旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年4月22日
フレンドツアー 関西発
2024年3月16日出発
ANA利用 神秘のメキシコ周遊 10日間 【コースコード:FU370】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介します。
お料理は★の数で評価します。満点が星5つ★★★★★となります。
1日目 大阪~羽田~成田~メキシコシティ
午前、伊丹空港より全日空NH18便にて羽田空港へ。羽田着後、リムジンバスにて成田空港へ。
夕刻、成田空港よりNH180便にてメキシコシティへ。(約11時間50分)
到着後、棚が浮いているように見えるフォトジェニックスポット、ヴァスコンセロス図書館へ。
天井を見上げるとこんな感じに見えます。将来的には100万冊を収蔵可能な市民図書館です。
本日中心部を観光する予定でしたが、無料コンサート開催で交通規制があるため明日に変更、早めにホテルチェックインしました。
夕食:ホテル内レストラン
トマトクリームスープ。
ローストチキン&温野菜。チキンの中にはチーズとパプリカが入っていました。
チョコレートケーキ。メキシコでは食後にコーヒーまたはお茶もサーブされます。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊:FIESTA AMERICANA REFORMA CIUDA DE MEXICO
2日目 メキシコシティ
朝食:ホテル内レストラン
メキシコでは色々なジュースが登場。中でもJugo Verdeというグリーンジュースはお勧めです。お店によって材料や配合が異なりますが、オレンジ、ほうれん草、キュウリ、レモン、ケール、パイナップルなどが入ってます。
サーモン、新鮮な生野菜、ハム、チーズ類。
カットフルーツの種類も豊富です。
甘いパンもたくさん並んでいます。
温かいメキシコ料理もたくさん。
朝から甘いプチケーキも!
さすがメキシコ、タコスコーナーは充実。他にオムレツコーナーもありました。
朝食後、いよいよ世界遺産メキシコシティ歴史地区観光です。
車窓より、仙台藩主伊達政宗の命によってヨーロッパへ渡った支倉常長使節団が1614年に滞在したタイルの家をご覧いただきました。
ソカロ広場の北側にあるメトロポリタン大聖堂外観と聖堂内部。
アステカ時代の居城跡に建てられた国立宮殿。
アステカ帝国の都テノチティトランの中央神殿跡、テンプロマヨール。
その後、世界遺産古代都市テオティワカンへ。
ケツァルパパロトル宮殿。
宮殿地下にはジャガー宮殿があり、彩色豊かなジャガーやケツァルの貴重な壁画も美しく残っています。
月のピラミッド。
死者の大通り。通りの両側には様々な建造物が並んでいます。
テオティワカンの中では最大の太陽のピラミッド。
フレンドツアーでは、ケツァルコアトルのピラミッドにもご案内します。テオティワカンでは唯一登ることのできるピラミッドです。
39段の急な階段を登ると先程訪れた月と太陽のピラミッドが二つ並んで見えます。
ピラミッド内部には四方を城壁に囲まれたケツァルコアトル神殿が見えます。
神殿の壁はケツァルコアトル(羽毛の蛇)と神々の彫像などで装飾されています。
出口近くにはデイゴの花が咲いていました。
見学後、メキシコシティに戻り、国立人類学博物館へ。
博物館の庭では、逆さづりで空を舞う伝統儀式「ダンサ・デ・ロス・ボラドーレス」が行われていました。
こちらでは、アステカの伝統的なコンチェロスの踊りも行われていました。
国立人類学博物館入り口です。まずは博物館内のレストランへ。
昼食:SALA GASTRONOMIA
アボカド入りミックスサラダ。
タコの煮込み、グリーンソース添え。
チーズケーキ。
評価は星5つ★★★★★です。
昼食後、博物館見学へ。まずはアステカセクションへ。
午前中、実際にご覧いただいたテオティワカンのケツァルコアトル神殿の鮮やかに復元された姿。
生贄の心臓を入れるために使用されたジャガー像。
エルナン・コルテスに征服される前のアステカ帝国の湖に浮かぶ首都、テノチティトランの鳥瞰図。
テノチティトラン中心部(現在のソカロ広場)の復元模型。
直径3.6メートルの巨大なアステカカレンダー、太陽の石。
アステカの大地母神、コアトリクエ像。
パレンケ遺跡から発掘されたパカル王の翡翠のマスクと副葬品。
パカル王墓の復元。
最後にチチェンイツァに影響を与えたことで有名なトゥーラの貴重な最古のチャックモールもご覧いただきました。
現在メキシコシティ周辺では、日本人が持ち込んだとされるジャカランダの花が満開です。
夕食:EL MEXICANO
本日の夕食は、メキシコ音楽マリアッチの演奏を聴きながらいただきます。
メキシコでは「死は幸せな事である」と考えられているため、至る所にカラベラ(頭蓋骨)のモチーフを見ることができます。
こちらのビアグラスもなんとカラベラの形をしています。
タコス2種。
アボカドをベースにしたトマトや唐辛子を混ぜたオードブルと豚の皮を天日干ししてラードで揚げたチチャロンも登場。おつまみにピッタリです。
