みなさーん、お元気ですか??
ごぶさたしてます、 田中です
さて今回は、 今は悪い時代なのか?〜「ALWAYS三丁目の夕日」を見て思うこと〜 についてお話ししたいと思います。
もう3ヶ月くらい前のことになりますが、
映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」を観ました。
私はあまり映画館で映画を観ないタイプなのですが、
このALWAYSシリーズだけは、過去2本も含めすべて映画館で観ました。
それだけ大好きな映画です
今回のパート3も、“シリーズ最高傑作” の前評判を裏切らず、
すごく良い出来の映画でした。
昭和30年代−戦後の日本人が一番輝いていた時代
みんな貧しいけれど「未来は必ず今より良くなる」と
夢と希望に満ちあふれていた時代。
丸一日、汗をかきかき一生懸命働いた後の一家団欒での晩ごはん
ご近所つきあい、向こう三軒両隣の温かさ、
世の中は今よりずっとシンプルで、人々も素直で正直で人情もあって、
つい「あ〜、あの良い頃に戻りたい」と思ってしまうほど、優しく心地よい世界・・・
あの時の気持ちを今の日本人はどこかに置き忘れてしまいました。
今は効率とスピードが最優先され、損か得かの価値観がまかり通り、
経過よりも結果が重視されて、勝ち組、負け組に振り分けられる競争社会。
「弱い者は死ね」といわんばかりで、集団ヒステリーのような社会。
私たちが昭和30年代にノスタルジーを感じるのも致し方ないと思います。
しかし、今回は少し違った目線から書いてみたいと思います。
映画のパンフレットに出演者やスタッフのコメントが書いてありました
その中の三浦友和(町医者の宅間先生役)さんの欄にはこう書いてありました。
「昭和30年代当時、私は文京区の下町に住んでいましたが、
決して良い人たちばかりではありませんでしたよ。治安は悪かったし、
嫌なこともたくさんあった。
でも当時を振り返ると、大半の人々が良い思い出だけ記憶に残っていて、
悪いことは忘れちゃってる。〔ALWAYS 三丁目の夕日〕は
そのいい思い出だけを集めた“理想郷”の物語なんですよ」 と。
少々クールで、せっかくのノスタルジーに水を差すようなコメントかもしれませんが、
私は本質を突いたコメントと思いました。
昭和30年代当時が決してパラダイスだったわけじゃない。
もちろん勢いはあった時代でしょうが、
同時に多くの問題(闇)を抱えた時代でもあったわけです。
でも人間は、過ぎ去った後、振り返ると良い思い出だけが印象に残る。
恐らく20年後、30年後に今の平成20年代を思い出し
「あの頃は良い時代だったねえ〜」なんて言っているかもしれません。
よく言われる「最近の若いモンは・・・」という言葉は
平安時代から言われていたそうです。
いつの時代も、その時々に良い面も悪い面も両方あり、
時が経てば良い思い出だけが印象に残るというのが
世の中の常であるのかもしれませんね。
そうであれば、今の世の中の悪いところばかりを見て、
悲観し、絶望し、周りを恨むのは、まったく残念な生き方ではないか?
と思ったりします。
きっと昭和30年代にも、生きることに後ろ向きな人はいたと思います。
世を恨み、不遇を周りのせいにし、自分がいかに恵まれていないかを
滔々と愚痴る人はいたでしょう。
後になって「今から思えばあの頃は良い時代だったねえ〜」と
懐かしむことができるなら、今のこの時、今の時代の良い面をしっかりと見据えて
「確かに今を生きているんだ」ということを実感しながら前向きに歩いていこう。
ALWAYS 三丁目の夕日は私にそんな学びをくれました。
(ライター:田中)
※興味を持たれた方は、ぜひ下記の公式サイトをごらんください。
1964年当時の出来事や懐かしい写真が満載です。
ALWAYS 三丁目の夕日’64
http://www.always3.jp/
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お客さまから頂いたお声紹介コーナー
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それでは、ここでお客さまから届いた声をご紹介しましょう。
声をお寄せいただきましてありがとうございます。
A.S様より
昨年は東北で大災害が発生。
今年の桜は格別と感じるのは私だけでしょうか。
昨年の災害が発生した時期は、旅行でラスベガスにいました。
震災の大きさは帰ってから再認識した次第です。
今年は、4月16日からクロアチアへ行ってきます。阪急さんにお世話になって!
今年こそは穏やかな1年でありますように、咲き誇る桜のように。
とはいっても私の住む四国は今週位まで、帰った時は葉桜かなと思っています。
A.Sさまへ
本当に今年の桜は格別でしたね。
東京では、例年よりも開花が遅くなりましたが、
気温の低い日が続いたせいか、長く楽しむことができました。
桜を眺めているだけで心が癒されます。。
クロアチアへのご旅行はいかがでしたか。
美しい風景がたくさんある国だと聞いています。
また、ご旅行の感想などをお聞かせいただけたら嬉しいです。
(吉田)
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大月 良幸様より
桜はどこの桜を観てもきれいで癒される。
桜の木の下で飲みたくなる。
大月 良幸さまへ
桜は遠くから眺めても、近くで見ても癒されますね。
桜を眺めながら飲むお酒は格別ですよね。
(つい飲みすぎてしまいますが。)
来年も桜の下で楽しい酒が飲めますように。。
ぜひまた、新聞の感想などをお聞かせください。
(吉田)
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今月のお客さま新聞はいかがでしたか?
ALWAYS 三丁目の夕日、観たくなってしまいますね。
ではまた、6月号でお会いしましょう
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