旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2016年3月23日
2016年3月3日発 関西発
L303 カナダのオーロラ幻想曲紀行8日間 のコースで
実際にお召し上がりいただいたお食事をご紹介します。
味の評価を五段階の星の数で表しています。(満点で食事の評価:★★★★★星5つ)
オーロラ観測&フレンドツアーでは珍しいデスティネーションということで、食事写真の間に、こぼれ話も入れていきます
1日目 夕食 バンクーバー 空港内のFAIRMONT ホテルにて
空港内にある、便利なホテルです。新しく、高級感もあります
FAIRMONTはカナダを本拠地とするホテルチェーンです。
スープ。ちょっとスパイシーで、アジアンな味でした。
サーモンのグリル。
クレームブリュレ。
全体にボリュームたっぷり、盛り付けもきれいで、食事評価 ★★★★★
2日目
2日目朝食 朝早い出発の為、お弁当タイプの朝食。
クロワッサン、マフィン、バナナ、シリアルスティック。
カルガリー経由で、いよいよオーロラ観測の地、イエローナイフへ。
昼食は、時間的に飛行機移動の途中にあたるため、それぞれ空港でサンドウィッチなどを調達、
機内販売を利用して、召し上がっていただきました
参考
カナダの空港には、有名ドーナツチェーン TIM HORTONS がよくあります。カナダ版ミスタードーナツ。
エアーカナダの機内販売は、サンドウィッチなど。お支払いはクレジットカードのみになりますよ。
飛行機を降りたら、いきなりマイナス28度!!歩いてターミナルへ。
飛行機を降りる前に、毛糸の帽子、手袋の着用を忘れずに。
この日は、滑りにくい靴がいいです。飛行場内は除雪してありますが、足元部分的に凍ってます。
ターミナルで、シロクマがお出迎え。
着後、本日から三連泊するホテル EXPLORER へ。
2日目 夕食 ホテルにて
イエローナイフ滞在中は、このホテルで、昼も夜も食事をとります。
評判よいレストランで、メニューもなるべくかぶらないよう工夫されているので、
寒い中、外のレストランに食事を取りに出かける必要もなく、よかったです
サラダ。上に載っているのは、ARCTIC CHAR (イワナ)。
イエローナイフは、農作物がいっさい作れない土地の為、すべて遠くから運んできます。
野菜や果物は、貴重です。物価も少し高いです。
バイソン(野牛)のステーキ。低脂肪、低カロリー、高たんぱく、と注目されつつある肉。牛肉の赤身に近いです。
意外にやわらかく、好評でした。
いちごのパフェ。
食事評価 ★★★★★
今夜は、オーロラ観測初日。
22時ごろホテルを出発し、待機場所へ。
暖房の効いた建物の中に、椅子、簡易トイレも用意されていて、オーロラ待ちの間、お茶などをいただけます。
22:40分ごろから、すでに薄いオーロラが出てましたが、ずっと動かず。
その間、気温マイナス35度。まつげも凍りますこの冬一番の寒さでした。
それにしても、満天の星空で、それだけでも感動!!
あきらめて、そろそろ帰ろうかという1:45、
突然!
それまでさーっと空に広がっていたオーロラが、にわかに小さな塊に分かれだし、
みるみる光が強く!
あれよあれよというまに、カーテンのようにひらひら揺れだしました。
その間約15分。
長い間、待ったかいありでした
午前3時ごろ、ホテルお戻り。
翌朝はゆっくりお休みいただけます。
参考イエローナイフのオーロラ出現時間は、23~3時ごろのことが多いと言われています。
イエローナイフの車のナンバープレート。なんと、シロクマ型
ちなみに、街中に野生のシロクマが出現することはありませんので、ご安心を!
3日目
このツアーは、夜の就寝時間が3時をまわるため、睡眠を確保していただくため、
朝食はつけず、代わりに昼食を11時と、ちょっと早めにとっていただくようになってます
3日目昼食 ホテルにて
シーザーサラダ
ラザーニャ
食事評価 ★★★★ おいしいですが、ちょっとボリューム不足かな。。私だけ??
食後、観光へ。
滞在中、ずっとこんな空でした。晴天!!
参考オーロラは、自然現象ですので、いつも見られるとは限りません。
イエローナイフが世界でも有数のオーロラ観測率を誇る理由は、高い晴天率にあります。
オーロラは、地上100~500キロの高さに出現しますが、
雲などの気象現象は上空10~16キロのところで起こります。
つまり、いくらオーロラが出ていても、雲があると、さえぎられてみることができません。
イエローナイフは、内陸に位置するため、海からの湿った空気が入ってこず、晴天に恵まれやすいのです
アイスロード:湖が凍って、冬場は車が通行できる道となります。
3日目 夕食 ホテルにて
サラダ(昨日とほぼ同じ)
白身魚。名前は、LAKE WHITEFISH そのまま。全然くせがなく、おいしいです。
チョコレートのチーズケーキ。まったり。
食事評価 ★★★★★
今晩も、22時オーロラツアーに出発。
22:30頃、待機場所到着。
最初から、薄い虹のような形のオーロラが出てました。
23:30、カーテン状のものがひらひら、
その裾が紫~ピンクに発色し、
大爆発となりました!
