DJココロとクマ吉ディレクターです!
阪急交通社がお届けする旅にまつわる人気ランキングをはじめ、
旬なトレンド情報を発信していきます。
2024年、今年も日本各地で夏祭りが開かれます。2023年には多くの夏祭りが通常開催となり、今年はコロナ禍前以上の人手となることも予想されます。すでに夏祭りに行く予定を立てている方も多いでしょう。そこで阪急交通社が昨年催行した夏祭り関連ツアーの申込者数ランキングを発表。その結果をご紹介します。
阪急交通社では夏祭り関連のツアーを多数催行しています。2023年の夏祭りは、規模縮小での開催もまだ目立っていた2022年と比べ、2倍以上の申込者数となった祭りも多くありました。さらに多くの観光客が集まることが期待される2024年の夏に向け、昨年阪急交通社が催行した夏祭り関連ツアーの申込者数ランキングをご紹介します。
祭りの様子がよく見られる観覧席などは事前の申し込みが必要なこともありますので、お早めに予定を立てられることをおすすめしています。
対象:阪急交通社による2023年7月1日~9月30日開催の夏祭りツアー
発着地:発着地問わず
1位は「東北四大夏祭り」で、2位「おわら風の盆」、3位「祇園祭」、4位「阿波おどり」、5位「五所川原立佞武多」と続きました。祇園祭と阿波おどりの順位が(僅差で)入れ替わった程度で、前回(2022年のツアーが対象)とほとんど変わらない順位となりました。
参考(前回の調査):日本の夏祭りランキング! 阪急交通社のツアー申込者数を集計~2023年は通常開催となる東北四大夏祭り、よさこいなど~
ここからは、ランキング上位の夏祭りについての概要、2024年の開催予定日などをお伝えします。
※一部、当社が今年のツアーを販売していない祭りもございます。
※最新の情報は祭り主催者の公式サイトをお確かめください。
※一部、祭り名での検索結果ページとなっています。
該当するツアーがない場合や、該当する祭りがツアープランに含まれないツアーも表示される場合がございます。
※各写真はあくまでイメージで、昨年のものとはかぎりません。
1位 東北四大夏祭り~青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、山形花笠まつり、仙台七夕まつり~<青森県、秋田県、山形県、宮城県>
昨年に続き1位となっているのは、東北四大夏祭り。同時期に東北内で複数の大きな祭りが開かれ、その全てを巡るツアーが大変人気です。
「青森ねぶた祭」は、ねぶた(山車灯籠)が通りを練り歩く迫力ある祭りです。毎年新しく作られるねぶたの芸術的な美しさも見どころとなります。
「秋田竿燈(かんとう)まつり」では、約280本もの竿燈が通りを埋めつくします。大きいもので長さ12m、重さ50kgもある竿を一人で持つ姿、手のひらや肩、腰などに移し替える技などにも注目が集まります。
花笠を手にした踊り手たちが練り歩くのは、「山形花笠まつり」。「オープニング花笠輪踊りコーナー」「飛び入りコーナー」などでは、観客が踊りに参加することもできます。
「仙台七夕まつり」は、日本三大七夕まつりのひとつ。2023年の時点で、コロナ禍前を超えるほどの人手となったそうです。
2024年の開催期間
青森ねぶた祭:2024年8月2日(金)~8月7日(水)
秋田竿燈まつり:2024年8月3日(土)~8月6日(火)
山形花笠まつり:2024年8月5日(月)~8月7日(水)
仙台七夕まつり:2024年8月6日(火)~8月8日(木)
2位 おわら風の盆<富山県>
富山県八尾町の風情ある街並みのなか、幻想的な踊りが三日三晩繰り広げられる「おわら風の盆」。2023年はコロナ後初の通常開催となり、約19万人が訪れたそうです。
「おわら」という言葉は、「おわらひ(大笑い)」や「おおわら(大藁)」、「おわらむら(小原村)」といった言葉からきているという説があります。また、「風の盆」の「風」は台風を意味し、台風を避け豊作を祈願するという由来があるとも言われています。
2024年の開催期間:2024年9月1日(日)~9月3日(火)
3位 祇園祭<京都府>
