旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2023年11月16日
フレンドツアー 関西発
2023年10月14日出発 エミレーツ航空利用
名門ホテル「アルフォンソトレセ」に泊まる 太陽の国スペイン8日間
【コース番号:FE392】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事、一部観光内容をご紹介します。
食事は★の数で評価します。満点が星5つ★★★★★となります。
1~2日目 大阪~ドバイ~マドリード
関西空港よりエミレーツ航空にてドバイ乗り継ぎ、マドリードへ。
マドリード着後、ホテルチェックイン。 ご希望のお客様と下町一帯を散策しました。
フェリペ3世の騎馬像があるマヨール広場。
プエルタデルソル広場の一角にあるマドリードのシンボル、「クマとヤマモモの像」
ホテルと広場を挟んで国会議事堂があります。
宿泊ホテルの外観。ホテル周辺の一帯は2021年「パセオ・デル・プラドとブエンレティーロ、芸術と科学の景観」として新たにスペインでは49番目の世界遺産として登録されました。
落ち着いた雰囲気のロビーです。
宿泊ホテル:VILLA REAL
3日目 マドリード
朝食:ホテル内レストラン
落ち着いた雰囲気の中で、厳選された食材のビュッフェです。温かいお皿はテーブルでオーダーできます。
カヴァ(シャンパンと同じ製法で作られたスパークリングワイン)も用意されています。
朝食レストランの手前には素晴らしいギリシャの壺とローマンモザイクのコレクションが展示されています。
午前マドリード観光へ。
まずはドンキホーテとサンチョパンサの像があるスペイン広場へ。
すぐ近くの部屋数3000以上を誇る巨大な王宮と庭園の一部も散策。
「世界3大美術館」のひとつであるプラド美術館へ。ここではエル・グレコ、ベラスケス、ゴヤの3大巨匠を中心に絵画を鑑賞しました。
美術館の向かいには、ゴヤの像があります。
次は近現代美術作品を展示しているソフィア王妃芸術センターへ。
一番人気のピカソの「ゲルニカ」 最近写真撮影もOKになりました。
サルバドール・ダリ「偉大なる手淫者」
ジョアン・ミロ「ポートレイトII」
昼食:CASA DE VALENCIA
ここはパエジャの美味しいレストランとして地元の人たちからも愛されています。
新鮮な生野菜のミックスサラダ。ボリュームいっぱいです。
「シーフードパエジャ」と「イカ墨パエジャ」の2種類を取り分けていただきます。
まるで瓜のような巨大なメロン。
最後に各種ドライフルーツとモスカテル(甘いデザート酒)がサービスされました。
評価は星5つ★★★★★です。
午後は世界遺産の古都トレド観光へ。
まずは高台から美しい旧市街のパノラマを堪能します。
昔のユダヤ人街を通過。
サントトメ教会でエル・グレコの最高傑作「オルガス伯爵の埋葬」を鑑賞。
スペインカトリックの総本山、トレドのカテドラル。
カテドラル最大のお宝、見事な聖体顕示台。
とてもユニークな後塵の天窓とその光が照らし出す祭壇。
本日トレドは水道管破裂のため、道路が洪水状態になり皆様にはご迷惑をおかけしました。
夕食:OCAFU SANTA ANA
本日の夕食は、ホテル近くのレストランにてワインやビール、ソフトドリンクと共にガリシア(スペイン北部)料理を少しづついただきました。
タコのガリシア風とふんわりと焼き上げたスペイン風オムレツ。
コロッケ。
ホタテのオーブン焼きと季節野菜の炭火焼き。
一口ステーキ&ローストポテト。
ガリシア地方のデザート3種。左からレチェフリタ(揚げミルク)、サンチャゴタルト(アーモンドタルト))、アーモンドアイスクリーム。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊ホテル:VILLA REAL(連泊)
4日目 マドリード~セビージャ
朝食:ホテル内レストラン
朝食後、マドリードのプエルタ・デ・アトーチャ駅へ。
スペイン高速鉄道AVEにて約2時間40分の旅です。大きな荷物は予めセビージャのホテルまで別送しますので、身軽にご乗車できます。
セビージャ、サンタ・フスタ駅を出発後、1929年のイベリアメリカ博覧会開催時の会場となったスペイン広場へ。
スペイン各地の歴史的な出来事を表した美しいタイル画が並んでいます。こちらはバルセロナでコロンブスが新大陸から帰還後、カトリック両王に謁見している場面です。