参考オーロラの撮影には、ある程度いいカメラが必要で、
感度やシャッター速度を設定する必要があります。
設定は、出発前にあらかじめ確認し、操作になれておくのがよいでしょう。
暗い中、一から合わせるのは結構大変です。三脚もぶれないために必要
ちなみに、肉眼で見るオーロラと、カメラに映るオーロラは、ずいぶん印象が違います。
特に、赤は肉眼では識別が難しい色といわれ、レンズを通してはじめてわかることがほとんどです。
基本的には、オーロラは、目で見る限り、白か限りなく白に近いグリーンです。
4日目
4日目 昼食 ホテルにて
クラブハウスサンド
食事評価 ★★★★ ボリュームが少し足りない。。
4日目 夕食 ホテルにて
サラダ
チキン、ロブスターソース。美味
ベリーカスタードタルト
食事評価 ★★★★★
イエローナイフ3泊目、今夜も快晴、オーロラは静かなものが、ず~っと出てましたが、動かず。
4:30ごろ活発に動いたとのことです。
~ここで、オーロラ観測のお仕度について、ちょっとまとめます~
まず、このツアーでは、滞在中ずっと使っていただける防寒具をお貸出ししています。
CANADA GOOSE という、日本でも人気が出始めてる、強力ダウンです。
マイナス20とか30度の世界となると、日本からのダウンではとてもしのげません。
貸出防寒具は、ジャンパー、ズボン、靴、ミトンです。
プラス、ご自身でご用意いただくとよいもの。
・毛糸の帽子(耳もちゃんとおおえるもの。つばつきのものは、カメラを操作するさい、じゃまになるので△かな。。)
・ミトンの下に重ねづけする5本指の手袋(カメラの操作などしやすいよう、動かしやすいものがよいです)
・フェイスマスク(とにかく、顔の皮膚が露出しないことが肝心。吸う息が冷たすぎて、
風邪をひいたときのような痛みを感じるかもしれませんので、のどを守る意味でもあるとよいです。)
・厚手の靴下。
・カイロ
防寒服の下は、ヒートテックやタイツ、セーター(フリース)とジャージなど。
締め付けのきついものは、血流がわるくなり、かえって凍傷の原因になりますので、ゆとりのあるものを選びましょう。
この程度の下準備で、お貸出しするCANADA GOOSE があれば、意外に困ることなく寒さをしのげます。
大変乾燥しているので、フェイスクリームや、コンタクトをしている方は目薬などもあるとよいでしょう。
5日目
5日目 昼食 ホテルにて
バイソンの挽肉を使ったミートローフ。くせなし。
食事評価 ★★★★
3泊したイエローナイフにさよなら。
イエローナイフは、観光地ではないので、
見どころはあまりないのですが、このたびのツアーの最大の目的、オーロラを観る!が叶って、心残りなしです。
こちらは、イエローナイフ~カルガリーを結ぶ飛行機。
70人乗りぐらいのプロペラ機です。カルガリーで乗継、ヴィクトリアへ。
夕食 ヴィクトリア FIRESIDE GRILL
マッシュルームのスープ(店内照明、ロマンチックな感じで、写真の写りいまいちですが美味!!)
フエダイのグリル。ココナッツ風味。美味。
パブロバ(メレンゲのお菓子)
食事評価 ★★★★★
~ご宿泊ホテル FAIRMONT EMPRESS~
100年以上の歴史を誇る、ヴィクトリアのシンボルと言っていいホテル。
お部屋はこんな感じのかわいらしい内装です。
6日目
6日目 朝食
アメリカン・バッフェ。スモークサーモンがおすすめ。
ヴィクトリアの観光ですが、ブッチャーガーデンはお好きな方が多いようです
イエローナイフは、極寒の地でしたが、ヴィクトリアの気温は日本とほぼ同じ。
3月上旬でしたので、花も咲き始め、すいているので大変きもちのいい散策がお楽しみいただけたようです。
ブッチャードガーデンは、テーマの違う、いくつかの庭で構成されていますが、こちらは一番人気のサンケンガーデン。
エリカ、水仙、さくら?椿、などなど。意外にいろんな花が見られました。
温室は、カラフル。
庭園散策後、旧ブッチャード邸にて昼食 アフタヌーンティー。
ボリュームたっぷり、一つ一つがおいしいです。
夕食はフリー食。
今回、少人数のため、皆様一緒にお食事しました。
中高級レストラン CAMILLE にて。 西カナダ料理。
スープとメイン(タラやビーフ、カモ、チキン)、ビールで、お一人7000円ぐらいでした。
やや創作料理風で、おいしいというか、不思議な味。盛り付けきれいで、店内静かで、くつろげます。
落ち着いて食事したい方にはおすすめ。
カナダの料理は、量だけ多くて大味、というイメージですが、このコースのお食事は、どれも味付けがおいしく、好評でした。
オーロラもさながら、寒いカナダで花なんて咲いているんだろうか?とお客様も最初思われたようですが、
バンクーバーやビクトリアでは、さくらの開花もまじかで、すももは満開、春を先取りした感じでした。
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