旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年7月22日
フレンドツアー 関西発 2024年6月16日発
エミレーツ航空利用
歴史薫る古都と美しき村々をめぐる麗しの英国11日間
【コースコード:FE127】
で実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介いたします。
お食事は★の数で評価させていただきます。満点は星5つ★★★★★となります。
1~2日目 大阪~ドバイ~グラスゴー~エジンバラ
深夜、関西空港よりEK317便にてドバイへ。(10時間5分)
翌朝、ドバイで乗継ぎEK27便にてイギリス、グラスゴーへ。(7時間20分)
グラスゴー到着、入国手続き後、スコットランドの首都エジンバラへ。
夕食:ホテル内レストラン
サラダ、スープ、メイン、つけあわせ、デザートのビュッフェでした。シンプルな内容でしたが、長い空旅の後で量や時間を各自調整できてよかったです。
評価は星3つ★★★です。
宿泊:HOLIDAY INN EDINBURGH ZOO
3日目 エジンバラ
朝食:ホテル内レストラン
ビュッフェスタイルのスコティッシュブレックファースト。
ブラックプディングやスコットランドならではのハギス(羊の内臓とオート麦、玉ねぎ、ハーブなどを炒めて羊の胃袋に詰めて茹でた伝統料理)もあります。
北の国でフルーツがあるのはうれしいですね。
午前、世界遺産エジンバラの旧市街と新市街の観光へ。
まず車窓よりホリールード宮殿、クィーンズパーク、ジョージアン様式の建物が特徴的な新市街をご覧いただきました。
スコットランドナショナルギャラリーに朝一番に入場します。
ラファエロ「ナツメヤシの木のある聖家族」
レオナルド・ダ・ヴィンチ「糸巻の聖母(バクルーの聖母)」 ダヴィンチと誰かの合作?
ベラスケス「卵を調理する老女」 天才画家の若き日の貴重な作品。
フェルメール「マリアとマルタの家のキリスト」 フェルメールにしては珍しい宗教画。
フェルメール「ヴァージナルんの前に立つ女」 ロンドンのナショナルギャラリーから特別に貸し出されて展示中。
ゴッホ「オリーブの木」
モネ「エプト川のポプラ並木」
ロイヤルマイルにてスコットランドの伝統衣装キルトを着てパグパイプ演奏中の男性に会いました。
エジンバラ城の堂々とした入口。
高台のクラウンスクエアにある大人気の王宮とグレートホール。
城塞のテラスから美しい風景が眼前に広がります。
昼食:OLD WEAVERY HOTEL
フェタチーズ入りグリークサラダ。
スコティッシュサーモングリル&ポテト。
スコットランドの伝統的なデザート、クラナハン。 オート麦とハニー、ラズベリー、生クリーム(またはクイームチーズ)を混ぜたものから作られます。お店によってはスコッチウイスキーを入れることもあります。
評価は星4つ★★★★です。
昼食後、フリータイムです。皆様各自思い思いに楽しまれたようです。
ロイヤルマイル沿いの聖ジャイルズ大聖堂と「国富論」で有名なエジンバラ出身のアダム・スミス像。
聖堂内のシスル礼拝堂の美しさは一見の価値があります。
エジンバラ名物の花時計。 今年のテーマはRNLI(王立救命艇協会)設立200年記念でした。
宿泊:HOLIDAY INN EDINBOUGH ZOO(連泊)
4日目 エジンバラ~湖水地方
朝食後、昔のスコットランドとイングランドとの国境の町、グレトナグリーンで休憩します。
その昔、駆け落ち結婚式が行われた鍛冶屋が今も残っています。
イングランドに入り緑に包まれた湖が点在する世界遺産湖水地方へ。
まずはウイリアム・ワーズワースゆかりの地、グラスミアへ。
昼食:WORDWORTH HOTEL
サラダ&コテージパイ(マッシュポテトでできたパイ皮と牛肉で作るイギリスのミートパイ)。 いつも美味なのに、今日はなぜか塩分がキツ過ぎて残念でした。
アイスクリームも3スクープありました!
