旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年4月15日
フレンドツアー 2019年3月7日出発 関西発
G403 エミレーツ航空利用!
「幻の都」ペトラと死海 聖地エルサレムへの旅8日間
のコースで実際にお召し上がりいただいたお食事をご紹介します。
お食事の評価もしていますので、よろしければご参考になさってください
満点は星5つです★★★★★
1日目:3月7日(木)
夜 エミレーツ航空にてご出発
2日目:3月8日(金)10~18℃
早朝、ドバイ乗継 約3時間で中東にある人口約970万人ヨルダン・ハシェミット王国
(面積は北海道とほぼ同じ大きさです)
首都にあるアンマン空港に到着。到着後、観光へ出発
東ローマ帝国時代のパレスチナまたナイル川デルタを描いたモザイクの地図で有名なマタバへ。
聖ジョージ教会(正教会) 19世紀末、偶然にマタバに移住した人が家を作ろうとして発見
6世紀のパレスチナ・エジプト地方の地図
東ローマ時代のエルサレムを表現した最古の物です
正教会 内部
海抜187m マタバの近くにあるモーゼの終焉の地とされるネボ山
2000年に訪れたヨハネパオロ記念碑
山頂から聖地の全景。天気が良ければ、ヨルダン川、死海、 最古の都市エリコも見えます
青銅の蛇のモニュメント
修道院内 洗礼堂床面のモザイク
サンフランシスコ修道院外観 内部に古いモザイクがあります。
昼食@MAZAYEN NEBO
イスラム教の為アルコールはありません
サラダ バイキング
ミックスグリル テーブルに持ってきてくれます。
素朴な盛り付け
★★★
ぺトラの町の日没
夕食はホテルレストランにて
こちらはアルコールがありました。
バイキング
ヨルダンの甘い菓子
種類はまあまあありましたが、全体的に味が薄かったです。
★★★
今回ペトラで宿泊したホテル「PANORAMA」のお部屋
3日目:3月9日(土)7~17℃
朝食はホテルレストランにて
ホテルのテラスから谷の絶景
ホテルの外観
忘れ去られていた不思議な古代遺跡、
紀元前1世紀頃から北アラビアを起源とする遊牧民 ナパデア人によって砂岩をくり抜いて造られた遺跡群
ぺトラ遺跡へ(ギリシャ語で崖を意味します)
2007年 新世界7不思議に選出されたそうです
オベリスクの墓
シークの入り口 断崖絶壁の岩の切れが約1.2km続きます。
ローズバレーと言われ岩の色が光の加減で変わります
こんな狭い所も
この道が唯一ペトラに続く道
この辺りは岩礁地帯なので、雨が降ると鉄砲水となって渓谷内を流れるので、
ナパテア人はダムを作って防ぎ、更に水道管を作り給水設備を整えました
おーー と思わず、声がもれてしまう、
映画の1シーンのようにに登場するエルハズネ(宝物宮殿)
太陽が当たり、光り輝く神殿が目の前に現れました
岩山を直接削って造られた神殿は、高さ43m、幅30m。
想像以上の感動です
これこそ百聞は一見にしかず
カラフルな砂を使ったサンドボトルはお土産にもぴったり。
ローマ劇場
紀元前63年 シリアとパレスチナをローマが支配しました。
ナパテア人は豊かだったのでローマに税金を納めることで自治が認められました。
壺 シルク コリント式の墓
高台にある教会のモザイク
列柱通り 大神殿
ゆっくり遺跡を見学して、遺跡内にあるレストランで昼食。
バシンにて
流石に混んでましたが、味は良くて好評でした
★★★★
食後、ご希望の方は更に奥にある約850段の階段を上り、エドディル大修道院へ (往復約2時間)
結構高い所まで登ってきました。
こちらが最後まで上りきった先にある大修道院
頂上のビューポイントは360°のパノラマです
帰路、列柱通り
同じ道を通って、帰ります。
日がかたむき色が変化したエル・ハズネ
