旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年8月21日
優雅なスペイン情熱紀行8日間
8月9日から行ってきました!
マドリードの宿泊ホテルは国会議事堂の真横という好立地の「ヴィラレアル」
どこへでも歩いて行けるとても便利なホテルです。
朝食も果物やサラダ、もちろんハム、チーズまで豊富です。
手作りチーズケーキが美味!
2日目スペインの観光はトレドからスタートします。
まずはトレドの旧市街をぐるっと囲むタホ川の対岸の展望エリアからポストカードにも良く使われる旧市街の全景を眺めに行きました。
サント・トメ教会にあるエル・グレコ作『オルガス伯爵の埋葬』はオルガス伯ルイスの埋葬の際、聖ステファノと聖アウグスティヌスが現れたという伝説に基づいた絵画です。
500年にわたって作られたトレドの大聖堂はスペインカトリックの総本山です。
大聖堂はゴシック建築ですが、イスラム建築の要素が入ったムデハル様式も見られます。
イサベル女王の王冠や金、銀、宝石などで飾られた聖体顕示台。 コロンブスが新大陸から持ち帰ったといわれる金も使われたと言われています。
高さ3m、総重量は200kgもあり中央は総純金でできています。
微笑みのマリア像
中央礼拝堂の後方には、外からの光が差し込み美しく輝く「トランスパレンテ」と呼ばれるバロック様式の大理石の彫刻があります。
ご昼食は生ハムの名店として知られる「CINCO JOTAS」にて
マドリードの旧市街の中心地にあるハプスブルク時代に作らた柱廊に囲まれたマヨール広場。
猛暑で人影もまばらでした。
マヨール広場のすぐ脇にはバルが連なっています。
サン・ミゲル市場には美味しそうなピンチョスが並んでいました。
マドリードの旧市庁舎。
マドリード王宮は現在は国王や王族は住んでいませんが、スペイン国王の公式の宮殿として公的な行事の際に使用されています。
ドンキホーテの舞台となっているラ・マンチャ地方、コンスエグラの風車群。
ご昼食はプエルトラピセにあるドンキホーテが帯甲式を行ったかも知れない??旅籠後のレストランにて
前菜はラ・マンチャ地方名物のピスト(ラマンチャ風ラタトゥイユ)
メインはローストビーフでしたが中まで火を通すのがスペイン流。日本人には少々固く感じました。
デザートはラマンチャの揚げ菓子フローレンス・マンチェガス(ラマンチャの花)のアイスクリーム添えでした。
コルドバの旧市街の中心に建つ、メスキータは“共存”が象徴されている建物と言われています。
スペイン語でイスラム教の礼拝所モスクを意味するメスキータは現在はコルドバのキリスト教の大聖堂となっています。
礼拝の時間を告げるミナレットは現在は鐘楼として使われています。
500本を超える柱やアーチが重なり合っている内部は「円柱の森」と呼ばれローマ時代の柱も再利用されています。
メスキータ内部に作られたキリスト教の大聖堂。
旧市街を囲む城塞。アルモドバル門周辺はかつてユダヤ人街でした。
ホテルでのご夕食はナスグラタン、チキン、昔懐かしいちょっと固めのプリンのメニューでした。
ここでは手作りのアップルタルトが美味です。
グラナダでのご昼食はイベリコ豚のソテー。フィレステーキで柔らかく美味しかったです。
ミニバンにてサンニコラス展望台へ。アルハンブラ宮殿の全景を写真に収めました。
グラナダでの宿泊ホテルはアルハンブラ宮殿の敷地内と言っても過言ではない「パラドールデトゥーリズモデグラナダ」
歴史的建造物サンフランシスコ修道院を改装して作られた多ホテルです。
ヘネラリーフェの庭園のエントランス。
さるすべりの花がきれいに咲いていました。
ヘネラリーフェの庭園から見たアルハンブラ宮殿
ヘネラリーフェの庭園にある夏の離宮。
カルロス5世が宮殿での生活を十分に楽しめるようにアルハンブラ宮殿のすぐ隣に建設を命じたと言われているカルロス5世宮殿。
宮殿内は美しいタイルや透かし彫りの彫刻で飾られています。
ハーレムへの入り口。
2階に格子窓は外から中は見ることができませんが、中から女性たちが外を眺めることができるようになっています。
アラヤネスの中庭。水面に建物が映し出され、まるで水に浮かんでいるように見える「水鏡の技法」。
アルハンブラ宮殿1のフォトポイントです。
ライオンが水盤を負っている噴水のあるライオンのパティオ。細柱の回廊に囲まれて、アルハンブラ宮殿でもっとも美しいと言われています。
かつてはこの噴水が時計の役割も果たしていました。
かつて王妃が住んだと言われる「二姉妹の間」には素晴らしい八角形の天井の蜂の巣のような装飾「ムカルナス(鍾乳石飾り)」を見ることができます。
イスラム建築の中では大変珍しい人物画は修復が終わりようやく見ることができるようになりました。
最後の見学箇所パルタル庭園。
パラドールでの夕食はエビとポロネギのテリーヌ、タラのソテー
パラドールのレストランテラスから見たヘネラリーフェの庭園内の夏の離宮の夜景。
テラスからの朝の景色はこちら。
太陽の海岸「コスタデルソル」沿岸の山の中腹にあるミハス。
バルセロナのクラリスホテルでのご夕食。アミューズに続き、エビのラビオリ(美味!)メルルーサのメインでした。
デザートはココナッツ風味のデザートでとっても美味しかったです。写真を載せられずにごめんなさい。
クラリスホテルでのご朝食は野菜も豊富でした。
こちらではピーカンナッツタルトが美味!
どのホテルでも手作りの美味しいケーキがありました。
海をイメージしたと言われているガウディ作の「カサバトリョ」
ちなみに現在のカサ・バトリョの所有者は、地元バルセロナの企業で世界的に知られているキャンディ会社のチュパ・チャパス社となっています。
外観の波打つ曲線は地中海をイメージして作られた「カサミラ」
「グエル公園」は、実業家であったエウセビ・グエルが頼んだ別荘地帯でしたが、残念ながら未完成で終わってしまい、別荘1軒しか造られませんでした。
現在は見晴らしの良い公園となり、世界遺産に登録されています。
ヘンゼルとグレーテルのお話からインスピレーションを受けて作られた守衛のお家などカラフルな装飾が施された建築物を見ることができます。
バルセロナで一番観光客を集める天才建築家アントニ・ガウディの未完の傑作、サグラダファミリア「聖家族教会」
たくさんの人が訪れていました。
天に伸びる塔と色彩豊かなステンドグラスが織りなす大聖堂内部。
建築家ムンタネーの最高傑作、カタルーニャ音楽堂。アール・ヌーヴォー様式のレンガ造りの音楽堂で世界遺産に登録されています。
バルセロナの旧市街の中心地にあるカテドラル。
ミニバンを利用しているため、カタルニア音楽堂、カテドラルといったツアーでは行きにくい見学箇所へも立ち寄ることができます。
バルセロナでのご昼食はスペイン料理を代表するシーフードパエリアとイカ墨のパエリア。
夜は自由夕食でしたが、お部屋でのんびりと過ごされたり、バルにて地元のお食事を最後に楽しんだりと思い思いに過ごされました。
ツアーの締めはフラメンコショーを堪能しました。
猛暑が続いたスペインでしたが、皆様最後までお元気にスペインを楽しんでいただきました。
暑い国は暑い時期に!暑さは大変でしたが、スペインらしい気候を体感していただいた旅行となりました。
一部写真が取り込めなかったものがありましたのでまた後日更新させていただきます。
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