
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2025年9月25日
フレンドツアー 関西発
2025年8月24日
エミレーツ航空利用
歴史薫る古都と美しき村々をめぐる 麗しの英国11日間
【ツアーコード:FE127】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事、一部観光内容をご紹介します。
1~2日目 大阪~ドバイ~グラスゴー~エジンバラ
深夜、関西空港よりEK317便にてUAEドバイへ(9時間10分)。翌朝ドバイにて乗継ぎEK27便にてグラスゴーへ(7時間20分)。
到着後、スコットランドの首都、エジンバラへ。
夕食:ホテル内レストラン
シンプルな内容のビュッフェでしたが、長い空の旅の後でご自分で量を調整出来てよかったです。
前菜はサラダバーとネギとポテトのスープが用意されていました。

メインはポークとバーベキューチキンでした。

付け合わせはポテト、温野菜、チーズ入りグラタン。

デザートは、ラズベリーとホワイトチョコレート入りチーズケーキと甘~いスティッキートフィープディングでした。

宿泊:MERCURE EDINBOUGH HAYMARKET
3日目 エジンバラ
ビュッフェスタイルのスコティッシュブレックファーストです。
シリアル、フルーツ類。

ハム、チーズに加えて、イギリスでは珍しい生野菜もおいてありました。

カットヨーグルト、フルーツ類。

パンとイギリスの朝食には欠かせない薄い食パンが並んでいます。パンはトーストしていただきます。

これから毎日いただく英国風ブレックファースト。右上にはブラックプディング(血入りのソーセージ)、右下にはスコットランドならではのハギス(羊の内臓とオート麦、玉ねぎ、ハーブなどを炒めて羊の胃袋に詰めて茹でた伝統料理)もありました。

ハッシュドポテトやマッシュルーム、ビーンズ、その他目玉焼きも並んでいます。

朝食後、世界遺産エジンバラの旧市街観光へ。
ロイヤルマイルにある有名なパブ。このお店の名前は「ジギル博士とハイド氏」のモデルになったといわれる男性の名前をとっているそうです。

エジンバラ城のメインゲートから入場します。

高台のクラウンスクエアにあるロイヤルパレスの中には、スコットランド王室の王冠、王笏、王剣が展示されています。

城塞のテラスから見る美しい新市街とフォース湾の展望。

スコットランド・ナショナルギャラリーに入場。主な作品をご紹介します。
レオナルド・ダ・ヴィンチ「糸巻の聖母(バクルーの聖母)」。

ラファエロ「ナツメヤシの木のある聖家族」。

左はエルグレコ「キリストの肖像」。 右はベラスケス「卵を調理する老女」でスペイン天才画家の若き日の貴重な作品。

フェルメール「マリアとマルタの家のキリスト」。フェルメールにしては珍しい宗教画です。

レンブラント「自画像」。

ゴッホ「オリーブの木」。

カノーバ「三美神」。

新市街のメインストリート、プリンシス通りでスコットランドの民族衣装キルトを着てパグパイプを演奏中の男性に出会いました。

エジンバラ名物の花時計。今年のテーマはRNIB(英国王立盲人協会)です。

昼食:HOWIES
朝食にも出たハギス&マッシュポテト&マッシュターニップ(カブ)。

スコティッシュサーモンのグリル&ポテト&温野菜。

イギリス発祥のデザート「バノフィーパイ」はこのレストランの名物でもあります。バナナ、クリーム、コンデンスミルクを煮詰めてできるトフィーを使い、砕いたビスケットを土台にしています。

昼食後、フリータイムです。皆様思い思いに楽しまれたようです。
旧市街にある聖ジャイルズ大聖堂と「国富論」で有名なエジンバラ出身のアダム・スミス像。

大聖堂内にある有名なシスル礼拝堂の美しさに目を奪われます。

スコットランドを代表する文豪ウォルター・スコット卿の功績を称えたスコットモニュメント。

通りからは違った角度から美しいエジンバラ城も眺望できます。

宿泊:MERCURE EDINNBOUGH HAYMARKET(連泊)
4日目 エジンバラ~湖水地方
朝食後、昔のスコットランドとイングランドの国境の街グレトナグリーンで休憩。その昔駆け落ち結婚式が行われた鍛冶屋が今も残っています。