評価は星3つ★★★です。(塩辛くなければ高評価)
昼食後、ビアトリクス・ポターゆかりの地、ニアソーリー村へ。
ポターが実際に住み仕事をしていたヒルトップ。
エントランスホール。家具の配置や装飾はすべてポターが生前指示したとおりになされています。
ポターの絵本に出てきた場所が今もそのまま残されています。
ポターが結婚後にご主人と暮らしたキャッスルコテージ。
ホークスヘッド村での散策もお楽しみいただきました。こちらはポターの夫である弁護士のウイリアム・ヒ-リスの事務所です。(ポターの原画など展示されていますが現在修復中)
ワーズワースが通ったグラマースクールも残っています。
湖水地方ではウインダミア湖を望むホテルに連泊します。
陽光あふれるテラスで皆思い思いに楽しんでいらっしゃいました。
湖畔にもテーブルセッティングされており、長い夜をゆったりと楽しむことができます。
夕食:ホテル内レストラン
ビートルートのムース。イギリスでは甘みのある、まるでデザートのような前菜も登場します。
ポークステーキ&温野菜&マッシュポテト。
ベリー&メレンゲ入りクリームムース。コーヒーまたはお茶もサーブされます。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊:LAKESIDE
5日目 湖水地方
朝食:ホテル内レストラン
冷たいコンチネンタルビュッフェと温かいものはテーブルに一人一皿ずつサーブされました。
本日は終日世界遺産観光。
まずは湖水地方の素晴らしさを広く知らしめた作家ウイリアム・ワーズワースが半生を過ごしたライダルマウントへ。
陽光降り注ぐリビングルーム。 窓際にワーズワースお気に入りの左右両利き用のチェアーがあります。
彼は庭園も自らデザインしていました。
ウインダミア湖畔の町、ボウネスにてフリータイムをお取りしました。
ワールド・オブ・ビアトリクス・ポターアトラクションを訪れた方も多かったですね。絵本に登場する動物たちの姿に癒されます。
ボウネスの中心教会、聖マルティン教会。
教会内部は誰でも入ってみることができます。
昼食:MACDONAL OLD ENGLAND HOTEL
濃厚なマッシュルームスープ。
ビーフ煮込み&マッシュポテト&キャロット。
レモンタルト&アイスクリーム。
評価は星4つ★★★★です。
午後、ウインダミア湖の遊覧を楽しみます。(約40分)
船上からレイクサイドピアそばの宿泊ホテルも見えてきます。
下船後、ハーバースウェイト駅まで観光SL列車にも乗車します。(約18分) 到着後、機関車が切り離されて車庫に戻っていきます。
夕食:ホテル内レストラン
ハムのテリーヌ、ピカリリソース添え。
タラの蒸し焼き&ポテト&温野菜。
イギリス人の大好きな甘~いスティッキートフィープディング&アイスクリーム。
評価は星4つ★★★★です。
外は21:30でもこの明るさです!
