旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2015年8月12日
2015年7月30日 関西発 F207アルプス珠玉の村と2度目のハイキング10日間 で頂いた食事をご紹介させていただきます。
出発前は週間予報があまり良くなかったのですが、予報もはずれ、比較的良い天気に恵まれ、有名な山々はすべて見ることができました。あまりにもきれいだったので、風景写真もいっぱい撮ってしまいました。いつもこんなにお天気に恵まれたら、同行するものとしても気が楽なのですが・・・・ 今回はとってもラッキーだったと思いま~す イイェ~い
☆ 食事の評価は五段階評価で☆の数で表記しました。
第1日目 7月30日(木)
関西空港からKL868便にてアムステルダム・スキポール空港経由スイスのチューリッヒへ。
チューリッヒのホテルは空港と直結しているラディソン・BLU・チューリッヒ・エアポート。
空港内のスーパーやブティックへも歩いて行けるので便利。
小腹がすいた方は、夜食を買いに行ったかたも・・・・?!
第2日目 7月31日(金) 11~24℃
チューリッヒからルツェルン経由でラウターブルネンへ。
昼食はシルバーホルン ホテル ミューレンの駅のそばです。
まずはフレッシュなキノコが入ったマッシュルームスープ。
濃厚でキノコの香りもほどよく、おいしい!
メインはポーク肉のソーセージとフレンチフライ。
塩味も程よく、みなさん、完食~!おいしゅ~ございました。
ちなみにスープの横にあるドリンクはスイスでしか飲まれていない、ミルクを使った飲み物、リベラです。
デザートはアイスクリーム。
バニラとストロベリーのコンビネーションでしたが、バニラアイスがカチカチでスプーンがなかなか入らず・・・・
みなさん、かた~い!と言いながら、食べました。
食事の評価 ★★★★
昼食をとったあと、典型的なU字型の谷で有名なラウターブルネンの谷を見ながら、シュタウフバッハの滝、ユングフラウ3山の氷河から流れる水でできたトゥルメルバッハの滝などを見学。
シュテッヘルベルクからロープウェイに乗り換えて標高1634mのミューレンへ。
ここは環境のためにガソリン車は乗り入れ禁止。
ということで、ロープウェイの乗り場からは歩いてホテルに行きました。
ミューレンから見える山々はすべて見えました。
夕食は各自で。
なぜか今日はみなさん、スーパーでいろいろ買って食事をした方が多かったようでした。
チェックインの後、夕刻にロビー待機しましたが、だれも現れず・・・・・ お部屋食が多かったようです。
ミューレンに到着した時は、まだユングフラウ三山は見えてました。
ここから見るアイガーは本当に恰好がいいです!
まさに男前!の山ですね。
宿泊はユングフラウホテル2連泊です。
第3日目 8月1日(土) → →
今日はスイスの建国記念日で祝日!
あちこちにスイスの国旗や州の旗が掲げられ、お祭りムード!
でも朝から雨・・・・・
傘をさしながら、皆さん、ほぼ無言で歩きながら、シルトホルンのロープウェイ乗り場へ。
上は真っ白!こんな感じ。
絵葉書では決して見られない風景でしょ!
それでもめげずに、下山後、ミューレンからアルメントフーベル行きのケーブルカーに乗って、駅にあるレストランでみんなでアラカルトのランチ。
そしたら、雨もやんで、どんどんを雲が晴れてきたんで~す
ハイキングの写真も撮っちゃいました。
そしてハイキングが終わる寸前、ミューレンの村が見えてきたと思ったら、ざ~ざ~っと雨が降ってきたんです
なんとまぁ、よくできたお天気でした。
下山後、フリータイム。
祝日ですが、ハイシーズンともあって、ほとんどのお店はopen !
建国記念日のお祝いの花火も打ち上げられました。
22:00予定だったのが、21:30にあがりました。雨を心配してかな?!
この日は、ほとんどのお客様と一緒にホテルで夕食を頂きました。
第4日目 8月2日(日)
昨日の雨の影響で、ユングフラウは出発時は雲の中・・・・・
でもアイガー、メンヒは時々顔を出してました。
ラウターブルネンの谷へは行きと違うところを経由して電車とロープウェイを使っていきました。
その後、バスでカンデルシュテークへ。
そしてゴンドラにのってエッシネンへ。
そして標高1578mのエッシネン湖までハイキング。
のどかな牧草地を牛のカウベルを聞きながら、落し物 にも気を付けながら歩くと、エメラルド色の湖が見えてきました。
到着時は背後の山々が隠れていましたが、出発のころには晴れてきて、ますます美しく輝いて見えました。
昼食はカンデルシュテークの村のブルメリスアルプにて
まずはサラダ。
そしてスイスの山の代表的な料理のひとつ、ラクレット!
