旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2020年2月18日
フレンドツアー 関西発
2019年12月27日発
FE392(B392) フィンランド航空利用
名門ホテル「アルフォンソトレセ」に泊まる 太陽の国スペイン8日間
で召し上がっていただいたお食事と一部観光内容をご紹介させていただきます。
お食事は星の数で評価させていただきます。
満点は 星5つ★★★★★となります。
関西空港よりAY078便にてフィンランドのヘルシンキ空港へ。約11時間のフライトです。その後、AY1661便にてマドリードへ。到着後、市内のホテルへ。ヘルシンキからマドリードまでのフライトはコーヒー、紅茶、オレンジジュースやブルーベリージュース、お水のみが無料です。約4時間のフライトです。
宿泊地 マドリード : ミゲル・アンヘルホテル 2連泊
ホテルの朝食の様子
種類が豊富で、日本語でもメニューの案内のプレートがありました・・・・・が、変な日本語翻訳もあり
並べ方や調理法など、とても丁寧に作られている感じです
チーズも数種類あり。フレッシュチーズもあり、名物のマルメロを載せてありました。チーズは癖が全くなく、絹ごし豆腐のような感じです。
焼いたパンに細かく刻んだトマトとオリーブオイル、お塩をかけていただきました。これがアンダルシア風の朝食と呼ばれるものです。
食事の評価 ★★★★
朝食後、バスでかつてのスペインの首都、トレドへ。旧市街は中世の雰囲気がとてもよく残っています。石畳の街を歩いて観光しました。人もまばらで、どこの路地も絶好の写真スポットです。
エル・グレコの傑作のある、サントトメ教会やスペイン・カトリックの総本山、カテドラルなどを観光。こちらはカテドラルの内部で、宝物館のムデハル様式の天井(ツアーによってはこちらは案内しませんが、阪神のグループは入場観光します)とクリスマスのデコレーション。1月6日まで展示される、この時期限定のデコレーションです。
中央祭壇の前にある、聖歌隊席にある、聖母子像。この時代、こんなやさしい微笑みを浮かべるマリア様はとても珍しい。トレドの人々に愛されている、聖母子像です。そして、聖具室にある、エルグレコの傑作、「聖衣略奪」。450年近くたっても色褪せない、素晴らしい絵画です。
そしてトレドの旧市街を展望できるパノラマポインとへ。観光前に行く予定でしたが、霧で真っ白だったので、観光後にいきました。美しい青空と、世界遺産の旧市街の街並みは本当にきれいです。町の中心にはカテドラルの鐘楼が見えます。観光後、マドリードに戻り、昼食のレストランへ。
昼食 :Serena Verde 緑の人魚という名前のレストランです。
タパスメニューのランチです。いろいろなおつまみを取り分けていただきました
まずはモンゴウイカの鉄板焼き、そしてスペインのじゃがいも入りのオムレツ、トルティージャ。
そして小イカのフライとマッシュルームの鉄板焼き。ジューシーでおいしい。
高級な貝類として知られる、マテ貝のグリル。とてもおいしい
そしてタコノガリシア風。パプリカがかかっています。タコはとても柔らか。
ムール貝のグリル・・・・・もうこの頃はおなかがいっぱいで・・・・・
そしてデザートは季節のフルーツ、メロンでした。
とにかくすごいボリューム。食べきれませんでしたが、お味は良かったです。いろいろなおつまみを楽しむことができました
食事の評価 ★★★★
昼食後、マドリードの市内観光。プラド美術館やソフィア王妃芸術センターなどを観光しました。その後、ホテルに戻り、夕食まで小休止。夕食は近くのレストランへ車で行きました。
夕食 : La Huerta Del Duque
前菜はツナ入りのサラダ。玉ねぎも入っていましたが、辛みも少なく、おいしいです。ワインもついていました。苦手な方はソフトドリンクやビールなどに変更できます。
メインは名物のパエリア。シーフードのパエリアでサフランで黄色く色づけられています。
デザートはレモンシャーベットでしたが、写真を撮り忘れました。すみません
食事の評価 ★★★
朝食後、車でマドリードのアトーチャ駅へ。スペインの新幹線、AVEに乗車してアンダルシア地方のセビージャへ向かいます。
到着後、スペイン広場で写真を撮った後、旧市街のレストランへ。
昼食 : El Cabildo
前菜はサラダ、アスパラガスが入っていました。こちらではドレッシングというものがないので、オリーブオイルとワインヴィネガーをサラダにかけて、自分でドレッシングを作ります。メインは白身魚のグリルとポテト、温野菜です。あっさりとした調理法でした。
デザートはプリン。なめらかな食感で大好評
食事の評価 ★★★★