車窓から黄金の塔やマエストランサ闘牛場をご覧いただきました。
昼食:CABILDO
本日の昼食はスペインの小皿料理「タパス」を取り分けていただきます。 テーブルには自家製オリーブのピクルスが置いてありました。
ミックスサラダ。
海老のアヒージョとアスパラガスの卵炒め。
イベリコ豚ほほ肉の煮込み&ローストポテト。 お肉はとても柔らかく煮込んでありました。
自家製プディング。昔懐かしい味でした。
評価は星3つ★★★です。
昼食後、引き続きセビージャ観光へ。
まずは世界遺産セビージャのカテドラルに入場。有名なゴヤによる祭壇画「聖フスタと聖ルフィナ」
セビージャ出身の画家ムリージョ作「聖アントニオの幻想」 聖アントニオの部分だけが切り取られ、盗難にあいましたが、無事戻ってきました。
コロンブスの墓。新大陸に到達した10月12日に近かったため、花輪が置かれていました。
交差廊の美しい天井が目を引きます。
カテドラルとヒラルダの塔。
観光後ホテルチェックイン。1929年創業のセビージャでは最も格式のあるホテルです。街の中心部に位置しており散策にも便利な立地です。
ホテルロビー。奥にパティオがあり、レストラン、バースペースになっています。
客室やバスルームもアンダルシア風の内装です。
夕食:ホテル内メインダイニング
モツァレラチーズとトマト、バジルバルサミコソースがけ。
パンに添えられたオリーブオイルが絶品でした。
牛肉のシェリー酒煮込み&パンプキン、アスパラガス。
サンマルコケーキ。古典的なスペインのケーキです。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊ホテル:ALFONSO XIII
5日目 セビージャ~グラナダ
朝食:ホテル内レストラン
とても豪華な内容のビュッフェ。スペイン人が大好きなフルーツのラインナップ。
ここでもカバが置いてありました。
温かい料理も豊富に並んでいます。
ハム、チーズ、ピクルス類のコーナー。
相変わらず、朝からスイーツの多さは驚かされます。
野菜も豊富で食べきれません。
パティオの回廊で朝食をいただきます。
朝食後、アンダルシアらしい一面のオリーブ畑を見ながら、白い村ミハスへ。
昼食:PORRAS
最初はアンダルシア名物の冷たいトマトスープ「ガスパチョ」 少し水っぽかったのが残念でした。
コスタ・デル・ソル(太陽海岸)名物、魚のフリッター(ヤリイカ、イカ、イワシ、小魚)とサラダ。
揚げたてをシンプルにレモンを絞っていただきます。
クリームチーズケーキ。
評価は星3つ★★★です。
昼食後、ミハス村の散策です。フォトジェニックなサンセバスチャン通り。
小さな四角い闘牛場。
展望台からコスタ・デル・ソルを展望。
ミハス名物ロバのタクシーのお客様待ち。
散策後、グラナダへ。午後は世界遺産アルハンブラ宮殿とヘネラリフェ庭園観光。
最初に庭園散策からスタート。糸杉の刈込みがきれいです。
夏の離宮として造られました。水がふんだんに使われています。
美しい装飾のアーチの奥にアルハンブラ宮殿が見えています。
宮殿内の見事な漆喰装飾に降り注ぐ木漏れ日。
アラヤネス(天人花)の中庭。
二姉妹の間の天井の美しさには目を奪われます。
バルコニーから眺める旧市街のサクロモンテ地区とアルバイシンの丘。
観光後、ホテルチェックイン。ホテルのロビーもアルハンブラ風でした。
ホテルの中庭もヘネラリフェ庭園を意識して造られています。
夕食:ホテル内レストラン
少し酸味のあるアーティーチョークのスープ。
タラのコンフィ&ピラフ。
食事中にグラナダ大学(OB?)のツナグループによる歌と演奏も楽しみました。
デザートはカットフルーツでさっぱりと。
評価は星3つ★★★です。
宿泊ホテル:SARAY
6日目 グラナダ~バルセロナ
朝食:ホテル内レストラン
シンプルな内容でしたが、ひと通り揃っています。 巨大なチョコレートペースト「ヌテラ」が目を引きます。
朝食後、グラナダからブエリング航空でバルセロナへ。
車窓からガウディによる改装で有名な世界遺産カサ・バトリョやカサ・ミラを見学。
世界遺産サンパウ病院へ。ガウディと並ぶ天才建築家モンタネールの代表作のひとつです。
昼食:hisop
本日の昼食は某有名グルメガイドで一つ星を獲得したレストランにて季節の創作料理を楽しみます。
ウニと天然ウナギのブリヌイ、玉ねぎクリームが独特なウニの味を和らげています。
ワタリガニのクリームに根菜、黒ソーセージを添えて。食す直前にアニスのスプレーを振りかけたのにはビックリ!