美しい装飾が施された山鉾(山車の一種)が通りを進む「山鉾巡行(やまほこじゅんこう)」でも有名な「祇園祭」。方向転換するさいに行われる豪快な「辻回し」では、大きな歓声が上がります。始まりは1100年前と歴史が古く、開催期間が1ヵ月にもおよぶ大規模な祭りです。山鉾巡行のほか、神輿洗(みこしあらい)、神幸祭(しんこうさい)、花傘巡行(はながさじゅんこう)などさまざまな行事が行われます。
2024年の開催期間:2024年7月1日(月)~7月31日(水)
※山鉾巡行は7月17日(前祭)と24日(後祭)
4位 阿波おどり<徳島県>
「ヤットサー!」の掛け声が響き、約10万人とまで言われる大勢の踊り手たちが、迫力ある踊りを披露する「阿波おどり」。徳島県の各所で行われ、演舞場、おどり広場などがある徳島県中心部が代表的な会場となっています。今では全国各地でも開催されている阿波おどりですが、本場となると規模も大きく、一段と熱気のあふれる祭りとなっています。
2024年の開催期間:2024年8月11日(日・祝)~8月15日(木)
※8月11日は「THE・AWAODORI(旧前夜祭)」
5位 五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)<青森県>
青森県五所川原市の通りを人形灯篭「立佞武多(たちねぷた)」が練り歩く、「五所川原立佞武多」。高さ20mを超えるという大型立佞武多は大迫力で、「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」の掛け声、お囃子や踊りも相まって祭りを盛り上げます。
2024年の五所川原立佞武多は、1か所から立佞武多を順次スタートさせる「吹き流し方式」に戻ることが話題となっており、入場者数は2023年より2割増を見込んでいるとのことです。
2024年の開催期間:2024年8月4日(日)~8月8日(木)
6位 よさこい祭り<高知県>
2023年には4年ぶりの通常開催となった、高知の「よさこい祭り」。鳴子を鳴らし前進する踊りであること以外の決まりがとくにないという自由さが魅力のひとつで、個性的な振り付け、衣装、音楽などが楽しめます。今や全国各地で開催される人気の祭りとなっていますが、本場高知では18,000人もの踊り手が集まり、のべ100万人の人出で賑わいます。最終日に開かれる全国大会でどのチームが最優秀賞に輝くのかにも注目です。
2024年の開催期間:2024年8月9日(金)~8月12日(月)予定
※8月9日は前夜祭、8月10日11日が本番、8月12日が全国大会・後夜祭
7位 盛岡さんさ踊り<岩手県>
「来て、観て、魅せられ、加わるさんさ」がキャッチコピーの「盛岡さんさ踊り」。「サッコラー チョイワヤッセー」の掛け声が響く大パレードが繰り広げられます。5人のミスさんさ踊りが一般公募によって選ばれており、パレードの先頭で華麗な踊りを見せてくれます。最終日には、和太鼓同時演奏の世界記録を記念した「世界一の太鼓大パレード」や、観光客も自由に参加できる「大輪踊り」が開かれ、フィナーレを飾ります。
2024年の開催期間:2024年8月1日(木)~8月4日(日)予定
8位 五山送り火<京都府>
お盆の最終日8月16日に、先祖の霊を見送る儀式として行われる「五山送り火」。京都各地にある5つの山それぞれが午後8時から順に「大文字」「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の形に点火されます。特に有名な「大文字」は京都市内各所から見れますが、京都御苑や賀茂川沿いなどが人気の観賞スポットとなっています。混雑を避けたい場合は、阪急交通社が開催する、ホテル屋上から鑑賞できるツアーなどに参加すると安心です。
2024年の開催期間:2024年8月16日(金)予定
夏祭りを目的とした観光について
どの祭りも通常開催となり、ますますの盛り上がりが期待できる2024年の夏祭り。
今回ご紹介した夏祭りはいずれも大規模なもので、遠方からの観光客も多くなっています。祭りの前後の周辺観光を楽しみとされる方も多いでしょう。阪急交通社では、移動、宿泊、観覧席、周辺観光などをセットにした夏祭り関連のツアーをご用意しています。「あの有名な祭りに一度行ってみたい!」という方は、早めに開催日を確認し、余裕を持って鑑賞できるプランを立てましょう。
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