みなさ~ん!お元気でしたか?
阪急お客さま新聞編集部の田中です。
「電車の中でお化粧をする人がいる」ことのマナー問題が取りざたされるのは昨今珍しくなくなってきました。
私もこれまで電車の中で目に入ることは何度かありましたが、特に気にすることもなく「ふ~ん」くらいにしか思っていませんでした。
ところが先日、電車に乗った時、私の隣に座っている女性が〝それ(化粧)”をやり始めたんです。
その女性が私の横の席に座っていたのは15分~20分間くらいだったでしょうか。
女性は座っている間ずっと手を動かしているんです。
手鏡を取り出して念入りに化粧をしていたかと思うと今度はバッグの中からガサガサとコンビニのビニール袋を取り出して、唐揚げかなんかの揚げ物をむしゃむしゃと食べ始める(この揚げものの匂いが強烈)。
揚げものを食べ終えたら今度はパンらしきものをパクパク食べる。食べながらスマホを取り出し、メッセージを早打ちで叩いている。
打ち終わり、食べ終わったら食べ物を包装していた袋をビニール袋に入れ、丸めてバッグの中に押し込む。
そしたら再び化粧道具を出してきて食べて落ちた化粧を直している。
電車の中でそうしてずっと〝こまねずみ”のように手を動かし続け、降りる駅に着いたら慌ただしく降りて行きました。
それを見て私が感じたこと、それは〝みっともない”ということです。
電車に乗っていた時間は、19時頃で帰路につく通勤客等で車内は8割くらい混んでいました。
その女性は「誰にも迷惑をかけてないでしょ」と思っているかもしれない、もしかしたらそもそもそんなことすら感じていないかもしれない。
外国で電車の中で化粧をしている女性はまずいないでしょう。電車の中は公的な空間なのだから。
ホテルのロビーで化粧を直す人はいませんよね。(いるかな)
しかしその女性、夜19時くらいに化粧して、揚げ物食べてパン食べてこれからどこへ出かけるんだろう?
私は「お嬢さん、みっともないから止めた方が良いですよ」という勇気も気力もなく、ただただ唖然として見ていました。
意見するのはその人のために良かれと思ってということだと思いますが、そんなことは到底思えず、
どうかうちの娘はこんなことをする人間にならないで~と願いながら帰りました。
さあ気をとりなおして、今月も阪急お客さま新聞です。
どうぞよろしくお願いします。
11月号の目次
1.お客さま投稿コーナー : 晴れオンナ?雨オトコ?
2.今月のお話(ねっぴ):初登場
3."阪急たびコト塾" : 名古屋より「日本茶を学ぶ講座」
4.お客さまからの声
5.編集後記