昼食後、セビージャの旧市街の観光。すべて徒歩観光になります。こちらはセビージャの大聖堂と、世界3大ミナレットの一つ、ヒラルダの塔。観光後、歩いてホテルに行きました。
アフフォンソ・トレセホテルはセビージャでも有名なホテルで、ムディハル様式。1929年のイベロ・アメリカ博覧会の際に作られたホテルで、VIPを迎えるために建てられただけあってとても豪華に作られています
ロビーだけでも素敵なので、多くの人が写真を撮りに来たり、お茶を飲みに来たりしています。数々の映画の撮影にも使われました。
この時期はまだクリスマスのデコレーションもあり、さらに豪華な雰囲気。
ロビーの奥のほうにアルフォンソ13世の使われた椅子や道具、写真などが展示してある小さなコーナーがあります。ホテルが建てられた当時のレトロな写真もあり。
ホテルにチェックインした後、小休止。夕食はみんなで近くのバルに食べに行きました。
宿泊地 セビージャ : ホテル アルフォンソ トレセ
ホテルの朝食の様子
レストランも豪華!そして朝食内容もすご~い 全部は食べきれない・・・・・
いずれもとても質の高い、おいしいものばかり。野菜やフルーツ、盛り付け方も色合いも最高です。
温野菜も多くあり。トルティージャやチューロスもあり。
はちみつもこんな感じ。餃子もあり。
食事の評価 ★★★★★
豪華な朝食後、アンダルシアの大地をドライブ。オリーブ畑を見ながら、グラナダへ向かいました。そして「アンダルシアのエッセンス」といわれる、白い村、ミハスへ。到着後、村の散策をしながら昼食のレストランへ。
昼食 : Porras
まずはにんにくのスープ「ソパ・デ・アホ」 体がとても温まるスープです。そしてイワシのグリルがでましたが、写真はありません。私のテーブルにはサービスされませんでした・・・・
デザートはチョコレートムース。チョコレートの風味たっぷりのケーキをホイップクリームとともにいただきました。
食事の評価 ★★★
昼食後、ミハスからグラナダへ。お天気も良く、道中シェラネバダ山脈の美しい風景も楽しめました。予約の時間に合わせてアルハンブラの丘を見学。まずは夏の離宮、ヘネラリフェへ。意外と人も少なく、楽しくお庭の散歩ができました。離宮からはアルハンブラ宮殿もきれいに見えました。
ヘネラリフェの噴水。そしてアルバイシンの丘とサクロモンテの丘。
ヘネラリフェの離宮もアラブ様式の美しい建物です。離宮からアルハンブラ宮殿に行く途中、お庭からはシェラネバダの白い山がきれいに見えました。
宮殿から見た、アルバイシンの丘。
大使の間、コマレスの塔。そしてライオンの中庭。見学客はいるのですが、私たちが行くと、なぜか人が去っていく・・・・ そして写真もゆっくり撮れて、とてもラッキーでした。
観光後、グラナダ市内のホテルのチェックイン。夕食まで時間があったので、近くのデパートまで歩いていきました。
夕食 : ホテル内レストランにて
バイキングの食事でした。大きなグループが入った後で、あまり残っていませんでしたが、待っていたら新しく作って持ってきました。
サラダ、ビーフの煮込み、魚のグリル、ポテトフライ、温野菜、スープなどがありました。
食事の評価 ★★★
宿泊地 グラナダ : ホテル サライ 泊
ホテルの朝食の様子
すごーい人でなかなか写真が撮れませんでした。
カラッと揚げてあるチューロスはスペインの朝食の定番。食べ始めると癖になりそうです。
食事の評価 ★★★
グラナダ空港からヴェリング航空に乗って空路でバルセロナへ。バルセロナへは早着
遅れることは多々ありますが、早く着くことはまれ!でも荷物が出てくるのに30分ほど待たされました
到着後、市内のレストランへ。早く着いたのでレストランも開いていない。ちょっと時間をつぶしながらレストランへ行きました。
昼食 : Brasserie Flo
とても雰囲気の良いレストランです。クリスマスのデコレーションもまだあり、さらに華やかになっています。
まずはウェルカムドリンクのカヴァ、カタルニア地方のスパークリングワインです。アルコールが苦手な方はソフトドリンクに変更することもできます。
そして前菜はアスパラガスのロメスコソース。とても立派なアスパラガスで、野菜の素材をうまく生かした調理法。
メインはビーフのカタルニア風煮込み。とても柔らかく煮込んでありました。やや味付けは濃いめでした。
デザートはクレマ・カタランという、カタルニア地方の焼きプリン。そしてコーヒーまたは紅茶もついていました。
有名なレストランで、サービスもプロ級。特別に早くあけてもらっているので、人も少なく、ゆっくりと食事を楽しめました。
食事の評価 ★★★★★
時間があったので、レストランの近くのカタルニア音楽堂のロビーや旧市街を少し歩きました。