お好みでソースやライムをかけていただきます。
サーモンのグリル&ピラフ&サラダ。
テーブルの近くに来て演奏してくれます♪
トウモロコシのケーキ、ベリー添え。
評価は星5つ★★★★★です。
宿泊:FIESTA AMERICANA REFORMA CIUDAD DE MEXICO(連泊)
3日目 メキシコシティ~グアナファト
午前、世界遺産ケレタロの歴史地区へ。
1700年代に建造された前兆1280mの水道橋と市街を眺望。
サンタクルス修道院と教会。
旧市街の通りにはカラフルな色合いの土産物の屋台が目立ちます。
昼食:SAN MIGUELITO
具がいっぱいの田舎風スープ。
トルティージャチップスといつものちょっぴり辛いソース。
メインはメキシコの代表食、ビーフのタコスです。
店内もユニークな内装が施されています。
自家製プリン。
評価は星5つ★★★★★です。
午後は世界遺産サンミゲル・デ・アジェンダ観光へ。市内中心部はミニバスを使って移動します。
まずは展望台から旧市街を見下ろします。こちらもジャカランダの花が満開です。
カラフルな色合いが美しいコロニアル建築のストリートを散策します。
ゴシック調のサンミゲル教区教会と教会内部。
中心のソカロ広場周辺のお店はどこもセンス良くギャラリーのようです。
メキシコ独立戦争の英雄、アジェンデの生家。
観光後、グアナファトへ。 ホテルチェックイン後、夕食レストランへ。
夕食:CASA COLORADA
ミックスサラダ。ハイビスカスジュースもサーブされました。
ローストポーク&温野菜&マッシュポテト、クリームソース添え。
チョコレートケーキ。
評価は星4つ★★★★です。
レストランのテラスから見る夜景。
夕食後、ピピラの丘から夜景観賞。独立戦争時の英雄のひとり、インディヘナの坑夫ピピラの巨大な彫像があります。
市内中心部の建物がライトアップされています。
宿泊:EX HACIENDA SAN XAVIER
4日目 グアナファト~メリダ
朝食:ホテル内レストラン
とてもシンプルなビュッフェでしたが、ひととおり揃っています。
ホテル中庭のプール。
プールサイドにはヨウテイボクの花が咲いていました。
宿泊ホテル外観。
朝食後、世界遺産グアナファト歴史地区観光へ。
今朝は再び、ピピラの丘から山肌にへばりつくように建てられていったフォトジェニックなグアナファトの街並みを眺望。
街の中心部もカラフルです。
丘から街の中心へはケーブルまたは徒歩にて移動。
こちらにはドンキホーテとサンチョパンサの像もありました。
グアナファトの街の下には地下トンネルが発達しており、そこに降りていく歩行者専用の階段。
ベニート・フアレス劇場。
ラパス広場の一角にあるバシリカとその内部。
グアナファト大学。
グアナファトらしい狭い通りには「口づけの小径」と名付けられた路地。
食料品や土産物などが軒を連ねるカラフルなイダルゴ市場。
独立戦争の激戦地になった建物、アロンディガ・デ・グラナディータス。
本日は移動日の為、ボックスタイプの昼食を用意し、各自ホテルの部屋でお召し上がりいただきました。巨大なサンドイッチでお腹いっぱいになりました。
午後、アエロメヒコ航空にてレオン空港よりメキシコシティで乗り継ぎ、ユカタン半島のメリダへ。
夕食:ホテル内レストラン
ソパ・デ・リマ。トルティージャ入りのチキンとライムをベースにした酸味のあるスープ。オルチャータまたはタマリンドのドリンクもサーブされました。
コチニータと言われる豚肉の煮込みに黒い豆のソースを添えて。ピンク色の玉ねぎのピクルスがアクセントでいい味を出していました。
トロピカルフルーツのシャーベット。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊:FIESTA AMERICANA MERIDA
5日目 メリダ~チチェンイツァ
朝食:ホテル内レストラン
アメリカンビュッフェに加えてメキシカン料理も種類豊富でメキシコシティ同様、FIESTA AMERICANAの朝食は豪華です。
吹き抜けタイプのホテルロビー。
黄熱病の研究を行ったメリダ市内のオーラン病院に建つ野口英世博士の像。
午前、世界遺産ウシュマル遺跡見学へ。遺跡各所で見かけるイグアナたち。
魔法使いのピラミッド。
マヤ・プウク様式の装飾が際立つ尼僧院。
美しいマヤアーチ。
高台にある総督の宮殿。
宮殿前の2頭のジャガー像。
昼食:UXUMAL RESORTS
トルティージャ入りスープ。
チキンのファヒータ(グリル)&ピラフ。トルティージャに巻いて食べても美味です。
カットフルーツ。
評価は星5つ★★★★★です。
昼食後、チチェンイツァへ。
本日の宿泊は遺跡そばのホテルで、バンガローに宿泊です。一つのバンガローに3室入っています。
室内は伝統的なマヤ建築です。
ホテルフロント棟から遺跡内のカラコル天文台が正面に見えます。
敷地内には大小2つのプールがあります。
夕食:ホテル内レストラン
野菜コンソメスープ。
マヤ風ポークチョップ&ピラフ
パパイヤのシロップ漬け。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊:MAYALAND HOTEL & BUNGALOWS
