旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年3月27日
2017年2月9日出発
L202 アエロメヒコ航空利用!クラシックキューバとメキシコシティ
世界遺産の旅8日間
~古き良き街と5つの世界遺産・アステカ文明の痕跡を辿る~
で実際にお召し上がりいただいたお食事をご紹介します。
お食事は星の数で評価させていただきました。満点は5つ星★★★★★となります。
メキシコは古くからの文明が栄えたところ、キューバも年々、日本からの観光客が増えています。
どちらも見どころが多い2つの国のハイライトをコンパクトに1度に巡る旅。
・・・みなさまにお見せしたく、頑張ってお写真たくさん撮ってきました
ぜひ、お時間あるときにゆっくりご覧くださいね
◆1日目◆
大阪(伊丹)→東京(成田)→メキシコシティ→ハバナ(キューバ)
成田→メキシコシティ間はAM(アエロメヒコ航空、以下略)57便にて13時間あまり、メキシコシティ→ハバナまではAM453便にて約3時間のフライト。
日付変更線を越え、長い移動の1日、お疲れ様でした。
ホテル到着は日付が変わる頃と深夜ですが、お腹が空いたかもしれない方用に、 ホテルのお部屋に軽食(サンドウィッチ)2個と野菜、マフィン、菓子パン、オレンジジュース、ミネラルウォーターを用意しておきました。
(画像はないですが・・・。)
ハバナでは、新市街に位置するデラックスクラスホテルにて4連泊。
◆2日目◆ のち 気温:最高28℃、最低14℃ 日の出07:04 日の入18:22
フレンドツアーの本コースでは2~6日まで、お一人様1日1本(約500ml)のミネラルウォーターをご用意します。
朝食 ハバナのホテル 「MELIA COHIVA」 にて
入り口にはシャンパン!さすがキューバです。朝食会場にも生演奏つき
午前、ハバナ近郊で、ヘミングウェイが愛し、名著「老人と海」のモデルとなった老人が釣りをしていた漁村コヒマル観光へ
ヘミングウェイが約20年間暮らし、「老人と海」を著したヘミングウェイ博物館
寝室や、彼の愛艇を観ます。この船でカジキマグロを釣り上げたのでしょうか?
ハバナ湾を海賊の襲撃から護るために造られた要塞と、ヘミングウェイ銅像
昼食 ヘミングウェイが行きつけだったレストラン「LA TERRAZA (ラ・テラサ)」にて ★★★★
入り口から入ったらすぐに生演奏があります。
キューバでは観光客が集まるレストランでは、どこもこのスタイルで生演奏を楽しめます。
奥には、ヘミングウェイがいつも座っていた椅子とテーブルがそのままに残されています。
魚のすり身のコロッケと、ラ・テラサ特製のフローズン・ダイキリ
ラムベースのカクテルで、美しい青色が印象的 飲みやすかったです。
魚のエキスがじっくりと味わえるシーフード・スープと、たっぷりとシーフードが入って炊き立てホヤホヤのパエジャ
昔懐かしいお味の手作りプディング キューバでは食後に必ずエスプレッソ・コーヒーが付きます。
レストランの壁には、キューバの指導者、故カストロと共に映るヘミングウェイの写真も飾られていました。
モロ要塞からのカリブ海の眺めも素晴らしかったです。
午後、世界遺産ハバナ旧市街と新市街観光
キューバと言えばの、マニア垂涎のクラッシクカーのアメ車です。
今回は、旧市街から革命広場までの約30分間、パノラマを楽しみながらの乗車体験を楽しみました。
阪神航空フレンドツアー恒例の“ちょこっとサービス”です
革命広場にて。内務省の壁に描かれた英雄チェ・ゲバラ
夕食 ヘミングウェイが通ったことで有名なレストラン「LA BODEGUITA DEL MEDIO (ラ・ボデギータ・デル・メディオ)」。 ★★★★★
常に観光客で賑わっています。 カウンターでは次々にモヒートが作られています。
サラダ
モヒートはヘミングウェイが大好きだったラムベースのカクテルで、ライム、ソーダ水、砂糖、ミントの葉が入っています。
コングリはキューバの国民食と言える名物の豆ごはん。日本人の口にもよく合います。
ポテト料理も出ました。
ポークローストはさっぱりとした味で好評でした。 続いて出た牛肉はすじ肉の煮込みのような味です。
キューバのアイスクリームは美味で有名
◆3日目◆ 気温:最高28℃、最低17℃
ハバナではゆったり4連泊しているので、4回利用するホテルの朝食は種類豊富で嬉しいです。特にジュースやフルーツの種類が多くて嬉しい 朝からモリモリ召し上がってください。
オムレツを焼いてくれるスタッフもいます
4連泊するのは新市街にあるデラックスクラスホテル 「MELIA COHIBA (メリア・コイバ)」です。
ロビーやフロントも広々。
壁にはチェ・ゲバラやカストロの写真が飾られています。
午前、カルスト地形の窪地、世界遺産ビニャーレス渓谷観光
ハバナ郊外の車窓からみえる風景と ビニャーレス渓谷を眺望できるハスミン展望台。
ビニャーレス渓谷は石灰岩の岩山が点在しています。気候も温暖で、農耕が盛ん。特にタバコ栽培が以前からよく見られるところ。
葉巻農家を訪問しました。 収穫後の乾燥小屋の中で葉巻づくりを実演
タバコ畑と乾燥小屋。おうちの中も少し拝見
ムラル壁画 巨大なモダン・アートです。右下に赤く先住民の姿が、見えますか?