イングランドに入り、緑に囲まれた湖が点在する世界遺産湖水地方へ。ホークスヘッドにてミニバスに乗り換え、ビアトリクス・ポターゆかりのニアソーリー村へ。
昼食:SAWREY HOUSE
サラダ。イギリスでは生野菜があまり出ないため、久しぶりのサラダは嬉しいです。

マッシュポテトでできたパイ皮と牛肉で作るイギリス名物のミートパイ「コテージパイ」。

アイスクリームにストロベリーを添えて。

昼食後、ポターが実際に住み仕事をしていたヒルトップに入場します。

エントランスホール。ポターの生前そのままに残されています。ポターの作品に登場する各所に彼女の絵が展示されています。

ポターが結婚後にご主人と暮らしたキャッスルコテージ(右側の白い建物)。

ラブリーな「飛び出し注意!」の看板。

ホークスヘッド村に戻り、散策も楽しみました。こちら詩人ワーズワースが通ったグラマースクールです。

高台に建つ村の中心教会、聖マイケルと全天使教会。ここから村の眺望も楽しめます。

ポターの夫である弁護士のウィリアム・ヒールスの事務所(最近、地上階が古本屋としてオープンしました)。

観光後、ホテルチェックイン。湖側から眺めた宿泊ホテル外観。

ホテルの前にはイングランド最大の湖ウインダミアが横たわっています。

夕食:ホテル内レストラン
イタリアン風ブルスケッタ。

ムール貝の白ワインクリーム煮&ガーリックトースト。

3種のシャーベット。

宿泊:LOW WOOD BAY
5日目 湖水地方
朝食:ホテル内レストラン
おなじみのイングリッシュブレックファーストのブッフェです。スモークサーモンもありました。




本日は終日世界遺産湖水地方観光です。
まずは湖水地方の美しさを広く知らしめた作家ウィリアム・ワーズワースが亡くなるまでの後半生を過ごしたライダルマウントへ。
こちらは明るい光が入るように作られたリビングルーム。窓際にワーズワースお気に入りの左右両利き用のチェアーが置かれています。

ダイニングルーム。床はスレート石板で造られています。

彼は庭園も自らデザインしていました。

ワーズワースがかつて暮らしたことのある美しい町グラスミアにも立ち寄りました。サラ・ネルソンによる秘伝のレシピで作られた「ウインダミアのジンジャーブレッド」はツーリストに大人気で、小さなお店は常に行列ができています。今回はちょこっとプレゼントで皆様にお渡ししました。

村の中心教会、聖オズワルド教会の庭にワーズワースは家族と共に眠っています。

グラスミアを後にし、ウインダミア湖畔の町ボウネスにてフリータイムをとった後、昼食をいただきました。
昼食:MACDONARD OLD ENGLAND HOTEL
ポテトとネギのスープ。本日は気温が低かったため子のスープで身体が温まりました。

ビーフの煮込み&マッシュポテト&キャロット。

イギリス人の大好きな甘~いスティッキートフィープディング。バニラアイスクリームとの相性が抜群です。

午後、ウインダミア湖の遊覧を約40分間お楽しみいただきます。

レイクサイドにて下船後、ハーバースウェイト駅まで観光SL列車に乗車します。
到着後、機関車が先頭車両から切り離されて、スイッチバックして戻ってきます。

再びレイクサイドに戻っていく列車に連結されて出発を待つばかりです。昔の機関車はピカピカに磨かれ現在でも大事に使われています。

夕食:ホテル内レストラン
エビのビスク。中にはエビ入りの餃子が入っており、とても濃厚なエキスが詰まったスープでした。

エイのグリル&温野菜。アジアン風味のソースが添えられています。

イタリアのそれとは似て非なるパンナコッタ。なぜか上には大量のポップコーンがのっていました。

宿泊:LOW WOOD BAY(連泊)
6日目 湖水地方~ストラトフォード・アポン・エイボン
朝食後、シェイクスピアの故郷であるストラトフォード・アポン・エイボンへ。
まず郊外にあるシェイクスピアの8歳年上の姉さん女房アン・ハサウェイの生家へ。典型的な豪農の室内をご覧いただきます。こちらはキッチンです。