バスに乗り込み、バルセロナの観光へ。サンパウ病院をサグラダファミリアをまず見学。すべて予約制なので、予約の時間に合わせて見学。こちらはガウディ公園(と呼ばれているらしい)から見たサグラダファミリア。ご生誕の門が見えています。一番初めに作られた部分です。
入場口から入り、ガラス窓に移る、教会の工事現場もなかなか絵になります。
徐々にできて行っている内部。ステンドグラスの色にも意味があるそうです。
冬の午後の光が一番ステンドグラスがきれいに輝きます。特に今日もお天気が良かったので、最高の色を見れました。
2026年に完成予定とか
その後、高台にある、グエル公園へ。奥に見えるのが門番の家。お菓子の家みたいなとてもかわいい建物です。
観光後、ホテルにチェックイン。そして夕食まで少しフリータイム。今日は大晦日なので、夕食はガラ・ディナー。いつもよりも遅くスタート。そしてみんなでカウントダウンをして新年を迎えます。夕食のレストランへはミニバスで行きました。
夕食 : Hisop
カタルニア地方のスパークリングワイン、カヴァやワインなども今日の食事にはついていました。今日は大晦日のため、特別メニューです。なんだかんだといっぱいサービスされました。
まずはシェーカーでカチャカチャとカクテルを作り、ワイングラスに注がれたのが、オイスターフィズ。生の牡蠣が入った食前酒?でした。そしてトリフ・ロワイヤル、ポテトベースのポタージュにその場でトリフをスライスしてくれました。
味は・・・・よくわからなかったです。
そしてロブスターのシチューココナツ風味。おいしくいただきました。そしてアンコウのロースト。丸焼きしたアンコウが披露され、そのあと細かく食べやすく切ってサーブされました。カラッと仕上がった皮が香ばしく白身のアンコウとよく合いました。
ライチとリンゴのわさび風味。
縦縞ヒメジ(魚)のグリル、味噌とマヨネーズソース。あまりお味噌の味はしない・・・。
サービスする前にフランベしてくれました。とても不思議なソース。あっさり塩焼きでいただいた方がおいしいような・・・・・一つ星レストランのシェフに言える立場ではありませんが……
鹿肉のグリル、コーヒー風味、ルバーブ添え。鹿肉は柔らかく、酸味のある野菜、ルバーブにインスタントコーヒーの粉末がかかってある、とても不思議な味のお料理でした。こんな組み合わせは初めて
アールグレイ風味のケーキのチョコレートソース、トリフ添え、もうこの頃にはおなかがいっぱいです。
そしていよいよ2019年も終わり・・・という時刻。スペインでは通常、マドリードの市役所の12時の鐘をききながら、ブドウを食べる習慣があり、12個食べ終わると新年~ という感じでカウントダウンします。もちろん、鐘は12回なりますから、ブドウも12個必要というわけです。な、な、なんとこのレストランではそのブドウのため専用 というガラスの入れ物に出されたブドウが・・・・そしてパーティグッズが配られ、どのようにしてカウントダウンの鐘を鳴らすのかと思ったら・・・・・・
レストランのスタッフが大きなドラムをもってきて、ばーん ばーん と鳴らし始めました。それに合わせて急いでブドウを食べ、無事に新年をむかえました スペイン人は毎年この時期、ブドウを無事に食べるかに命を懸けております。
そして無事あけました レストランではまだまだガラ・ディナーは続きますが、カウントダウンが終わり、ブドウを食べた後、ホテルに戻りました。みなさん、徹夜を覚悟で来ているのかな?タフです。
宿泊地 バルセロナ : ホテル クラリス 2連泊
ホテルの朝食の様子
卵料理や暖かい調理したものはこちらのメニュー表から選んでオーダーすることができます。朝食のバイキングには冷たいお食事が並んでいます。
そんなに広くはありませんが、いろいろなものが並んでいます。
食事の評価 ★★★★★
本日は終日自由行動。お正月なので、商店はお休み。観光のモニュメントは開いているところも多いです。ホテルはメインストリートのグラシア大通りに近く、どこに行くにも便利です。大通りにはクリスマスのイルミネーションもまだ点灯される、夜になるとライトアップもきれいです。
昼食、夕食は自由。
バルセロナの空港からAY1654便にてヘルシンキへ。その後、AY077便にて関西空港へ。機材故障のため、飛行機が遅れ、結局3時間待たされたあと機材変更・・・・・ で関空は遅れての到着となりました。
ブドウを新年に食べる習慣はスペインとポルトガルだけなので、思い出になる新年であったことを祈りま~す!
最後までお読みいただきましてありがとうございました
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