旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2018年9月20日
2018年7月30日出発 関西発
F260 キャセイパシフィック航空利用
2つの絶景列車とスイス4大名峰の旅10日間
フレンドツアーで実際にお召し上がりいただいた食事をご紹介します!!
お食事の評価は、★の数で表しています。5つが満点です
一部観光地のお写真も撮ってきておりますので、ご確認ください。
今回は、とてもお天気に恵まれ、毎日絵葉書のような風景を楽しむことができました。 感謝、感謝です
その分、標高の高い山のリゾートでもとってもとっても暑かったです
それでは旅ごはん、スタートです。
第1、2日目 関西空港 ~ 香港 ~ 機中泊 ~ チューリッヒ
関西空港からキャセイパシフィック航空CX507便にて香港まで3時間のフライト。CX383便に乗り継ぎ、スイスのチューリッヒへ。
到着後、バスに乗ってザンクト・ガレンへ。真っ青な空のもと、ザンクト・ガレンの旧市街、修道院付属教会などの見学。そして修道院の図書館に入場見学。その後、ボーデン湖、リヒテンシュタインとの国境となっているライン川のそばを走り、「アルプスの少女ハイジ」の故郷のマイエンフェルトへ。
昼食 : Heidihof
まずは、ミックスサラダ。新鮮な野菜のサラダでした。そしてメインがラクレット。チーズの郷土料理のひとつで、ふかしたじゃがいもにチーズを絡めていただきます。チーズが固まらないようにお皿もアツアツにしてあります。ラクレットには専用の巨大なラクレットチーズがあります。お口直しにきゅうりや玉ねぎのピクルスもついていました。
デザートはブドウのゼリー。さっぱりとしたお味でした。
食事の評価 ★★★★
その後、ハイジの家を見た後、ユリア峠(2284m)を越えてサンモリッツへ。山岳リゾートのサンモリッツ(標高1775m)でさえ、日中の気温は30度越え この週はヨーロッパはすごい猛暑に見舞われました。
サンモリッツ到着後、ホテルにチェックイン。夕食までフリータイム。
夕食 : ホテル内レストラン
前菜はグリソン風のスープ。大麦や干し肉が入っているのが特徴です。とても体が温まるスープです。メインはビーフの煮込み料理とニョッキ風のパスタ。ボリュームがありましたが、ビーフはとても柔らかく煮込んでありました。
デザートはチーズケーキのベリーソース。甘酸っぱいソースとチーズの相性は抜群ですね
食事の評価 ★★★★
宿泊地 サンモリッツ : ホテル クリスタル 2連泊
第3日目 サンモリッツ滞在 そして午後
今日はスイスの独立記念日で祝日です。
ホテルの朝食の様子
甘いケーキも数種類ありました。この地方で有名なのがヌーストルテという、ナッツがいっぱい入ったケーキです。
食事の評価 ★★★★
朝食後、バスでベルニナ・ディアボレッツァへ。
ロープウェイでディアボレッツァ展望台へ。この展望台は地元の人に一番人気の展望台。目の前にベルニナ連邦が広がります。レストラン兼ホテルとなっている窓に映る景色がまた美しい
到着時は快晴 しばらくすると少し雲が出てきました。山の天気は変わりやすいです。
展望台で山の景色をお楽しみいただいた後、レーティッシュ鉄道のベルニナ線に乗ってイタリアのティラノへ。イタリアに入国(といっても審査はありませんでした)して、ティラノの駅前のレストランで昼食。
昼食 :Bernina hotel
前菜はシーフードのリゾット。すこしお米は固めでしたが、シーフードの味がほど良く効いていました。
デザートはプリンでした。
食事の評価 ★★★
ティラノで昼食後、回送して先に到着していたバスに乗車。ベルニナ峠を越えて、サンモリッツに戻りました。バスからもきれいな景色をお楽しみいただけますが、ゆっくり走る電車の方が景色は楽しめますね。
サンモリッツに到着後、フリータイム。山の展望台のロープウェイはゴンドラは16:00頃が最終が多いのですが、元気な方は展望台に上がったり、セガンティーニの美術館へ行かれていました。サンモリッツ近辺で公共機関などが使えるパスをお配りするので、バスやケーブルカーは無料になるので便利です。
夜は激しく雨や雷・・・・・ 独立記念の花火やお祭りの一部は中止になってしまいました
第4日目 サンモリッツ ~ アンデルマット ~ ツェルマット
朝食後、サンモリッツ駅へ。氷河特急に乗車してアルプスの十字路、アンデルマットへ。スーツケースはバスに積み込み、アンデルマットまで回送するので、楽ちんです。
