旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2018年5月18日
フレンドツアー 関西発
2018年3月5日出発
L216 ANAビジネスクラス利用 風の大地と白き氷河 南部パタゴニア13日間
で実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介させていただきます。
お食事は星の数で評価させていただきます。
満点は 星5つ★★★★★ となります。
2日目
晴れ/気温17°~24°C
日目は伊丹空港から、成田空港、ロサンゼルス空港で乗継ぎ、深夜にリマ到着後、空港に直結のホテルに宿泊しました。
2日目午前発、ブエノスアイレス行きの便に乗継ぐのための宿泊ですが、お風呂に入って、ホテルのベッドで眠り、身体を休める
ことができました。長い移動で中休みをとることができて良かったです。
ホテル ウィンダム コスタデルソル リマ エアポートの朝食
ブエノスアイレス行きの国際線に搭乗する前に、ホテル内のレストランでの朝食ブユッフェで腹ごしらえをしました。
このホテルでは、航空便の出発に合わせて、4:00からコンチネンタルビュッフェが用意されています。
6:00からは、通常のアメリカンビュッフェで、ホットミールも準備されていました。
評価は★★★★
ホットミールが、お惣菜コーナーのように種類が多く、充実しています。
朝から煮込み料理もあります。”グルテンフリー”食品コーナーもありました!
レストラン LA POSADA 1820 での夕食
ブエノスアイレスでの宿泊ホテル「シェラトンリベルタドール」から徒歩約5分のレストランで、アルゼンチン名物の牛肉料理を
楽しみました。1820年創業のレストランは地元で大人気で、いつも賑わっています。
評価は★★★★
前菜2種。エンパナーダは、パイ生地風のパンの中にひき肉や野菜が入った惣菜で、中南米のB級グルメとも言えます。
久々に新鮮な生野菜もしっかり食べることができました。
メインは約300gの牛リブステーキ。アルゼンチン名物のビーフステーキには定番のフライドポテトが添えられていました。
塩だけのシンプルな味付けですが、牛肉の旨みが引き立ちます。巨大なビーフステーキの後は、アイスクリームでさっぱりと
締めくくりました
3日目
晴れ/気温5°~24°C
ホテルでの朝食
ブエノスアイレスのホテル「シェラトンリベルタドール」のアメリカンビュッフェの朝食は、種類が豊富です。
評価は★★★★
午前中は、ブエノスアイレスの市内観光にご案内しました。
世界3大劇場の一つ、コロン劇場。
カテドラル メトロポリターナの内部は、大変厳かな雰囲気です。現在のローマ法王フランシスコが、大司教を務めていたことでも
有名です。
5月広場にはアルゼンチンの大統領府が有ります。壁の色から”カサローダ(ピンクの家)”と呼ばれています。
タンゴ発祥の地として有名な”カミニート地区”は、カラフルな街並みで、インスタ映え間違いなしです
昼食はお弁当で
昼過ぎの便でパタゴニアのウシュアイアへ移動する手続きがあるため、昼食は空港で幕の内弁当を召し上がっていただきました。
結構ボリュームがあり、お腹いっぱいになりました。
評価は★★★★★
南米の旅ではおなじみのラタム航空。ブエノスアイレスからウシュアイアへ約3時間で移動しました。
ちなみに、機内では軽食のサービスがありました
ウシュアイアでは、町の高台にあるデラックスクラスホテル「ロスアヤス」に2連泊しました。
外観はヨーロッパの白い城のようで、庭には色とりどりの花も咲いていて、雰囲気は最高です。
ホテルのロビーや部屋からの、ウシュアイアの町とビーグル水道の眺めは、疲れを吹き飛ばしてくれます。
ご当地ビール”ビーグルビール”もおすすめです!