昼食 レストラン「SAN VICENTE 」にて ★★★★
素朴なパンとフルーツ
サラダとローストポーク
国民食なので続いてしまったコングリとポテト ()
自家製プディングとフルーツシロップ漬け
午後、レストランからすぐのインディオの洞窟へ
途中、狭いところを約10分くらい入ってボートに乗船して鍾乳洞をご案内。大人気の観光スポットですね。
夕食 ヘミングウェイ行きつけのレストラン「FLORIDITA (フロリディータ)」にて ★★★★★
キューバの観光客が集まるレストランはどこも生演奏がつきます。大人気のレストランなので、バーフロアは常に人がいっぱい。
「わがダイキリはフロリディータにて、わがモヒートはボデギータにて」の言葉を残したヘミンウェイが愛飲した店。
フローズン・ダイキリはラム酒とライムかレモン、砂糖を入れたものにクラッシュド・アイスとともにミキサーにかけて
シャーベット状になってるカクテルを体験
素朴な味の野菜スープで体が温まります。
マイマイ、エビ、ロブスターのグリルと温野菜。久しぶりのお魚で好評でした。
次々に運ばれていくフローズンダイキリ
カウンター奥にはヘミングウェイお気に入りの場所に彼の像が!
デザートのアイスクリーム
◆4日目◆
革命の士チェ・ゲバラの縁の地、サンタクララへ
美しい名のこの地はキューバ革命の激戦地だったところ。
チェ・ゲバラ記念霊廟ではフィデル(カストロのこと)の看板と有名なゲバラ像。
チェ・ゲバラは1967年にボリビアでの政府軍との戦いで射殺され、遺体は永らく隠されていましたが、1997年にボリビアで発見され、カストロの手でこの霊廟に埋葬されました。
高さ6メートルの像の横には、キューバを去るゲバラがカストロに向けた「最後の手紙」の中の全文が、また足元には有名な名文が刻まれています。
「HASTA LA VICTORIA SIEMPRE (永遠に勝利に向かって)」
昼食 ホテル「LOS CAHEJES (ロス・カネイジェス)」内のレストランにて ★★★
チェ・ゲバラ人気で、テーブルに着くまでに約20分待ちました。ビュッフェスタイルです。
チェ・ゲバラゆかりの地を巡ります。
装甲列車襲撃跡
ゲバラ率いる革命軍が襲撃した16両の政府軍の「動く要塞」と言われた装甲列車が、今は革命史を静かに伝えます。ここでの戦いが革命勝利への大きなきっかけとなりました。
カルメン教会、ビダル公園の市庁舎
夕食 レストラン「CAFE DEL ORIENTE (カフェ・デル・オリエンテ)」にて
とても良い雰囲気のクラシカルなカフェレストラン ★★★★★
レストランの外観と1階のバーフロア
2階のレストランフロア
オリジナルカクテルパインジュースにラム酒が入ります。
前菜はスモークサーモン
前菜は4種から選んでいただきます。ビーフステーキ、チキンのグリル、パスタ、白身魚のグリル
この他に、デザートとコーヒーがありました。
一旦ホテルに戻った後で、オプショナルツアーの「キャバレートロピカーナショー」へ5名様とともに。
昔ながらのショーで、ラム酒を飲みながら、踊りあり、アクロバットあり、歌あり、2時間があっと言う間でした。
男性には葉巻が1本渡されます。着席するとシャンパンまたはコーラ、その後には2人に1本の割合でラム酒が出されました。カメラの持ち込みは5ペソ支払います。
◆5日目◆ 最高24℃ 最低7℃
この日は移動日。メキシコに飛びます。
昨夜にオプショナルツアーに参加された方は深夜にホテルに戻ってきたので、今朝がゆっくり目にホテルを出るのは助かります。
ハバナ → メキシコシティ
機内食はクロワッサンサンド、ナティージャ(クリーム状のデザート)、ドリンクサービスが出ました。
本日の現地通貨ペソの為替レートは、1ペソが約7.47日本円でした。
夕食 ラテンアメリカタワーの41階にあるレストラン「MIRALTO(ミラルト)」にて。★★★★
首都メキシコシティの街並みを展望するスポットとなっています。
メキシコ料理の献立は400種類以上もあるとか。日本でもメキシコ料理専門店がありますが、本場の味は楽しみですよね。
アステカスープ スープの中に揚げたトルティージャ(トウモロコシの生地を焼いたもので、メキシコの主食)もたっぷり入って、辛みが効いた味でした。
牛肉のステーキはメキシコの名物料理。美味しかった
デザートはチョコレートケーキとバニラアイスクリーム。どちらも洗練された味で大好評
41階からの夜景、写真でも見えますよね?
