旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年4月17日
2017年3月27日 関西空港発 B300
「ルフトハンザドイツ航空 ビジネスクラス利用
スペインのいちばん美しい村8日間 」
のツアーで頂いた食事の内容をご紹介します。このコースは通常のスペインのツアーで行かかない小さな村を訪れるツアーでした。ほとんどがスペインにかつて来たことのある方々で、新たにスペインの魅力を感じることができる日程でした。
復活祭も間近で、町には活気が戻り、春の花も咲き乱れて美しい風景も楽しめました。
珍しい村での写真を何枚かとってきていますので、ご参考にしてください。
食事は5段階評価で表しています。★印を参考にしてください。 では、「旅ごはん」スタートです。
1日目 関西空港 ~ フランクフルト経由 ~ バルセロナ
宿泊地 バルセロナ : フォントエアー・コングレスホテル 1泊
2日目 バルセロナ ~ モンセラット ~ ペニスコラ ~ バレンシア
宿泊地 バレンシア : ホテル アバ・アクティオン 2連泊
バルセロナのホテルの朝食の様子
空港近くのホテルで、結構アジア系の人が多く滞在していました。
さすがはスペイン、朝から甘いものがいっぱい並んでいました。
パイナップルはいまいちでしたが、スイカはおいしかったのこと
食事の評価 ★★★
朝食後、モンセラットへ。途中の道は雲がかかっていて山の景色が見えなかったのですが、山の上に登っていくと、なんと雲海が広がっていました
現地のガイドさんもめったに見たことのない風景、真っ青な空とはるかかなたにピレネー山脈の山並みも見えました。
きれいでした~
絵葉書のような風景でした。
昼食 : Monserrat
修道院近くのレストランで頂きました。
前菜はカネロニのベシャメルソース。濃厚なソースにすこし焦げたカネロニがおいしい
メインはメルルーサの漁師風。「大き~い」というお声も多かったです。漁師風なので、シーフードのソースがかかっていました。
あっさりとしたソースです。ワインもついていて、おかわりもいただけました
皆様、初日の昼食からワイン三昧 ~
デザートはクレマ・カタラナなのですが、撮ったはずの写真がなくなっていました。変なボタンを押してしまったかな~
食事の評価 ★★★★
モンセラットからバレンシア地方に入り、海沿いのリゾート、ペニスコラへ。
ギリシャの島の家々を思い浮かべる街並み。お天気も良く、海の色もきれいです
丘の上にはテンプル騎士団によって建てられたお城があります。
城内で一番高いところにあるテラスからの展望は素晴らしかったです。
ペニスコラからバレンシアへ。コスタ・アサールといわれる、レモンの海岸とオレンジ畑を見ながらのドライブでした。
夕食 : ABBA ACTION (滞在ホテル)
前菜はバレンシア風のサラダ。すっかり撮り忘れてしまいました
以後、お客様からは写真撮ったか?と何度もお声をかけていただき、ありがとうございました
バレンシア風というだけあって、ジューシーなオレンジが入ったサラダでした。
メインはポークフィレのステーキ。とても柔らかくておいしかったです。ポテトもホクホクでおいしい!