ホテルでの夕食
「ロスアヤス」ホテル内のレストランで夕食をゆったり楽しみました。
評価は★★★★★
前菜はオニオンスープに、ナッツブレッド添え。さっぱりとした、酸味の効いたお味で皆様に好評でした。メインはマスのグリルにレモン
クリームソース掛けでした。黄緑色のかたまりは、アボガドとブロッコーリーのムースです。とても丁寧に調理されていて美味でした。
食器もホテルオリジナルなのは、ポイントが高いです。
デザートのレモンタルトは、メレンゲとレモンクリームの組み合わせが、意外に合っていました
4日目
曇り~雨~晴れ/気温2°~12°C
ホテルでの朝食
ホテル内のレストランでアメリカンビュッフェの朝食をいただきました。
評価は★★★★
甘いパンの種類が多かったです。
この日は終日、ビーグル水道と世界遺産ティエラ・デル・フエゴ国立公園の観光にご案内しました。
まずは、ビーグル水道クルーズに乗船するため、ウシュアイアの船着場へ向かいました。
港の近くにある ”FIN DEL MUNDO”-世界の果てーの看板。ここは、外せない撮影スポットです。
最新のカタマラン船(双胴船)でビーグル水道クルーズに出発しました!ウミウの島には大群が集まっていました。
この日は、晴天で無風だったため、カレノ島に上陸をしました!島には、先住民ヤーガン族の住居跡が残っており、それを再現した
家屋やフィギュアがありました。島から360度の眺めもご覧いただけました。
オタリアのハーレム(!)が有るロボス島にも大接近できました。静かにたたずむエクレクール灯台もご覧いただきました。
約3時間のクルーズを楽しみ、再びウシュアイアの町に戻りました。
海を泳ぐペンギンも見ることもでき、天候にも恵まれ、波も荒れず本当に良かったです。
クルーズの後、プンタ・アレーナスの町で少しのフリータイムをとることができました。
これは、テレビで紹介されて有名になった、”ヤマナ”-先住民ヤーガン族のフィギュアです。
今大人気の撮影スポットになっていおり、同じポーズで撮るのが人気だそうです
町を通るルート3号線の看板です。ブエノスアイレスへ行くよりも、南極に向かうほうが約1000kmも近いことがわかります。
レストラン GUSTINO での昼食
ウシュアイアの町でカニ尽くしの昼食を満喫しました!こちらでは”セント―ジョ”と呼ばれる南極タラバガニが名物です。
評価は★★★★★
前菜は大きな茹でセント―ジョ1杯を、3~4人で切り分けていただきました。メインはセント―ジョのほぐし身とサラダ。
こちらでは、茹でたカニを冷やして身をほぐし、レモンとマヨネーズでシンプルに味わうのが定番だそうです。
デザートはさっぱりとしたアイスクリーム盛り合わせでした。冷たい料理が続いたため、最後は暖かい飲み物をサービスしました。
午後は、世界の果て号に乗車して、国立ティエラ・デル・フエゴ国立公園を汽車で巡りました。
始発の”世界の果て駅”の改札口にも世界の国旗が飾られていました。
日本語のパンフレットが有りますが、車内の放送は、英語・スペイン語・ポルトガル語・フランス語になります。
昔、暖を取るために囚人たちが伐採した木の切り株だらけの地区もありました。
途中、マカレナ駅で給水ストップの時間をとるので、乗客は、皆歩いてマカレナの滝を見にゆきます。
終点の”国立公園駅”に約1時間で到着しました。ここで、先回りして待っていたバスに乗って、ウシュアイアの町へ戻りました。
列車とは違うルートで景色を楽しみながら町へ戻ってゆきました。
”世界の果て郵便局”では、記念スタンプを押してもらって家族や友人に投函することができます。
このあたりの木は、かなりの強風のため、幹が傾いて生えています。
ロカ湖では、湖からラパタイア川沿いに15分ほどの散策にご案内しました。
ラグーナベルデー緑の湖が、車窓から見えました。
ラパタイア湾には看板が。アラスカから南下してきた”パンアメリカンハウイウェイ”(ここではルート3)の終点になります。
この湾の先がビーグル水道です。
何度も言ってしまいますが、この日は、本当に天気の良い、穏やかな一日で、爽やかに観光ができました!
