旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年11月 5日
チェスターの朝
さすが英国 朝からポテトが
用意されています(^^♪美味しい!
スクランブルエッグ・目玉焼き
卵も豊富です(^^)/
英国は、ハム類がとても美味しいですが、
果物は豊富でも、野菜がないわね・・・
お客様のご意見です。
ヨーロッパ人は、朝から野菜を
食べる習慣はありませんね~
英国のりんごは❝自然栽培❞なので
小さいですが、皮のままでも安全です。
英国は「失われた経済成長」が、
今後5年は続くと言われていますが、
チェスターのホテルの朝食会場には
観光客の方よりも、ビジネスマンに
多く出会いました。
ホテルの玄関
英国風の庭は、整然として美しいです(^^)/
ホテルの庭に立つ英国建築の別館
レゴブロックのお家みたいで、可愛い!
ホテル前の豊な田園風景
2日目は、チェスターから日帰りで
湖水地方を訪ねました♬
チェスターからバスで約2時間
湖水地方にあるHAVERTHWAITE駅に
到着。ここから蒸気機関車に乗ります♬
HAVERTHWAITE駅の正面玄関
とても可愛らしい駅です。
こちらは線路側です。
線路に沿って小さなカフェやトイレも
あります。
線路の向こうに見える赤いプレートには、
駅名❝HAVERTHWAITE❞と書かれて
います。
蒸気機関車が入線してきました♬
機関車の窓には、私たちのグループ名
❝MIKI❞というプレートが置いて
ありました。予約席です(^^♪
蒸気機関の乗車時間は18分間(^_-)-☆
❝あっという間❞にLAKE SIDE駅に
到着。ここからクルーズ船に乗り換えて、
WINDERMEREに向かいます♬
湖を渡る風を受けて、ボートは
大きく揺れることもなく、湖面を
静かに行きました。爽やか♬
ピーターラビットの作者「ビアトリクス・
ポター」は、十代のころ、家族と夏を
湖水地方で過ごしました。これが後に
ポターと深いつながりを持つ湖水地方との
最初の出会いとなりました。
約30分のクルーズをお楽しみいただいた
後、WINDERMEREにご到着。
写真奥の建物は、クルーズ船の駅舎です。
お昼ごはんはWINDERMEREの
お洒落なレストラン❝MACDONALD
OLD ENGLAND❞にて。
前菜のザリガニときゃべつのバゲット
メインはドーバー海峡で獲れた
白身魚のグリル
さっぱりとしたお味です!(^^)!
デザートは英国風ティラミス
日本人の私たちには少し甘すぎますね
(苦笑)
夏の湖水地方は、欧米からの観光客で
とても賑わっていました。
アジア人は私たちだけ?と思うほど
少なかったです。
お昼ごはんをいただいたWINDERMERE
からバスで約30分、RYDALにある
湖水地方をこよなく愛した英国詩人
ワーズ・ワースが晩年を過ごした家に
到着しました。
ライダル・マウントと呼ばれるワーズワースの
家は、決して豪華ではありませんが、
ぬくもりが伝わって、穏やかな気持ちに
なります(^^♪
居間からは庭が眺められます。
ゆったりとした時間が過ぎてゆきます。
16世紀建築の古い農家の建物を
ワーズワースが買い取り、
改築して、ワーズワースと家族が暮らした
当時のままの状態で保存されています。
天蓋付きのベットは、ゴージャス感
ではなく、素朴さと温かさが
伝わってきます(^^♪
ワーズワースは
「もし詩人になっていなければ、庭師になっていた」
と言うほど、造園に長けた人物でした。
自然のままの姿が残る庭園は、
彼自身が設計したといわれ
18,000㎡にも及ぶ広大なお庭です♬
この日のお夕飯は、チェスターに
戻って、ホテル内のレストランで
いただきました。
メインのビーフストロガノフが
あまりに濃い味で、お叱りを
いただきました(涙)
3日目はチェスターの街中散策から
始まりました。
白と黒のチューダー様式の建物が並ぶ
街並みは、ヴィクトリア朝を彷彿と
させます。
この写真は、全長3kmに渡って
街を囲んでいる城壁の上から
撮影しました。
チェスター大聖堂
朝はまだ内部に入場することは出来ませんが、
外からでも、ノルマン様式からゴシック
様式まで、さまざまな建築様式の
融合が見られます。
チェスターの市庁舎
320年前に建てられた古い市庁舎は
火事で焼失し、今の姿は160年前に
砂岩を使って建て直されたものです。
チェスターからバスで約40分
LLANGOLLENというディー川沿いの
町に到着しました。
世界遺産に登録されている
ポントカサステ
ポントカサステ水路橋は1805年に
トーマス・テルフォードが設計した、
運河をそのままボートで渡ることが
できる橋です。産業革命の全盛期、
石炭などの物資を運ぶ際に細長い船が
主として使用されましたが、
船での運搬は高低差のある場所に
対応できなかったことから、
この水路橋が生まれました。
陶器の町ストークオントレント
にあるウエッジウッドのファクトリーに
到着♬
この日のお昼食は、ウエッジウッド
ファクトリー内のお洒落なダイニング
ホールで、アフタヌーンティーを
お楽しみいただきました♬
ダイニングホールはロイヤルブルー
に彩られ、優雅さが漂います(^^♪
公式ショップには、すでに
クリスマスのオーナメントが
並べられていました(^^♪
ウエッジウッドには、たくさんの
シリーズがありますが、
一番有名なシリーズは、英王室ご用達の
ジャスパーでしょうか?!
