旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年6月 2日
2017年5月24日 関西空港発 F270
「 ルフトハンザドイツ航空利用 スイスフラワールートと美しい街めぐり8日間 」
のコースでいただいた食事の内容をご紹介させていただきます。今回は、季節外れの熱波がヨーロッパを遅い、夏日が続きました。そのおかげでお天気に恵まれ、通常咲いていない高山植物も多く見れました。オフシーズンなので、山間部のリゾート地は一部の商店やレストランなどが休業しているところもありましたが、まだ観光シーズンが始まる前だったので、混雑することなく、ゆっくりとリゾート地を楽しむことができました。風景写真も何枚かお撮りしていますので、並びにお楽しみいただけたらと思います
第1日目 関西空港 ~ フランクフルト経由 ~ チューリッヒ
関西空港よりLH741便にてフランクフルトまで約11時間半のフライト。LH1198便に乗り継いでチューリッヒのクローテン空港へ。到着後、宿泊ホテルまでは約10分ほどで到着しました。
宿泊地 チューリッヒ郊外 ノボテル・チューリッヒ・メッセ 1泊
第2日目 チューリッヒ ~ ルッツェルン ~ アンデルマット ~ ツェルマット
種類も多く、混んでいなかったのでゆっくりと食事ができました。
朝食後、ルッツェルンへ。途中、リギ山やピラトス山もきれいに見えました。旧市街を散策した後、ルッツェルン湖を見ながら、シェレネンの谷を通り、アンデルマットへ。途中、休日のために道路は渋滞。何とか国道を通ってアルプスの十字路といわれる、アンデルマットにて食事。
昼食 Hotel Badus
前菜はミックスサラダ。大麦とアルアルファのようなものが和えたものが珍しかったです。メインは仔牛肉のソーセージの玉ねぎソースとレシティというジャガイモを炒めたもの。アツアツでおいしくいただきました。塩加減もちょうどよかったです。
デザートはキャロットケーキ。ちょっと薄く切りすぎ~ と思ったのは私だけでしょうか??
食事評価:★★★★
昼食後、ツェルマットまで氷河特急に乗車。途中、ゴムスの谷ではタンポポが咲き乱れていました。風景は春ですが、気温は夏でした。
ツェルマットに到着後、メインストリートを通りながらホテルへ。標高1600m以上もあるのに、気温は24度。村を歩く人たちも夏の服装でした。ホテルチェックイン後、小休止してホテルにて夕食。
夕食 宿泊ホテル ゾンネ
前菜は豆のスープ。クリーミーでとても良いお味でした。やさしい豆の甘さを感じるスープでした。メインは白身魚のフライ、タルタルソース添え。揚げたてのアツアツで、ほとんど魚には味がついていなかったので、ソースがとてもよく合いました。
デザートはフルーツパフェ・・・というか、セミフレッドアイスクリームのような感じでした。トロピカル風味のアイスクリームでした。
食事評価:★★★★★
宿泊地 ツェルマット ホテル ゾンネ 2連泊
第3日目 ツェルマット滞在
ホテルから徒歩でゴールナーグラート行の電車の駅へ。お天気がいいのですでに人がいっぱい改札を待っていました。今日は雲一つない最高の天気 ドム峰、スイスの最高峰モンテローザのディフュール・シュピッツェ(イタリアと共有の山)、リスカムなど、とてもクリアでした。氷河もばっちりでした!
