旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2023年12月27日
Hola!(オーラ!)
皆さまこんにちは。優雅なスペインの旅ご飯をご紹介いたします。
私、添乗員は久しぶりのスペインだったのでとても楽しみにしておりました。
そして実際楽しいメンバー達と思いっきりエンジョイしてまいりました。
このコースはスペインの代表的な町を巡るコースです。
身体にも無理なく、すごく良くプランされているコースです。
昔からの定番ですが、何度行っても飽きることはないかと思います。
【1日目】
日本からその日のうちにマドリッドへ。ホテルにてごゆっくりお休みいただきました。
ホテルはvilla real 町の中心にあり、プラド美術館やソル広場にも歩いて行ける場所に位置する5つ星。
沢山5つ星はありますが、ここはフレンドツアーらしい、大型ホテルでないゆったりしたエレガントなホテルでした。
【2日目】
朝食会場前は博物館。古代のモザイクや壺などが展示されています。
朝食会場も大型ではなく落ち着いたレストラン。席に案内されまずジュース。
オレンジジュースが美味しかった~。おかわりしちゃいました。
ビュッフェ以外にもテーブルにアラカルトメニューが置いてあり、注文できます。
cava=シャンパンもオーダーできますよ。
私は茹で卵とキノコ炒めを注文しました。
お客様のスクランブルエッグを取らせていただきました。
盛り付けがおしゃれ~。
こちらはオムレツ。
この日はトレドとマドリッドの観光が入っています。
朝、トレドへ。
素晴らしいカテドラル、宝物が内部に一杯。
ゆっくり鑑賞しました。
歩いていてもどこを撮っても絵になる町です。
世界的にも有名なサントトメ教会内にあるエルグレコの「オルガス伯の埋葬」
これはここに来ない限り見ることができません。
エルグレコも描いた、トレド全景。
なんと美しい場所でしょうか!!!
この景色は個人だとタクシーやバスなどで来るしかない場所です。
マドリッドに戻り、ご昼食
5jotasにて。
5jotas自体がもう有名ブランドで、イベリコハムの中でも超一流のハムメーカーです。王室ご用達。
日本でも売っているのを調べたらすっごく高価でびっくり。自分では絶対食べられません(高くて、、、、)
まず、イベリコ生ハム。別格の美味しさ。噛めば噛むほど味がジュワ~。
イベリコのクリームコロッケ、ポテトサラダ、パンコントマテ(パンにトマト擦り込んである)、フィレステーキ、
クランベリーパイなどなどなど、、、、。
イベリコハム。この写真はお客様から映させてもらったもの。
意地汚い私は写真撮るのを忘れて食べてしまいました、、、。
今見ても涎が出そうです(犬みたい、、)
市内観光はクリスマスの飾りがとても素敵でした。
クリスマスマーケットもいたるところで出ていました。
夜はさらに美しかったですよ~。
【3日目】
マドリッドは2連泊しました。
午前はコンセグラへ。セルバンテスのドン・キホーテの舞台にもなったところ。
風車と古城が並んでいる様はとても絵になります。
お客様から教えてもらった、風車の中から風車を撮った写真。
さっすが~センスあります!真似しました(笑)
ご昼食はコンセグラから30分。プエルトラピセのドンキホーテの旅籠屋venta del quijoteにて。
アンダルシアに行く通り道でちょうどお昼時の良い場所の為、通常は結構人が入っているのですが、今回は私たちだけでした。
バルにあるワインを貯蔵していた所(今は使われていません)
どんだけ~~~!!
私たちはレストランにて。
ラマンチャ(乾いた大地)地区の素朴な郷土料理を召し上がって頂きました。
アホスープ。アホとはニンニクの事。これから寒くなると、頻繁に食べられるスープです。
家庭の味。
メインはピスト。野菜を煮込んだ料理です。塩気が濃かったかな、、。
夏のスープはガスパチョだったようですが、アホスープに卵、またメインにも卵が乗っかっていて過剰。
デザートはラマンチャの花というパイを揚げた生地の上にアイスクリーム。
最近、2階にドンキホーテの資料館ができました。
午後は、雄大な大地を走りアンダルシア地方のコルドバへ。
コルドバ着後、徒歩にて古代ローマ時代からある橋を渡りました。
ローマ人って凄いな、、、、。
渡った所がメスキータ。
このエキゾチックな柱の森。感動です。
メッカに向かってお祈りするミヒラブはモザイクが!