ホテルでの夕食
ホテル「ロスアヤス」内のレストランで夕食をいただきました。
評価は★★★★
温野菜のサラダはカポナータ風で、ボリュームがありました。夕食のローストポークのスィートポテト添えもたっぷりの量でした。
デザートのティラミスは美味しいかったです。
5日目
晴れ~曇り/気温4°~12°C
部屋からの、夜明けのウシュアイアの町とビーグル水道の眺めです。
7:00前から徐々に明るみ初め、7:20頃には美しい日の出をみることができました
眺めの良いお部屋で皆さまにお泊りいただけて、本当に良かったです。
この日はウシュアイアから、マゼラン海峡で国境を渡って、チリのプンタアレーナスへ大移動する一日でした。
ウシュアイアは南アメリカ大陸南部の、フエゴ島に有り、この島を北上し、海峡を渡って、大陸に渡ります。
フエゴ島の美しい山岳地帯を走り抜けてゆきました。
今日も快晴で、アンデス越えの絶景を、車窓から楽しむことができました。
ガリバルディ谷とガリバルディ峠(約430m)。峠ではフォトストップしもらいました。
エスコンディド湖が眼下に広がります。ファニャ-ノ湖も見えました。
アンデスを超えると、景色は一気に草原に変わりました。
ここら、右には南大西洋が見え、左右にクアナコや牛などの動物を見ながら北へとドライブをしました。同じような景色が続きます。
レストラン TANTE SARA での昼食
道中、大西洋岸の町リオグランデの町で昼食をいただきました。ひたすら走って、やっと町に着いた、という感じです。
評価は★★★★
野菜のエンパナーダ。メインはニョッキまたはチキンとパンプキンのオーブン焼きからのチョイスメニューでしたが、どちらも
ボリュームが大きく、完食できないぐらいの量でした。デザートはフルーツサラダでした。
サンセバスティアンという町がアルゼンチンとチリの国境になります。
アルゼンチンとチリ両方の事務所でパスポートにスタンプをもらいました。
チリ入国手続きでは、スーツケースのX線のセキュリティーチェックも受けました。
マゼラン海峡をバスごとカーフェリーに乗船して渡りました。約20分でフエゴ島から南米大陸に渡ります。渡し船の感覚です。
船内には座席やカフェ、お手洗いがあります。上階にはデッキもあり、海峡の景色を楽しむこともできます。
この日は風もなく穏やかな海峡でした。
ホテルでの夕食
長い1日の移動が終わり、プンタ・アレーナスのホテル「カボ・デオルオス」内のレストランでの夕食をいただきました。
評価は★★★★
セントージョ(カニ)のグラタン風は、ちょっと塩分強めでした。メインはチリ産サーモンのシュリンプソース掛け、またはリゾットからの
チョイスでした。サーモンはかなり厚めのものがドン!と出ました。。
デザートはカラファテの実とケシの実のアイスクリームで、パタゴニアらしい1品でした。
6日目
曇り~晴れ/気温4°~16°
ホテルでの朝食
ホテル「カポ デ オルオス」のアメリカンビュッフェは一般的なスタイルで、一通りの食事が揃っていました。
生野菜は大胆なカットで、びっくりしました。
評価は★★★★
ゴロゴロの生野菜にビックリ。ワイルドに食します。
ホテル前の広場には、マゼラン海峡を発見した冒険家マゼランの像がありました。
プンタ・アレーナスから船でペンギン営巣地のマグナレーダ島に出発しました。
最新式のカタマラン(双胴船)で、約1時間で島に到着しました。
船内では、スナック菓子、チョコバー、ジュース、果物とミネラルウォーターのサービスがあって、至れり尽くせりのクルーズでした。
ペンギンコロニーのあるマグダレナ島の看板。この島は約12万羽のマゼランペンギンのコロニーとして有名です。
島内では、見学用に設けられた遊歩道を1周します。赤い灯台の中にお手洗いもあります。
この時期は子供達が巣立った後で、2羽で連れ立ってまったりと過ごしているカップルを多く見かけました
ほのぼのとした感じで、かわいいので、見飽きません。お客様も大満喫されました!