マッターホルンもばっちり ゴールナーグラート展望台からはまさに360℃のパノラマをお楽しみいただけました
お天気で風もないので、斜面ではパラグライダーの準備をしていました。
ツェルマットからもスイス国内の最高峰、ドム峰もきれいに見えていました。
下山後、フリータイム。オフシーズンで少し休業中のレストランや商店、ロープウェイなどもありましたが、シーズンよりも静かなツェルマットでリゾートをお楽しみいただきました。
夕食は各自で。近くのレストランでいただいたり、スーパーで買ってお部屋で済ませた方もありました。
第4日目 ツェルマット ~ グリュィエール ~ ベルン ~ グリンデルワルト
ツェルマットから一駅電車に乗って、テェーシュへ。その後、バスに乗ってローヌの谷をドライブし、シヨン城で写真を撮った後、チーズの村として知られるグリュィエールへ。今日も夏日 お天気なのはありがたいのですが、本当に五月とは思えない暑さでした。
到着後、すぐに昼食。その後、かわいらしい村の散策もお楽しみいただきました。
昼食 : Hotel de Ville
サラダとともに、テーブルにはすでにラクレットがセッティングされていました。
デザートはフレッシュな木苺とフレッシュクリーム。濃厚なミルクのクリームです。甘くはないので、砂糖を入れていただいてもいいかも?! 木苺の甘酸っぱいのとよく合いました。
食事評価:★★★★★
かわいらしい、グリュィエールの村。ちょうど、バルコニーにゼラニウムの花が出され始めました。
その後、グリュィエールのチーズ工場を見学。オーデオガイドにて見学後、フリータイム。チーズがとてもお安い!
真空パックにしてくれるので、日本までもお持ち帰り問題なし!工場には、巨大なチーズが保存されていました。
チーズ工場見学の後、首都ベルンを経由して、ベルナーオーバーランド地方へ。途中、少し雲はありましたが、雪を頂いた山々がきれいに見えました。夕食は宿泊ホテルにて。
夕食 : Hotel Kreuz and Post
前菜は野菜のクリームスープ。ちょうどよい味加減でした。メインはポーク・ピカータ。豚肉を卵の衣をつけて焼いたもので、トマトソースがとてもよく合います。パスタが付け合わせにつきました。
デザートはティラミス。盛り付け方がかわいい。下に引いてある紙ナプキンがまさに今日の太陽の光のようです。
食事評価:★★★★
ホテルはグリンデルワルトの駅前。歴史あるホテルです。ホテル前からは「お天気山」といわれる、ベッターホルンが夕日に輝いてきれいでした。この分だと明日も天気がいいのがわかりました。
宿泊地 グリンデルワルト ホテル クロイツ アンド ポスト 2連泊
第5日目 グリンデルワルト 滞在 さすがにこの暑さ、夕方雨が降りました。
ホテルの朝食の様子
冷たいものはバイキングでお取りいただいて、調理した卵料理は出来立てをテーブルに運んでくれます。一日目はスクランブルエッグで、2日目は目玉焼きでした。卵料理も重ならないように工夫しているのが、スイスのホスピタリティらしいですね。
ホテルの前が駅なので、駅にて集合。アイガーも朝日に光り輝いていました。そして、クライネシャイデック経由、ユングフラウヨッホ駅へ。少し霞んではいましたが、すべての山々がきれいに見えました。クライネシャイデックからはユングフラウヨッホの駅まできれいにみえました
お天気も良く、風もないので高速エレベーターにのってスフィンクス展望台へ。アレッチ氷河もきれいに見えました。氷河ウォーキングをしている人も見えました。メンヒ山もばっちりです。
下山の際に車窓から撮った写真。日の当たるところはもうリンドウやバターカップの花、アルペンローザもつぼみが出ている感じでした。タンポポもいっぱい咲いていて、綿帽子になっているのもありました。お花も、綿帽子もとても大きい!そしてかわいいです。
絵葉書によくある風景。ヴェッターホルンとグリンデルワルトの村。かつては氷河におおわれていた村というのが、なんとなく想像できますね。今では、グリンデルワルト氷河は後退してしまって、まったく見えないところにあります。
夕刻のアイガーの様子。
下山後、フリータイム。みなさんそれぞれに遅めの昼食を済ませ、ほかの展望台に行ったり、ぶらぶら村のメインストリートを歩いたりしていました。
第6日目 グリンデルワルト ~ モントルー ~ レ・プレイヤード ~ ジュネーブ
朝食後、再びレマン湖畔へ。国際ジャズフェスティバルで有名なモントルーの街で昼食と散策をお楽しみいただきました。ちょっと都会なので、ショッピングするにも充実しています。
昼食 Au Park モントルーのメインストリートにあるので、便利!