デザートは自家製ティラミス。さほど甘くなく、おいしくいただきました。
食事の評価 ★★★★
3日目 バレンシア ~ アルバラシン ~ バレンシア
バレンシアのホテルの朝食の様子
スペイン独特の朝食がいっぱい! 花梨を煮詰めて固めた(羊羹のように見えますが・・・・・)マルメラもありました。
フレッシュチーズは癖もなくとてもおいしい!はちみつをかけていただくのがスペイン風。 good
バレンシアから走ること2時間強・・・ 標高1200mにある、山の中の町、アルバラシン。
2005年にスペインの観光協会によって「スペインでいちばん美しい村」です。
世界遺産には登録されていませんが、昔の面影がとてもよく残っています。
クエンカを思わすような空中の村・・・・どこを歩いても絵になる風景でした。
丘の上にある、城壁。まさにスペイン版、万里の長城ですね
昼食 : Hotel Albarracin
村内にあるホテル兼レストランでいただきました。
前菜はきのこ入りのクリームスープ。メインはチキンのチリンドロンソース。アラゴン地方の郷土料理の一つです。
デザートはなんと、フルーツ!これが一人分。いっぱいで食べれない!洋ナシは季節のフルーツでよく熟れていてやわらかで甘かったです。オレンジもあまくておいしい!(この日には食べれず、持ち帰ってあとからいただきました )
スペインってダイナミックですね・・・・とお客様もびっくり
この日もワイン付~ 自然と会話が弾みます
食事の評価 ★★★★
その後、バレンシアに戻り、夕食はホテル近くのレストランにて。ホテルからは歩いていきました。
夕食 : Islas Canarias
サラダと一緒に出されたのが、パン・コン・トマテ。トマトをすりつぶしたものに、オリーブオイルやニンニクで味付けされたソースをパンにつけていただきます。あっさりとした食べ方で朝食にもよく出されます。
シーフードのサラダにはたっぷりスモークサーモンやエビが入っていました。
やっぱりバレンシアのサラダにはオレンジが入っていました。
スペインでは通常、ドレッシングというものがないので、テーブルの上に置いてある、オリーブオイルとワインヴィネガーをサラダにかけて自己流のドレッシングでいただきます。
メインはシーフードのパエジャ、バレンシアが本場です。少々塩味が強み?!という声もありましたが、添乗員としてはこれぐらいの濃いい味がスペインでは普通ですね。
おかわり~とも言われましたが、一皿でおなか一杯になりますよ
デザートはフルーツ。切ってあるので食べやすい 日本に比べると、酸味は強めですが、さっぱりとしておいしい
4日目 バレンシア ~ カルタヘナ ~ モハカル ~ ロルカ
宿泊地 ロルカ : パラドール・デ・ロルカ 1泊
バレンシアから、カルタゴの軍港として知られる、カルタヘナへ。まず、早目の昼食をいただきました。
昼食 : A Muneia ガリシア人の経営しているレストランです。
まず、おつまみとしただされたのが、エンパナーダという、野菜入りのパイ。玉ねぎの味がよくきいています。
そして前菜はズッキーニと玉ねぎのサンゴジョ、スクランブルエッグのようなものです。
メインは豚のグリルとポテト。マッシュルームソースでした。デザートはアーモンドケーキ。ふわふわ、アーモンドはたっぷりですが、軽い焼き具合なので食べやすい!
昼食後、港地区でバスを下車して徒歩にてローマ劇場へ。この劇場は1987年に発掘されたもので、
まだ遺跡が住宅の下に埋もれています。
カルタヘナのあと、モハカルへ。ビーチリゾートとして知られる白い村です。
坂が急で、村へはエレベーターで上りました。それでも結構急な坂を歩きました
その後、ロルカの丘の上に立つ、かつてのアラブ人のお城を改装したパラドールへ。
到着した時間が遅かったので、城内の城壁や見張りの塔は閉まっていましたが、周りの景色がとてもきれい!
丘の上なので、夜空の星や月もとてもきれいでした。
夕食 : Parador de Lorca (宿泊ホテル)
前菜はズッキーニのクリームスープ。少し苦味があって素材の味が生かされていておいしかったです。
メインはスズキのグリル。やはりスペインサイズは巨大でした。
下にあったアスパラガスもやはり立派なもの。素材の味が生かされたあっさりとした調理法でした。
デザートは洋ナシのタタン。アイスクリーム添え。
食事の評価 ★★★★
5日目 ロルカ ~ フリヒリアナ ~ マルベージャ
宿泊地 マルベージャ : ドン・カルロスホテル 1泊
ロルカのパラドールの朝食の様子
品数が多くて、楽しい~ フレッシュチーズが好評でした。