このレストランでは目の前でラクレット用のチーズを溶かしてサービスしてくれるのです。
シェフもたいへん! おかわりもOK!
3皿食べたのは運転手さんだけでしたが・・・・・おいしかったです。
チーズはラクレット用のチーズというのがあって、とっても大きいものです。
デザートは黒い森風のケーキ。
チョコレートスポンジに生クリームとサクランボがはさんであるもの。
チョコレートの甘さと、サクランボの酸味のコンビネーションがとてもいい感じで、意外とあっさりとしたケーキです。
食事の評価 ★★★★
昼食後、カンデルシュテークからスイス名物カートレインに乘って、山塊を抜けて、スイスの南部にある、ヴァリス州のゴッペンシュタインへ。
トンネルの長さは14、6㎞です。
この狭い車両に乗せるのが運転手さんの腕の見せ所
こんな感じです。
車両に乗り込むときは皆さん、息をとどめて見守りました。
その後、ローヌ川に沿ってゴムスの谷のフィーシュへ。
そこからロープウェイに乘ってエッギスホルン展望台へ行きました。
雲は少しありましたが、アレッチ氷河、ユングフラウ三山、ユングフラウヨッホの駅も見えました。
でもここのメインとなる美しい山は、アレッチホルン。
ピラミッド型の美しい山です。
下山後、メレルまでバスで移動。
そして、ロープウェイに乘ってリーダーアルプへ。
お泊りはアート・フラー・リゾート・ロイヤル2連泊です。
ここのホテルのオーナーは、スイス人ならだれでも知っているアクロバットスキーヤーで、いつもいることが多いのですが、今回は不在でした。
夕食はホテルでいただきました。
前菜はサラダ。
野菜不足になりがちな旅行中にはありがたいですね。
メインはビーフストロガノフとパスタ。
しっかりと煮込んであってやわらかくておいしい。
デザートはフルーツサラダとアイスクリーム。
生のフルーツだったので、やっぱり素朴な甘さでおいしい。
食事の評価 ★★★★
夕刻には到着時に隠れていたマッターホルンやミシャベル山群が見えました。
ここではマッターホルンは米粒ほどの大きさ、言われなければわからないほどですね。
第5日目 8月3日(月)
本日は絶好のハイキング日和
予定していたモースフルーからのハイキングはゴンドラが修復工事に入り、運休。
それでホーフルーまでゴンドラで上がり、そこからアレッチ氷河を見ながらブラウゼーまで往復のハイキング。
ここでの主役はマッターホルンではなく、ヴァイスホルン!
ピラミッド型の美しい山です。
角度としてはここから見るのが一番恰好がいいかな
途中、牛にハイキングを狭間れたりもしましたが、随時アレッチ氷河は良く見えました。
目的地のブラウゼーは工事現場でした
皆さん、今回は健脚な方が多かったので、その後、ホールフルーからリーダーアルプまでハイキング。
途中のリーダーフルカの山小屋にて皆でランチ。
下山後、フリータイム。
ゆっくりと山のリゾートで時間を過ごした方や、アレッチパスを使って、ベットマーホルンへ行った方もいらっしゃいました。
夕食は各自で。
夕刻ロビー待機しましたが、みなさん、何かを買ってきたりしての部屋食が多かったようです。
第6日目 8月4日 (火) のち
リーダーアルプを後にして、ゴムスの谷に降り、ローヌ川沿いを走ってローヌの谷へ。
スイスの谷の秘境といわれる、アニヴィエの谷をドライブ。
スリル満点 のドライブです。
「花の村」と言われるグリメンツで散策の後、昼食。
ベック・デ・ボッソンというレストランでいただきました。
前菜はトマトスープ。
酸味がほどよくおいしい。
メインはポークの煮込みとパスタ。
よく煮込んであってやわらかくておいしい。
お味も良かったです。
デザートはアイスクリーム。暑かったから、ちょうどよかったです。
食事の評価 ★★★★
そしてブドウ畑を見ながら、フォルクラ峠を越えてフランスへ。
ヴァロシーンよりゴンドラに乗ってコル・デ・ポステへ。
雲がでてモンブランやシャモニー針峰群は見えませんでしたが、雨には合わず、牧草地をみながらのどかなハイキングが楽しめました。
予報は雨だったのですが、ラッキーでした。
その後、シャモニーへ。
夕食はホテル近くの和食レストランにていただきました。
レストラン さつき 昔から続いている和食レストランです。
日本人よりも現地の人のほうが多かったような・・・?!
和食人気は根強いですね。
ひじき煮、冷奴、焼き鮭、チキンの甘酢煮、香物、ごはん(おかわりOK)、お味噌汁
デザートはメロン。
食べた後に写真の撮り忘れに気づき、くやしいから器だけ写しました。ごめんなさい
食事の評価 ★★★★
第7日目 8月5日 (水) やった~!
今日は快晴!
