みなさ~ん、お元気でしたか?
「阪急お客さま新聞」編集部の田中です。
日本は世界でもトップクラスの長寿国ですね。
日本人の平均寿命は男性81.9歳、女性87.26歳(2017年/厚生労働省)ですが、これ以外にも
“健康寿命”というのがあるそうです。
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく
(寝たきりや介護の状態ではない)生活できる期間」で日本人は男性72.14歳、女性74.79歳だそうです。
平均寿命よりも健康寿命の方を上げていくことが大事だということがわかりますね。
さて全国で40万人以上の65歳以上の方に600項目にも及ぶアンケートを取り、膨大なデータを“AI”が分析を行った結果、思いもよらないことがわかったそうです。
それは「健康寿命を延ばすためには『運動や食事よりも“読書”が大事』」ということです。
ん?えっ?読書・・・?
全国で一番健康寿命が長いのは意外にも(失礼!)山梨県だそうです。
しかし山梨県は運動の実施率が全国で最下位ということもあり、山梨県の職員の方もなぜ
山梨県人の健康寿命が長いのかわからなかったそうですが、上記結果から調べたところ
なんと山梨県は人口に対する“図書館の数”がダントツで日本一だったことがわかったそうです。
そこから専門家が推測した健康寿命が長い理由としては以下のようなことでした。
・図書館に行って本を探すことが良い運動になっているのでは?
・読書により知的な刺激を受けているのでは?
・読書することで過去の記憶を呼び覚ますことにつながるのでは?
・読書によって心が動き、それが行動につながるのでは?
「う~んなるほど、わかるような気がする」という気持ちと「ほんとにそうかなあ」という疑念が
起こりましたが、ともかくAIのビッグデータ分析力のすごさに驚きましたね。
人間の頭だけではこういう結果は導き出せないんじゃないでしょうか。
もちろんこの結果から「運動をする必要はない」「食事を気をつけなくてもよい」ということは言えませんよね。
ただ、健康な日々を送るには身体だけでなく精神面(脳、心)は大きな影響を及ぼすということは言えそうです。
私も週2回ジムに通っていますが、上記結果をジムをさぼる言い訳にすることなく(笑)、ジム通いはしっかり継続しつつ、脳と心に刺激を与える読書はもっと励もうと思いました。
秋という読書に最適なシーズンでもありますしね!
さて、阪急お客さま新聞もある意味「読書」といえるかもしれません。
皆さんの知的好奇心を刺激することができるでしょうか!(笑)
今号もどうぞよろしくお願いします。
■・□・■ 11月号の目次 ■・□・■
3.今月のお話(にしうー): スーツのお話
5.お客さまからの声
7.編集後記