に添乗員教育には力を注いでおりますが、皆様のお力添えのおかげです。まだまだ未熟な添乗員もおりますが、叱咤激励をお願いいたします。


○毎回、楽しく読ませていただいております。教員時代、毎週学級通信を楽しみにしてくれていた保護者の気持ちがわかりました。阪急ファンのお仲間はみなさん旅上手で人生を楽しんでいらっしゃるなと感心します。退職後、二年半で北海道から沖縄まで二ヶ月に一度、海外は一年に一度のペースで旅行三昧です。カンボジアのアンコールワットは圧巻でした。夫が「海外はアジアから!」と頑固ですので、去年は中国、今年はタイと続きます。私は中国からの引揚者ですので、もう一度中国の東北地方--汽車の旅をやってみたいと思っています。阪急さん、すてきなリーズナブルな企画をお願いします。(H・O様)


↓お客さま新聞は手作りガリ版刷りの学級通信を目指しています。アジア征服はぜひ阪急交通社でお願いします!


○毎回楽しみにしています。紅葉ありがとうございました。私はいままで旅行会社さんの真心はツアーの添乗員さんを通してしか感じることができませんでした。折り紙をたくさんの人に折るのは本当に大変だったと思います。阪急さんの温かさが伝わってきます。(T・T様)


↓ハイ、内職よろしく手分けして一生懸命作りました。受け取られた皆さんが"ふっと微笑まれる"ことを想像して。


○かわいらしい紅葉のお便りにスタッフの皆様のやさしいお心遣い伝わってきました。お便りも回を重ねるごとに心がぬくもり、旅のアドバイスも内容豊富で、みなさまの体験と自分の思い出が重なり楽しい夜のひとときです。(R・A様)


↓夜のおともにお客さま新聞を!一日の疲れを癒す一助になれば本望です。


○夕刊を取りにポストへ行き、おなじみのダイレクトメールが入っていたので、急いで開けると紅葉がはらり。なんて嬉しいこと。素敵な心遣い。ありがとうございました。M.Kさんの人気添乗員に関するお手紙が紹介されていたので思わず筆をとりました。私は今まで人気添乗員同行の出発日は避けてきました。理由は人数が多いだろうから。阪急さんには六回お世話になっていますが、みなさん充分心遣いの行き届いた添乗員さんでしたよ。欲を言ったら切りがありません。ひとりで三十人のお客さんを世話をするのです。ほとほと感心してしまいます。(T・S様)


↓温かい言葉をいただきましてありがとうございます。全ての添乗員が身を粉にして日夜奮闘しております。お客さまのねぎらいのお言葉が添乗員にとっての何よりのビタミン剤です。もちろん私たちスタッフにとっても。


○はらりはらりと紅葉が2葉。私も作ってみようと折ってみましたが、難しい。今からもう一度挑戦。こんなややこしいものをいったい何枚作ったのかしら?とスタッフのお心遣いに感謝。ありがとう。これ再利用させていただきまーす。(M・I様)


○トラピックス倶楽部でいいもの発見。ベニス本島に泊まってカーニバル見てきます。田中さん、イタリアを2倍楽しむ方法を教えてくださいな。ローマ、ミラノ、ナポリは2度目ですので。トラピックス倶楽部とお客様新聞は体の毒!!だってすぐ行きたくなってしまうんですもん。(Y・O様)


↓毒が体中に回ることを願っております。(?)