アフタヌーンティーの器は
すべてウエッジウッドです!
この日は、当該ツアーの
英国手配会社の支店長さんも
同行されました。
ウエッジウッドファクトリー内
には、アウトレットも併設され
ています。
ウエッジウッドファクトリー
からバスで約2時間、夕方17:15に
ストラトフォード・アポン・エイボン
の郊外にある元荘園領主の館
(今はホテルになっています)に
ご到着。
お夕飯は館のダイニングにて。
お夕食のメインは、ポークロイン
お肉もさることながら、
この国は、付け合わせのじゃがいも
が、美味しい!
お客様のご意見です(苦笑)
デザートはチーズケーキでした。
上品なお味です。
朝食の風景
英国の朝は、ハッシュドポテトや
手作りジャムが美味しいです(^^)
貴族の館での朝は、ゆったりと
過ごせます。
朝の散歩風景
晴れ渡る空に往時を思わせる館が
静かにたたずんでいました。
昔の荘園領主の館で過ごした2泊は、とても
穏やかな時の流れでした。
今日は、ストラトフォード・アポン・エイボン
から日帰りでコッツウォルズ地方を
訪ねます♬
ストラトフォード・アポン・エイボン
からバスで約45分
BROADWAY村の近郊に広がる
ラベンダー畑に到着♬
目の前に広がる一面の紫。
イギリスはいつもどんよりした曇り空
というのが一般的なイメージ。
近年は、異常気象のためか、夏は
好天気が続き、気温も30度近くまで
上がる日もあるイギリス。
澄み渡る真っ青な空の下に続く
紫色の花畑は、その芳香とともに、
爽やかさを感じさせてくれます。
ラベンダーは、イギリス人の暮らしに
最も身近なハーブのひとつなのです。
ちょっとした❝かすり傷❞等には、
薬よりも、ラベンダーの
エッセンシャルオイルを
つけるのは、英国一般家庭の日常です。
ラベンダーファームには、
マーガレットコスモスの花も
咲き乱れていました!(^^)!
赤い花は、アマポーラです♬
花言葉は「癒やし」「思いやり」
「感謝」「慰め」
ラベンダー畑の村からバスで約1時間
コッツウォルズ地方のにある
「英国一美しい村」BYBURYにご到着。
村のシンボル的存在のレストランSWAN
にて、お昼ごはんを召し上がって
いただきました。
写真は、前菜のチキンパテ
臭みがなく、とても美味しかったです♬
メイン料理は、イギリスで最も古い鱒の養殖場で
獲れた鱒のグリル。とても新鮮でした!
デザートは、リンゴとブラックベリーの
クランブル。見た目より、美味しく、
英国らしさを感ずるデザートです!
テムズ川の支流であるコルン川では、
優雅に泳ぐ白鳥や黒鳥に出会いました♬
BYBURY村のアーリントン・ロー地区の
中世に建てられた石造りの家屋は、
素朴ながらも歴史が感じられ、
タイムスリップ感たっぷりです。
石造りの家屋が軒を並べる物静かな空気を
伝える一角。
イギリスのパスポート表紙の内側にも
描かれている風景です。
1971年に昭和天皇がヨーロッパ旅行中に
バイブリー村に滞在していたことから、
特に日本人観光客がよく訪れる場所と
なりました。
バイブリー村は、14世紀頃に造られた
はちみつ色の家が特徴で、
おとぎ話の世界のような可愛らしく美しい
村並みが広がります♬
のんびり、平和な昼下がりです・・・
バイブリー村を出発して約1時間
BOURTON ON HILL村に到着。
名前の通り、小さな丘に村があり、
遠くまで景色が見下ろせる美しい村です。
村の一軒の邸宅を訪ねてみました!(^^)!
邸宅内はプライベート領域で、
中に入ることが出来ませんが、
とても手の込んだ英国庭園を堪能
することができました♬
この❝ニジニジ❞と曲がる
マフラーの様な木が、とても可愛く
目立っていました!(^^)!
人の手で緻密なデザインがなされているにも
かかわらず、まるで自然風景のように
作庭されるのが英国風庭園です。
様々な花を自然に咲き乱れているように
表現している「コテージガーデン」は、
18世紀に確立されたそうです。
館の中は見学不可でしたが、今も
紅茶をたしなみながら、静かな領主の
生活が営まれているのでしょう・・・
ストラトフォード・アポン・エイボンに
15:30ごろ帰着。
自由行動時間に、街の外れにある
シェークスピアのお墓がある
ホーリートリニティ教会を、
全員で訪ねました!(^^)!
