DJココロとクマ吉ディレクターです!
阪急交通社がお届けする旅にまつわる人気ランキングをはじめ、
旬なトレンド情報を発信していきます。
全国20代以上の男女500名以上を対象とし、「一生に一度は行きたい離島」についてのアンケート調査を阪急交通社が実施しました。どの島が上位に入ったのか、結果をランキング形式で発表。ランキング上位となった各離島の特徴についても解説します。
【調査概要】
有効回答数:561名
調査期間:2022/4/14~2022/4/19
調査機関:株式会社ジャストシステム(「Fastask」利用)
調査対象:全国、20代以上の男女
調査手法:Webアンケート
日本には離島が7,000近くもあり、有人島も400以上あるとされています。
中には世界遺産として登録された島もあります。1993年に屋久島、2011年に小笠原諸島、2017年に沖ノ島、2018年に五島列島、2021年に奄美大島、徳之島、沖縄県北部のやんばる、西表島が登録されました。
観光地としても離島は大変人気がありますが、本土からは海で隔てられており、アクセスが比較的難しい場所にある島も多いため、気軽に行ける旅行先とは言いづらい面があります。実は行きたいけれど、二の足を踏んでいるという人も多いでしょう。
そこで阪急交通社では、全国500名以上の方を対象とし、「一生に一度は行ってみたい離島はありますか?」とのアンケートを実施。54.2%の人が「ある」と回答しました。
どの離島に行きたいか、離島でしたいことは何かなども聞きました。
それではアンケートの結果を紹介していきましょう。
1位は「屋久島」! 2位の小笠原諸島含め、アクセスの難易度が高め?
一生に一度は行ってみたい離島のランキングはこちらです。
※自由回答による結果を集計しています。「沖縄」と「宮古島」「石垣島」は別々に集計、「父島」は「小笠原諸島」に含めるなど、当社判断で調整をしています。
「一生に一度」という前提があったことも影響してか、アクセスの難易度が高めの離島が特に上位に選ばれる傾向となりました。
これらの離島に行ったときに、してみたいことは何かについてもアンケートで確認したところ、「自然を楽しむ」(74.0%)が一番多い結果となりました。続いて多いのは、「非日常を味わう」(57.9%)、「ゆっくり過ごす」(57.2%)という回答です。
ここからは、ランキング1位~10位の離島をそれぞれ詳しく紹介します。
1位 屋久島(鹿児島県)
島の9割が森林といわれ、標高1,800mを超える山々がそびえる屋久島。普段都会生活をしている人にとっては、まさに別世界となる大自然にあふれた島です。屋久島といえば縄文杉(確認されている中で最大の屋久杉)が有名ですが、縄文杉に辿り着くためには往復10時間の本格的なトレッキングが必要です。一生に一度はこの巨木、縄文杉を目にしたいと考える人も多いでしょう。
2位 小笠原諸島(東京都)
東京から南に約1,000km。一度も大陸と陸続きになったことがなく、固有の動植物が多く存在し、重要な価値を持つ環境であることから、世界自然遺産に登録されています。
約30の島がある小笠原諸島の内、観光で訪れることができるのは父島と母島で、宿泊施設もあります。自然豊かな島内の観光はもちろん、ホエールウォッチングという貴重な体験ができるのも特徴です。島へは週1便程度の船で片道24時間と、国内旅行とは思えないほどの時間がかかりますが、その分得られる感動も大きいでしょう。
3位 宮古島(沖縄県)
宮古群島(宮古島、池間島、大神島、伊良部島、下地島、来間島、多良間島、水納島)の中で一番大きな島が宮古島。宮古島と周辺の島をつなぐ、池間大橋、来間大橋、伊良部大橋という3つの大橋は絶景ポイントとしても有名です。
東洋一美しいとも言われる与那覇前浜ビーチの他、日本百景に数えられる東平安名崎(ひがしへんなざき)から望む景観など、一生に一度は見ておきたい景色がたくさんあります。
