みなさーん、お元気ですか?今年の夏も暑かったですね。
天気予報で言っていましたが、真夏日の日数はそれほど変わらないのですが、熱帯夜の日数は年々増えているんだそうです。体に堪えるわけですね。それでは皆さん、お客さま新聞で秋を感じて下さい!


今月のイタリアコラム
<スパゲティーナポリタンはイタリア料理ではない!>

スパゲティーナポリタンは本場イタリアにはないメニューです。喫茶店メニューの定番で、麺は柔らかく、ケチャップ味、玉ねぎ、ハム、ピーマン、グリーンピースで、お子様の3種の神器(カレー、ハンバーグ、ナポリタン)として燦然と輝く逸品。ノスタルジーを誘いますね。もちろんナポリにスパゲティーナポリタンはありません。近いのはスパゲティトマトソース(スパゲッティ アル ポモドーロ)ですが、これには具はほとんど入っていないのでやはり似て非なるものです。ちなみにナポリタンは東日本でいう呼び方で、関西ではイタリアンというとテレビで言っていました。
「へえ〜っ そうなんだ」
広島へ帰省した時、喫茶店に行ったら、そこではなんと「ナポリタン」と「イタリアン」が両方ありました。ショーウインドウで見ると、微妙に具が違うようでしたが、ほとんど一緒。田舎ではメニュー自体が少ないので、できるだけたくさんに見せようと似たようなメニューでもとりあえず揃えたのかもしれません。スパゲティーナポリタンは日本で生まれ、日本で育った日本料理なんですね。そういえば、タレントがTV番組でナポリでナポリタンを作ってイタリア人に食べさせていましたが、イタリア人「美味しい、美味しい」って食べてましたよ


<お客さまからのお手紙コーナー>
○ヨーロッパに行く時は、飛行機からの景色が隠れた観光スポットである。シベリアのツンドラを蛇行している川、流氷など絶景である。目的地の観光などの為の負の時間を逆に利用することも一考かと思う。(M・N様)


↓旅の楽しみ方は旅人の姿勢により、大きく広がります。 機内も旅の一部です。中谷さんは旅の達人ですね。


○今までに行った中で一番印象に残っている場所
夕陽に映えるナイル河クルーズ悠久の時が流れるエジプト五千年の古代文明の遺跡を訪ね、ルクソールからアスワンまでの四泊五日の船旅は感動の連続で本物に触れる旅でした。
特に夕陽に映えるナイルを滑るように進む船上デッキでの旅仲間との語らい、満点の星空を見ながら大河ナイルの風に吹かれ神秘の歴史に思いを馳せる時、それは正に至福のひとときでした。クルーズにはまった私は今年六月に地中海クルーズ十日間(E648)に行って来ました。船はイタリア船籍でクルーもすべてイタリア人。ここで田中さんから聞いたイタリア人気質がよくわかりました。ショー開始時間に集まっているのは日本人だけ。毎夜十五〜二十分遅れがあたりまえ。「なるほど これだったのか!」と納得。(A・M様)


↓ナイルの夕陽さぞ美しかったでしょうね。クルーズの旅も一度経験されると病みつきになるといいます。「移動が少ない、連泊が楽、体調の調整を取りやすい、実は結構
お得」と、クルーズは魅力満載です。次はどこの海を航海されますか?


○従来の一度行ったら二度といかない観光だけでなく、目的にこだわるミドルシニアの動向が今後の旅行業界のトレンドを占う試金石となる。一人部屋追加料金をもっと低く設定できる企業努力が求められている。一つの具体的提案として、今滞在型ツアーが注目され、半定住生活を検討中のミドルが多い中で最長で一週間か二週間ほど現地滞在し、現地人と交流できるプランが良い。他にもシルクロードなど旅行先の文化や歴史を事前に深く学ぶことのできる講座併用のツアー企画も老後のカルチャーとしても良いのでは?(R・Y様)


↓ロングステイや現地にて交流、講座などの専門ツアーは、お客様の要望に応えられる専門知識、ネットワーク、受け入れ体制が必要となります。残念ながら、弊社ではその部分はまだまだ途上段階といわざるをえません。お客さまもどんどん積極的にこだわりを持った旅を求められてきています。それに応えることが旅行会社のミッションであると思います。


