朝夕が涼しくなり、少し秋めいてきましたね。皆様お元気でいらっしゃいますか?

今年の秋は、最高のご利益をいただきに「神在祭かみありさい」に出雲大社に行ってみませんか?

旧暦の10月に、全国の神様が出雲の地にお集まりになられ、そのため全国では、11月のことを「神無月」とされる一方、出雲では「神在月」と呼びます。

「神在祭」とは、1年で最も特別な8日間。

全国にお鎮まりの神々が1年に1度、目には見えない「神事(かみごと)」司られる「大國主大神」様がお鎮りになります出雲大社にお集いになられ、人々の“しあわせ”の御縁を結ぶ会議「神議(かみはかり)」がなされる故事に由来されています。

(旧暦を使うため、毎年変わり、今年は2022年11月3日から11月10日まで)

出雲大社は、縁結びの神様として有名な「大国主大神」別名「だいこく様」が祭られています。

代表的なご利益は、良縁祈願、子授、夫婦和合、五穀豊穣、商売繁盛など様々であるとされています。

神話「因幡の白うさぎ」の話は有名ですね。大きな袋を肩にかけ~ 大黒様が来かかると~そ~こに因幡の白うさぎ~ か~わを剥かれて赤裸~ 

ここ出雲大社の境内には、因幡の白うさぎにちなんだ、うさぎの石像がたくさん設置されています。

とても可愛いので、たくさん見つけてくださいね。

さぁ、しっかりとご利益をいただく参拝方法を案内いたします。

因みに、主祭神は、男の神様と女の神様、どちらが祀られているか見分け方をご存じですか?

本殿の屋根にご注目ください。

屋根の上でクロスに交差している長い木(千木ちぎ)が地面に対して縦に切り落としているもの

(外削ぎ・先が天に向かって尖っている)のが男の神様。

地面に対して水平に切り落としているもの(内削ぎ・平らになっている)が女の神様です。

出雲大社は、大国主大神で男の神様なので本殿の千木が天に向かって尖っていますよ。

伊勢神宮は、天照大御神で女の神様だから、千木が平らです。外宮の豊受大神は、女神ですが尖っていました。

例外なのかもしれません。

伊勢神宮の天照大御神様はじめ、伊勢神宮の神様は、伊勢にその期間もいらっしゃるそうです。

◆◆ご利益アップのワンポイントアドバイス ①◆◆

●出雲大社に参拝前に「稲佐の浜」に訪れよう!

全国各地の神々が、稲佐の浜に降り立ち、神迎えの道を通って出雲大社に向かわれます。

その稲佐の浜のお砂を小さな袋に入れて持ち帰り、出雲大社の素鵞の社の砂と交換して厄除けの砂として持ち帰ります。

私は、使い捨てのプラスチックのスプーンとジッパー付きのビニール袋を持参しました。

稲佐の浜には、弁天島があり、豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られています。安産と子宝のご利益があります。

夕日がとても美しいスポットでもあります。

その弁天島のふもとの砂をいただきました。取り終われば、砂の穴を埋めて帰りましょう。

◆◆ご利益アップのワンポイントアドバイス ②◆◆

●鳥居は、4つともくぐりましょう。祓いの社にご挨拶と祓い橋を通るのも忘れずに。

真ん中を通らずに、端を歩きます。

1)一の鳥居  神門通りにある、「宇迦橋の大鳥居」

2)二の鳥居  境内に入る前の「勢溜の大鳥居」門前町のすぐ近く、写真スポットになっています。

SP19-104792A.jpgのサムネイル画像

【勢溜の大鳥居】  

SP21-016833A.jpgのサムネイル画像

【祓社はらえのやしろ】(穢れを落とす)

 祓橋はらいばし(穢れを落とす)                                  

3)三の鳥居 松の参道の鳥居

手水舎(穢れを落とす)

4)四の鳥居 胴の鳥居 手前に「ムスビの御神像」があります。大国主神の別名 こちらも写真スポットです。

SP18-049057A.jpg

【ムスビの御神像】

SP18-049058A.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像

SP19-103987A.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像

【八足門】                                               

◆◆ご利益アップのワンポイントアドバイス ③◆◆

出雲大社の参拝作法は、「2礼4拍手1礼」 であり2拍手ではございません。           

拝殿に参拝はしめ縄にお賽銭を投げないこと。

八足門よりご本殿に参拝 本殿を中心に反時計回りで巡ります。

ご本殿の東西に「十九社じゅうくしゃ」と呼ばれる社があります。

こちらは、言わば神様のホテル。

出雲大社にお集まりになられた神々が滞在するホテルになります。

西よりお越しになられた神様は西側へ

東よりお越しになられた神様は東側にご滞在されるそうです。

こちらも参拝致します。                                       

◆◆ご利益アップのワンポイントアドバイス ④◆◆

一番奥の境内一のパワースポット 素鵞社そがのやしろを参拝

(ヤマタノオロチ八岐大蛇退治で有名なスサノオノミコトが祀られています。天照大神の弟神で大国主大神の親神)

(ここで稲佐の浜でいただいた砂を砂箱にいれ、代わりに素鵞社で清められた砂を持ち帰ります。)

●この砂は、お守りにして身につける。

●家の四隅や部屋の四隅(東西南北)に置いたり、撒いたりする。                    

●神棚にお供えする。

背景の八雲山は、ご神体とされ、社の裏手で唯一触れることができます。

★★・・・・神様のパワーをいただいて帰りましょう。・・・・★★

◆◆ご利益アップのワンポイントアドバイス ⑤◆◆

本殿にもどり、西側にまわると小さな「拝札所」があるので、こちらも参拝致しましょう。

本殿は南向きにつくられていますが、なんと大国主の御神座は、西を向いています。

こちらで、再度参拝するのが正式な参拝方法とされています。

さあ、いよいよ大注連縄の社へと向かいます。               

こちらは、「神楽殿」になり、本殿ではありません。

現在では、結婚式や御祈祷など、様々な行事が行われています。

でも、やはり圧巻ですね。すごいです。

SP21-022358A.jpgのサムネイル画像                                              

出雲を観光するときは、交通手段がなので車がないと中々厳しいです。流しのタクシーもほぼ走っていません。。

その点、トラピックスのツアーなら安心ですね。

各方面より出発致します。

●0551WA (なんば・梅田発)出雲大社「神在祭」 日帰り 

●0251WA (三宮・明石発)出雲大社「神在祭」 日帰り

●0251WB (姫路発)出雲大社「神在祭」 日帰り

●0451WA (京都発)出雲大社「神在祭」 日帰り

●0551WB (枚方・高槻発)出雲大社「神在祭」 日帰り

●0551WE (JR奈良・近鉄大和西大寺発)出雲大社「神在祭」 日帰り

●0551WM (南海堺・三国ヶ丘発)出雲大社「神在祭」 日帰り

●0551WZ (西宮北口・宝塚発)出雲大社「神在祭」 日帰り

●0555W 【往復新幹線利用】出雲大社「神在祭」 日帰り

フリーで行かれるときは、観光タクシーをチャーターされるのもお勧めです。

この機会にぜひ、ご予約お待ちしております。