宿泊:LAKESIDE(連泊)
6日目 湖水地方~ストラトフォード・アポン・エイボン
朝食後、シェークスピアの故郷、ストラトフォード・アポン・エイボンへ。
最初に郊外にあるシェークスピアの8歳年上の奥様、アン・ハサウェイの生家へ。お庭もきちんと手入れされ昔のままに保存されています。
典型的な農家の室内をご覧いただけます。こちらはキッチンです。
昼食:WHITE SWAN HOTEL
豆とハーブのスープ。
チキンのグリルガーリックバターペッパーソース&マッシュポテト&ケール。
アップルとブラックベリーのクランブル&カスタードクリーム。
評価は星4つ★★★★です。
昼食後、文豪シェークスピアの生家へ。
シェークスピアが生まれたとされる寝室。
街中には木骨組の家も多く残っています。右側はハーバード大学の創設者の母親、キャサリン・ロジャースの家。
ギルドチャペルとシェークスピアが学んだとされるグラマースクール、さらに奥にはアームドハウス(福祉施設)も見えています。
シェークスピア一家が眠るホリートリニティー教会。
晴天に恵まれ、エイボン川沿いも多くの人がゆったりと時間を過ごしていました。
本日の宿泊は郊外の16世紀にできたマナーハウスです。
ゆったりとしたロビーラウンジ。奥にはレセプションが見えています。
メインダイニングの手前の雰囲気のいいバースペース。
夕食:ホテル内レストラン
トマトとパプリカのスープ。
ローストポーク&温野菜&フォンダンポテト。
クリームブリュレ&バタークッキー。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊:BILLESLEY MANOR
7日目 ストラトフォード・エイボン~ロンドン
朝食:ホテル内レストラン
イングリッシュブレックファーストのビュッフェでした。
マナーハウスの庭園も素敵です。
本日は蜂蜜色の村々が点在するコッツウォルズ地方をめぐっていきます。
最初に大人気の英国式ガーデン、ナショナルトラストが所有するヒドコート・マナーガーデンへ。一番美しい時期で新緑は鮮やか、花は咲き乱れていました。
昼食:CHARINGWORTH MANOR
本日の昼食はチッピングカムデン郊外のマナーハウスにて英国らしいアフタヌーンティーランチをいただきます。
二人に1セットの3段重ねのティースタンドでサーブされました。
一人分はこちらの量。サンドイッチ3種、スコーン2個(クロテッドクリームとジャムをつけていただきます)、スイーツ3種でした。
評価は星4つ★★★★です。
昼食後、コッツウォルズの村を2か所訪れます。
まずはボートン・オン・ザ・ウォーターへ。週末多くの人でにぎわっていました。
夏日で皆、涼を求めて川沿いに集まってきます。
次にウイリアム・モーリスが「英国で最も美しい村」と称したバイブリーヘ。奥に連なる家並み、アーリントンローも見えています。
小川も流れ、マスの養殖場などもあります。イギリス人に大人気のため大渋滞で25分も費やして村を後にし、一路ロンドンへ。
ロンドン到着後ホテルチェックイン、ソーホー地区のレストランへ。
夕食:BROWNS
デヴォン蟹のクランペット&ミニサラダ。
10オンス(283g)のリブロスステーキ&フライドポテト&ミニサラダ。 思ったより柔らかかったです。
チョコレートブラウニー&アイスクリーム。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊:THE CUMBERLAND
8日目 ロンドン
朝食:ホテル内レストラン
さすが大都会のホテル、いつものイングリッシュブレックファーストに加えて新鮮な生野菜やフルーツも充実のラインナップ。オムレツマンもいました。
本日は終日ロンドン観光です。
まずは朝一番で大英博物館の特別入場へ。一般のお客様が入場する前にゆったりと貸し切り状態でご覧いただけます。
入場してすぐのノーマン・フォスター設計のグレートコート。今回は皆様に1冊ずつ日本語ガイドブックもプレゼント!専門スタッフとともに古代ギリシャ部門から見学スタート。
ミノス文明の雄牛と曲芸師。
「エルギン・マーブル」として知られるアテネ、パルテノン神殿の彫刻群を贅沢に貸し切りでご覧いただきます。
貴重な彫刻の後ろからも誰にも邪魔されることなくじっくりと見ることができます。