サバのキャビア添え。仕上げにアーティーチョーク、玉ねぎを加えたアンコウのソースをかけます。繊細な味付けと予想外の組み合わせに驚かされます。
カサゴのお刺身&赤トウガラシ入りのマグロのラビオリにコンソメエキスの優しい味のスープを添えて。
横にはカリカリに焼いたカサゴの皮にかぼちゃとハーブとレモンの葉が添えられていました。
メインは牛すね肉のミニステーキにアンズ茸。 なんと左の小皿にスペインの珍味「ペルセベス(カメの手)」が入っていました。
次はお口直しです。柿とタイムのシャーベットにかぼちゃの種を添えて。こちらに合わせたのはハッカとトウガラシが効いたエキスでした。
デザートはクリーミーなヤギの乳で作られたパンナコッタ&ヘーゼルナッツのアイスクリーム。
その上にマンダリンオレンジとプラムのブランデー漬け、黒ニンニク、トリュフ、ナッツが添えられ、幾度も味変が楽しめました。
最後にお好みのコーヒーまたはお茶(こちらはカモミール)とプチフォー3種(甘いオリーブ、チョコレート、リンゴの甘露煮)
お食事中のドリンクも含まれており、ワインの方はお皿とペアリングされたスパークリングワインからはじまり、白ワイン、赤ワインがサービスされます。
評価は星5つ★★★★★です。
引き続きバルセロナ観光へ。
ガウディが手掛けた世界遺産グエル公園へ。
実際に人を座らせてかたどって造ったモザイク装飾のベンチ。
ベンチの下には、上に降った雨水がこちらの柱を通り下の貯水槽に流れていくように工夫されています。
ガウディ独特の曲線が使われています。
最後にこちらも一部ガウディによる世界遺産サグラダファミリアを訪れます。
交差廊の天井と4福音書家の柱。
内部はまばゆいばかりの光がステンドグラスを通じて入ってきます。
観光後、ホテルチェックイン。
バルセロナでは、19世紀の邸宅を改装した市内中心に位置するデラックスホテルに連泊です。
スタイリッシュで広々としたロビー。
宿泊ホテル:CLARIS
7日目 バルセロナ
朝食:ホテル内レストラン
厳選された食材のビュッフェ。温かいお皿はテーブルでオーダーできます。
カタルーニャ名物パンコントマテが大人気です。相変わらず、生ハムは美味でした。
野菜やピクルス類。
美味しそうなフルーツ類。
パンの種類も豊富です。
こちらは卵料理のシェフもいました。
本日は終日自由行動です。ホテルのロケーションが良いため、フリータイムにも便利です。
添乗員はオプショナルツアーのモンセラート半日観光に同行しました。ホテル出発が遅れご迷惑をおかけしました。
見事に大雨という天気予報を覆して青空が出てきました!
修道院付属の教会外観。
教会内部。内陣奥の高いところにひときわ輝いて見えるのが黒いマリア様です。
その黒いマリア様に近づくことができました。
最後に奇岩と美しい修道院を眺めて、モンセラートを後にしました。
夜はオプショナルツアーのフラメンコショーに同行しました。本日のタブラオはスペイン村のアンダルシア地区の中にある「TABLAO DE CARMEN」です。
最初にイベリコ生ハム、巨大オリーブのピクルス、コロッケ2種(ほうれん草とタラ)をいただきます。
前菜はガスパチョあるいはミニレタスとツナ、ケッパーのサラダから選びます。
一人目のバイラオーラ登場です。
メインはメルルーサあるいは牛肉の煮込みから選びます。
宴もたけなわ、バイラオール(男性舞踊手)の見事なサパテアード(踏み鳴らし)に目が釘付け状態。
二人目のバイラオーラが登場しました。
デザートはチョコレートムースあるいはクレマカタラナ(クリームブリュレ)から選びます。
最後に一族の女の子が登場して、会場は盛り上がりました。
宿泊ホテル:CLARIS
8~9日目 バルセロナ~ドバイ~大阪
最終日、午前中はゆっくりお過ごしいただき、午後バルセロナ発エミレーツ航空にてドバイ乗り継ぎ、翌日関西空港到着。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
色々ありましたが、皆様の温かいご理解とご協力に感謝いたします。
スペインのハイライトをゆったりと訪れるツアーです。フリータイムもあり、自由散策も楽しめます。
皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。
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