旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2025年3月24日
フレンドツアー 関西発
2024年3月16日出発
ANA利用 神秘のメキシコ周遊 10日間 【コースコード:FU370】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介します。
お料理は★の数で評価します。満点が星5つ★★★★★となります。
1日目 大阪~成田~メキシコシティ
伊丹空港よりNH22便にて羽田空港へ。リムジンバスにて成田空港へ移動。
夕刻、成田空港よりNH180便にてメキシコシティへ。(約11時間40分)
到着後、駅の跡地を利用して建築家アルベルト・カラチ設計によって建てられたヴァスコンセロス図書館へ。
中央に吊り下げられた巨大なクジラの標本が目を引きます。
天井を見上げると棚が浮いているように見えることで、フォトジェニックスポットになっています。
世界遺産メキシコシティ歴史地区観光です。ソカロ広場にあるアステカ時代の居城跡にたてられた国立宮殿。
アステカ帝国の都テノチティトランの中央神殿跡、テンプロマヨール。
広場の一角にある教区教会とメトロポリタン大聖堂。聖堂内部には珍しい混合宗教らしい黒いキリスト像がご覧いただけます。
夕食:ホテル内レストラン
トルティージャ入りスープ。他にもチチャロン(豚皮せんべい)やアボカド、チーズなども入って具沢山でした。
具の上にスープを注いで完成です。
鶏むね肉のグリル&ピュレー。
チョコレートケーキ。メキシコでは多くのレストランで食後にコーヒー、又はお茶がサーブされます。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊:HILTON MEXICOCITY REFORMA
2日目 メキシコシティ
朝食:ホテル内レストラン
メキシコは毎朝新鮮なフルーツが楽しめます。
パンも比較的甘い種類のものが人気のようです。
新鮮な生野菜やハム、チーズ類。
温かい料理もローカルなメキシカンが並んでいます。
朝食後、世界遺産古代都市ティオティワカン観光へ。
フレンドツアーでは通常あまり訪れることのないケツァルコアトル神殿へもご案内します。急な階段を登ると神殿の壁面が姿を現します。
テラスからは月と太陽のピラミッドが二つ並んで見えます。
ジャガー宮殿には、彩色豊かなジャガーやケツァルの貴重な壁画も残っています。
ケツァルパパロトル宮殿もご覧いただきます。
月のピラミッド。
死者の大通り。通りの両側には様々な建造物が並んでいます。
ティオティワカンの中では最大の太陽のピラミッド。
見学後、メキシコシティに戻り、国立人類学博物館へ。まずは博物館内部のレストランで腹ごしらえです。
昼食:SALA GASTRONOMIA
トルティージャとアボカド入りサラダ。
タコのチリ煮込み&フルーツ。 メキシコ特有の唐辛子が効いた一品でした。
チーズケーキ。コーヒー又はお茶もサーブされました。
評価は星4つ★★★★です。
昼食後、博物館見学です。中庭にも印象的な「傘」と呼ばれるモニュメントが置かれています。
古代マンモスの骨標本。
午前中、実際にご覧いただいたティオティワカンのケツァルコアトル神殿の鮮やかに復元された姿。
貴族の館の再現。
直径3.6mの巨大なアステカカレンダー、太陽の石。
エルナン・コルテスに征服される前のアステカ帝国の湖に浮かぶ首都、テノチティトランの鳥瞰図と中心部(現在のソカロ広場)の復元模型。
ケツァールの羽で造られた王様の頭飾り。(レプリカ)
パレンケ遺跡から発掘されたパカル王の翡翠のマスクと副葬品。
後日訪れるチチェンイツァ遺跡内にある戦士の神殿のチャックモール像。(こちらがオリジナルです)
連泊するメキシコシティのホテル外観。ジャカランダの花が満開です。
ロビーも広々としています。
夕食:El Lugar del Mariachi