6日目 チチェンイツァ~カンクン
朝食:ホテル内レストラン
本日の朝食はセットメニューでした。まずはカットフルーツとパン、オレンジジュース。
卵料理はオムレツ、スクランブルエッグ、目玉焼きの中から選べました。
ホテル玄関そばにはチクレ(チューインガム)の樹がありました。
午前は当ツアー限定、エクバラム遺跡へ。エクバラムとは「黒いジャガー」の意味だそうです。
美しいマヤアーチと復元された防塁。
双子の神殿。
高さ33mの巨大なアクロポリス。屋根で覆われた部分には漆喰の装飾や石碑があります。
昼食:IK KIL
レストラン敷地内の鮮やかなブーゲンビリアの花に目を奪われます。
美しいセノーテもあり、多くの人でにぎわっていました。
ビュッフェスタイルの昼食でした。
評価は星4つ★★★★です。
昼食後、いよいよ世界遺産チチェンイツァ遺跡観光です。
遺跡内には、アカバナチシャノキの花が咲いていました。
旧チチェンイツァ区域にあるカラコル天文台。
こちらはムラサキフトモモの花。
球戯場の壁。球戯のゴールとして使われた石の輪が見えます。
頭蓋骨の台座。生贄の骸骨を大衆にさらす場所でした。
14:15頃のチチェンイツァの中心的な神殿、エルカスティージョ。
通常のククルカンの影はこんな感じです。
聖なる泉セノーテ。
戦士の宮殿。
アップにすると上壇の入り口のチャックモールが見えます。
神殿そばには戦士の浮彫が施された千本柱の間があります。
15:15頃観光終了、半年に一度のチャンスである3月21日のククルカンの降臨現象を待ちます!!
こちらは15:40頃のエルカスティージョ前。
16:00頃、だんだんと人出も多くなってきました。
16:15頃からククルカン前にはポリスが出動、前にいる人たちに座るよう促します。
16:25頃、雲間から太陽が出現しククルカンの羽が姿を現すと大きな歓声が上がりました。
前方に陣取っていたお客様が撮影されたククルカンの降臨は見事に頭の先まで浮かびあがる蛇の胴体をとらえています。
無事にククルカンの降臨をご覧いただいた後は、メキシコを代表するリゾート地カンクンへ。
夕食:ホテル内レストラン(添乗員は業務があったため、お客様の写真を又撮りさせていただきました)
かぼちゃの花のスープ。
ローストポーク&温野菜。
フルーツタルト。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊:PRESIDENTE INTERCONTINENTAL
7日目 カンクン
朝食:ホテル内レストラン
風に吹かれてビーチサイドでいただく、種類豊富なビュッフェ内容でした。
午前、カリブ海に面したマヤ末期のトゥルム遺跡観光へ。
高台にあるエルカスティージョをはじめとする遺跡群。
遺跡の東側にある風の神殿。
少し曇って風もありましたが、美しいカリブ海も満喫。
グランセノーテで泳ぐ時間もお取りしました。ライフジャケット着用で水の中に入ります。
実際に泳いだお客様曰く、水はとても美しく小さな魚やカメもいて楽しめたとのことでした。
昼食:MARIACHI LOCO
本日の昼食はバンガロー風のレストランでいただきました。
名物シュリンプのカクテル、アボカド添え。甘みのあるトマトソースで和えてありました。
白身魚のグリル&温野菜&ライス。
ココナツのアイスクリーム。
評価は星4つ★★★★です。
カンクンを代表するドルフィンビーチにも立ち寄りました。大人気の撮影スポットで1枚。
今日は風もあり、白波が立っていました。
夕食:ホテル内レストラン
洋ナシ、ヤギのチーズ入りサラダ。
鶏の胸肉ほうれん草詰め&温野菜。
モカケーキ。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊:PRESIDENTE INTERCONTINENTAL(連泊)
8日目 カンクン~メキシコシティ
本日は出発までゆっくりフリータイム。12時までお部屋はご利用いただけます。
ホテルのプライベートビーチ。
宿泊ホテル外観。
ゆったりと広々としたロビー。
午後、アエロメヒコ航空国内線にて、カンクンよりメキシコシティへ。
9日目 メキシコシティ~
メキシコシティにて乗り継ぎ、NH179便にて帰国の途へ(約14時間)
10日目 成田~羽田~大阪
成田空港到着後、成田発のお客様とお別れ。
大阪発のお客様と共にリムジンバスで羽田空港へ移動。NH21便にて伊丹空港へ。長い空の旅、お疲れさまでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
前半の高地滞在、後半の暑さの中での遺跡見学と大変でしたが、半年に1度のククルカン降臨を実際にご覧いただけて何よりでした。
アステカやマヤの遺跡、フォトジェニックな街並み、リゾート地での滞在などバラエティに富んだ見どころを満喫できる国がメキシコです。
皆様のご参加をスタッフ一同心よりお待ちしております。
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