ランチボックスの昼食
午前のマグダレナ島の観光後は、トーレス・デル・パイネ国立公園まで長距離の移動となり、食事のできる町がほとんどない道を
ひたすら走るため、ボックスランチを車内で召し上がっていただきました。
評価は★★★★
ターキーとレタスとクリームチーズ入りのサンドイッチ、フライドチキンとチーズ入りサラダ、ミックスナッツ、チョコバー、リンゴ、
ジュース、ミネラルウォーターで、軽食と言えど充実の内容でした。特にサラダは美味しくて好評でした。
移動の途中、ミロドンの洞窟にも立ち寄りました。約1万年前に絶滅したミロドンの骨が発見された洞窟です。
地形の成り立ちがユニークで、一見の価値があります。化石を基に復元したミロドンの像も有ります。
プンタ・アレーナスから約340㎞を走って、ようやくチリ側のパタゴニア観光の中心地、トーレス・デル・パイネ国立公園に
到達しました。国立公園のゲートを入場して、国立公園内にある数少ないホテルの一つ、「ラゴグレイ」に到着しました。
「ラゴグレイ」ホテルは、グレイ湖に面していて国立公園内の観光にはベストのロケーションです!
フロントのある本棟と宿泊棟に分かれていますが、客室やロビーからは、パイネ山系の絶景を楽しめます。
部屋も新しく、清潔で快適な山岳リゾートで2連泊を過ごすことができました。
ホテル での夕食
「ラゴグレイ」ホテル内の眺めの良いレストランで夕食をいただきました。
夕食は4コースで、食前酒のピスコサワーと、食後の飲み物もサービスされました。
評価は★★★★
スィートポテトスープとサラダ。サラダにはサ-モンのすり身が付いていました。
海ナマズのフィレ。メインは他にビーフブルギニョンとパスタのチョイスもありました。デザートはエクレア。
7日目
曇り~晴れ/気温7°~23°
ホテル「ラゴグレイ」の朝食
ホテル内のレストランのアメリカンビュッフェ。シンプルに見えますが、国立公園内のホテルの中では評価の高い内容です。
評価は★★★★
この日は、終日、トーレス・デル・パイネ国立公園の観光で、パタゴニアの大自然を楽しみました!
ホテルから小型ボートに乗って、双胴船の出発する船着場まで移動しました。安全のためにライフジャケットを着用します。
船内では、英語・スペイン語・ポルトガル語・フランス語のアナウンスだけのため、お客様のために特別にマイクを借りて日本語で
ご説明をしました。90人乗りの船の内部。デッキからの眺めも最高です。
遠くに見えていたグレイ氷河にどんどん接近してゆきます。
違う角度から氷河が見えるように、3カ所でストップしてくれました。見事な眺望を満喫しました!
約3時間のクルーズでグレイ氷河とパイネの大自然を堪能できました。天気も何とか持ちこたえました。
ホテルでの昼食
クルーズの後、一旦ホテルに戻り、昼食をいただきました。
評価は★★★★
パンは数種の中から選べます。前菜はブロッコリーのスープでした。
メイン料理は3種類の中から選びました。順にパスタ、サーモン、ターキーです。デザートはチョコレートケーキのベリーソース添え。
午後は、トーレス デル パイネ国立公園内の見どころを巡りました。
アンデス山脈から続く山岳湖水地帯は、夏のレジャーシーズンに当たります。
雪を抱いた頂きと、美しい湖の風景を楽しむことができました。
ペオエ湖はクリーミーなエメラルドグリーンの湖面の色が印象的でした。
ノルデンショルド湖とアマルガ湖。背後にはパイネグランドとクエルノスデルパイネの山々が身近に迫っています。
特徴的な流れのパイネの滝。背後にはトーレスの山並みが続きます。
国立公園内には、グアナコ、羊、ニャンドゥー等の動物が多く生息しています。
パイネ国立公園のランドマークとも言える、名峰トーレスデルパイネの峰。尖った峰々を岩の塔と呼んで名付けられました。
雲が先端にかかってしまいましたが、神秘的な姿です。
ペオエ湖からノルデンショルド湖へと流れ落ちているパイネの滝で、最も落差の激しいサルトグランデへは、駐車場から
片道約15分のミニハイキングで訪れました。落差は10mほどしかありませんが、水しぶきを上げる滝と山々の景色は圧巻です。
滝への道は多少の登り下りは有りますが、歩きやすい道でした。
天気も良くなり、風も強くなく、絶好の観光日和でした!