お庭もきちんと手入れされ、昔のままに保存されています。屋根のカヤは約30年ごとに葺き替えるとのことです。

昼食:WHITE SWAN HOTEL
スモークした鯖のパテ。トーストしたブラウンパンをつけてもらいました。

鶏むね肉のロースト&マッシュポテト&キャベツ&ベーコン。

アップルとシナモンのクランブル&カスタードクリーム。熱々のアップルの酸味とクリームが絶妙のバランスでした。

昼食後、文豪シェイクスピアの生家へ。こちらはシェイクスピアが生まれたとされる2階の寝室。

生家の外観。

ギルドチャペルとシェイクスピアが通ったとされるグラマースクール。

晴天になりエイボン川沿いも多くの人々がゆったりとした時間を過ごしていました。右奥にはロイヤルシェイクスピアシアターも見えています。

本日の宿泊は郊外のマナーハウス(荘園領主の館)です。

趣のあるロビーラウンジ。

重厚な雰囲気のバーラウンジ。こちらで夕食時のドリンクも注文します。

夕食:ホテル内レストラン
トマトスープ。

ローストポーク&ポテト&温野菜。 ものすごく厚みのあるポークでした。

こちらで一人分! ビックリするぐらい大量のフルーツサラダが登場。

宿泊:BILLESLEY MANOR
7日目 ストラトフォード・アポン・エイボン~ロンドン
朝食:ホテル内レストラン
いつものイングリッシュブレックファーストのビュッフェでしたが、いつもと異なるチーズなどもあり、虫対策もバッチリでした。




本日は蜂蜜色の村々が点在するコッツウォルズ地方を巡ります。まずは大人気の英国式ガーデン、ナショナルトラストが所有するヒドコートマナーガーデンへ。
美しく刈り込まれた小鳥のトピアリーと白薔薇。

秋咲きのサフランの花が満開でした。

ヒドコートマナーガーデンの名物のひとつ「ロングウォーク」。この時期限定のモダンアートのオブジェが各所に展示されていました。

有名な「レッドボーダー」。銅葉の植物が立体的に植えられています。

スティルトガーデン(竹馬庭園)ともいわれ下半分をスッキリとオープンにし、閉塞感のない空間を生み出しています。

造園を独学で学んだとされるアメリカ人のローレンスが、ケンブリッジ大学卒業後に母親と移り住んだマナーハウスの内部も公開されています。

黄色系の花は今の時期も多く咲いており、私たちの目を楽しませてくれました。

昼食:CHARINGWORTH MANOR
本日の昼食はチッピングカムデン郊外のマナーハウスにて英国らしいアフタヌーンティーランチをいただきます。

2人に1セットの3段重ねのティースタンドでサーブされます。

それぞれをアップで撮ってみると、上段は4種のミニスイーツ。

中段は自家製スコーン。濃厚なクロッテドクリームとジャムを塗っていただきます。

下段は4種のサンドイッチ。

昼食後、コッツウォルズ地方の2か所の村を訪れます。まずはボートン・オン・ザ・ウォーターへ。美しい小川沿いで多くの方が散策を楽しんでいました。

次にアーツアンドクラフツ運動を興したウィリアム・モーリスが「英国で最も美しい村」と称したバイブリーへ。
アーリントンローの家並みはバイブリーを代表する大人気の撮影スポットです。

川沿いには昔からのホテルやイングランドでも有数のマス養殖場があります。

観光後、ロンドンへ。
夕食:ホテル内レストラン
本日の夕食は私達だけのために、簡単なブッフェが用意されました。思ったより種類豊富で量や時間も調整出来てよかったです。





宿泊:THE CUMBERLAND
8日目 ロンドン
朝食:ホテル内レストラン
さすがに大都会のホテル、イングリッシュブレックファーストに飽きてきたお客様にも新鮮な生野菜やフルーツも豊富で充実のラインナップでした。オムレツマンもいました。




今回宿泊のホテルそばにはマーブルアーチがあり、その先には広大なハイドパークが広がっています。メインストリートのひとつであるオックスフォードストリートも近く、フリータイムにはとても便利な立地にあります。

本日は終日ロンドン観光です。まずは朝一番で大英博物館の特別入場へ。一般のお客様が入場する前に貸し切り状態でご覧いただきます。

入場してすぐのノーマン・フォスター設計のグレートコート。本日は専門スタッフと共に古代ギリシャ部門を中心に見学がスタート。(日によって優先の見学場所は異なります)