<イタリア旅行を十倍楽しむための三つのコツ>
  それでは岡田様からのご要望にお応えします。初めての方も、二度目三度目の方も、イタリアは行く旅に別の顔を見せてくれるでしょう。そんな奥深いイタリアをより一層楽しむ為の三つのコツをお教えしましょう。


<イタリアを楽しむ三つのコツ>(準備、心構え)


①イライラしないこと

イタリアはA型人間にはきついかもしれません。(田中もA型ですが)イタリア人にはいいかげんな人間が多いです。(もちろんそうでない人間もいます。)日本では物事が予定通り、ルール通り、約束通り、時間通りに運ぶのは当たり前と思っていますよね。この感覚はおそらく日本だけかもしれません。イタリアでは例えば、朝バスが予定の時間通りに来ない、ホテル部屋の備品(テレビ、シャワーなど)が故障してホテルスタッフを呼んでも来ない、遅れるなど日常茶飯事です。スタッフの対応もひとそれぞれ、マニュアルが一番似合わない国それがイタリアです。同じスタッフでもやり方が人により全然違うのです。しょっちゅう停電がある、エアコン、テレビ、冷蔵庫が壊れやすい。部屋のドアのたてつけが悪い、窓が開きにくい修理工に直してもらっても、しばらくすると又壊れたりする。昔の日本もそうでした。テレビの移りが悪くなって横をバシーンと叩くと直るってなこともよくありましたよね。「今日のテレビは機嫌が悪いな」って。道ばたの公衆電話は半数以上が壊れていて、一年以上そのまま放置されています。銀行のATMにカードを入れたらそのまま詰まって出てこなくなるなんてこともあります。信じられますか?そういういいかげんな国、イタリアを渡り歩く秘訣は、「郷に入っては郷に従え」「WHEN AT ROME,DO AS THE ROMANS DO!」です。前回にもご紹介しましたね。これを日本式の常識で「いったいどうなっているの!」とイライラしてしまってはストレスが溜まる一方です。イタリア人はトラブルがあって日本人がなぜこんなに怒っているのかを理解できません。ものごとに完璧はありえない、なぜならしょせんは人間が行うことだから。これが彼らの考え方です。完璧を求めるのが日本人、七割できればまあ良しとするイタリア人不便も不都合もすべてありのままを受け入れるイタリア人。カトリックの精神がそこに宿っているのかもしれません。逆にそのいいかげんな世界に身を委ねるととっても心地よくなる時があります。これは住んでみないとわからないかもしれませんが。


②忘れ物にはくれぐれも注意!スリ置き引きにも常に注意!


イタリアでは一旦、手元を離れたものはまず戻ってこないと覚悟した方がいいでしょう。拾った人の良心を期待するのは甘いと言えます(特に都市部は)。イタリアでは忘れた人が悪いという考え方が当たりまえです。スリ、引ったくりにとって日本人はまさにカモねぎ状態なのです。ぞろぞろ歩いている日本人観光客を後ろから見ると隙だらけです。ショルダーバックは必ずたすきがけに!自分の身は自分で守るという強い意志と準備が必要です。イタリアでは殺人などの凶悪犯罪はそれほど多くありませんが、スリ置き引きなどの軽犯罪は数え切れないほどあり、警察も真剣にとりあってくれません。秘訣は貴重品はできるだけ身につけないこと。持ち歩く場合は、体にまきつける貴重品袋(パスポート、カード、財布)が一番安全です。万一に備え、パスポート用写真二〜三枚を準備しておくと再発行の時にスムーズです。パスポート、クレジットカードの番号の控え、カード会社の緊急連絡先などはメモにして別に持っておくと、万一の時の被害を軽減してくれます。


