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みなさ~ん! おひさしぶりです!

お元気でしたか?

阪急お客さま新聞編集部の田中です。

11月から約3か月、編集部都合にてお休みさせていただきました。

ご心配をおかけしましたが、もう大丈夫です。
今後も変わらず、よろしくお願いします。

さて、栃木県の日光といえば・・・?

日光東照宮が有名ですよね。

徳川家康が祀られている、きらびやかな装飾の陽明門、左甚五郎の眠り猫とか。。。

今回、機会があって日光三山のひとつ「輪王寺」に訪れました。

輪王寺の中に大猷院(たいゆういん)という廟所があるのをご存知ですか?
ここは、江戸幕府三代将軍徳川家光のお墓があるところです。

家光はおじいちゃんである家康をとても尊敬していたそうです。
(東照宮はもともと今のような豪華な社だったわけではなく、家光が大改修して今の絢爛豪華な姿になったそうです)
家光は「自分が死んだら、家康公のそばに眠りたい。しかし決して豪華な造りにしてはならない」と遺言したそうです。

大猷院は黒と金色をベースにした、東照宮に比べるととてもシックな造りとなっています。
しかし、その控えめな造りが逆に荘厳で静粛な世界を創り出しているのです。

私個人としては、東照宮は豪華すぎて「すごいな」とは思うものの、あまり好きではありません。
大猷院は「う~ん、落ちついていてなんかいい感じだなぁ 癒される」という雰囲気が漂っているのです。

→→大猷院の公式情報はこちら

また、お寺は南向きに建てるのがセオリーだそうです。

しかし、大猷院は北向きに建っています。なぜだかわかりますか?
はい、東照宮の方を向いているからです。

しかし、お寺として北向きはよくない、そこで社の南側に阿弥陀如来の掛け軸を置くことでバランスを取りました。


この掛け軸は300年以上前に書かれた作品で、これまで一般には公開されなかったものです。

この掛け軸がなんと来年(2023年)見ることができるのだそうです。

阪急交通社創立?75周年記念企画として、特別参拝のツアーに申し込まれた団体のお客さまにだけ、

これまで見ることのできなかった300年以上も前の阿弥陀如来の掛け軸を見ることができるのだそうです。
詳細は、今後トラピックス倶楽部などでお知らせすることができそうだとのこと。

2023年は、荘厳で静粛な世界を創り出している大猷院と、初公開の阿弥陀如来の掛け軸に会いに日光におでかけください。



★☆★ 2月号の目次 ★☆★

※2022年11月号に掲載を予定していた内容でお届けします。

1. お客さま投稿コーナー:秋に食べたいもの
2. 今月のお話(エミール):機上からのお楽しみ
3. 阪急たびコト塾のすすめ:織物の町・桐生×たびコト塾のコラボ講座(新橋)
4. お客さまからの声
5. 編集後記

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