ミノス文明の「牡牛と曲芸師」。

古代トルコ(当時のリュキア地方)にあった神殿の形を模した墓「ネレイドモニュメント」。

「エルギンマーブル」として有名なアテネのパルテノン神殿の彫刻群を贅沢に貸切状態でご覧いただきます。
疲弊しきった馬の表情が秀逸な彫刻群。

貴重な彫刻の後方からも誰にも邪魔されることなく、じっくりと見学できます。

古代世界七不思議のひとつ、トルコのハリカリナッソスのマウソロス廟の馬の彫像。これが巨大な建物のほんの一部であったことに驚かされます。

言わずと知れた大英博物館の目玉のひとつ「ロゼッタストーン}。

古代エジプトのミイラが展示されているコーナーの一画。

ルイス島のセイウチの牙から造られたチェス駒。「ハリーポッターと賢者の石」に登場する魔法使いのモデルになったといわれています。

グレーコートの中央にあるリーディングルーム(図書室)も最近久しぶりに一般公開が再開しました。

イースター島のモアイ像。

トラファルガー広場にあるイタリアルネッサンスから印象派まで厳選した絵画が揃うナショナルギャラリーにご案内します。

レオナルド・ダ・ヴィンチ「岩窟の聖母」

ヤン・ファン・アイク「アルノルフィーニ夫妻の肖像画」

ティッチアーノ「バッカスとアリアードネ」

ホルバイン「大使たち」

ミケランジェロ未完の作品「キリストの埋葬」

ラファエロ「ユリウス2世の肖像画」

フェルメール「ヴァージナルの前に立つ女」と「ヴァージナルの前に座る女」

レンブラント「自画像」

カラバッジョ「エマオの晩餐」

ゴッホ「ひまわり」

モネ「ウェストミンスターの下のテムズ川」

モネ「睡蓮」

ミレー「晩鐘」 ちょうど期間限定のミレー展が開催されており、貴重な「晩鐘」や「種まく人」などの名作も展示されていました。

昼食:BROWNS
エビのカクテル。結構大きなサイズのエビがゴロゴロ入っていました。

イギリス名物といえば「フィッシュアンドチップス」。お好みでタルタルソースや豆のソース、モルトビネガーをかけていただきます。ここのフライは外はカリッと、中はジューシーに揚げられておりお客様にも好評でした。

ラズベリーシャーベット。3玉も出てきました!

レスタースクエア内の一角にあるビルの上に居るバットマン。

こちらはキュートなクマのパディントン。

テムズ川に架かるタワーブリッジを渡ります。渡った先にロンドン塔があります。

夏期のみ期間限定のバッキンガム宮殿にも入場します。

ちょうど衛兵交代のミニセレモニーが行われていました。
宮殿内は写真撮影禁止ですが、普段見ることのないステートルーム、フェルメールやレンブラントの名画が並ぶギャラリー、今年初公開の「1844の間」などを見学しました。
最後にロイヤルファミリー大きな写真パネルが置いてあり、一緒に撮影することも可能です。

バッキンガム宮殿の裏側が見学ルートの出口になっています。

宿泊:THE CUMBERLAND(連泊)
9日目 ロンドン
本日は終日フリータイムです。街歩きやショッピング、観光、近郊の街への訪問など各自思い思いに最後のフリータイムを多満喫されました。
ホテルそばのマーブルアーチの一角にあるバンクシーの絵も必見です。

珍しい5つ並びの電話ボックスも現代では貴重な写真スポットです。

ちょうどバッキンガム宮殿の衛兵交代の日に当たり、青空の下でお客様と一緒に見学しました。


とても絵になる騎馬兵、ホースガード。

世界遺産ウェストミンスター寺院に予約入場されたお客様もいらっしゃいました。

こちらも世界遺産ウェストミンスター宮殿(国会議事堂)とビッグベン。

テムズ川沿いの大観覧車「ロンドンアイ」もツーリストに大人気です。

宿泊:THE CUMBERLAND(連泊)
10~11日目 ロンドン~ドバイ~大阪
ロンドン、ガトウィック空港よりEK16便にてドバイへ(6時間25分)。日付が変わり、深夜ドバイにて乗継ぎEK316便にて帰国の途へ(8時間45分)。夕刻、関西空港到着。長い空の旅お疲れさまでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
「1日のうちに四季がある」といわれる英国ならではのコロコロと変わりやすいお天気の中、ツーリストも比較的少なくなり、ゆったりとイギリスを代表するスポットを満喫していただけたかと思います。
連泊中心のゆとりある日程、美しい家並みや自然の景観に心癒される麗しの英国を巡るツアーです。皆様のご参加スタッフ一同心よりお待ちしております。
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