トトポス(トルティージャチップス)と2種類の辛いチリソースが出てきます。この後チキンスープが出てきました。
アラチェラ(マリネした牛ハラミ肉のステーキ)&ポテト&サラダ。
マリアッチ演奏を聴きながらいただきます。
日本人の私たちのテーブルに向かって「川の流れのように」を歌ってくれました。
デザートはプディングタルトでした。コーヒー又はお茶もサーブされました。
評価は星5つ★★★★★です。
宿泊:HILTON MEXICOCITY REFORMA(連泊)
3日目 メキシコシティ~グァナファト
午前、世界遺産ケレタロの歴史地区へ。
1700年代に建造された全長1280mの水道橋と市街を眺望。
サンタクルス修道院と教会。
独立戦争の舞台になった場所のひとつ、コロニアル建築のケレタロ州庁舎。
ヴァレンタインの時期で通りがハートの装飾であふれていました。
昼食:SAN MIGUELITO
いつものトルティージャチップスとソース。
キッチュな装飾のレストラン内のバーカウンター。
具がいっぱいの田舎風スープ。これだけでお腹いっぱいになります。
メキシコの代表食、ビーフのタコス。
自家製プディング。
評価は星5つ★★★★★です。
午後は、世界遺産サンミゲル・デ・アジェンダ観光へ。狭い通りの多い市内中心部は便利なミニバスを使って移動します。
まずは展望台から旧市街を見下ろします。リタイヤしたアメリカ人にも人気の街とのことです。
カラフルな色合いが美しいコロニアル建築の通りを散策します。
街の中心部に位置するサンミゲル教区教会。
教会内部にも入ってみました。
メキシコ独立戦争の英雄の一人、アジェンデの生家は現在博物館になっています。
観光後、グアナファトへ。ホテルチェックイン後、夕食レストランへ。
夕食:CASA COLORADA
ミックスサラダ。 ウェルカムのタマリンドジュースもサーブされました。タマリンドは大きなソラマメのような形をしたマメ科のフルーツです。
ローストポークマスタードソース&温野菜&マッシュポテト。
チョコレートスポンジケーキ。コーヒー又はお茶もサーブされました。
評価は星4つ★★★★です。
夕食後、ピピラの丘から夜景観賞。街の中心部の建物がひときわ目立っています。
独立戦争の英雄の一人、インディヘナの坑夫ピピラの巨大な彫像があります。
宿泊:EX HACIENDA SAN XAVIER
4日目 グアナファト~メリダ
朝食:ホテル内レストラン
毎朝色とりどりのジュースが登場。中でもJugo Verdeというグリーンジュースはお勧めです。ホテルによって材料は異なりますが、オレンジ、ほうれん草、キュウリ、レモン、ケール、パイナップルなどが入っています。
いつものカットフルーツ類。
シンプルなビュッフェですが、ひと通り揃っています。
ローカルなメキシカン料理も並んでいます。
宿泊ホテル外観。
朝食後、世界遺産グアナファト歴史地区観光へ。
独立戦争の激戦地になった建物、アロンディガ・デ・グラナディータス。建物の壁には今も銃弾跡が残っています。
イダルゴ市場入口。
食料品や土産物屋さん、屋台が軒を連ねていますが、朝一番で人は少なめです。
市場の外では、サボテンや豆など売っているおば様がいました。サボテンはメキシコではよく食されます。
「口づけの小径」と名付けられたグアナファトらしい狭い通りには、写真を撮りたい恋人たちが集まってきます。
グアナファトの街の下には迷路のような地下トンネルが発達しており、そこに降りていく歩行者専用の階段。
グアナファトが鉱山で繁栄した時代に建てられた、雇い主であるスペイン人の立派な館が残っています。
ラパス広場の一角にあるバジリカ。
バジリカ内部。
日本人の留学生も多いグアナファト大学。
ベニート・フアレス劇場。
ちょこっとサービスでケーブルでピピラの丘に移動しました。
丘から眺めるカラフルなグアナファトの旧市街。先ほど訪れたバジリカや大学の姿も見えています。