振り返り BYE BYE 麗しの神殿に別れを告げて、ホテルへ。
夕食はホテルレストランにて
昨日とあまり変わらず。。。★★★
4日目:3月10日(日)7~17℃
地上としては最も低い場所 死海へ。
海抜0m地点の看板
更に マイナス400m地点へ。
高級リゾートホテル KEMPINSKI ホテル
昼食は死海を見ながらホテルレストランにて
種類も豊富で美味しい
★★★★★
リゾートホテル 部屋も広く眺めもGOOD
広い敷地です。
このホテルにはプライベートビーチがあります
お楽しみの死海(塩湖)で浮遊体験
海水の数十倍の塩分(約25%)なので、どなたでもぷっかり浮きますよ
マイナス400mなので紫外線も穏やかで気温も暖かく、この時期でも水温は少し冷たい程度。
古代からヘロデ王やエジプトのクレオパトラを魅了してきた憧れのリゾート地であり、宗教的にも重要な死海
ミネラル 栄養分豊富泥パックもあります
身体に塗ってハイポーズ
ホテルのプール(水はノーマルです)
夕食はホテルレストランにて
BBQです。シーフード 肉類色々炭火で焼いてくれました。
種類も豊富盛り付けもお洒落で、味も良かったです。
流石は世界のセレブも泊まるホテル
★★★★★
5日目:3月11日(月)6~16℃
死海で迎える朝。
昨日霞がかかって見えなかった対岸の山に朝日が当たりピンク色
朝食はホテルレストランにて
お洒落なロビー
ロビーからの眺め 対岸はパレスチナです。
ヨルダンからイスラエル国境をこえて、三大聖地の1つエルサレムへ。
(死海から1000m以上高くなり少し寒くなりました)
イスラエル博物館には、1/50のエルサレムの模型が。
360°ぐるりと回りながら詳しい説明を伺いました
1947年に発見された20世紀最大級の発見
死海文書が納められている建物の屋根
最古のヘブライ語聖書の写本を含み、宗教的にも歴史的にも重要な写本です
パレスチナのヨルダン川西岸地区南部、ベツレヘムへ。
ヘブライ語聖書ではダビデの町、新約聖書ではイエス・キリスト誕生の地です。
昼食はGROTTOにて
アラビア風サラダ 皆様で取り分けます。
ボリュームたっぷりチキングリルとマクルバ(チキンライス)
バクラク 甘いお菓子
素朴ですが美味しかったです
★★★★★
ベツレヘム生誕教会(3つの宗派が守ります)
入口は狭き門を通り内部へ(1人1人がやっと通れる門)
アルメニア正教内には誕生のシーンのイコン 絵画があります。
祭壇の地下にイエスが生まれたと言われる神聖な場所へ。
今日は少し並ぶだけでお参りができました。(通常1~2時間並ぶらしいです)
この★(イエスがお生まれになったところ)にふれてゆっくりお参りもできました。
この柵は飼い葉おけが置かれた場所
東方3博士の礼拝の場面が浮かびます。
カトリック教会内
地下ヨセフ洞窟礼拝堂 聖ヒエロニムス洞窟も見学
隣接する聖カテリーナ教会中庭
観光後、エルサレムのホテルへ。
宿泊ホテル「DAN JERUSALEM」のお部屋
夕食はホテルレストランにて
バイキング
デザートコーナーにはソフトクリームマシーンもありました
★★★★
6日目:3月12日(火)9~19℃
朝食はホテルレストランにて
オムレツマンもいます
展望山 奥はヨルダンの地です。
行程にはないですが、今回はオリーブ山からエルサレムの旧市街を見ることができました。
テレビで報道されていた風景です
歴史的に最も重要な宗教の地、旧約・新約聖書の舞台が目の前に広がります
ゲッセイマネ 万国民教会(苦悶の教会)
こちらは最後の晩餐の後、イエスは弟子をつれて父なる神に最後の祈りをささげところで、ローマ兵に逮捕された場所です。
教会内部
シオンの丘の旧市街入口
城壁外のマリア永眠教会にもお参りしました、
内部
熱心な信者の方々がたくさん祈りをささげていました。