○いつも楽しく読ませていただいております。「旅は遠くからすべし」この言葉を今実感しています。五月に愛知万博に行って「この次は秋にカナダよ」旅に出かけたときだけ、母と娘になる私達、一緒に旅をするようになって何年になるでしょう。でもこの秋のカナダ行きにはドクターストップならぬ「息子さんのストップ」がかかりました。「もう高齢の母を海外旅行させるのは心配」だと。南欧、北欧、イタリア、ドイツ、フランス、ロッキー、とナイヤガラ、屋久島、種子島、奄美大島、壱岐島などいろいろな所へ行きました。それぞれの旅にたくさんの思い出があります。今になって考えると先に遠い所に行っておいてよかった。これからの旅は一泊か日帰り旅になりそうですから。(匿名希望)


↓旅が楽しいかどうかは"どこへ行くか"ではなく"誰と行くか"にかかっていると聞いた事があります。お一人参加の場合でもグループ内のお客様によって、旅の楽  しさが変わってきます。これからも楽しい思い出をたくさん作ってくださいね。


○トラピックスでカナダに行った時、添乗員さんがドリンクオーダーの際にドリンクを飲みたくない私達のテーブルは「NO」と言いました。添乗員いわく「こちらのテーブルの方々は要らないのですね」と念を押してきた。すごく不快感を覚えています。(K・T様)


↓添乗員が旅行評価に及ぼす影響はとても大きいものです。不愉快な印象を与えてしまいましたことをお詫び申し上げます。添乗員も悪気はなく、確認のつもりで言ったようですが、ちょっとしたものの言い方がお客様に良い印象も悪い印象を与えてしまうことを再認識し、添乗員教育を徹底して参ります。


○ウォシュレットトイレには違和感を感じます。「イギリス人のオトナ度」のコメントは疑問が残ります。九・一一ブレア首相のテロには対応を賛美したコメントには不満を伝えたい。イラク参戦には反対する国民も多くいます。そして今年のテロ発生。その原因は?当面イギリス旅行は恐ろしいです。人に優しい一方的コメントは不快に思う。(A・N様)


↓真意はイギリスの戦争に対する政治的側面を賛美したものではなく、「1日も早く平静にもどること」にイギリス国民が力をあわせたことに敬意を表したかったのでしたが、配慮が足りなかったと反省しております。申し訳ございませんでした。


○ほとんどのパックツアーが初めてそこを訪ねる方を対象として企画されているように思えます。物見遊山気分でヨーロッパを一通り、結構でしょう。私も含めてどなたでも初めての場所は必ずあります。しかしもう一度訪れたい場所もある。通りがかりにとっても気になる民芸品を売っている店があった時、時間がなくて立寄れなかった。あの教会の内部が見たい、塔にも登りたい、そう思うお客様も多いはず。その為にもフリータイムが欲しい。日程では連泊を多くして、その内一泊はホテル帰着を早めにするとか、半日はフリーにするとか、そういう配慮が欲しいです。五月に参加したクリスタルハート、ドロミテ、チロル、オーストリア十日間のツアーでは三日目コルチナダンペッツオのホテルそばのブティックでチロル風のジャケットを買うことが出来ました。ウイーンで自由時間にシュテファン寺院をじっくり見て王宮庭園があるモーツアルトの銅像のスケッチも出来ました。なかなか気の利いたツアーでしたよ。(K・O様)


↓おっしゃる通りだと思います。リピーター向けの商品の充実は弊社の課題でもあります。以前より、何度かそういうコースに挑戦しているのですが、結果的には内容満載のツアーの方がお客様には"お得"に写るようでそちらのツアーの方のお申し込みがよかったりするものですから内容満載のコースの方が中心になっています。私共からお客様へのアピールが足りないという面もあるかと思います。
お客様も旅慣れた方が増え、自由に歩いてみたいという声も増えてきていますので、それにあったコース作りをすることが旅行会社の努めでもあると思います。最近、徐々にフリータイムや連泊、選択肢のあるツアーも増やしてきておりますのでご覧下さい。