古いお城の壁がパラドール内に残っていて、遺跡の中で食事をいただくような感じ。
パラドールからの景色。朝焼けもきれいでした。パラドールの写真も数枚撮りました。
5日目 ロルカ ~ フリヒリアナ ~ マルベージャ
宿泊地 マルベージャ(コスタ・デル・ソル) ドン・カルロス
ロルカから田舎道をしばらく走り、高速道路でアンダルシア地方へ。
途中、シェラ・ネバダ山脈もきれいにみえました。その後、トロピカル海岸を見ながら、白い村、フリヒリアナへ。
村のメインストリートを散策しながらレストランへ。
昼食 : La Taberna del Sacristan
まず、おつまみに出されたのが、イベリコ豚のハムやサラミや地元産のチーズ。お酒がすすみます~
そして濁ったスープはみなさん、豚骨スープと言われていましたが、そんな味付けのスープ。
あっさりとしたチキンがベースのスープで、ゆで卵が崩してはいっているのでこのような色になっています。
メインはポークのステーキ。しっかりとした歯ごたえで、噛めば噛むほど味が出るようなかんじでした。
やっぱり量が多いですね。
デザートはチーズケーキ。スペインはお昼御飯がメインなので、現地風にゆっくりと食事を楽しみました。
食事の評価 ★★★★
散策を各自楽しんでいただいた後、コスタ・デル・ソルで一番の高級リゾート、マルベージャへ。
お泊りは広大な敷地面積のホテルで、プールやスパ、テニスコートもあり、海岸へもホテルの敷地内から行くことができます。
とてもよいお散歩です。
夕食は各自で。ホテルのバーやレストランで召し上がった方や、近くのレストランやスーパーで買出しに行かれた方もありました。
6日目 マルベージャ ~ マラガ ~ マドリッド
宿泊地 マドリッド : ホテル ベラスケス 1泊
朝食 : マルベージャのホテル・・・・リゾートらしい風景を見ながらの朝食でした。
朝はかすんでいたのですが、ホテルを出発するころ晴れてきて、アフリカ大陸やジブラルタルが見えました~
卵料理や温かい朝食はオーダーすることができます。テーブルにウェーターが聞きに来てくれます。
朝食のレストランの写真とレストランから見える、プール。温度は27~28℃とのことです。
広大な庭園の向こうには海岸があります。海の色もきれいです。
朝、ゆっくり目の出発。そしてコスタ・デル・ソルの中心都市、マラガへ。
セマナ・サンタ(聖週間)の準備が着々と進んでいるようでした。マラガにある、ローマ劇場。本日もとても良いお天気でした
昼食 : La Cueva de 1900
タパスメニューの昼食でした。いろいろなおつまみが数多く出されて、とりわけながらいただきました。
生ハムはお味が良かったです。オリーブの実の入ったサラダはいかにもスペイン風。
チキンのから揚げ、イカのリングフライ・・・タルタルソースやケチャップをつけていただきました。
そのままでも十分味はついていますが、つけていただいてもおいしい。
クリームコロッケはほくほくでした。そして豚のニンニク炒め。
デザートはプリンでしたが、ちょっとバタバタしていて写真が取れませんでした。すみません
昼食後、マラガの駅からスペイン版新幹線AVEに乗車。約3時間でマドリードのアトーチャ駅へ。
その後ホテルにチェックイン。夕食は各自で。
ホテルの近辺にはにぎやかな繁華街もあり、週末ともあり多くの人でにぎわっていました。デパートへ行かれた方も多かったですね。
7,8日目 マドリード ~ フランクフルト経由 ~ 関西空港
朝、5:00発にホテルを出発したため、朝食はボックス(箱詰め)でした。写真は撮り忘れました
サンドイッチとジュースとお水、フルーツが入っていました。
ホテルを出発して約20分ほどでマドリードのバラハス空港へ。
LH1123便にてフランクフルトへ、LH740便に乗り継いで関西空港へ。到着後、流れ解散。お疲れ様でした。
このコースはこのツアーで終了しましたが、スペインのあまり行かない観光地へ行く、ちょっとユニークなコースでした。
なかなかおもしろい内容でしたが、ちょっと移動距離が長かったかな?!
天候に恵まれて、本当に美しい風景を楽しむことができました。
移動中も春のスペインの景色を満喫できましたし、シェラ・ネバダの雪山も美しく見えました。
また内容を少し変えてスペインの小さな村を巡るツアーは今後も続けていきます。
リピーターの方にお勧めの地方ですね。
スペインはグルメの国でもあるし、ほかのヨーロッパの国々比べると食事も安いと思います。このままいい時代が続くことを祈りたいと思います
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