③海外旅行保険は必ずかけておいてください。


イタリア滞在中に何度も保険に入っていなかった為に大変な負担を強いられたお客様を見てまいりました。「楽しい旅行なのにそんな縁起でもない」「健康はお金の問題ではない」などといわずに聞いてください。実際に病院の世話になった場合には残念ながら「お金の問題」になってしまうのです。被害にあった方が必ずいう言葉があります。「自分だけは大丈夫だと思ってた・・・」なんの根拠もありません。日本とは状態が違うのですから。環境の変化で体調を崩す可能性も高いです。何か起こってから後悔しても遅いのです。最近はカードについている保険もありますね。その場合でも必ずどれだけ補償がついているかを確認しておいてください。ポイントは「疾病の治療費用がどれだけ補償されているか」です。イタリアで入院、手術などしたら、五百万円くらいすぐかかってしまう場合もあります。イタリアでも私立病院は先進医療が整っているところもあります。入院費用が一日三〜四万円くらいするところもざらです。公立病院は安いですが、対応はかなり悪いです。任意保険はまさにお守り。一日約千円程度の安心料。現在、トラピックスでは四〜五割のお客様が任意保険に加入されています。トラベルの語源はトラブルです。何があっても不思議ではありません。日本に残されたご家族に負担をかけない為にも悪いことはいわないので保険には入っといたほうがいいですよ。僕はイタリア滞在中の経験からことある毎に保険の重要性を訴えています。旅行会社がお客さまに適正な保険加入をお奨めすることは義務だと思っています。


・・ちょっとイタリアに行くのが怖くなってきましたか?こういうことは耳の痛いことですが、きちんと準備しておくことによって旅を存分に楽しむことが出来ます。
旅行はまさに「備えあれば憂いなし」なのです。以上、現地に住んだ人間としてのアドバイスです。心の片隅に留めて置いていただければ幸いです。


「ししを食べて今日も元気!な工藤話」

普段、何気なく通り過ぎている町並みも、ふと気がつくと、一気に秋の装いに模様替えをしています。そして、私はと言うと、あれ?体重が・・?なんて気になりながらもついつい目の前の美味しい秋の味覚の数々をお腹いっぱい食べては一喜一憂する!?しています。皆さんは、いかがですか?九月・十月の連休、皆さんはどのように過ごされましたか??連休と聞くだけで落ち着かない私は、再び旅に出てしまいました。でも、今回は、近場の伊豆です。近いところなのに、意外と行ったことがないのです。いや〜伊豆の良さをまたまた再発見!旅の始まりは江戸時代末、かの有名なペリーが黒船でやって来たと言う下田で降りて・・。この辺は、ご存知のとおり、日本一のマスクメロンの産地ということで、メロン農園もあちらこちらに見られ、ひとまずメロンの試食。味も香りも抜群!!さすが、日本一!!                     
その後、海を眺めに堂ヶ島へ。遊覧船で海の上を漂い、洞窟見学へ。秋の海風はこれまた格別!!まだちょっぴり暑い日差しの残った秋空の下で、心地よい風に吹かれながら心が洗われるようでした。夕方になって、目指すは、夕日の綺麗な黄金崎。岬以外周りには邪魔するものが全くない丘からは"海と夕日"だけを見ることができます。この日の日没は十八時。残念ながら私たちはこの先伊豆長岡の宿に向かうため、日没は鑑賞できませんでしたが、素敵な夕日だけは充分鑑賞できました。
次の日は、浄蓮の滝、河津大滝へ。これまたすばらしい景色。途中"しし南蛮"(いのししの肉が入ったそばです)屋さんへ寄ってエネルギーを補給。心も体も癒され、また次の日からの活力をもらい、帰宅しました。こんなに近い伊豆に満喫できる場所があるとは!!是非機会がありましたら、皆さんも行かれると良いですよ。感激の休日でした。