○毎回この新聞を送って頂き、海外に飛び出した方のお話を読むにつけ、自分も何かを報告とか自分の気になっているものを書かないと仲間意識が薄らぐような気がしてきたので、書きます。僕は行く先々で思い出になる石ころを拾ってきます。モロッコの砂漠の砂、石、ピラミッドの石、チェンマイ、アユタヤ、カンボジア、オーストラリア、ニュージーランド、などなど。写真もいいが、石もその場所の色が懐かしく思い出す。いいものです。「旅は友との別れ」という諺があるがなんとなくあっている気がする。興味がないと、ただの教会だし、ピカソの絵もただの額に入った「絵」になる。これに気づいたから、僕は一人旅に決めた。お土産は全部「おなか」に。年末にはまた行くよ。ワインを・・・右手にボトル・・・左にグラス、明日の朝は蚊取り線香、何も残っていない。それもまた旅。(K・K様)


↓仲間意識を感じていただいているとしたらとってもうれしいです。ありがとうございます。「石ころの話」面白いですね。僕も次回拾ってきたいと思います。何も形に残るお土産がなかったとしても、心の中には忘れられない思い出という財産が残っているのですね。


○季節ごととかこの頃の国内と海外の旅人気ランキング(五位くらいまで)のようなものがあれば面白いのではないかと思います。私本人は以前より国内や海外共、世界遺産巡りを楽しんでいます。(H・M様)


↓面白い企画ですね。さっそく検討させていただきます。


○娘と二人で東欧四カ国に参加したのは阪急の中でも最高の旅でした。クリスマス前とあってどの街でもクリスマスの市と美しい家の装飾がきれいで時間が足りないほど充実していました。寒いだろうとダウンジャケットとカイロを三十個近く持っていきました。チェコのチェスキークルムロフでビデオが寒すぎて止まってしまいましたがカイロを貼りましたら、バッチリ動き出しました。又、クリスマスの時期に出かけたいと思います。(K・M様)


↓カイロはよかったですね。ナイスアイディアです。寒いヨーロッパも夏にはない魅力があります。観光のピークシーズンに比べて観光地や美術館も空いているし料金は安いし、空気も澄んでいますのでお勧めです。


○いつも楽しく読んでいます。「豊かな国日本」の文に心打たれました。同感です。<お客さまのお便りコーナー>では、旅の体験談が面白く、又その文へのコメントも心がこもっていてなごみます。田舎で草取りをしているおばあちゃんの私に旅の夢をかきたててくださって感謝しております。(M・Ⅰ様)


↓ありがとうございます。旅への思いは元気への活力剤になると思います。草取りがんばってくださいね。


○H.Mさんがロシアエルミタージュについて書かれていましたので、私が良いと感じたものを二〜三書きます。


①館内で一番人気はレオナルドダビンチの"花を持つ聖母"です。アンリマチイス "ダンス"、セザンヌ"パイプをくわえた男"、ルノアール"ジャンヌサマリーの肖像"、ピカソ"犬を連れた少年"、ゴーギャン"果物を持つ女"ゴッホ"わらぶきの家"、アンリマチイス"赤の食卓"、などはとても感銘を受けた作品でした。ぜひご覧下さい。私のパスポートはちょうど来年で十年物がきれ、又新しい十年が始まります。ロシア、スペイン、エジプト、トルコにはもう一度行ってみたいです。(M・S様)


↓詳細なアドバイスありがとうございました。他のお客様への参考にもなると思います。「新パスポートにて新しい十年の始まりです」っていいコメントですね。どうぞこれからも旅を存分にお楽しみ下さい。


○毎回お返事を書くのですが、お客さま新聞が楽しみで、いつも心待ちにしています。私のローマでのエピソードです。
スペイン広場で休んだ後、階段を降りて路を渡った横丁で、魔法使いの婆さんそっくりの黒いマント、長いスカートと黒づくめのいでたちで帽子とほうきを持っている女性が二人のポリスと話していました。私にはイタリア語はわからないが、どうやらこんなことを話しているらしい。
ポリス「ここに立って何をしてるんだ?」
魔法使い「わたしゃ、ここが好きだから立ってるんだよ」
ポリス「いいからどこかへ行きなさい!」
魔法使い「わたしゃ何も悪いことはしてないよ」
(でもどこから見ても怪しそう)
さんざん言い合いした末、魔法使いの婆さんはしぶしぶ立ち去っていったが、なかなか空想をたくましくした寸劇であった。(I・N様)


