旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年10月26日
2017年 9月12日 大阪発
L500
「往復全日空ビジネスクラス利用
世界遺産ヨセミテとグランドキャニオン9日間」
のコースでいただいた食事の内容をご紹介させていただきます。雄大なアメリカの風景も写真に収めましたので、並びにお楽しみいただければと思います。お客様はモニュメントバレーなどのアリゾナ州の荒涼たる風景が一番印象に残ったということでした。
各地から成田空港へ集合。NH178便にてワシントン州のシアトルへ。今回は追い風でフライトが通常より1時間短く、8時間強のフライトでした。日付変更線を越えているので、到着してもまだまだ一日は長いです。シアトル到着後、入国、そしてデルタ航空198便にてラスベガスへ。ほぼ定刻の到着。その後、いったんホテルにチェックインして、歩いて夕食のレストランへご案内。
夕食 : Hard Rock Cafe
前菜はシーザーサラダ。チーズ風味がたっぷりのドレッシングをかけていただきました。メインはビーフステーキ。赤身肉を好む欧米人なので、こちらのビーフは固め。でも思ったほど固くはありませんでした。添えられているブロッコリーの巨大さにもびっくり
デザートはチョコレートケーキとアイスクリーム。これまた巨大なデザートでした。ソフトドリンク、コーヒー、紅茶もついていました。
食事の評価 ★★★
夕食後、夜の街、ラスベガスのイルミネーションツアーへ。ミニバスに乗ってメインストリートをドライブ。昼間よりも夜の方が人がいっぱいでにぎやか やっぱり暗くなってからの方が盛り上がるし、雰囲気もいいですね。
映画のシーンで必ずといっていいほど紹介される、ラスベガスの看板。ちょっとイルミネーションが切れている文字がありました
いまでは観光名所になっているそうです。有名なベラッジオの噴水ショーもお楽しみいただきました。
写真で見るといまいち・・・・・ですが、華やかです。滞在する人の睡眠時間の平均は3時間だそうです
宿泊地 ラスベガス : ホテル モンテカルロ 泊
ラスベガスのホテルの朝食
先週からホテルのレストランが修復工事に入り、今回はルームサービスにての朝食案内でした。
カリカリのトーストとホクホクのハッシュブラウンがおいしかったです。
巨大なホテルなのできっと運んで来るのに時間がかかると思うのですが、ちゃんと食事は温かでした。
ホテル出発後、荒涼としたネバダ、ユタ州の大地をドライブ。
昼食 :Canyon Cantina
リニューアルオープンしたレストランで、スタッフが生き生きと働いていました。
インデアン・リザベーションに入ると、食事の内容は素朴になります。
白人だけの国ではないことをあらためて認識しました。でも人も親切、その一生懸命さが心に響きました。
メニューはサラダ(4人で一皿取り分けて)、サンドイッチ、チョコチップクッキーとドリンクでした。
インデアン居留地ではアルコールのサービスはありません。
食事の評価 ★★★★
双子のかわいいスタッフが歌も披露してくれ、そのホスピタリティに感激
昼食後、アンテロープキャニオンへ。専用ガイドについてグループ以外の人と一緒に観光。
こんなトラックみたいなバスに乗って入口へ行きます。がたがた…砂埃もすごいです。もちろん、シートベルトもありません
写真にも写るほどの砂埃・・・・・ そしてこれがアンテロープキャニオンの入口です。
公開されたのが約10年前。ということでとても人気のあるスポットだそうです。
今回のガイドは写真のスポットをいっぱい知っていてとても面白い人でした。カメラを渡すと、写真を撮る!撮る!
でもほんとうに1cm違うだけで全然写真の出来が違うのですよ!
マッキンレーや朝日、ろうそくなどとニックネームがついた写真スポットです。
コロラド川によって浸食された岩、その岩肌には何度にもわたって川が削っていった様子がうかがえます
。何千年もかかって自然が削った、まさに芸術です。
反対側の出口。こんな狭いところを見学します。
昨年より中の見学には手ぶらで行かないといけなくなりました。手にもっていいものはカメラだけ。
風がきついと砂埃がカメラやスマホを傷つけるので、ビニール袋を用意した方がいいでしょうね。
あと、貴重品を入れるために、首からぶら下げる貴重品袋や、ポケットの多い服をご用意することをお勧めします。
アンテロープキャニオン見学後、ホースシュー・ベントへ。コロラド川が湾曲する景観は見事です。
ちょうど、見学の途中で雨が降り出しました。
雨が降っているところが肉眼でもわかるぐらい、大地が広く、乾燥しています。
ちょうど、この奥で雨が降っているのですが、写真ではわかりにくいかな?