アンデルマットに到着後、昼食のレストランへ。
昼食 : Gasthaus Skiklub
前菜はサラダ。酸味のきいたドレッシングがなかなか美味でした。メインは仔牛肉の煮込み、チューリッヒ風。マッシュルーム風味のソースで、パスタ添え。
デザートはキャロットケーキ。人参を細かく刻んだものがしっかりと入っていました。
食事の評価 ★★★
昼食後、アンデルマットからフルカ峠、グレッチュを経由して、ローヌの谷へ。マッタータールをドライブしてテーシュまでバスで上り、テーシュからツェルマットまで一駅電車に乗って移動。スーツケースはホテルのスタッフが駅まで取りに来てくれます。そして歩いてホテルへ行きました。マッターホルンは見えていました。ちょっと雲もかかっていましたが・・・・・夕方は雲がかかることが多いので上出来です
到着後、すぐにホテルにて夕食。
夕食 : ホテルにて
マッターホルンの形をしたバター。柔らかくしてくれているのでとても塗りやすい。スレートのプレートにおいているのもなかなかおしゃれです。パンもおいしかったです。そしてとてもクリーミーなパンプキンスープ。ちょっと塩味が濃いめでした。
メインはチキンのグリルのパスタ添え。チキンのソースにパスタを絡めればちょうど良いお味になります。デザートはバニラアイスクリームのベリーソース。山で実る赤色のベリーのミックスソースでした。
宿泊地 ツェルマット : アルペンホフ 2連泊
ホテルの朝食の様子
食事の評価 ★★★★
朝食後、駅まで歩いてゴールナーグラートの展望台へ。今日も快晴 360℃のパノラマを楽しむことができました。マッターホルンのと反対側にある、ミシャベル山群もばっちり。スイス国内にある山で一番高い山です。(ドム峰)
モンテローザ、リスカム、ポリュックス、ブライトホルン、クラインマッターホルンもばっちりです。
展望をお楽しみいただいた後、ゴールナーグラートより一駅電車で下り、ローテンボーデン駅へ。そこからリッフルゼー(逆さマッターホルンで知られる湖)経由でハイキング。今年は雨が少なかったのとあまりの暑さでお花が速く咲いてしまっているのでこの時期にしては少し高山植物も少なめでしたが、可憐な花は咲いています。
逆さマッターホルンで知られる、リュッフルゼーの周りにはワタスゲが群生してきれいでした。
マーモットがいたのですが・・・・・・・ 逃げられてしまいました
リュッフルベルクまで約1時間半のハイキングのあと、フリータイム。すぐに下山した方もあれば、リュッフェルベルクでランチをしてゆっくりした方もありました。
午後も良いお天気でしたので、まだ歩き足りないという方とハイキングへ。ブラウヘルドからスネガまでのハイキングをお楽しみいただきました。そして野生のエーデルワイスを発見 ラッキーでした。
第6日目 ツェルマット ~ シャモニー・モンブラン
朝食後、駅まで歩き、電車に乗ってテーシュへ。バスに乗ってスイスで一番開けているローヌの谷をドライブ。その後、フォルクラ峠を越えてフランスへ。国境審査はありません。フランス側に入ってからは、スイス側とは違う荒々しい景色や間近に迫る氷河を見ながら、シャモニー・モンブランへ。到着後、すぐに昼食にご案内。シャモニーもお天気が良く快晴 でもとても暑かった
昼食 : L'impossible
前菜はヤギのチーズ入りのサラダ。温められたチーズは食べやすかったです。メインはタルトフィレッテというポテトとオニオンとベーコンのチーズグラタンのようなものです。乳製品はおいしく、いろいろなものが作られている地方です。デザートはバニラアイスクリームでしたが、写真を撮り忘れました。スミマセン
昼食後、レストランから歩いて、エギュ・デュ・ミディの展望台の駅へ。お天気が良いのでたくさんの人が並んでいました。頂上の展望台からはモンブランをはじめ、グランド・ジュラスやダン・デ・ジュアン(巨人の歯)などの針峰群もきれいに見えました。
下山後、ホテルにチェックイン。すぐに夕食のレストランへ歩いていきました。
夕食 : さつき (日本食レストラン)
切り干し大根、サーモンの刺身、てんぷら、味噌汁、香物、ご飯、ほうじ茶など、久々の和食をお楽しみいただきました。
食事の評価 ★★★★
夕食後もまだ明るく、ホテルにすぐに戻った方や、
シャモニーの中心地を散歩される方・・・・・みなさま思い思いの時間を過ごされました。
この時間は宿泊客だけが町に残っているので、昼間と違って静か。モンブランは雲の間から見え隠れしていました。