↓ハローウインでもないのに、変な格好をしている人がイタリアにはたまにいます。 「何のためにやってるか」といえば「そうするのが好きだから」ただそれだけなんです。面白いですよね


○学生の頃、世界地理、世界史を学んだ時、現地は想像の世界でした。当時は終戦まもない頃で海外旅行など夢のような話で憬れの世界でした。それから五十余年、時代は変わり、今では誰でも世界中へ旅することができる結構なご時世になりました。そこで学生時代に戻ったつもりで改めて地理歴史を学び、実況検分をする為に旅行する、つまり修学旅行に見立てました。テーマを定め、テキストを選定、学習計画を立て、実行しました。独学でしたが、なかなか勉強になりました。知識見識が深まったと共に生きた勉強が出来たと実感します。何よりも旅はたんなる物見遊山ではなく生涯学習の一環という大義名分が加わります。先般、貴社でイタリアに行きました。塩野七生さんの「ローマ人の物語」十二巻を読みました。次なるテーマは「古代エジプト」で修学旅行の節にはまたお世話になりますがよろしく! (J・K様)


↓何歳になっても学びたいという姿勢、すばらしいことだと思います。ヨーロッパは特に事前に調べてから行くと感動はより一層深まります。今後とも大義名分をつけて、修学旅行を続けてくださいね。


○人気添乗員と行く出発日ということですが、わざわざこのように書き添えているということはそうでもない方も大勢いらっしゃるということですか?
今年三月中欧に行った時の添乗員さんはよくなかったです。やはり添乗員さんにより旅は楽しくもなり、つまらなくもなり・・・せっかく時間とお金を掛けて行く旅なのですから、どの出発日でもベストの添乗員さんであってほしいですね。もう阪急さんは懲りたので他社にしようかしらと思うのですが、やはり最後は阪急さんのパンフレットに魅力を感じてしまい・・・難しいことかもしれませんが、ぜひ添乗員さんの教育に力を入れて欲しいと願っております。決してテクニックではないのです。心なのですよね。(M.K様)


↓ありがとうございます。
おっしゃるとおりです。現在東日本のトラピックスでは実働九百名の海外添乗員がおりますが、イタリア通の添乗員、オールラウンドプレーヤー、トラブル時に本領発揮する者、絵画美術に長けた者、不器用ながらいつもお客さまのために汗をかいて走り回っている者などさまざまです。人気添乗員とは、お客様アンケートによる評価で、大満足率七十%以上で上位約一割ほどの添乗員です。半年毎に見直しをしております。もちろん人気添乗員以外の添乗員も日々できるかぎり頑張っておりますが、人気添乗員制度を採ることにより、ツアーの催行率を高め、お客様にコースを選びやすくしていただくことと、添乗員自身にとっても励みになっております。現在弊社では"添乗員"と"電話受付け"に関しては最重点強化点と位置づけ、教育を行っておりますが、まだまだ完全ではないというのが実状でございます。「旅のプロ」としてお客さまに"感動"と"心に届く旅"をご提供できるよう教育を進めてまいる所存でございます。


○お客さま新聞は他のダイレクトメールと異なり、開封するのが楽しみです。「豊かな国日本」で本当に豊かさ=当たり前になってしまっている現状を私達は基本に戻って考えたいです。楽しい旅をすることによって自分を見直す旅にもつなげられたら、もっと意義があると思われます。お客様のお便りコーナーも参考になったり、身近に感じる様になったりでこの新聞をより楽しいものにしてくれています。(M・T様)


↓開けるのが楽しみとは作成者冥利に尽きます。ありがとうございます。旅が世界や人生を考えるきっかけになると素晴らしいことですね。


○旅好きな皆さんのコメントいつも楽しく読んでいます。私はハワイに毎年行きます。行く度に本を買って資料を集めます。その行くまでが旅行の半分以上の楽しみですし、いつも胸がときめきます。ハワイとかアロハの言葉を見たり聞いたりするだけでドキドキしてしまいます。ハワイの友人たちは「今度いつ帰ってくるの?」と言われている私です。今は日本に出稼ぎ(?)に来ている心境です。(A・S様)