花の小路。ここからメスキータの塔(昔はミナレット、今は鐘楼)
コルドバはすべて徒歩で観光し、ホテルへ。
ホテルはエクゼ ラス アデルファス
ホテル内にてご夕食
サラダカプレーゼ。
んん~今一かも。
メインはヒヨコ豆とタラのシチュー。
ええ~今十かも。。。
デザートはプリン。
今回の夕食は残念でした。ホテルの提案されたその日のメニューだったのでしょうが、どれもんんん~。
内容も味も要変更です。
【4日目】
朝食は色々な種類がありました。
この日はグラナダへ。
着後、サンニコラ展望台でアルハンブラ宮殿のパノラマをご覧いただいて、市内のレストランにてご昼食
las tinajas
23年10月、欧州連合(EU)がグラナダで首脳会議を開いた際にフェリペ国王も訪れたよう?で写真がレストランに飾ってありました。
部屋中に、もらった勲章や賞状が飾られていました。
決して超高級で堅苦しいという感じでなく、とても居心地の良いレストラン。
家族経営なのか皆ボスの指導の中、てきぱきと動いていました。
グラナダ=ザクロの意味です
最初の皿は、スペイン風ミートボールやグラナダ風サラダ(オレンジとツナ)、サーモンマリネの盛り合わせ。
盛り付けもお洒落だし、味も最高。
シェリー酒入りコンソメスープ。量が多い~。この半分の量で充分かも。
メインはイベリコ豚のグリルとポテト。これはちょうど良い量でした。
チーズケーキは濃厚。でも美味しくて完食しました。
すべて美味しく、これぞフレンドツアーらしいランチでした。
午前中に訪れたサンニコラ展望台からの眺め①
②
午後はホテルにチェックインして、身軽になり、アルハンブラ宮殿を観光しました。
外はシンプルなのに、内部の豪華さにはびっくりです。
細かいレースの様な壁にため息。
モーロ人には光、花、水、緑をうまくふんだんに使っています。
宮殿から散策してヘネラリフェ庭園へ。
ホテルは敷地内にある、パラドールでした。
一般の人は入口までは入れますが、このような中庭は泊っている人のみゆっくりできます。
パラドール内にある礼拝堂
ご夕食はパラドールにて。
EU首脳会議でもこのレストランを使われて大パーティーが行われたようです。
アミューズで。サルモレホスープ。
ネギとエビのテリーヌ、バターソース。美味~。
メインは鱈のアーモンド+ピリピリソース、麦や野菜添え
優しいお味
イチジククッキー、フルーツ、チョコソース。
飾りつけも美しいですね。
クリスマスシーズンなので、どの部屋にもリースが飾ってありました。
【5日目】
パラドールの朝食は取り忘れてしまいました。
ここはビュッフェ以外に卵等も注文できました。
ビュッフェの質もとても良く、それだけでも十分でした。
この日はアンダルシアのエッセンス、、ミハスへ。
かわいらしい白い壁の村。散策後、少しフリータイム。ご昼食はフリー。希望者とタパスランチしました。
その後、ミハス空港からバルセロナへ。
ツアーによっては飛行機を使わずバスで移動も多いですが、体力的にも時間的にも段違いです。
バルセロナ到着後、ご夕食レストランへ。
xatva les cortes
名前がもうスペイン語のスペルでないですね。
カタルーニャ地方で、カタルーニャ語がメインです。
トマトとマグロ(ツナみたい)のカルパッチョ。
色々出てくるので皆でシェアするパターン。
もうこの頃になると,皆が一家族のようになり和気あいあいでした。
そういう雰囲気を見ると嬉しくなっちゃいますね。
皆様が全員一緒に楽しもうという気持ちがあるからだと思います。
野菜の天ぷら。このパプリカ入りマヨネーズもつけると美味しいです。
ムール貝。シンプルだけど大好き~
ヨーロッパでは好んで食べられます。
なんと!もうお腹一杯なのにメインが出てきました。鯛炭焼き1人一匹!!!!
デザートはチョコレートロールケーキ。
此処のレストランスタッフは皆気前良かったなあ~。
デザート以外にもクリスマスに良く食べるトゥロンなど出してくれました。
ホテルはクラリス2連泊。
バルセロナ中心にあるとってもエレガントな5つ星ホテルです。
入口からとても良い匂いがしていました。
オーナーが考古学者?ホテル全体が落ち着いた雰囲気。
部屋の調度品もそれぞれアンティーク品が置いてありました。
【6日目】
ホテルの朝食は落ち着いた雰囲気の中で。卵等オーダーできます。
朝のシャンパンも素敵ですね。
ロビーの雰囲気
午前、バルセロナ市内観光。
カタルーニャ音楽堂
カテドラル=大聖堂
カサバトリョ
カサミラ
サグラダファミリア=聖家族教会
グエル公園。
もう見どころ一杯です!
フレンドツアーではこの日はミニバンをあえて配車し、大型バスでは止められない場所に行けるので、たっぷり観光できました。
もちろん予約もしてあるので何処もスムーズに入場です。
ご昼食は
el cangrejo loco
高級感漂うレストランでした。
スモークサーモン。美味。
ハムのコロッケ、パンコントマテ。美味
唐辛子(辛くないです、たま~に当たりがある?)美味。
パエリアは2種類出てきました。
魚介のパエリア。
イカ墨のパエリア。
各お皿に盛りつける前に、大きなパエリアパンごと持ってきて見せてくれました。
チョコレートブラウニー。
お腹一杯で午後はフリータイム。
あっという間の時間だったかと思います。
夜はフラメンコショーへ。
cordobes
フラメンコはカタルーニャ地方以外がイメージありますが、ここは全員上手でした。
かなり迫力あり、一生けん命なのが感じられました。プロです。
【7日目】
早朝、フランクフルト乗り換えで日本へ帰国。
楽しい8日間でした。
フレンドツアー
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