写真を撮っているポイントは晴れています。そして、大きな虹が空にかかりました。
見学後、カイエンタのホテルへ。ここもインデアン居住地なので、アルコールサービスはありません。
ナバホ族の住むエリアで、日本人となんとなく似たところのある部族でした。
夕食 : ホテルにて
まずは、サラダバイキング。私が取りに行ったときは、あまり残っていませんでした・・・・
そして名物のナバホのタコス。いろいろと野菜やスパイスのソースがのっていておいしかったです。
これだけでも十分な夕食だったのですが、まだメインがありました。そして巨大なチキンがやってきました
デザートはチョコレートケーキ。甘味の少ないクリームと一緒にいただくと、甘さがまろやかになります。
食事の評価 ★★★★
おいしかったですが、ちょっとボリュームがありすぎました。
宿泊地 カイエンタ : カイエンタ・モニュメント バレー イン
ホテルの朝食の様子
そんなに種類は多くなかったのですが、トーストなどはあらかじめ焼いていてくれて、サラダなどもあって田舎にしては良い内容でした。
食事の評価 ★★★
カイエンタはモニュメントバレーの入口といわれるところ。ホテルを出たらすぐにモニュメントバレーです。ここも乾ききった大地で、砂埃もすごい!屋根付きトラックのようなものに乗っていきました。ここも埃よけが必要です。
その後、グランドキャニオンへ。まずは昼食へ。観光地の割にはレストランが少なく、多くの人であふれていました。
ここも土地柄仕方がないようです。
昼食 : JJK’S ホテル内レストラン
この照明の色がわるい!なぜ赤色ランプにするのかが不明ですぅ
食事の評価 ★★★
グランドキャニオンです。アメリカ大統領が訪問時に泊まるホテルが奥の方に見えます。
絶景のポイントにあり、お茶するのもいいですね
グランドキャニオン観光後、標高2000mのウィリアムズへ。日中は気温が上がりますが、夜になるとかなり気温が下がります。
ホテルチェックイン後、近くのレストランにて夕食。
夕食 :Kick on Route 66
前菜はミックスサラダ。ドレッシングがとてもおいしかったです。
メインはサーモンのグリル。ソースがピリ辛でアクセントになってよかったです。細い人参が話題となりました。
デザートはアップルタルトのキャラメルソース。コーヒー、紅茶もついていました。
食事の評価 ★★★★★
サービスも良く、ルート66の看板なども飾ってあり、小さなショップもありました。
人気があるらしくとてもレストランは混んでいました。
ウィリアムズはルート66で有名になった街。
そのレトロな面影が残っているメインストリートを運転手さんがサービスで通ってくれました。
宿泊地 ウィリアムズ : クオリティ イン 泊
ホテルの朝食の様子
田舎のホテルなので、シンプルな内容でしたが、お味は良かったです。ワッフルを焼く機械もあって、好評でした。
食事の評価 ★★★
紙製のコップとお皿ですが、これも土地柄仕方がないですね
またまた広大な大地を走りました。そしてパワースポットとして知られる、セドナへ。パワーをいっぱいもらいに行きました。
太陽の方向によって色が違います。セドナレッドと呼ばれる岩の色です。ここからはパワーがいっぱい出ているのですよ!
セドナのダウンタウンで散策後、人気のレストランで昼食。
ここは予約が入らないので少し順番待ちしました。作り立てビールが飲めます。
昼食 : Oak Creek Brewery
ちょっとピンぼけしてしまいましたが、レストラン内のカウンター。人気レストランなので、働いている人もきびきびとしていました。
いただいたのはケサディーリャというメキシコ料理。メキシカン・ホットサンドイッチです。
フランス風にいうとクレープ(そば粉を使ったガレット)のような感じです。
ホクホクのチーズが入っていて、スパイスの効いたソース、豆の煮込み、ピリ辛豆煮込みなど、
とてもおいしくいただきました。あっさりレモンを絞っていただいてもおいしかったです。
食事の評価 ★★★★★ お客様にも大好評でした
昼食後、セグリマンへ行く途中、ドライバーさんの好意でルート66を一部通ってくれました。
レトロな道路標識が残っているところで写真ストップ。
私たちが写真を撮っている姿を見て、ほかの観光客も降りてきて写真を撮っていました。
アニメ映画「カーズ」の舞台となったことでも知られています。
「急ぐことはない、のんびりと旅をしよう!」という感じのキャッチフレーズ。
国道がまっすぐ続く風景は広いアメリカならではですね
セグリマンにてトイレ休憩。ルート66復活を呼びかけた床屋は現在お土産店となっており、昔のまま残しています。
このお土産店では、できるかぎり Made in USA の商品を売っているとのこと。90%だったかな?!