↓そういう場所があるということはしあわせなことですね。毎日生きていく張り合いもでるのではないですか?僕もハワイ大好きですよ。


○「旅は遠くからすべし!」この言葉にとっても勇気づけられました。新登場の工藤さんのパースのレポート楽しみにしています。オーストラリアは私にとっては近いのでまだ予定には入っていません。(急に強気になっているところが恐怖?)たくさんの情報をお待ちしています。ますますのご活躍を!(M・I様)


↓「旅は遠くからすべし」はずいぶんと反響がありました。私にも大変参考になりました。


○毎月お客さま新聞の到着をとても楽しみにしていおります。今回はニューフェースの工藤さんのパースのお話、とても懐かしい思いで読ませていただきました。以前一度、フラワーシーズンに行ったことがありますので。これからの続編が楽しみになりました。それからひとつ提案があります。トラピックスのキャッチフレーズ"行きたい旅 見つかる"に一言付け加えて"行きたい旅、きっと見つかる!"というのはいかがでしょうか?(ほんとにきっとみつかると思いますので。)(K・K様)


↓ありがとうございます。とっても面白いと思います。全社統一ロゴですので、即座の改訂は難しいですが、次回会議でお客様のご提案として挙げてみたいと思います。なにより「ホントにきっとみつかるから」とおっしゃっていただいたことがうれしいです。


○昨年、超強力台風が千葉に上陸する日、ハワイに出発しました。飛行機が飛ぶのか不安で空港の係の人に尋ねたところ「欠航の連絡は受けていません。」と冷静な対応。私達の不安をよそに成田を飛び立つと青空。そうだ成田は台風でもその先は晴れ、楽しい旅をしました。そして今年、イギリスへ行きました。成田のホテルへ前泊し、夜テレビニュースでロンドンでテロがあったことを孫が教えてくれました。しかし飛行機が飛べば行くし、欠航なら行かないだけだと落ち着いて対応できました。無事飛行機も飛び、ロンドンヒースロー空港に着きましたが、いたって平静。テレビニュースのような緊迫した雰囲気はありませんでした。その後アイルランドを回り、ロンドンに戻ってきましたが、タクシーの運転手さんがテロのあった場所を案内してくれました。帰国すると多くの知人友人が心配してくれていました。感謝です。今年で七十四歳、足腰の立つうち旅をしたいと思います。十一月、妹、姪、友達を誘ってインドのツアーに申し込み、今からプールで身体を鍛えています。(Y・O様)


↓出発前は"まな板の上の鯉"という心境ですね。素晴らしいと思います。「なるようになるさ、ケセラセラ」という考え方は旅をより楽しいものにしてくれる心強い味方になると思います。インドも今、人気があります。ある意味で考え方が日本と一番遠い国かもしれません。カルチャーショックを楽しんでくださいね。

みなさん、一ヶ月ぶりですね。お元気ですか?工藤です。
私は、生まれて初めて夏風邪というのを体験してしまいました・・。でも今はいつもの元気を取り戻しています!!さてさて、皆さんは今年の夏をどのように過ごされましたか??そして、これからの秋の三連休をどのように過ごされるのでしょうか?私の今年の夏はと言うと、東北三昧でした。東北三大夏祭りから始まり、帰省で仙台へ、そして、こけしのふるさととしても有名な作並温泉と。東北が大好きな私にとっては幸せなお休みでした。ねぶたの迫力に魅了され、さらに東北に恋しました。将来は東北で・・・と思ってしまったり。海外も感動の宝庫、大好きな私ですが、日本も海外に負けないくらい感動の宝島!と言う事を再認識しました。では、夏のお話はこのくらいにして。それでは、お待たせしました。オーストラリア留学秘話を始めましょう。

