旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年8月 7日
フレンドツアー 関西発 2019年6月24日出発
F260 キャセイパシフィック航空利用
2つの絶景列車とスイス4大名峰の旅10日間
のツアーで実際にお召し上がりいただいたお食事と観光地の様子をご紹介します
お食事の評価は★の数であらわしています。 ★★★★★星5つで満点です。
関西空港にてご集合ののち、キャセイパシフィック航空 CX569便にて香港まで約3時間半のフライト。機内食が1回サービスされました。時差は1時間。その後、CX383便に乗り継ぎ、約12時間のフライトでスイスのチューリッヒへ。
チューリッヒのクローテン国際空港に到着後、少し荷物整理をしてザンクトガレンへ。ここには世界遺産にも登録されている大修道院があります。大図書館が有名で、10:00からオープンするので、その前に修道院付属の大聖堂の見学をしました。ここには当時大変貴重だったエメラルド色の装飾が多くなされています。
ザンクトガレンの観光後、ハイジの故郷、マイエンフェルトへ。ハイジの泉やハイジの家などの写真を撮りました。昼食はマイエンフェルトでいただきました。
昼食 : Heidihof
前菜はサラダ。大きな葉っぱがどっさり 紫色のものは赤かぶです。メインはラクレット。チーズが固まらないようにお皿を温めてあります。温かいうちにジャガイモの絡めていただきます。
デザートはブドウのゼリーでした。
食事の評価 ★★★
昼食後、ハイジの家までお散歩。記録的な猛暑で、日差しも強い!
気温も30度以上になっていました。ハイジの家からの眺め。遠くに温泉の町、バート・ラガーツが見えます。
その後、ユリア峠を越えて、サンモリッツへ。到着後ホテルにチェックイン。夕食まで自由行動。
夕食 : ホテル内レストラン
前菜は大麦のスープ。この地方の名物スープの一つです。メインはローストビーフと温野菜。お肉の下にあるのは、パスタのようなものでした。肉汁のソースがお肉やパスタによく合いました。
デザートはコーヒーパフェ。赤い実はスグリでとても酸味がありますが、ビタミンが豊富な森のフルーツです。
食事の評価 ★★★
宿泊地 サン・モリッツ : ホテル クリスタル 2連泊
ホテルの朝食の様子
野菜はありませんが、フルーツはたっぷり。ミューズリー、ヨーグルトやクワーク(クリームチーズ)もありました。
季節のフルーツはスイカでした。朝から甘いものを食べる習慣がありますから、ケーキも数種類あります。
温かいものは、ベーコンやスクランブルエッグ、ソーセージ、マッシュルームのソテーなどがありました。
食事の評価 ★★★★
朝食後、ディアボレッツァの展望台へ。とてもお天気が良く、途中のモルテラッチ氷河の見えるポイントで写真ストップ
ベルニナ・ディアボレッツァまでバスで移動し、標高2970mのディアボレッツァ展望台へはロープウェイで行きました。展望台からは、ベルニナの山々がきれいに見えました。雲一つなく、気温もとてもさわやか。展望台のテラスにはまだ残雪がありました。今年は春にたくさん雪が降ったので、あちらこちらで残雪がみられましたね。
その後、下山して、レーテッシュ鉄道のベルニナ線に乗車し、イタリアのティラーノへ。到着後、歩いて昼食のレストランへ。
昼食 : Hotel Corona
前菜はシーフードのリゾット。食べやすいお味で、シーフードがたっぷり入っていました。結構な量メインは白身魚のミラノ風。薄い衣をつけて揚げたものです。フライドポテトが添えられていました。
デザートはセミフレッドのアイスクリーム。森のフルーツの風味です。
食事の評価 ★★★
その後、ベルニナ峠を越えて、サンモリッツに戻りました。ホテルに到着後フリータイム。お天気が良かったので到着後も展望台などに行かれた方も多かったです。夕食は自由食。
朝食後、サンモリッツの駅へ。氷河特急に乗車してアンデルマットへ行きました。昼食は車内でいただきました。
ところが、この猛暑で電車の電気系統の故障空調がうまく効かず、食事のサービスが始まったものの、前菜が出されてからメインが出るまで1時間以上かかるという・・・。途中のクール駅では、一旦電車を降りました 20分ほどの停車時間は車内がサウナ状態になるから・・・・・とか 駅のホームも十分暑かったです。
昼食 : 氷河特急内