ダビデ王の墓(左)奥最後の晩餐の部屋入口
最後の晩餐の部屋
ダビデ王の墓(男女別々でお参りします)
キングダビデのレリーフ
昼食はBULGHOURJIにて
アルメニア風サラダ 皆様で取り分けます。
インゲンとチキングリル
魚のグリル
アルメニアンケーキ
味は良かったです◎
★★★★
食後は、ユダヤ人地区へ。
カルド (列柱)
シナゴーグ(会堂) 金の燭台(メノーラー)
岩のドーム 嘆きの壁
嘆きの壁も男女別々に分かれており、それぞれで祈ります。
女性側
男性側
ヘロデ王時代のエルサレム神殿で現存する外壁は、ユダヤ教徒にとって最も神聖な場所。
7世紀初頭 東ローマ帝国によって破壊されました
1967年第三次中東戦争以降、再びユダヤ人はエルサレムへの立ち入りが許されました。
嘆きの壁 地下トンネル内の祈祷所
トンネル内部
地下トンネルを抜けると、
ヴィア ドロローザ(苦難の道)
イエスが最後に十字架を背負い歩いた道です。
総督ピラトの官邸から刑場のあるゴルゴダの丘までの道のり。数々の物語があります。
第1ステーション ピラトに裁かれる
エッケ ホモ教会(この人を見よとピラトがユダヤ人に問うた)
第3・4教会
悲しむ母マリアと出会う
道の案内
イエスがよろけて手をついたとされる壁
この道は今はイスラム教区にあります
聖墳墓教会
ここが最終ゴルゴダの丘(ドクロの意味)があったところ
ここは6つの宗派が守りますが、権力争いの為、教会扉のは代々イスラム教徒が管理しているんですよ!
なんとも驚きです
香油を塗った石
丘の下の切れ目
イエスの墓
イサクの受難の場面
十字架のイエス
イエスの墓正面
地下にはコンスタンティヌス帝の母ヘレナの
礼拝所もあります(326年この地で磔刑に使われた聖十字架と聖釘などの聖遺物を発見したとされます)
ダビデの塔
新市街地にあるレストラン
夕食はDOLPHINEにて
ここも全てお取り分け
イスラエル風タパス
イカフライ (ユダヤ人は食べません)
スパゲティ
セントピーターフィッシュ
イスラエル風アイス
7日目:3月13日(水)9~20℃
時間があったので世界最古の町エリコへ。
桑イチジク
イエスはエリコに入って、その町をお通りになった時、
ザアカイ(取税人)という人が背が低かったので桑イチジクの
木に登って見ようとしました、と言う場面にでてくる木
モザイクには何と10000年の歴史
最も標高が低い街(-250m)と書かれてます。
紀元前8000年には周囲を壁で囲った集落が出現しました。
マタバの地図のコピー エルサレムがあります。
この山はイエスが修業し悪魔に誘惑され、しりぞけた山です
中腹には教会があります。
国境越え再びヨルダンへ。
昼食は首都アンマン(中東でも有数の世界都市)で。
昼食はWINDMEHILLにて
ヨルダン風コロッケとパイ
ヨルダン風サラダ
ソーセージとチキン ピリッとしてGOOD
MIXグリル お肉が柔らかくジューシーで美味しかった
フルーツ
どれも とっても美味しかったです
アンマンの都会のレストラン。地元の方もたくさん食べに来ていました。
★★★★★
食後、空港へと向かいます。
エミレーツ航空にてドバイ乗り継ぎ、たくさんの思い出を胸に帰国の途へ。
天候にも恵まれ、ちょうどよい気候の中の観光でした。
土地柄たくさん歩くので、歩きやすい靴(特にエドディルまで行かれる方はストックもあれば便利!)で
お越しください。
お食事はバイキングが多いので、体調に合わせてお召し上がりくださいね
なかなか情報が少ない方面ですので、次回のご旅行に役立てていただけると幸いです
最後までお読みいただきましてありがとうございます♪
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