それではお待たせいたしました。パース話に参りましょう。前回は皆さんに私のリスニング克服術をお伝えしました。それでは今回は会話の克服法といたしましょう。

きっかけは簡単です。話すことに興味を持つこと、恥ずかしがらないことです。なんで恥ずかしいの?と思う方もいらっしゃると思いますが、文章にならず、単語だけの会話は自信が無いと、初めは恥ずかしいのです。日本の英語学習は、形の整っている文が、良しとされていますからね。また、現地の方と話す際、"ん?何て言いたいの?"という顔をされると自分の出来なさに思わず気持ちが引いてしまいます。でもあきらめないことです!はじめは、単語と単語を繋げるだけでもいいのです。テストに出て来るようなきちんと整った文を普段の生活の中で使っている現地の方は、ほとんどいません。もっと省略した言い方をします。それには、簡単な単語がすぐ口から出てくるように、気張らない友達と話すのが一番です。たわいもない話で勿論いいんです。昨日したこと、見たもの、感じた事とか・・。こういう風に話をしているうちにお互い相手の国の文化にも興味を持ち始めるのです。これはしめたもの!私は特に韓国の友達が多かったのです。彼らとの会話を例に取ると、彼らは、大変日本という国、そして、日本語に興味があって色々な事を聞いてきたのです。私にとって、改めて日本の文化などを見つめ直すきっかけにもなりました。話しているとどんな質問が飛んでくるかわかりません。そこで、出来るだけ簡単な単語を使って、彼らの知りたいと思っている事の答えを説明するのです。どこまで説明できるかが会話を成長させてくれます。
相手の知りたい事や言いたい事はこういう事だろうと、相手の気持ちを汲んで話を聞いたり、それぞれの国の文化の違いを考えて説明したりと。自分の伝えたいことが文化を超えて伝わったときの嬉しさを積み上げることで、話すことの楽しみが得られるのです。彼らも他国の言葉である英語を学んでいる人たちですので、難しい言葉を並べても伝わりません。簡単な言葉でいいのです。むしろその方が十分伝わるのです。長い整った文でなく、出来るだけ簡単な単語を使った文で十分伝わるのです。話すというより伝えると言った表現の方がいいかもしれませんね。これが、私の会話克服術です。伝わったときの相手の納得した顔!笑顔!嬉しいものです。

それではパース観光地話に移りましょう。
今回は、旅行者にとにかく大人気のおしゃれな港町"フリーマントル"そこからフェリーで約40分程で行くことの出来るインド洋に浮かぶ美しい島"ロットネス島"をご紹介いたします。フリーマントルへはパース駅から電車で三十分。バスも市内から出ています。では電車に乗って・・。二十分程すると、車窓の雰囲気がガラッと一変!!目の前に、まるで床いっぱいの大きなキャンバスにマリンブルーの絵の具で塗りつぶしたような景色が飛び込んできます。そんなインド洋に面して港町フリーマントルはあります。駅を降りてちょっと歩くともうそこは、ヨーロッパ調の町並み、カプチーノ通りです。おしゃれな雑貨屋さん、シーフードの美味しいレストランや、ココアパウダーのたっぷりかかった美味しいカプチーノを出してくれるカフェなどが軒を並べ私たちを待っています。オーストラリアにいながらにして、パリやイタリアにいる気分が十分味わえます。観光の合間のひとときを待ち行く人々を眺めながら過ごすのもいいものですよ。気持ちが本当にゆったりとしてきます。お勧めは、町並みが一目で見渡せるテラス席。ブルーベリチーズケーキとカプチーノ、最高の組み合わせです!!ちなみに、イタリア系の人々が多いオーストラリアでは、コーヒーと言ったら、ブラックコーヒーではなくカプチーノがでてきます。ミルクが苦手な方は要注意!?ですね。
では、次にインド洋に浮かぶロットネス島へ行ってみましょう。
ここは、周囲四十キロメートルの小さな島です。島内にはバスの通っています。サイクリングコースもあり、心地良い風に当たりながらの4時間コースは結構良い運動です。私は、ちょっぴりバテてしまいましたが・・。ここでのお勧めは、なんと言ってもあの雄大なエメラルド色のインド洋の美しさをこの小さな島から自分の目で一望することが出来ることです。その先、大海原をずぅーっと行くと、なっなんと!!次の陸地は、南アフリカなんです。こんなスケールの大きい景色を見ていると、心までドーンと大きくなります。沈む夕日も素敵ですよー。自然の美に、本当に感動するってこういうことなんだ!とこの景色を見て思いました。素晴しい!すごい!!

まだまだ皆さんにお話したいことはありますが、今回はこの辺で。