その後、再びラスベガスへ。夕食は自由食でしたが、
ホテルに向かう途中で運転手さんに頼んで人気の日本食バイキングレストランへ途中下車。
その後、タクシーでホテルにもどり、チェックイン。
宿泊地 ラスベガス :モンテカルロ 泊
早朝出発のため、 朝食はおにぎり弁当。
から揚げと香物のはいったシンプルな弁当でしたが、海苔がとても分厚くておいしかったです。
皆様にも大変好評でした。空港のロビーでいただきました。
食事の評価 ★★★★★
ラスベガスからユナイテッド航空376便にてサンフランシスコへ。到着後、サンフランシスコのシンボル的な橋、ゴールデンブリッジへ。今日霧もかからず、全景がきれいに見えました。お客様の希望で、橋の一部を歩きました。やはり風が冷たかったです。
橋の観光の後、市内に入りサンフランシスコの市役所を写真に収めました。
その後ヴァンネス・アヴェニューより名物のケーブルカーに乗車。
マーケットスクエアまで20分ほど乗車。坂の町、サンフランシスコの雰囲気がよくわかりました。
このケーブルカーはエンジンではなく、坂を利用してロープで上り下りできる仕組みとなっています。
その後、フィッシャーマンズワーフへ。風が強かったのと、良いお天気だったのでたくさんのヨットが出ていました。
なんか、レースのような催しをしていたようです。
昼食 : Swiss Louis
前菜にサラダでシーザードレッシングのようなものがかかっていました。
メインはクラムチャウダー。
ジュレクというポーランド風のスープの出し方で、くりぬいたパンの中にクリーミーなクラムチャウダーは入っています。
スープがしみ込んだパンをスプーンで削って食べるところがとてもおいしい!
パンも食べていいそうですが、すごいボリュームだったので、パンまでは食べれません。
堅めでスープを入れるのが目的で作られていますので、とくにお勧めというわけではありませんが・・・・・・
でもこのパン、もったいないです。
デザートはアイスクリーム。そしてコーヒーか、紅茶もついていました。
食事の評価 ★★★★
アザラシ島と海を見ながらのランチでした。
その後、ホテルにチェックイン。ホテルが町の中心に位置しているのでとても便利。
みなさん、チェックインしてからホテルの周りのショップやスーパーなどに出かけられたようです。
夕食は歩いて近くのイタリアンレストランへ。
夕食 : Puccini & Pietti
前菜はシーザーサラダ または グリーンサラダのゴルゴンゾーラチーズのせ。
私はシーザーサラダを頼みました。
メインはミートボール入りのパスタ か チキンのマルサラソースからのチョイス。
左がミートボール入りのパスタで、右がチキン。
ピンボケしてしまってごめんなさい。私はチキンをいただきましたが、柔らかくてとてもおいしく、
マッシュポテトといいコンビネーションでした。
デザートはティラミスでした。最後のデザートまでしっかりイタリアンのメニューでした。
食事の評価 ★★★★
宿泊地 サンフランシスコ : ホテル ヒルトン ユニオン スクエア 3連泊
ホテルの朝食の様子
とても品数が多く、中華もありました。これまたおいしい!