ホテル での夕食
ホテル「ラゴグレイ」のレストランで夕食をゆっくり楽しみました。夕食は4コースで供されます。
評価は★★★★
前菜はメルルーサのスープと、マスのセビーチェ。メルルーサのスープは日本人には珍しい味。セビーチェは酸味が効いて
さっぱりしていました。
メイン料理は3種から選びます。前日の夕食とは若干変わっています。順にポーク、海ナマズ、パスタ。デザートはパブロワでした。
8日目
曇り~晴れ/気温5°~14°C
この日は、国境を越えて、チリ側からアルゼンチン側のパタゴニアへと移動しました。
出発前にホテルから見た、最後のパイネグランデの山々。
道中、牛・グアナコやコンドルなどの群れをたくさん見かけました。
国境で、まずチリ側で出国手続きをしました。事務所でパスポートにスタンプを押してもらいました。
次にアルゼンチン側の事務所でもパスポートチェックを受け、入国の手続きをしました。
通常はスーツケースの検査もあるのですが、今回は荷物を開けての検査はされませんでした。
アルゼンチン側の国境看板。
レストラン CHALI AIKE での昼食
アルゼンチンに入って、エスペランサの町の郊外にある農場レストランで昼食をいただきました。
評価は★★★★★
レストランでは、私たちの昼食用の仔羊を朝からじっくりと炭火焼きにし、スタンバイしてました
野菜スープは家庭料理のなんだかなつかしい味で、ほっこりしました。サラダは取り分けスタイルでした。人参が甘くて好評でした。
メインのコルデロアサード(子羊の炭火焼)も取り分けスタイルで出てきました。アサードに使う名物のパタゴニアラムは、
天然の草だけを食べて育った生後1年以内の仔羊なので、臭みが全くなくて美味しいのです。皆様ぺろりと平らげられて、
肉のお代わりをしてもらいました!
デザートはなつかしい味わいのホームメードケーキでした。皆様食べ過ぎのため、胃腸のための自家製リキュール(左グラス)を
食後酒としてサービスしてくださいました。
そして、食後は、オーナーが1907年から続く農場の案内をしてくださいました!
3代目オーナーのゴンサロさんが、農場の歴史や皆の働きぶりを説明した後、デモンストレーションを見せてくださいました。
まず、牧羊犬のボーダーコリー、ルナちゃんによる羊の追い込みです。高齢のため、現役引退したルナちゃんですが、
見事な追い込みを披露してくれました。
次に、羊の毛刈りの実演も。たったの4分できれいに毛刈り終了です!