山肌にへばりつくように建てられたいったことがよくわかります。
アップにしてみると山の中腹に鉱山の建物も確認できます。銀の採掘は約400年にわたって続き、18世紀には世界の産出量の3分の1を占めたといわれます。
昼食:ホテル内レストラン
レストランからさっぱりとしたレモン水と共に、ハイビスカスジュースがサーブされました。
ポロネギとポテトのクリームスープ。とても塩辛かったのが残念でした。
牛ひれ肉の赤ワインソース&マッシュポテト。
ココナツとセミビターチョコレート入りパンナコッタ。
評価は星3つ★★★です。
午後、アエロメヒコ航空にてレオン空港よりメキシコシティ経由で、ユカタン半島のメリダへ。
夕食:ホテル内レストラン
ソパ・デ・リマ。トルティージャ入りのチキンとライムをベースにした酸味のあるスープ。
コチニータといわれる豚肉の煮込みにメキシコではポピュラーな黒い豆のソースを添えて。ピンク色の玉ねぎのピクルスがいい味のアクセントになっています。
マメイのシャーベット。マメイはラグビーボールのような形をしたオレンジ色のフルーツです。独特の食感で皆様に好評でした。
評価は星5つ★★★★★です。
宿泊:FIESTA AMERICANA MERIDA
5日目 メリダ~チチェンイツァ
宿泊ホテル外観。
吹き抜けタイプのホテルロビー。
朝食:ホテル内レストラン
アメリカンビュッフェに加えてメキシカン料理も種類豊富でまるで夕食のようなラインアップでした。
メキシコでサーモンが出るのは珍しい。
いつもの新鮮なフルーツ類。
ヨーグルトもたくさんあって迷います。
マヤ語で「Good Morning」とかかれたコーナーではお好みの卵料理も注文できます。
野菜類も豊富に揃っています。
ローカルなメキシカンやマヤ料理もずらっと並んでいます。
午前、世界遺産ウシュマル遺跡見学へ。
マヤの聖なる木セイバはマヤ遺跡で度々見かけます。50mぐらいまで大きくなります。
高台にある総督の宮殿。
グランピラミッド。
馬のしっぽと呼ばれる美しい花が満開でした。
ハトの巣のような格子窓が付いた鳩の家。
本日は晴天で、イグアナも太陽に向かってエネルギーチャージ状態。
美しいマヤアーチ。
魔法使いのピラミッド。
昼食:UXUMAL RESORTS
アボカド入りチキンスープ。
チキンのファヒータ(グリル)&ピラフ。トルティージャに挟んで食べても美味です。
カットフルーツ。
評価は星5つ★★★★★です。
昼食後、チチェンイツァへ。本日の宿泊は遺跡そばのホテルです。
古き良き昔の雰囲気を残すロビー。
敷地内には大小2つのプールがあります。
世界中から多くの王族やセレブの方々が宿泊しています。
ホテル本館からチチェンイツァ遺跡内のカラコル天文台が正面に見えます。
夕食:ホテル内レストラン
野菜スープ。
マヤ風ポークチョップ&ピラフ。
ココナツシャーベット。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊:MAYALAND HOTEL & BUNGALOWS
6日目 チチェンイツァ~カンクン
ホテル敷地内で飼われているクジャクたちは、宿泊客に大人気です。
朝食:ホテル内レストラン
本日の朝食はセットメニューです。まずはカットフルーツとパン、オレンジジュース。
続いて、オムレツにモレソースと温野菜が添えられてテーブルに持ってきてくれます。
朝食後、世界遺産チチェンイツァ遺跡観光へ。
強さのシンボルであるジャガー像が置かれているジャガー神殿。
メソアメリカ最大の球戯場。
球戯場にある輪にボールをくぐらせて競い合ったといわれています。
コートの壁面には戦士のレリーフが残っています。
頭蓋骨の台座。生贄の骸骨を大衆にさらす場所でした。
チチェンイツァの中心的な神殿、エルカスティージョ。
遺跡内にはたくさんの民芸品を売るカラフルな出店が並んでいます。
聖なる泉セノーテ。
戦士の宮殿。