<留学話その2>
六ヶ月の間に五回のクラス替えがありました。日本でいう学期というのがパースにもあり、タームと言われています。五週間で一タームです。はじめの一タームが長かったこと・・。毎日・毎時間をこなすので精一杯でした。二タームは一タームと同じ先生でした。先生とコミュニケーションも取れ、強制ではない日記もどんどん毎日の出来事を書いていくうち楽しくなり始めました。そんなある日、ミュージック番組に出会いました。音楽は言葉に関係なく楽しめるので、これをきっかけに毎日テレビを見たり・ラジオを聴いたりするようになりました。前回の答えです、英語力克服法は"ミュージック番組"が与えてくれたのです。え??と思っている方が多いと思いますが、ほんとにただ音楽を聴いているだけです。でも音楽の間には、司会の会話が入ります・CMが入ります。これで、英語に耳が慣れてくるんです!本当です!でも残念ながら一日聞いて、内容が理解できるというわけには行きませんが・・。
ニュースも今まで音しか全く耳に入ってこなかったのですが、字幕を見ながら理解出来るようになりました。なんといっても克服の実感はリスニングの授業・テストです。初めは、リスニングのテストがみんなと比べてダントツ一位の悪さだったのですが・・。しかしタームを重ねるうちに、あれ??聞こえる、テストに答えられる!!となっていったのです。聞くことは少し克服しましたが、会話が苦手だった私。そんな私がいつしか会話を褒められるようになったのです!!
こちらは次回にいたしましょう。まだまだ続くパースでの留学生活 

〜続く〜

次はパースの観光名所のお話に移りましょう。

今の季節はなんと言っても一番良い季節です。(南半球のために季節が日本とは逆なのです)暑くもなく、寒くもなく、日本でいうと春の季節です。冬(六月〜八月)といっても平均十五度位あるので『やっと春がやってきた!』というほどの季節の違いは感じませんが、やはり草花が一番多く見られる季節です。こんな季節のパースといえば"ワイルドフラワー"なんです。ちょっと変わった野の花々です。オーストラリアを代表する動物カンガルーのしっぽと言う意味の"カンガルー・ポー"そして、コップブラシのような"バンクシア"。このベストシーズン、ワイルドフラワーを始めとする美しい花々の絨毯が見られる有名な場所は、キングスパークです。町の中心にあり、小高い丘にあるのでパースの町も一望できます。ここは、良くパースを紹介する時などに使われる写真を撮影する場所です。日中・夕方の二種類がありますが、お勧めは!夕方です。夕日が高層ビルに綺麗に写ってどんどん夕日が落ちていくのが見られるんです。すてきですよー。野外バーベキューの帰りはいつも夕日を見て帰るのがコースです。更に皆様に嬉しいお知らせ!!パースは、なっなんと無料でバスに
乗れるんです!CAT(キャット)と呼ばれる無料で乗れるバスが三種類ほどあり、町の中をぐるぐる回っています。名前のとおり、猫のイラストがバスの車体の正面に描かれています。さすが、観光客を大事にするパースならではの配慮、観光客の為に作られたそうです。有難いですね。CATに乗って是非キングスパークを訪ねてみてください。もう一つ私のないしょの場所は、スワンバレーです。スワンバレーは、オーストラリア・ワインの代表的な産地のひとつで、ワイン工場が点々とその数三〇以上もあるんです。ワインも勿論好きなのですが、なんと言ってもここのお勧めは時間が止まった北海道といった感じの空間です。すれ違う人はほとんどいない、長い一本の道がただひたすら伸びていてワイン工場に行くまでの道端には、小さなぶどう畑、子供たちがクリケットをしているグランド、小川のせせらぎ・・・慌しさや忙しい街並みを忘れさせ、ほのぼのとした時間や空間を与えてくれます。

二キロくらい歩くと私の行きつけのワイン工場があります。試飲は無料で何本もお気に入りが見つかるまで出来ます。好みを言えばどんどん出してくれます。ワインを飲みながら食事が出来る小さな庭付です。ワインは一本$十二(オーストラリアドル)位です。つまり千円以下です。安いのに、自家製ですから味は負けません!!濃厚なワインです。皆さんは、赤好きですか?白好きですか?甘いのがお好きですか?酸味があるのがお好きですか?皆さんのお好きなワインがきっと見つかりますよ!

それでは、次回お楽しみに!