食事だけでなく、思いがけず現地の人や生活にも触れることができて良かったです。移動だけではない、充実した1日となりました
カラファテのホテルでの夕食
長い移動の後、夕刻カラファテの町に到着しました。
ホテルのレストラン”LA POSTA”で夕食をいただきました。
評価は★★★★
レストラン”LA POSTA” はホテルの別棟になります。町の有名店で、現地の一般客も多い人気のレストランです。
前菜はエビ入りのセビーチェ風のマリネ。パンプキンムースの上にセビーチェが載せてあります。
メインはサーモングリルと温野菜。サーモンも分厚いですが、巨大な温野菜には更にビックリしました。
デザートは大きなリンゴがゴロゴロはいいたアップルパイのアイスクリーム添えで、お客様に好評でした
9日目
曇り~晴れ~雨/気温3°~17°C
ホテル の朝食
ホテル内のレストラン”LA POSTA”でアメリカンビュッフェをいただきました。
評価は★★★★
ここも甘いパンの種類が多いです。野菜スープはぬるくなっていて残念でした。
この日は、アルゼンチン側のパタゴニア、世界遺産ロス・グラシアレス国立公園の観光にご案内しました。
カラファテの町が面するアルヘンティーナ湖に沿って、ペリトモレノ氷河に向かいます。
湖と背後のアンデスの山々がクリアに見えました。
ロス グラシアレス国立公園に入ると、まずロス ススピロス展望台で写真ストップをとりました。中央奥のほうにペリトモレノ氷河が
見えました。この光景があまりにも美しいため、”ロス ススピロス-溜息-の展望台”と呼ばれています。
駐車場から徒歩で、遊歩道を散策し、ペリト・モレノ氷河をたっぷり観光しました。
氷河の対岸の遊歩道です。周辺は既に初秋の気配が。ノトロの花も咲いていました。
上り下がりのある遊歩道を約2時間歩いて観光しました。
1週間前に、2年ぶりに起こったアーチ大崩壊の跡も見ることができました。
本日は、散策中に大崩落1回、ミニ崩落は4回も見ることができ、たいへんラッキーでした!
国立公園内のレストラン LOS NATIVOS での昼食
レストランからも氷河が見えます。今回は、カラファテのカクテルと、ビールまたはワイン、ミネラルウォーターまたは炭酸ドリンク、
コーヒーまたは紅茶と、全ての飲み物が付いていました。
評価は★★★★★
レストランからペリト・モレノ氷河を望みました。左がカラファテの赤いカクテルです。前菜はエンパナーダ2種。ラム肉とコーンの
二種が出てきました。コーン入りは、好評でした。
メインは牛肉の煮込み。アルゼンチン版肉じゃがといった感じで食べやすい味付けでした。お鍋の容器もかわいらしい。
デザートはアルゼンチン名物ミルクジャムを使った”ドゥルセ デ レチェ ムース”です。
アルゼンチンではミルクジャムを使った、とっても甘いデザートやお菓子が多いです。
午後は、クルーズでペリト・モレノ氷河を更に観光しました。
約1時間の双胴船でのクルーズで、氷河の間近まで接近してゆきます。
午後はあいにくの曇り空でしたが、ミニ崩落をみることができました
今までになく、パタゴニアらしい風の大変強い1日でしたが、ペリト・モレノ氷河を満喫できました!
ホテル ポサーダ ロスアラモスの夕食
ホテルのレストラン”LA POSTA”で夕食をいただきました。
評価は★★★★
野菜のポタージュスープはどろっとしすぎていて、賛否両論でした。チキンロールは中にしっかり詰め物がはいっていて、
美味しかったです。デザートはパルフェ。毎回デザートの盛り付けは凝っています。
10日目
晴れ/気温7°~23°C
午後の便で、ブエノスアイレスに移動するので、午前中はご自由にお過ごしいただきました。
散策をされたり、ショッピングも楽しむことができて、お客様に喜ばれました。ホテルのお部屋も12:30まで使うことができました
ホテル ポサーダ ロスアラモスでの昼食
空港への出発前に、ホテルのロビー内のカフェで昼食をいただきました。昼食は3コースでした。
評価は★★★★
前菜は温野菜のミルフィーユ、クリームチーズ掛け。丁寧に調理されたミルフィーユは芸術的でした。
メインはローストポーク。巨大な肉が出てきました!付け合わせのマッシュルームが大好評でした。
デザートはフルーツサラダですが、量が多かったです!でも中身はすべてフレッシュフルーツです(缶詰ではないですよ)。
午後のラタム航空でブエノスアイレスには、夜8時前に到着しました。
ちなみに、機内では軽食と飲み物サービスがありました。
ご宿泊ホテルは2日目と同じ「シェラトンリベルタドール」に戻ってきました。
この日は、フレンドツアー南米周遊13日間(L195)も同じホテルに泊まっていました。
ホテル シェラトン リベルタドールでの夕食
遅めのホテル到着でしたので、ホテル内で食事ができるのは助かります。
評価は★★★★★
前菜のカプレーゼサラダはメイン料理並みのボリュームです。食べ易いのでついつい全部食べてしまい、既に満腹感が・・・・。
メインは野菜のラップ包みとサラダ。お腹はいっぱいですが、お野菜が美味しくて、完食してしまいました!
