寒さもいちだんと厳しくなりましたが、皆様にはお健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年の初詣で、各地の神社や寺を訪れた人は、多いところで昨年の3倍を超えたそうです。
三重県の伊勢神宮では172%で、2020年の新型コロナウイルス感染拡大前とほぼ変わらぬ人出となりました。
今回は、伊勢神宮の正式参拝についてご紹介したいと思います。
「二見興玉(ふたみおきたま)神社」と聞いてピンとこなくても、夫婦のように寄りそって顔を出している
「夫婦岩」と言えば、お分かりになりますでしょうか。
実は、伊勢神宮へ行く前に、この場所をお参りして穢れを落とし、浄化した心身で臨むのが、古来からの
正式な参拝になっております。
海水に浸かって心身の垢を落とすのが本来の「垢離」ですが、現在は、二見興玉神社に参拝し、興玉神石から
採取した「無垢塩草」で身を清めます。夫婦岩から沖合700m海中にある霊石に付いている「無垢塩草」
海草(アマモ)が社務所で授かれますので、ぜひ身につけてお参りしましょう。
お参りが終われば、魔よけのお守りとして身につけたり、玄関などに祀ります。
この二見興玉神社には、神様の使いの蛙の置物がたくさんあります。手水舎の「満願蛙」は、水をかけると
願いが叶うと言われています。
無事かえる、貸したものがかえる、若がえると縁起のよいお守りも売っていますよ。
私は、金と銀の小さな蛙が入ったお守りを買いました。
あと、夫婦岩の間から富士山が見え、そこから朝日が昇る有難いとても素敵な写真も社務所で売っています。
またぜひご覧ください。
お土産を買いたい場合は、伊勢シーパラダイスと二見興玉神社に隣接している伊勢夫婦岩めおと横丁へ
食事処もありますよ。
では、伊勢神宮へ出発します。
外宮まで およそ バスで50分 電車では約30分(電車の乗車時間は約10分) タクシーだと約20分(3,000円程)
伊勢神宮には、皇室の祖先の神と仰ぐ天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする内宮(皇大神宮こうたいじんぐう)と天照大御神がお招きした衣食住をはじめ産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りする外宮(豊受大神宮)があります。
それに加え、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があります。
『お伊勢参りは、外宮から』先ずは、外宮をお参りしましょう。
駐車場から近いのは、北御門口ですが、少し歩いて表参道口からはいりましょう。
外宮は、左側通行です。
①火除橋(ひよけばし) 防火のために作られた堀川が流れ、火除橋がかけられています。
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②清盛楠 平清盛が勅使として参向したときに、木の枝が冠に振れたために枝を切らせたという言い伝えがあります。
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③古札納所 伊勢神宮のお守り、お札は、期限がないと言われますが、何かの理由で返納したいときはこちらにお返しします。
何処の神社のお守り、お札でも大丈夫です。
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④古殿地 正宮の隣にあり20年ごとの式年遷宮で御殿が入れ替わる場所です。
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⑤正宮(豊受大神宮) ここでは、個人的なお願いはしません。感謝の気持ちをお伝えする場所になります。
お賽銭も禁止です。
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⑥三ツ石(みついし) 正宮の手前にあります。四方をしめ縄で結界がはられています。
手をかざしている人がいますが、神様が祀られている神聖な場所であるため不適切な行為
となるので慎みましょう。
式年遷宮の「川原祓所」(かわらはらいしょ)になります。
⑦亀石 三ツ石から別宮に行く道に小さい川があり、そのにかかっている石の橋が亀の形になっている
パワースポットになります。
⑧多賀宮 豊受大御神の荒御魂(あらみたま)になります。
丁寧にお参りしましょう。
⑨土宮(つちのみや) 大土乃御祖神。土地を守る神様です。
⑩風宮(かぜのみや) 鎌倉時代、神風を吹かせて日本を守った神です。
⑪下御井神社(しものみいのじんじゃ)
お祭りにお供えする御水をいただく上御井神社で不都合があったときは、
下御井神社の御水をお供え致します。
⑫神楽殿 ご祈祷のお神楽を行うところ
⑬お神札授与所 お札、お守り、御朱印を授かるところです。
開運鈴守が人気です。内宮と外宮では、形が違い、両方持つのが良いとされています。
清らかな鈴の音で邪気を払います。
伊勢神宮のお守りには、期限がないので返納せず、
いつまでも手元に置いておいても大丈夫です。
⑭御厩(みうまや) 白い神馬がいてるところ。ぜひお目にかかりたいですね。
⑮北御門鳥居 裏参道になります。
⑯せんぐう館 式年遷宮の資料館
⑰まがたま池
次は、内宮です。こちらは、右側通行となります。
徒歩で約5kmで約1時間 バスだと、10分から15分おきに出ていて約20分 タクシーでは約15分(3,000円ぐらいです。)
①宇治橋と鳥居 五十鈴川に架けられた木造の橋で神宮の表玄関にあたります。
冬至を中心として前後約1か月内宮宇治橋の鳥居から昇る美しい日の出を望むことができます。
(11月下旬~1月下旬 午前7時半頃)
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②神苑(しんえん) 白い玉砂利と緑が美しい庭園になります。
春には、桜が咲き誇り、秋には美しい紅葉をみることが出来ます。
春と秋の御神楽祭りの舞台が設置されます。
トイレは、こちらにありますが、そこから先は、神の領域になるのでありません。
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③古札納所 伊勢神宮のお守り、お札は、期限がないと言われますが、
何かの理由で返納したいときはこちらにお返しします。
何処の神社のお守り、お札でも大丈夫です。
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④手水舎 必ず、清めましょう。すぐ近くにある五十鈴川で清めるのもおすすめです。
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⑤瀧祭神 五十鈴川水源の神様です。こちらでお参りにきたことを報告します。
天照大御神へのとりつぎをしてくださる神様のため、自分の名前とお願い事を伝えます。
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⑥正宮 天照大神がいらっしゃいます。日頃の感謝をお伝えするところであり、お願い事の場所ではありません。
お賽銭も投げ入れてはいけません。写真撮影は、石段下からのみ可能です。
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⑦御稲御倉(みしねのみくら)伊勢神宮の神田で収穫された稲が奉納され、三節祭でお供えされます。
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⑧外幣殿
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⑨荒祭宮(あらまつりのみや)天照大御神の荒御魂(あらみたま)をお祀りしています。
くれぐれも丁寧にお参りしてください。
こちらでは、お願い事をしてよいことになっています。
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⑩風日祈宮(かざひのみのみや) 風神様のお宮
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⑪神楽殿 御祈祷を行うところ
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⑫お神札授所 お神札・お守り・御朱印を授与していただけます。
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⑬御厩 神馬と逢いたいですね。近くに神鶏もいてます。
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⑭大山祇神社(おおやまつみじんじゃ) 縁結びのところ
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⑮子安神社(こやすじんじゃ) 子授けの神として崇敬されています。
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⑯宇治橋の擬宝珠 帰り道の宇治橋西側の最後から2本目の擬宝珠にお札がうめてあるため
触れて帰るとまた参拝に訪れることが出来るそうです。
お疲れ様でございました♪
外宮は、40分 内宮は1時間ぐらいをみてもらうとよいでしょう。
さぁ、おかげ横丁で美味しいものを沢山たべて帰りましょう。わ~い ♪♪
個人的には、入口はいってすぐ左手の通路にある蒸し牡蠣のお店が大好きです。
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