前菜はサラダ。車内の各席まで運ばれ、サービスしてくれます。メインはチキンのストロガノフとライス、2色の人参。
デザートはアップルケーキまたはチーズの2つから選択できました。こちらはアップルケーキです。
揺れる車内で、また電気系統の故障でサービスは大変そうでした。
食事の評価 ★★★
電車も40分ほど遅れてアンデルマットに到着。その後、バスと合流して、フルカ峠を越え、ベルベデーレでローヌ氷河を見に行きました。今日はお天気が良かったので、ヴァリス地方の4000m級の山々もベルベデーレより見られました。マッターホルンだけはちょっと雲の中。ローヌ氷河もどんどんと後退して、奥の方に見えるだけ・・・・ 温暖化が目に見えるようです。
こちらもかなりの残雪がありました。そしてこれから降りていく、ヘアピンカーブが見えます。
その後、ゴムスの谷、マッタータールをドライブしてテーシュへ。ツェルマットはガソリン車の乗り入れ禁止の村なので、テーシュですべての荷物をおろし、電車に乗ってツェルマットへ行きました。ツェルマットの駅でホテルのポーターが荷物を取りに来てくれるので、ホテルまで荷物を運ぶ心配はありません。ツェルマットの駅からホテルまでは徒歩3分です。
ホテルにチェックインした後、近くのレストランへ歩いていきました。
夕食 : Victoria
前菜はサラダ、メインはフォンデュ・シノワーズ、中華風のフォンデュという意味です。コンソメスープの中にお肉を入れて火を通していただきます。
こちらがフォンデュ鍋。そして付け合わせのポテトとお口直しのフルーツやピクルス。お肉にはいろいろなソースをつけていただきます。デザートは三食アイスクリームでした。
食事の評価 ★★★
夕食後、マッターホルンの写真ポイントまでご希望の方と散歩。ちょっとクレーンが邪魔でした。
宿泊地 ツェルマット : ホテル シュヴァイツァーホフ 2連泊
ホテルの朝食の様子
日本人が多く、すごい競争率の朝食会場でした
お味噌汁やごはんもありました。
朝食後、ゴールナーグラートの駅へ。ゴールナーグラートの展望台からは360℃のパノラマが楽しめました。雲一つない、最高のお天気です
こちらがモンテローザとリスカム、そしてゴールナー氷河。
展望台で美しい景色を楽しんだ後、ローテンボーデンからリッフェルベルクまでハイキング。1週間ほど前にやっとハイキングコースがオープンしたとこです。今年は雪解けが遅かったので、ハイキングコースのオープンも遅かったのですが、私たちの到着時に間に合ってよかったです。
春の花でよく知られているのが、春リンドウです。可憐な花です。
こちらがハイキングコース。ヴァリスの山々を見ながらのハイキングです。
リッフェルベルクでハイキング終了。その後フリータイム。昼食、夕食は各自で。
そのままハイキングを続けた方もいらっしゃったし、歩かず下山した方もおられました。
添乗員はご希望の方と電車でリッフェルアルプまで降りて、マッターホルンを見ながら昼食をいただきました。
そして今日も暑かった スイスで観測史上最高の暑さだそうです。でもお天気には感謝ですね
朝食後、電車でテーシュへ。その後バスに乗車してグラン・サン・ベルナール峠を越えてイタリアへ。今日も暑い~
イタリア側のお天気も良く、クールマイヨールに行く途中、美しいモンブランの姿を見ていただくことができました。イタリアから見たモンブランはフランス側とは違ってとても男性的です。
昼食 : La Palud
前菜はショートパスタのトマトソース。そしてミラノ風のカツレツがメインでした。仔牛肉を薄くのばして衣をつけて揚げたものです。
デザートはフルーツサラダでした。レストランの前からはモンブランがきれいに見えます。
食事の評価 ★★★
予定ではエルブロンネからエギュードゥ・ミディまで空中散歩のゴンドラに乗車予定でしたが、メンテナンスが長引き、再開は明日ということで、今回は乗れませんでした。6月15日から再開の予定だったのですが、フランスの会社はなかなかスイスのようにことは運ばないようです。
ということで、モンブラントンネルを通り、フランスのシャモニーからエギュードゥ・ミディの展望台まで往復。素晴らしい景色が展望台の方から望めました。
モンブラン、イタリア方面はグラン・パラディーゾ国立公園の山々が見えました。
最高のお天気のため、モンブランの山頂を目指す人の姿や、ロッククライミングをしている人の姿が多くみられました。
そして3大北壁の一つ、グランド・ジュラスもばっちり見えました。