同じくアテネにあるエレクティオンの女体像のオリジナル。
世界7不思議の一つ、トルコのハリカリナッソスのマウソロス廟の彫像。
古代アッシリアの守護獣神像。
有名なライオン狩りのレリーフ。
エジプトで発見されたロゼッタストーン。ヒエログリフ、民衆文字、ギリシャ語で書かれています。
ラムセス2世の胸像。
古代メソポタミア、ウルの王墓出土の世界最古とされるゲーム盤とサイコロ。なんと説明書きも残っています。
ルイス島のセイウチの牙から作られたチェス駒。「ハリーポッターと賢者の石」に登場する魔法使いのモデルになったといわれています。
期間限定リージェントパーク内のバラ園で有名なクイーン・メアリーズ・ガーデンへ。
どのバラも満開状態でタイミングはばっちりでしたが、もう少しゆっくりと見たかったですね。
その後、車窓よりセントポール寺院、シティー、ロンドン橋などをご覧いただきました。
タワーブリッジを渡ります。
渡った先に世界遺産ロンドン塔が見えてきます。
昼食前に再び車窓より世界遺産ウェストミンスター寺院、国会議事堂、エリザベスタワー(ビッグベン)を見ながらレストランのあるソーホー地区へ。
昼食:POPPIE'S FISH AND CHIPS
サラダ。
イギリス名物、フィッシュ&チップス。 お好みで、タルタルソース、お塩、ケチャップ、モルトビネガーをかけていただきます。
アップルパイ&アイスクリーム。
評価は星3つ★★★です。
昼食後、引き続き観光へ。イタリアルネッサンスから印象派まで厳選された絵画が揃うナショナルギャラリーにご案内します。
モネ「テムズ川と国会議事堂」 モネがロンドン滞在中に描いた作品です。
ポール・ゴーギャン「ファア・イヘイヘ」(上の作品)
ゴッホ「15本のひまわり」
ピカソ「母性」
ターナーの初期作品「カレーの桟橋」
カナレット「ヴェネチア」
ラファエロ「ユリウス2世の肖像画」
ハンス・ホルバイン「大使たち」
レオナルド・ダ・ヴィンチ「岩窟の聖母」
ミケランジェロ「キリストの埋葬」
フェルメール「ヴァージナルの前に座る女」
ティツィアーノ「バッカスとアリアードネ」
ヤン・ファン・エイク「アルノルフィーニ夫妻像」
観光の最後にバッキンガム宮殿にて写真ストップ。
宿泊:THE CUMBERLAND(連泊)
9日目 ロンドン
本日は終日フリータイムです。
皆様街歩きやショッピング、近郊のグリニッジ、ストーンヘンジ、キューガーデン訪問など各自思い思いに、また驚くほど精力的にフリータイムを満喫されたようでした。
ホテルの目の前のマーブルアーチのそばにひっそりとバンクシー作品があります。
世界遺産ウェストミンスター寺院は大人気、前もっての予約は必須です。行かれたお客様によると本日のチケットはソールドアウトだったそうです。
大観覧車ロンドンアイも人気のアトラクションです。30分で一回りします。
国会議事堂とエリザベスタワー(旧ビッグベン)も見逃せないスポット。
明日、天皇陛下訪英のセレモニーが行われるホワイトホールでは日英両国の国旗が掲揚されていました。
同様にホースガーズパレードが行われるバッキンガム宮殿からまっすぐ伸びるザ・マルと言われる大通りにも両国の国旗が掲げられていました。
朝早く出かけられたお客様は、ラッキーなことに、明日に向けて本番さながらのリハーサルを実際にご覧になられたようです。
宿泊:THE CUMBERLAND(連泊)
10~11日目 ロンドン~ドバイ~大阪
午後、ロンドン、ガトウィック空港よりEK16便にてドバイへ(6時間30分)。
日付が変わり、深夜ドバイよりEK316便にて帰国の途へ(8時間50分)。夕刻、関西空港到着。長い空の旅お疲れさまでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
天候に恵まれ、新緑と初夏の花々が咲き乱れるベストシーズンのイギリスを満喫していただけました。
連泊中心のゆとりのある行程で美しい景観に心癒されながら麗しの英国を巡るツアーです。エジンバラ、ロンドンでのフリータイムも楽しみです!
皆様のご参加をスタッフ一同心よりお待ちしております。
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