4位 石垣島(沖縄県)
飛行機で東京からの直行便もあり、本土から遠く離れている割にはアクセスがしやすい石垣島。絵に描いたような絶景で有名な川平湾(かびらわん)があり、グラスボートも楽しめます。他にも、夕日で真っ赤に染まるビーチ、満点の夜空、灯台のある平久保埼から海を臨む絶景、鍾乳洞など見どころがたくさんあります。
4位 佐渡島(新潟県)
本土から35km離れた場所にあり、国内一の金産出量があった佐渡金山で有名な佐渡島。2022年、世界遺産への推薦がなされたことでも大きな注目を集めています。
佐渡金山をはじめとした史跡と共に、島内に数多い神社仏閣を巡る観光客も多く、尖閣湾を遊覧する海中透視船、たらい舟での遊覧体験なども魅力です。
6位 沖縄(沖縄県)
沖縄県で一番大きい島、沖縄本島(※)。沖縄が初めての人は、まずは沖縄本島へ行ってみたいと思う方も多いでしょう。きれいなビーチや豊かな自然が楽しめるのはもちろん、都会的な場所もあり、ショッピングやグルメも楽しみやすくなっています。沖縄美ら海水族館、国際通りをはじめ、観光スポットが充実しているのも魅力。希少な動植物が生息する「やんばるの森」は、世界自然遺産にも登録されています。
※ランキングは、アンケートで「沖縄」「沖縄本島」と回答があったものを集計した結果です。必ずしも沖縄本島を指していた回答ばかりではなかった可能性があります。
7位 奄美大島(鹿児島県)
本土(鹿児島県)と沖縄本島の中間に位置する奄美大島。加計呂麻島や喜界島、与論島など8つの島を含めて奄美群島、もしくは奄美大島と呼ぶこともあれば、その中で一番大きな島を大島、もしくは奄美大島と呼ぶこともあります。
原生林が広がり、豊かな生態系を持つ奄美大島。マングローブの林ではカヌー体験が楽しめます。倉崎海岸、土盛海岸、ヤドリ浜、打田原(うったばる)ビーチなど美しいビーチが多数あり、ダイビングやシュノーケルなど海のアクティビティも楽しめます。
8位 礼文島(北海道)
「花の浮き島」とも呼ばれる礼文島(れぶんとう)では、300種以上もの高山植物を見ることができます。中でも礼文島の町花となっているレブンウスユキソウの群生地などが有名です。
今回ランクインはしませんでしたが、すぐ隣にある利尻島も人気があり、礼文島からは利尻富士(利尻山の別名。標高約1917m)を望むこともできます。礼文島には稚内からフェリーで約2時間程度で訪れられます。
9位 種子島(鹿児島県)
鹿児島の佐多岬から南東約45キロメートルのところにある種子島は、鉄砲伝来の地としても有名。離島ならではの自然の豊かさはもちろん、宇宙との関わりが深いのも種子島の魅力です。種子島には国内最大のロケット発射基地があり、宇宙開発技術に関する展示を「種子島宇宙センター」で見ることができます。
10位 軍艦島(長崎県)
軍艦島は通称で、島の正式名称は端島(はしま)といいます。海底炭鉱によって栄えた島で、島内には炭鉱関連施設や高層アパートがせめぎあうように建てられましたが、閉山と共に無人島となり、島全体が廃墟となっています。その姿が戦艦「土佐」に似ているとのことから、軍艦島と呼ばれるようになったそうです。
軍艦島には上陸見学(指定された区域のみ)が可能です。なお、日本最古の高層鉄筋アパート「30号棟」をはじめ、老朽化による建物の崩壊も懸念されており、建物群の原型をとどめた姿を見るためには、早めに訪れたほうが良いかもしれません。
離島への観光について
阪急交通社では、今回紹介したような「一生に一度は行ってみたい離島」をはじめ、全国の個性的で魅力的な離島への旅行を多数催行しています。日常から離れた大自然が楽しめる離島で、思う存分ゆっくり過ごしてみませんか。
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