デザートは、アルゼンチン名物の”ドルセ デ レチェ ムース”が再登場しました。あまりにも甘く、お腹もいっぱいで、
最後まで食べることができませんでした。
11日目
晴れ/気温12°~29°C
いよいよ南米を発つ、最後の日となってしまいました。
朝の便で、チリの首都サンティアゴへ移動し、深夜のラタム航空でロサンゼルスへ向かいます。
長いと思った13日間のパタゴニアの旅もとうとう終ろうとしています。
朝食を済ませ、ブエノスアイレスのアエロパルケ空港へ向かうバスから、昇る朝日が見えました。
海のようにみえるのはラプラタ川で、このあたりの川幅は約45kmもあるそうです。
ラタム航空で、チリの首都サンティアゴに昼過ぎに到着しました。
機内では、サンドイッチとアルファフォーレスに、飲み物がサービスされました。
”アルファフォーレス”は南米のお菓子で、あのドゥルセ デ レチェ(ミルクジャム)がたっぷり挟まれています。
午後は、サンティアゴの観光にご案内しました。
バスの車窓から中央駅、サンフランシスコ教会、イタリア広場、南半球で2番目に高い高層ビル”スカイコスタネラ”、サンクリストバルの丘、サンタルシアの丘等を観光しました。
憲法広場にあるモネダ宮殿は、元造幣局で、現在は大統領府となっています。
市内中心のアルマス広場には、左から中央郵便局、国立歴史博物館、市庁舎といった主要な建物が並びます。
黄色い建物の歴史博物館を入場観光しました。
大聖堂カテドラル
外観も見事ですが、それ以上に素晴らしい内部の装飾も見応えがありました。敬虔なカトリック教国ならではです。
レストラン EL GALEON での夕食
ツアー最後のお食事となりました。
チリの胃袋、中央市場は海鮮物のお店で賑わっています。今回のレストランはその市場のすぐ前、
市場で仕入れた新鮮なシーフードを使った料理で有名なレストランです。
評価は★★★★★
お料理はチョイスできて、その点でも高評価でした。
前菜は、エビのアヒージョまたはアワビとポテトサラダから選びました。どちらのお料理も美味しいのですが、
巨大アワビ以上にポテトサラダが大好評でした。
メイン料理はサーモン、オオナマズ、スズキの魚3種からのチョイスでした。
これは私の選んだスズキのグリルですが、とてもシンプルで、塩とレモンでさっぱりといただきました。
デザートはフルーツサラダで、南米の新鮮なフルーツが盛り合わせられていました。
南米のボリュームの大きい食事の後は、この生フルーツのサラダが本当にピッタリです!
チリらしいシーフードを楽しんだ後は、空港に向かい、ロサンゼルス乗り継ぎで、日本に向け帰国の途につきました。
長いように感じたパタゴニアの旅も、盛りだくさんの観光と体験を次々と楽しむうちに終わってしまいました。
現地の交通事情で、長い移動も有りましたが、道中で様々な景色に出会うこともできました。
そして、今回は天気の良い日が続き、パタゴニア特有の風が強い日もほとんどなく、観光もしっかり満喫できました。
日本から南米へは、飛行機で長時間・長距離の移動があるので、どうしても長旅になってしまいますが、
たどり着いた先では、美しい絶景や雄大な自然に触れることができ、
ヨーロッパとはひとあじ違う感動を味わうことができることでしょう!
フレンドツアーの南米方面コースで、新たな世界をお楽しみください!
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