みなさん、こんにちはー!
お元気でしたか?
阪急お客さま新聞編集部の田中です。
「最近、湯治旅の人気が再燃!」とニュースでやっていました。
湯治といえば、農家の人たちが閑散期に長逗留するとか、病気を患った人が療養のために滞在するという宿泊スタイルです。
昔は多くの人が湯治旅をしていたようですが、高度成長期以降、レジャー型の旅行が中心となり、湯治旅というスタイルは廃れていきました。
物見遊山型の旅行は日中は外で観光をたくさん楽しみ、宿は泊まるのが目的、という感じがありましたね。
せっかく旅行に来ているのにずっと宿にいるなんてもったいない、そんな感覚だったのではないでしょうか。
一方、湯治のスタイルというと、例えば1週間以上宿に滞在します。何もせず、お風呂に入るか、部屋でゴロゴロする、そんな過ごし方です。
最近になってこの「何もしない」という状態が、心と体にとても良い影響があることが医学的に証明されたそうです。
それだけ現代人がストレスと忙しさに追いまくられているということなのかもしれません。
時代や社会情勢によって好まれる旅のカタチも変わっていくのでしょうね。
私も1週間くらい湯治宿に滞在して、何もしない生活をしてみたいなぁ。。。
岩手県の大沢温泉とか、宮城県の東鳴子温泉などが湯治の風情が残っていていいみたいですよ。
それでは今月も湯治代わりに阪急お客さま新聞を笑!
どうぞごゆるりとお過ごしください。
▽▲△▼ 6月号の目次 ▲▽▲▽
1. お客さま投稿コーナー:あなたの楽しみにしている花
2. 今月のお話(うわじい):春の東海道酒造めぐり2024
3. 阪急たびコト塾のすすめ:伝統工芸「水引細工」を身近に!(東京)
4. お客さまからの声
5. 編集後記