シャモニーの町の中心にある、ジャック・バルマとドクター・パーカー像。ジャック・バルマがモンブランの山頂を指差しています。
宿泊地 シャモニー・モンブラン : メルキュール セントレ 泊
第7日目 シャモニー ~ ベルン ~ グリンデルワルト
ホテルの朝食の様子
フランスの朝食に必ずあるのが、クロワッサンとチョコパン。
山で採れるビリベリーをふんだんに使ったパイもありました。フランス人の朝食は砂糖をいっぱい撮ります。
食事の評価 ★★★★
再びフォルクラ峠を越えてスイスに戻り、レマン湖を見ながら世界遺産に登録されている、ラヴォー地区へ。
美しいブドウ畑は趣のある村々を見ながら、首都ベルンへ。
ずっと修復中だったベルンの大時計は修復もおわり、きれいになっていました。
ベルンの町を散策後、昼食。今回は自転車競技があり、街中では交通規制でいつもよりたくさん歩かないといけませんでした。
ちょっと遅めの昼食となってしまいました。
昼食 :Verdi Ristrante
イタリア料理のランチ。前菜はトマトとモッツァレーラチーズのサラダ、いわゆるカプレーゼです。メインはポーク料理のミックス。
デザートはスポンジケーキでした。オレンジの風味がほんのりとありました。
ベルンで散策、昼食後、ベルナーオーバーランドのグリンデルワルトへ。
到着後、夕食まで少し時間があったので、中心地へ散策に行った方も多かったのですが、突然雨が降り出してたいへんでした
夕食 : ホテルにて
前菜はサラダ。新鮮なサラダにクルトンがアクセントとしてかかっていました。
メインはフォンデュ・シノワーズ、中国風のミートフォンデュです。コンソメのスープに薄切り肉をしゃぶしゃぶしていろいろなソースを絡めていただきます。たくさん種類の入ったソースが運ばれ、そして肉(チキン、ビーフ、ポーク)が運ばれてきます。
これがフォンデュ鍋。この中に串に刺したお肉を入れていただきます。付け合わせにはフライドポテトがついてきました。
デザートはフルーツサラダとアイスクリーム。新鮮な季節のフルーツが使われていました。この辺がやっぱり五つ星ホテルのレストランですね。
食事の評価 ★★★★
宿泊地 グリンデルワルト : ホテル シュヴァイツァーホフ 2連泊
第8日目 グリンデルワルト滞在
ホテルの朝食の様子
五つ星ホテルだけあって、朝食の内容も豪華。グループごとに案内されるので、あまり混雑しなくてよかったです。
入り口に置かれていた熊の人形。とてもかわいかったのでつい・・・・・・・・
朝食後、歩いてグリンデルワルトの駅へ。ウェンゲン・アルプ鉄道、ユングフラウ鉄道に乗り、ユングフラウヨッホへ。
今日はお天気も良く、風もないので全然寒くなかったです。ユングフラウもばっちり見えました アレッチ氷河もばっちり
メンヒもばっちりです。高原へ出ることもできました。
ユングフラウヨッホ観光後、アイガーグレッチャー駅よりクライネシャイデックまでハイキング。ここは牧草地が周りにたくさんあるハイキングコースなので、まさにお花畑の中のハイキングです。
クライネシャイデックで各自お昼ご飯を食べた後、下山。午後はフリータイム。
夕食 : ホテルにて
★ 本来なら食事はついていないのですが、モンブラン観光のゴンドラが急遽運休になったため、その代わりに食事をつけさせていただきました。
前菜はクリアースープ。揚げ玉みたいなものが浮いています。ちょうど良いアクセントになっておいしい・・・・
メインは魚のフライ、ライスと温野菜添え。クリーミーバターソースがかかっています。
デザートはモカパフェのベリーソース添え。盛り付けもかわいかったです
食事の評価 ★★★
朝8:00ホテル発。ブリエンツ湖を見ながらブルニック峠を越えて、チューリッヒ・クローテン国際空港へ。
キャセイパシフィック航空382便で香港へ。CX568便にて関西空港へ。到着後、流れ解散。お疲れ様でした。
今回はお天気の良い週にツアーが当たり、初めから最後までお天気に恵まれました。ただし、スイス人もびっくりするような暑さで夕方には激しい雷雨のある日もありましたが、翌日はまたすっきりと晴れ、緑も洗われて美しい風景を楽しむことができました。年々暑くなる夏に、氷河が激しく後退しているのを見ると、温暖化が進んでいるのを感じます。
雄大な景色と美しい町や村、すがすがしい空気の中で過ごすと、心も身体も洗われるようなスイス、何度でも訪れていただきたいところです。
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