夕食後に、ガリバルディでマリアッチ演奏を楽しみました。バイオリン、トランペット、ギターなどを使ってマリアッチ=メキシコ音楽を奏でます。
◆6日目◆ 最高24℃ 最低8℃ 日の出7:05 日の入18:36
メキシコシティではデラックスクラスホテル「HILTON MEXICO CITY REFORMA (ヒルトン・メキシコ・シティ・レフォルマ」泊
ホテル前には公園があります。デラックス感もあり、お部屋も快適、スタッフも親切で、1泊で帰ってしまうのがもったいないホテルでした。
朝食 ホテルにてバイキング ★★★★★
さすがにヒルトンで種類が豊富ですね。
メキシコらしい料理もいっぱいありました。ちまき風の「タマレス」はマヤ民族伝来の料理で、肉や野菜の具をトウモロコシの葉に包んで蒸したもの。「チラキレス」はトルティージョを4等分にして揚げ、ソースをかけたものです。
午前、世界遺産メキシコシティ歴史地区観光
ランテアメリカで最大規模の教会建築のメトロポリタン大聖堂。
ここは元々、先住民アステカ族の神話の最高神のひとつを祭る神殿があった場所で、征服者コルテスが1563年に破壊して、その石材で神殿を建造し、1681年に完成したそうです。
メキシコの歴史を語る上で、最も端的なスポットと言えます。
テンプロマヨール
メトロポリタン神殿の地下などにある、アステカ帝国の中央神殿跡
世界遺産テオティワカン遺跡
メキシコシティから北へ約50kmくらいのところです。紀元前2世紀頃に造られたラテンアメリカ最大の都市遺跡。8世紀頃に滅亡したと伝わります。
カメラの持ち込みは無料でしたが、ビデオは有料でした。
2番目に大きい「月のピラミッド」では上に上がれます。ここの上からの眺めがもっとも素晴らしいとか。
次の画像は、遺跡を結ぶ幹線道路の「死者の道」で約2km続きます。
世界有数のスケールの大神殿「太陽のピラミッド」。ティオティワカンの中では最大で、世界中でも3番目だそうです。
ご希望の方はフリータイムの間に、248段の階段を上って高さ65mからの眺めも楽しめます。
今回も2つのピラミッドを上られたお客様もいらっしゃいました
昼食 レストラン「GRAN TEOCALLI」にて ★★★★+0.5
バイキング料理。最初の画像の右手前は名物料理の「サボテンサラダ」。炒め物のように見えますが、この緑色がサボテンです。サボテンリキュールの試飲もありました。
自分好みの具を入れて、タコスを作ってくれます。大好評でした。
うちわサボテンの実(デザートです)。もにゃっとした感じです。
国立人類学博物館は、メキシコの古代文明の歴史が詰まっています。世界有数の規模と内容を誇る大博物館です。1階の考古学フロアだけでも、12室に分かれています。その中で、今回はアステカ室とマヤ室を見学しました。
太陽の石、「アステカ・カレンダー」はなんと円盤の部分だけで直径3.6mもあります。
「ケツアルの羽」 これはレプリカで、本物はウィーンにあるそう。
マヤ室ではマヤ族のバレンケの王墓の展示が見応えあります。バレンケの碑文の神殿から発見されたパカル王の「ヒスイの仮面」をパチリ。
メキシコ・シティの南西部郊外には、世界遺産メキシコ国立自治大学があります。
世界最大規模の壁画で覆われた中央図書館。
昨夜のホテル到着が22時ごろだったし、充実の観光内容の今日は疲れを感じつつでしたが、ガイドの説明がとても素晴らしく、皆様最後まで興味深く観光されていました。
メキシコの歴史、すごい
夕食 空港内にあるレストラン「WINGS」にて ★★★
ヌードル入りスープ、クラブサンドイッチとフライドポテト
アイスクリームとお茶
メキシコシティ→(日付変更線)→東京(成田)→羽田→大阪(伊丹)
機内食は2回出ました。途中セルフサービスでクロワッサンサンド、カップヌードル、ナッツがありました。
皆様、とても長い間、ご覧いただきありがとうございました。
キューバとメキシコは、日本からは地球の裏側くらい遠くにも思えますが、メキシコには東京から直行便です。見どころたっぷりの2か国で、短期間ではまだまだ見尽くせず、あっと言う間、でも充実の日々でした。
先住民の文化には、私たちアジア人にも通じるところも感じました。いえ、用の東西を問わず、万国共通の普遍的な何かなのかもしれませんね。
これから発展していく両国は、ひょっとすると数年先にはいろいろ変わっていくかもしれません。できるならば変化する前の現在の姿をご覧いただきたいとも思います。
2017年春から、フレンドツアーでは北・中・南アメリカなど、いままでのヨーロッパ以外のコースも多彩にラインナップしております。まだ見ぬ感動の世界旅へ
皆様の旅ライフを、フレンドツアーでお手伝いさせていただきたく、今後ともよろしくお願いいたします。
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