ログイン
会員登録
メニュー

阪急交通社トレンドニュース

阪急交通社トレンドニュース

DJココロとクマ吉ディレクターです!
阪急交通社がお届けする旅にまつわる人気ランキングをはじめ、
旬なトレンド情報を発信していきます。

温泉やサウナの有無はどれだけ重視? シニアと若者では大きく違うと判明 ~年代別の調査結果を阪急交通社が公開~

2025年10月10日

画像1.jpg

心身を癒す存在として、特にシニア層に親しまれている印象がある温泉。一方で、ブームが巻き起こり若者の利用が多くなった印象のあるサウナ。どちらも人気の高い温浴文化ですが、世代間で関心度や利用目的にどのくらい違いがあるのでしょうか。各年代が持つ独自の価値観や利用目的の差を、阪急交通社がアンケート結果を元にご紹介します。

【調査概要】
有効回答数:521名
調査期間:2025/7/29~2025/8/5
調査機関:株式会社ジャストシステム(「Fastask」利用)
調査対象:全国、20代以上の男女
調査手法:Webアンケート

温泉は古くから日本人に愛され、利用者層は幅広いものの、年代が上がるほど好む人が多くなるというイメージがあります。一方、近年若者の間で急速に人気が高まっているとされるのがサウナで、若年層が「サ活」に励んでいるという話を聞いたことがある人もいるでしょう。実際には、年代によって温泉やサウナへの意識、求めるものはどう異なるのでしょうか。

阪急交通社では、20代以上の男女を対象に、温泉やサウナに関する意識調査を実施。年代別の興味深い調査結果を通じて、それぞれの世代が温泉やサウナに求める価値や、目的の違いを明らかにしていきます。

温泉の有無を重視する年齢別の割合は?

まずは、ホテルや旅館を選ぶときに、温泉やサウナの有無を重視するかどうかについて調査してみました。温泉の結果がこちらです。

graph_01_onsen-sauna.png

温泉の有無を重視するかについて、60歳以上で「する」と回答したのは54%で、実に半数以上となりました。

一方、20代は「する」と回答したのが23%と、全年代で最も少ない結果でした。ただし、「どちらかというとする」と答えた人が50%と多いため、温泉への需要自体は高いものの、必須条件とまではしない人が多いことがわかります。

サウナの有無を重視する年齢別の割合は?

次に、サウナの結果です。

graph_02_onsen-sauna.png

サウナに関しては、温泉ほど「する」「どちらかというとする」と回答した割合が高くありませんでした。重視する傾向が比較的強く見られたのは20代と30代で、それぞれ2割程度が「する」と回答しており、温泉とは対照的に若年層が支持していることが分かります。特に20代は、「どちらかというとする」も含めると半数近くが重視するという結果になりました。

一方、40代からは支持率が大きく下がり、50代と60歳以上に関しては、「する」と回答した割合がわずか5%です。重視しないとの回答も半数以上となっており、年代ごとに大きく意識が分かれる結果となりました。

温泉に入る目的の年齢別の傾向は?

本アンケートでは、温泉やサウナに入る目的についても質問してみました。まず、「温泉にはどんな目的で入りますか?」との質問に対する結果は、次のとおりです。

graph_03_onsen-sauna.png

「体の疲れを癒すため」と「情緒を楽しむため」の2項目においては、年齢があがるにつれて回答の割合が高くなる傾向にあります。一方で、20代で回答が多かった項目は、「療養やリハビリのため」です。明確な理由は不明なものの、スポーツやトレーニング後の身体ケア、デスクワークによる慢性的な肩こり・腰痛などの解消が目的となっているのかもしれません。

なお、どんな温泉を特に好むのかについても調査したところ、露天風呂は全年代に人気が高く、泉質重視の温泉や景色の良い温泉は、年齢が上がるにつれて支持が高まる傾向にありました。
また、源泉かけ流しの温泉は、60歳以上の人で好む割合が高い一方、20代では少数派です。さらに、20代では高温の温泉が人気である一方、60歳以上にはぬるめの温泉が好まれているなど、世代間で好みの温泉が異なることが分かりました。

サウナに入る目的の年齢別の傾向は?

次に、サウナに入る目的に対する回答を見ていきましょう。

graph_04_onsen-sauna.png

「体の疲れを癒すため」や「健康のため」、「家族や友人、恋人との交流のため」などの項目においては、20代が最も多く選択していることが分かります。また、「美容のため」と答えた人も20代、30代が多い傾向に。一方で、60歳以上では「発汗・デトックスのため」と回答した人が約7割にのぼり、他の項目と比べても高い割合を示しています。

また、20代の約4割が「雰囲気を楽しむため」にサウナに入ると回答しており、これは60歳以上の実に4倍近い割合です。温泉に入る目的として情緒や景観を楽しむためと答えた人の少なかった20代ですが、サウナに入る目的としては雰囲気を重視していることがわかります。

どんなサウナを好むかについても調査したところ、20代では、個室/プライベートサウナが人気でした。これは、サウナに入る目的として「家族や友人、恋人との交流」を挙げる20代が一定数いることにも、関連があるといえるでしょう。

そのほか、ドライサウナやフィンランド式サウナ、水風呂が充実したサウナなどの項目では世代間で好みが分かれる傾向にあります。ロウリュ/アウフグースがあるサウナ、スチームサウナ/ミストサウナなどは、比較的全年代から支持されているようです。

温泉やサウナのあるホテル・旅館に宿泊できるツアーについて

温泉やサウナに対する意識は、年代によってさまざまです。シニア層が温泉の情緒や体の癒しを重視する一方で、若年層はサウナでのリフレッシュや交流、美容に価値を見出していることがわかります。温泉の形態やサウナの種類に関する好みも世代間によって大きく異なりました。

阪急交通社では、温泉やサウナがあるホテル・旅館に泊まれるツアーを多数催行しています。自分へのご褒美や大切な人との思い出作りに、ぜひツアーの利用をご検討ください。

▼温泉旅行・ツアー特集はこちら
https://www.hankyu-travel.com/onsen/

▼阪急交通社 国内旅行・ツアーはこちら
https://www.hankyu-travel.com/kokunai/

▼阪急交通社 旅行サイトはこちら
https://www.hankyu-travel.com/

月別トレンドニュース