今回のコースのみ、シャモニーで催し物があるとのことで、ローザンヌ泊まり。エギュードゥ・ミディ観光の後、バスでローザンヌへ。
夕食 : 宿泊ホテル内 レストラン
前菜は色とりどりのサラダ。メインはビーフのトマト煮とパスタ、温野菜。結構なボリュームでした。
デザートはメレンゲのロールケーキのベリーソースでした。あっさりとしてやさしい甘さ、ふあっとしたデザートでした。
食事の評価 ★★★★
宿泊地 ローザンヌ : ホテル ラ・ぺ
ホテルの朝食の様子
グループ専用のバンケットホールでの朝食でした。あまりいただけるものがありませんでした。
食事の評価 ★★
朝食後、世界遺産のブドウ畑のラボー地区で写真を取った後、首都ベルンへ。到着後、熊の仕掛け時計を見てレストランへ。
昼食 : Hotel Bern
前菜は野菜のスープで、根野菜がたくさん入っていました。メインはポークのフィレとライス、温野菜添え。
デザートはアイスクリームとナッツケーキでしたが、写真を撮り忘れました。
食事の評価 ★★★★
昼食後、世界遺産のベルンの旧市街を歩いて観光。今日も暑かったですぅ~ 最後にバラ公園でベルンの旧市街を展望。アーレ川に囲まれた美しい首都です。
その後、インターラーケンへ。標高が577mあるインターラーケンでも暑い~ でもベルナーオーバーランドの山々はきれいに見えました。
夕食 : ホテル内 レストラン
前菜はベビーリーフ入りのサラダで、盛り付けがすごくきれい すごいボリュームでした。メインはサーモンのグリルで、カレーソースでした。サーモンカレーとまではいきませんが、淡白なサーモンにカレー風味がアクセントになってました。
デザートは特製のアップルケーキ。金箔がちょこっと乗っていて、アップルとクリームの相性が抜群でした
食事の評価 ★★★★
夕食後もまだ明るい この時期は一番日が長い時です。
ホテル前からユングフラウもばっちり見えました。そしてホテルの正面からの写真です。
宿泊地 インターラーケン : ホテル ヴィクトリア・ユングフラウ 2連泊
ホテルの朝食の様子
とても豪華な朝食です。盛り付け方もきれい!
パンの種類も多く、スモークサーモンやハムも数多く、温かい朝食も数多くありました。
食事の評価 ★★★★★
朝食後、インターラーケン 東駅まで歩き、終日ユングフラウヨッホの観光。お天気も良く、スフィンクス展望台からは美しい景色を楽しめました。インターラーケン方面、メンヒ山。
そしてアレッチ氷河、ユングフラウ山。
昼食は各自。ほとんどの方がユングフラウヨッホのセルフサービスのレストランで頂きました。そしてアイガーグレッチャーまで電車で降り、クライネシャイデックまでハイキング。ちょうど春の花が咲き始めていました。この黄色い花がキンバイソウ。
アイガー氷河の谷も時々見れます。そしてメンヒとそのその下を流れる氷河。
三大北壁の一つ、アイガーです。そしてリンドウの花も見つけました。鮮やかな紫。お天気の良い日だけ花を開かせます。
アイガーと、ベッターホルン。
ハイキングの後、クライネシャイデックからラウターブルネンの谷を経由してインターラーケンに戻ります。
東駅に到着後、フリータイム。駅前に大きなスーパーがあります。いろいろ買出しをしている人も多かったですね。夕食は自由食。
第9,10日目 インターラーケン ~ チューリッヒ ~ 香港 または 上海経由 ~ 関空
インターラーケンからチューリッヒの空港までは約2時間。搭乗予定のキャセイパシフィック航空の機材が変わり、オリジナルのフライトにほとんどの方が乗れず、上海経由で帰国することになりました。手続きに時間がかかり、バタバタ・・・・スイス航空で上海、そして中華航空で関空へ。 バラバラに帰国することになってしまいました。最後がバタバタとしてしまい、残念でした。
観測史上、最高気温を記録したヨーロッパ、フランスでは暑さで亡くなる方も続出したこの時期にスイスに滞在。比較的標高が高いから涼しいとはいえ、山間リゾートには冷房がないからちょっと厳しかった(しかも日没が遅い時期と重なった)ですが、その分、美し青空に白い山々を見ることができました。スイスはやっぱりお天気が何よりありがたいです。
これからますますスイスに訪れる観光客は増えるそう。それだけ魅力的ということですね!
スイスへのおでかけはぜひフレンドツアーでどうぞ
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