みなさーん!こんにちは。
阪急お客さま新聞 編集部の田中です。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」観てますか?
いや~面白い。日曜夜8時が楽しみでしかたありません。
源 頼朝が死に、将軍職は嫡男頼家に引き継がれ、物語も佳境に入りました。
毎週ハラハラドキドキです。
今まで観た大河ドラマの中で一番面白いと私は思います。
登場人物がひとくせもふたくせもあるのです。
足を引っ張りあったり、罠に陥れる悪行があったり、お互いのエゴがぶつかり合って、毎週誰かが死んでしまいます。
主人公の北条義時(小栗旬さん)は当初、真っすぐで純粋で、気のいい若者であったのが、激動の時代に揉まれ、徐々にダーティになっていきます。対立相手を引きずり下ろすために裏で暗躍したりするように。
人間の負の部分が露わになり、とてもどろどろしたお話なのに、不思議と嫌な印象は受けません。
そこが脚本家 三谷幸喜さんの上手さでしょう。
観る者をその世界にどんどん引き込んでいきます。
考えてみれば、人は、100%善人もいなければ100%悪人もいません。
誰しも善の顔と悪の顔を表裏一体で持っています。
むしろその方が普通で、善悪を合わせ持っている方が人間らしいということなのかもしれません。
「鎌倉殿の13人」は、勧善懲悪の能天気なドラマではなく、人の業を鋭く抉り出した、深みのある人間ドラマです。
最近面白いドラマがないと感じていましたが、毎週心待ちにしているドラマがあるって楽しいですね。
さあ、今月も阪急お客さま新聞です。
暑い夏はまだまだ続きそうです。
体調を崩さないよう、よく食べてよく飲んでよく寝る。
上手に季節と共存していきましょう!
◆◇◆ 8月号の目次 ◆◇◆
1. お客さま投稿コーナー:最近のお楽しみ
2. 今月のお話(しおりん):あの時に行っておいて良かった国
3. お客さまからの声
4. 編集後記