アップにすると上段の入口のチャックモールが見えます。オリジナルはメキシコシティの博物館でご覧いただきました。
エルカスティージョのククルカンは人気の撮影スポットです。
遺跡見学後は、メキシコを代表するリゾート地カンクンへ。
昼食:La Parrilla
いつものトトポスとチリソース。
エビとアボカドのセヴィッチェ。大きなエビがゴロゴロ入っていました。
シーフードスパゲッティ。エビとイカ、白身魚が入っていました。メキシコらしくトマトソースにチリも入っていました。この後コーヒー又はお茶もサーブされました。
地元の方や観光客に人気のレストランです。お腹いっぱいになりました。
評価は星5つ★★★★★です。
昼食後、ホテルチェックイン。 午後はスーパーに行ったり、ショッピングを楽しんだりフリータイムを過ごされました。
宿泊:PRESIDENTE INTERCONTINENTAL
7日目 カンクン
朝食:ホテル内レストラン
リゾートホテルの為、ここも種類豊富なビュッフェスタイルの朝食です。
F
連泊する宿泊ホテル外観。
ゆったりと広々としたロビー。
カンクンを代表するドルフィンビーチは大人気の撮影スポットです。
朝一番で海の色が何とも言えない感動的な美しさでした。
グランセノーテではご希望の方は泳ぐこともできます。ライフジャケット着用で水の中に入ります。
水は透明でとても美しく小さな魚やカメもいます。
以下2枚は水中でお客様が撮影された写真です。驚くほど鮮明に撮れており水中の際立った美しさもよくわかりますね。
昼食:MARIACHI LOCO
本日の昼食はバンガロー風のレストランでいただきました。
名物シュリンプのカクテル、アボカド添え。甘みのあるトマトソースで和えています。
いつもの定番、トトポスセット。
バサ(ナマズの種類)のグリル&温野菜&ライス。 シンプルな炭火焼きで食べやすい味でした。食後にコーヒーがサーブされました。
評価は星4つ★★★★です。
昼食後、カリブ海に面したマヤ末期のトゥルム遺跡観光へ。高台にあるエルカスティージョをはじめとする遺跡群を一望。
フレスコ画の神殿。
大宮殿。
遺跡から見下ろすカリブ海。
風の神殿とカリブ海。
夕食:ホテル内レストラン
プールサイドで風に吹かれながら(寒い!)夕食をいただきました。
かぼちゃの花のスープ。添えられたガーリックチーズパンが美味でした。
ローストポーク&温野菜&マッシュポテト。4枚もありお腹いっぱいになります。
フルーツタルト。 普通に美味しいケーキで好評でした。コーヒー又はお茶もサーブされました。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊:PRESIDENTE INTERCONTINENTAL(連泊)
8日目 カンクン~メキシコシティ
本日は出発までゆっくりフリータイム。12時までお部屋はご利用いただけます。ホテルのプライベートビーチ散歩もお勧めです。
午後、アエロメヒコ航空国内線にてカンクンよりメキシコシティへ。
9日目 メキシコシティ~
メキシコシティにて乗り継ぎ、NH179便にて日付変更線を越え帰国の途へ。(約14時間)
10日目 成田~羽田~大阪
成田空港到着後、成田発のお客様とお別れ。
大阪発のお客様と共にリムジンバスで羽田空港へ移動。NH21便にて伊丹空港へ。長い空の旅お疲れさまでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。寒くて暑いメキシコですが、今は乾季なので比較的過ごしやすい時期です。
7つの世界遺産、アステカやマヤの遺跡、フォトジェニックな街並み、美しいカリブ海リゾート地での滞在などバラエティーに富んだ見どころを満喫できる国がメキシコです。皆様のご参加をスタッフ一同心よりお待ちしております。
フレンドツアー
ヨーロッパ
アジア
アフリカ
中近東
北米
中南米
オセアニア
南太平洋
ミクロネシア