お夕飯の前に、
ストラトフォード・アポン・エイボン
の中心街で1時間ほど自由行動を
とっていただき、お買い物を
楽しまれていました!(^^)!
お夕食は、街中にある有名店
「white Swan」にて召し上がって
いただきました。
前菜はそら豆のスープ
メインはビーフステーキ 英国風
お肉は確かに固いのですが、うま味が
あります♬
デザートは、
スティッキートプディング
英国を代表するスイーツです。
スポンジには、デーツが練りこまれて
います。
この日は、レストランで地元の
カップルの披露宴が行われており、
音楽がガンガン聞こえて、
煩かったです(苦笑)
5日目
ストラトフォード・アポンエイボンに別れを
告げ、バスで約30分で
チッピングカムデンに到着。
今回、コッツウォルズ地方を
訪ねるというテーマでは、
最後の訪問地となりました。
かつて毛織物業で発達し、
マーケット・タウン(中世時代、
市場を開設する権利を有していた町)
として栄えた町です♪
ハイストリートには、14世紀から
17世紀のエレガントなテラスのある
建物が未だに保存されています。
コッツウォルズ地方を後にして、
バスで約2時間
首都ロンドンの西34kmに位置し、
英国王室の公邸〝ウインザー城〟と
名門イートン校があることで
有名な街、ウインザーに到着。
お昼ご飯は、テムズ川の側の
レストランにて。
前菜は、ソテーしたマッシュルーム
とアスパラガスのバゲットのせ。
濃厚なお味!
メインはフィッシュ&チップス
ガイドさんと打ち合わせを
しながら、いただいたので、
写真を撮り忘れました(涙)
サッパリとした油が使われており、
とても美味しかったです!♬
写真は、デザートのプロフィッテロー
です。
お昼食後は、今日の観光のメイン
ウインザー城を訪ねました(^^♪
ウィンザー城は、王族の邸宅として
1000年近くの歴史がある、
居城としては世界最古・最大の宮殿です。
世界中の観光客で混雑してます!
本日はガイドさんの計らいで、
『聖ジョージ礼拝堂』の見学も
できました!!
崩御されたエリザベス女王の
亡骸にもお会いしました。
ウィンザー城の門をくぐって
最初に見えてくるのが、
ラウンド・タワー。
お城というよりは、要塞ですね。
タワーの上に王室の旗が上がって
いるときは「女王はウィンザー城に滞在」
のしるし。
ウインザー城見学後は、
バスで約1時間半、渋滞もあり、
最終訪問地ロンドンに17:15到着。
優雅な老舗ホテルROYAL HORSE
に2泊滞在しました(^^♪
ホテル内のメインレストランにて
お夕食をいただきました♪
前菜は今流行りのキヌアのサラダ
メインはチキンのグリル
デミグラスソース和え
柔らかく、臭みも無く、
高級なお肉でした♬
デザートはクリームブリュレ
大変上品なお味でした(^^)/
6日目の朝
ホテルROYAL HORSEの朝食風景
朝食のお部屋からは、目の前に
ロンドンアイが見えました♬
6日目 午前中はロンドン市内
観光へ♬
ホテル極近のEmbankment 駅
から、水上ボートに乗って
タワーブリッジを通過♬
テムズ川から見るロンドンを
満喫しました♬
ロンドン塔に到着。
約1千年前に建てられた
ロンドンを守る要塞です。
ロンドン塔内部は訪れませんでしたが、
この近くでトイレ休憩を取りました。
トイレチップは現金では支払えず、
クレジットカード払いでした!!
ヨーロッパはキャッシュレスが
進んでいます!
ロンドン塔からは、専用バスに
乗車していただき、ロンドン
市内を巡りました。
ウエストミンスター寺院です。
王室の重要行事に多々使われて
います。
ウエストミンスター寺院の前庭
からは、ビックベンも見えます♪
バッキンガム宮殿では、
衛兵交代の時間に間に合いました!
衛兵交代式の歴史は古く、500年
以上前に始まったと言われています。
バッキンガム宮殿
約1万坪の敷地を誇り、
部屋総数775である。
宮殿に勤務する人は約450名、
王室の方々が実際お住まいになっている
宮殿ですが、
現在では、例年7月下旬から
9月下旬の約10週間の間に
限り一般入場が可能となっている。
宮殿裏の西側に広がる庭園
庭園の隅には、お土産屋さんの
建物があり、多くの方が、
メモリアルグッズを買われて
いました♬
午後からは自由行動となりました♬
ほとんどの参加者の方と共に
ロンドン名物〝中華街〟で
お昼ご飯をいただきました(^^♪
日曜日のため、ものすごく
混んでいました!!
中華料理をいただいた後は、
ご希望者を、
大英博物館にご案内しました♬
帰国日も、午前中は自由行動を
楽しんでいただけました(^^♪
夜便のメリットです。
ホテル近くのナショナルギャラリー
を訪ねたり、遠くグリニッジまで
行かれた方もありました。
帰国の途につく前に、
ホテルの前庭にて、ロンドンに
お別れをしました。
フレンドツアー
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ミクロネシア