前菜はミックスサラダ。自家製のドレッシングが好評でした。メインは淡水魚のムニエル。レモンをかけてあっさりといただいてもいいし、チコリのなかにさりげなくタルタルソースが入っているので、それをつけていただいても良し!ということで、ホクホクのジャガイモもなかなか甘くておいしかったです。
デザートはいちごクリーム。ムースのような、感じですが、クリームでした。
食事評価:★★★★★
モントルー散策後、山手の村、ラリーへ。水仙の花をもとめて細い道をひやひやしながらバスで登っていきました。ラリーから、ローカル線に3分乗車。かわいらし民家や農家が車窓からも楽しめます。駅はもちろん無人駅。乗降する人がいなければ、止まりません。
山頂駅、レ・プレイヤードに到着。裏山には一面水仙の花が咲いていました。群生しているところもあり、雪のようです。ちょうど満開で、辺り一面、水仙の香りがしていました。何かの香りに・・・・・芳香剤かな? に似ていました。
裏山は子供が遊べる公園にもなっているし、お天気がよけりばモンブランも見えるみたいです。今回は残念ながら見えませんでした。
あまりにもきれいだったので、いっぱい撮ってしまいました
山頂にいるころ、モントルー辺りは雨が降っていたようです。雷が光っているのが見えました。
冬は山頂付近はスキー場になっているようです。近くに牛がいっぱい放牧されて、どうやら水仙が咲いているところにもうろうろ、柵がしているので、行きたい放題というわけではないのですが、牛のいるところには、水仙の花はありませんでした・・・・ということは、食べている~
ハイキングコースにもなっているので、花を見ながらのハイキングも楽しそう?! 今回は電車に乗りましたが、歩いてみたい気持ちになりました。人も少なく、お花畑を貸し切り状態 ほんとうに素敵な花見を楽しめました。
お花畑を堪能した後、レマン湖畔をドライブしながら、ジュネーブ空港近くのホテルへ。渋滞に巻き込まれて到着が遅くなりましたが、ホテルで夕食だったので、よかったです。
夕食 : NH ジュネーブ・エアポート
前菜はミニサラダで、本当に小さかった~ メインはまるでオニオングラタンのように見えますが、ミンチポテトパイ。イギリスではコテージパイといわれているものです。ミンチは牛肉です。小さく見えますが、結構なボリュームでした。
デザートはアップルタルトでした。リンゴがたくさん入っていて、甘さを抑えたデザートでした。
食事評価:★★★★
宿泊地 ジュネーブ NH エアポート・ジュネーブ
第7,8日目 ジュネーブ ~ フランクフルト経由 ~ 関西空港
ホテルの朝食の様子。
空港近くのホテルなので、朝早くから開いていました。早朝出発だと箱詰めのボックスになることが多いのですが、今回はゆっくりいただけました。カラフルなバイキングで、ついついいろいろつまんでしまいました。
このリンドウマークのスイス製のバターがとてもおいしいのですよ
この度は本当にお天気に恵まれたツアーでした行く先々でまぶしい日差しが照り付け、日本よりも暑いのではと思うぐらい、夏日が続き、雄大なスイスの自然を満喫することができました。スキーシーズンが終わり、夏のシーズンまでの中休みということで、オフシーズンだったので、比較的静かなリゾートでの滞在を楽しむことができました。
今回、水仙(ナルシス)を鑑賞するという、初めての試みのツアー内容でしたが、本当に美しい花畑を満喫することができました。そのほか、タンポポやキンバイソウ、フクロソウなども多く咲いていて春の花々も並びに楽しめました。お花畑も牛が放牧されると、えさとなり食べられたり、冬の干し草として刈ってしまわれたりするので、なかなかタイミングが難しいのですが、まだ刈られているところが少なかったので、あちこちがお花畑でした
シーズン前の春のスイスもなかなかおすすめの季節です!
フレンドツアー
ヨーロッパ
アジア
アフリカ
中近東
北米
中南米
オセアニア
南太平洋
ミクロネシア