雲一つなく、風もない、絶好の空中散歩日和でした。
夏のハイシーズンとあって、混雑が予想されるので、少し早目にホテルを出発。
そのおかげで、ゆっくり時間をかけて空中散歩を楽しめました。
ご協力ありがとうございました。
イタリア側からのモンブラン、ダン・デ・ジュアン(巨人の歯の意味)もばっちり!
朝早いのに、もう人がいっぱいチケット売り場に並んでいました。
今年の6月末にリニューアルオープンしたばかりです。
途中の乗り換え駅での展望台にて。
イタリア側からのモンブラン!
フランス側とは感じが違います。
アルプスの女王様!今日は大変ご機嫌がよろしいようでした
空中ゴンドラに乗り込むところ。
ゴンドラの中よりの撮影。今日はパーフェクト
これが、ヴァレー・ブロンシュ、白い谷という、氷河の谷です。
以前に比べるとずいぶん、氷河の厚みが減りました。
氷河の上にはアルピニストがいっぱい歩いたり、テントを張ったりしていました。
エギュ・ドゥ・ミディからのアルプスの女王、モンブランの姿。
展望台の上からとった、絶壁の上にかかった、橋の様子。
ちょっと、写真ではスリルにかけるかな
エルブロンネからエギュー・デュ・ミディへ無事到着。
展望を楽しんだ後、皆でシャモニーの町へ下山。
すご~~いたくさんの人が展望台への乗り場で待っていました。
うまく混雑を避けてスムーズにいきことができました。
やっぱりシャモニーに宿泊していたから、こんな行動がとれるのですね。
スイスに比べると、ホテルなどはフランスは劣りますが、やっぱり観光としては素晴らしいものがあるフランスです。
下山後はフリータイム。
お天気が良いので他の展望台に行かれたり、町を散歩したり、それぞれのプランでお楽しみいただきました。
ご希望の方と一緒にランチ、夕食も各自で。
第8日目 8月6日(木) 暑~い
朝からモンブランは輝いていました。
今日は暑くなるという予報。
シャモニーを後にして、ミネラルウォーターで知られるエヴィアン・レ・バンへ。
レマン湖のクルーズをローザンヌまで楽しんだ後、波止場近くのレストランで昼食。
税関所の建物の上にある ル・ラクストレ レストランにて
前菜は野菜のスープ、しっかりとお野菜を煮込んである感じで、クリーミーでおいしい。
そして野菜で和えたパスタの上に、ますのグリルがのっているもの。
あっさりとしたお味で、美味でした。
デザートはフルーツサラダ。
ここのも缶詰ではなく、生のフルーツ。
暑い日にはさっぱりとしてビタミンの補給も重要です。
食事の評価 ★★★★
その後、レマン湖畔を歩いてバスに乗り、世界遺産のブドウ畑で知られる、ラ・ヴォー地区のワイナリーでスイスワインの試飲。
そして、ジュネーブでフリータイムの後、ホテルにチェックイン。
夕食はホテルにて。
前菜は野菜スープ。
お昼のスープとよく似たものでした。
塩味も強くなく、野菜の味がしっかりとしたスープでした。
メインはビーフシチューとハッシュブラウン。
しっかりと煮込んでありました。
フォークよりもスプーンで食べるようなトロトロシチューでした。
デザートはアップルパイ。
これこそ、スプーンよりもナイフ & フォークが必要でした。
あとでウエーターが持ってきてくれました。
りんごのスライスの下に塗ってあったのが、りんごのピュレ。
甘さ控えめのリンゴたっぷりのパイでした。
食事の評価 ★★★★
第9,10日目 8月7,8日 (金)(土)
いよいよ帰国。
昨日は暑かったとはいえ、日本の猛暑を考えるとみなさん、足がますます重くなっていたようです。
ジュネーブ空港よりKL1923便にてアムステルダムへ。
KL867便に乗り継いで関西空港へ。
お疲れ様でした。
このコースは毎回少しづつ内容は変わっていますが、スイスの小さな、あまり観光客がいかないような村に宿泊するコースで、ゆったりとした日程が魅力です。
ハイキングコースも半日のコースで、やや健脚向きとありますが、歩きやすいコースが多く、なによりほぼ貸し切り状態で歩けるのが魅力。
初めての方も、リピーターの方も楽しんでいただけるコースです。
今年は6月よりスイスも夏日が続き、今回はふつう咲いている花々は終わってしまってましたが、それでも可憐にひっそりと咲いている花々はありました。
なによりもハイキングの日に雨に合わずに行われたこと、そしてよく風や天候で中心なる、シャモニーでの空中散歩も楽しめたことが良かったです。
ちなみに、私たちが乗車する前の日は運休だったそうです。
お天気ばかりは選べませんが、アルプスの大自然を満喫していただけるコースで、添乗員にも人気のコースです♪
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