オーダーすれば、卵料理も厨房で作って持ってきてくれます。オムレツを頼んでみました。
本日は日帰りでヨセミテ国立公園へ。ちょっと日帰りで行くには忙しいですが、
サンフランシスコに3連泊できるので荷物を詰めなくていいので楽です。
途中、風車がたくさん回っていました。広い大地に白い、巨大な風車も圧巻です。
ヨセミテ国立公園に入る前、数週間前にがけ崩れがあり、道が閉鎖。
現在も閉鎖中ということでひどい時は国立公園に入るのにゲート前で渋滞があったりして1時間以上待つことがあるそうです。
でも、今日は少し早目に出発してスムーズにこれたので、すぐに入れました。とてもラッキーでした。
今年は雨が少なく、カリフォルニア州のあちこちで山火事が発生。
今月初めに発生した山火事の影響で公園内にも煙が飛んできます。
本日は逆方向に風が吹いていたので、視界はとてもいいとのことでした。
ドライバーが昨日もヨセミテ国立公園に来ていて、昨日はほとんど火事の煙で真っ白で山はシルエットでしか見えなかったそうです。
ドライバーさんの秘密の場所へ案内してもらいました。ジャイアント・セコイアの木です。
かつては公園内にたくさんあったそうですが、ずいぶんと数が減ったそうです。
堂々たる大木で、樹齢が100年ほどで若く、幹がふわふわしていました。
緑が多く、絵葉書のような風景が広がります。
昼食はサンフランシスコからお弁当を積み込んで、ヨセミテロッジのピクニックサイトでいただきました。とてもおいしかったです。
食事の評価 ★★★★
昼食後、ヨセミテ滝まで少し歩きました。今回は時間があったので、大回りコース。
通常、この時期は滝の水は枯れてないそうですが、今年は例外的に天候の関係で流れているようです。
何もかもに恵まれていました。やっぱり滝に水がないと寂しいものがありますからね
ハーフドームと呼ばれる絶壁の山。
ヨセミテからサンフランシスコに戻る途中、トイレ休憩で立ち寄ったナッツ屋さん。
ちょうどアーモンドの収穫の時期で、お店の敷地内にあったアーモンドの木の下に実が落ちていました。
ちょうど、夕暮れ時にサンフランシスコにもどりました。
ホテルに戻った後、夕食は歩いて近くのレストランへ。昔からある有名人が多く訪れた老舗ステーキハウスです。
夕食 : Johon's Grill
前菜はクラムチャウダー。ちょっと塩味が濃かったです。
欧米人は猫舌が多いため、あまりアツアツでは出てこないのが残念。
熱すぎる方がクレームを言われることがあるそうです。
メインはもちろん、ビーフステーキ。アンガス牛で、焼き具合ももちろん、聞いてくれました。
ホクホクのベイクド・ポテトもとてもおいしかったです。
デザートはアイスクリーム。コーヒー、紅茶もついていました。
食事の評価 ★★★☆
朝食後、カルフォルニア・ワインのふるさと、ナパ・バレーへ。
今日もとてもいいお天気です。サンフランシスコ湾を見ながらドライブ。
ちょうどブドウが実っていました。初めに行ったのがオーパス・ワンという高級ワインを作っているワイナリー。
試飲できるワインは3種類。いろいろな年代のワインを混ぜたもの、オーバチュールは25ドル,
2013年は50ドル,212年ものは65ドルでした。
このワイナリーはブレンドもの一種とヴィンテージもののみしか生産していないそうです。
ワイナリーの上はテラスがあり、ゆっくりワインを楽しんだり、景色を楽しむことができます。
テラスの上からの景色。ワイナリーの庭園はとてもきれいに整備されていて、オリーブの木も植えられていました。
次に行ったのが、ロバート・モンダヴィというワイナリー。こちらのブドウ畑にはカヴェルネ・ソーヴィニョンの畑がありました。
2軒のワイナリー見学の後、ブドウ畑を見ながら昼食。
昼食 : Hurley's
テーブルにはあらかじめ、オリーブオイルが置かれていて、パンにつけて食べると香りがよくとてもおいしかったです。
前菜はサラダ。ヤギのチーズがのっていました。ちょっとピンボケしてしまいました。
メインはポークベーコン巻。丁寧に料理されているのがわかります。
いんげんも巨大でしたが、おいしいお味でした。
デザートはチョコレートケーキのキャラメルソースがかかったもの。バニラアイスクリームがそえられていました。
昼食後、サンフランシスコに戻り、フリータイム。夕食はフリー食でしたが、みんなで近くの日本食店に行きました。
サンフランシスコからシリコンバレーをドライブしながら、サンノゼの空港へ。
本当はサンホゼと発音するのですが、日本語ではサンノゼが定着しているようです。
サンフランシスコに比べると、空港が小さいので利用しやすい空港です。
NH171便にて成田空港まで直行便で帰国。到着後、流れ解散。お疲れ様でした。
今回は本当にお天気に恵まれ、雄大な西部アメリカを満喫することができました。砂漠地帯(土漠)が広がる大地を延々とバスで走るので、日程は少し忙しいですが、その分バスの中でゆっくり過ごすことができました。遠いけど、行ってみてよかったというのが、ご参加された方のご意見でした。行ってみないとその広さはわからないし、自然が作り出した宝物がいっぱいあるのがアメリカです。砂埃が舞う中の観光もありましたが、行ってみれは西部劇の人々の服装が理解できました。アメリカン・インディアンたちが聖なる土地としてあがめていた場所にはそれなりのパワーがあるようにも思いました。
自然は何よりの宝物。そんな雄大な景色を楽しめることができる、アメリカの西部の旅でした。
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