
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2016年10月17日
のコースでいただいた食事をご紹介させていただきます。まさに美食のツアーですよ


第1日目
関西空港からKL868便にて、アムステルダム・スキポール空港へ。その後、KL1689便にてビルバオへ。機内食は小さい機材ともあって、ポテトチップとドリンクでした。ビルバオ空港到着後、ホテルまでは約30分です。
宿泊地 : ビルバオ ホテル エルシーリャ 2連泊
第2日目
ビルバオのホテルの朝食の様子

シックな様相のレストラン。席数も結構あります。

スペインの朝食の定番ともいえる、パンとトマトとオリーブオイルで作るセット。

チーズもハムもロールしてくれているので食べやすい。

朝食後、ビルバオの市内観光。
昼食はグッゲンハイム美術館内のビストロ・グッゲンハイムにて。食事にあわせて白ワインと赤ワインもサービスされました。
前菜はチャングロガニのテリーヌとレタス。色取りにトマトがまぶしてあるのがおしゃれ。カニの風味やよく聞いていて、おいしくいただきました。そのあと、アンチョビのロースト。サイズもかわいく、色合いもきれい。火を通した野菜の上にアンチョビが載っています。

メインは、まるでチョコレートケーキのようにみえますが、ラムのローストで、野菜のクリーム(たぶんかぼちゃ)とヘーゼルナッツソースがかかっています。この野菜のペーストをつけると、羊独特のにおいが消えます!

デザートはチョコレートクリームとバナナアイス。ふわふわしたものは、レース状に形どったケーキです。女の子が頭に白いリボンをつけているように見えますね 
コーヒーまたは紅茶と出てきたのが、プチフルールといわれるお茶菓子。入れ物もおしゃれ! 一口サイズで甘すぎず、おいしくいただきました。

食事の評価 ★★★★★
グッゲンハイム美術館にある、ジェフ・クーンのパピー。ウエストハイランドテリアがモデルの巨大なオブジェ。鉄筋のフレームに生の花が植えられています。正面入り口に番犬のように座っています。後ろ姿もかわいいんですよ~

グッゲンハイム美術館(川からの眺め)。昼食後はフリータイム。美術館に残られたり、美術館からあるいて旧市街に行ったり、お天気に恵まれたので、楽しい散策日和となりました。

夕食はバスでミシュラン一つ星のレストラン、エチャノベへ。
レストランの様子と口紅の形をしたアミューズ。さすがに星付きレストランだけあって、サプライズ~

つぎに出てきたのがフォアグラ
なんと、スモークといっしょに出され、これまたサプライズ
スモークが消えたら、こんな感じ。盛り付け方もとてもおしゃれです。

フォアグラを拡大した写真。クリーミーでフォアグラなのにあっさりとおいしい!量もちょうどいいです。
次に出されたのが、ロブスターのサラダ。サラダというよりはメインに近いような存在感です。まろやかでおいしくいただきました。

そして、アンチョビのトマトスープ。器もまたおしゃれ。海の中に漂っている魚のようです。少しずつ、いろいろな料理が楽しめて、日本人好みです。その次は、さっとあぶったマグロ。脂がのっていてこれまた美味でした

これがメインというのか?グリルステーキとウイキョウ。柔らかくて一口サイズに来てくれているのがうれしいですね。
デザートはストロベリートマトのカルパッチョ。メープルリーフの形の器。秋を感じる色合いでした。

そして、食後のコーヒー(または紅茶)とプチフルール。ボタンの形のいろいろな味のチョコレート。本当におしゃれです。

食事の評価 ★★★★★
第3日目
スペインのリオハ地方へ。リオハワインのワイナリーで昼食とワインの試飲をお楽しみいただきました。
昼食 オクタニヨン前菜はチーズ味のの器に入った、サラダ。ウナギの稚魚(?)がのっていました。そして、キノコのオリーブ和え。

リオハ風のポテト。スープともいえかも?!ソーセージからとてもいいお出しが出ていて、おいしかったけど、すごいボリューム。ポテトもとてもやわらかく、ほくほくでした。食事の時に出されたワインは4種。そのうちの赤ワインのクリアンサ。おいしかったです。

メインはチキンのグリル、マスタードソース。とても良いお味で煮込んでありました。
デザートはワイン風味のプリン。赤ワインの味が程よく香って、甘くなくおいしくいただきました。

出されたワインの種類。食後には甘い、デザートワイン(白)もサーブされました。

ここのワイナリーのオーナーは、趣味で美術品を集めて展示。


食事の評価 ★★★★★
ワイナリーで食事、見学の後は、ログローニョのホテルにチェックイン。少し休憩時間のあと、夕食は近くのレストランへ歩いていきました。
夕食: ラ・コシーナ・デ・ラモンまずはフレッシュチーズとラスク。お豆腐のような全く癖のないおいしいチーズで、中にはブドウがはいっていました。4人で一皿ぐらいの感じでいただきました。リオハ風のソーセージは、豚の血が入っているのでこんな黒いいろでした。お米もソーセージの中にはいって、スパイシーで肉の臭みが全くないソーセージのでした。

ネギのグリルもとてもやわらかく、とろっとした触感で、ネギの甘みも感じました。上にのっているアーモンドもかりかりにローストしてあっておいしかったです。
メインは、ツナの低温調理で、和風のお味。脂ののったツナですが、とてもやわらかく、食べやすかったです。下に敷いている温野菜ともとても相性が良かったです。
デザートはブリオッシュパンのデザートとバニラアイスクリーム。

食事の評価 ★★★★★
宿泊地 : ログローニョ NHエリンシア・リオハ 1泊
第4日目
ログローニョのホテルの朝食の様子生ハムはおいしかったです。フルーツもいっぱい!

現地の人は朝食に甘いものをいっぱい食べるので、甘いパンもいっぱいありました。

いつものパンとトマトのペーストとオリーブ。

レストランはこんな感じです。

朝食後、ナバラ州へ移動。サンティアゴの巡礼路が4本合流する村、プエンテ・ラ・レイナの村の散策。
王妃様がかけたという、プレンテ・ラ・レイナの橋。

その後、ナバラの中心都市、パンプローナへ移動。ヘミングウェイが通ったカフェ・イルーニィアのヘミングウェイ像。歩いて観光後、昼食のレストランへ。

昼食 : サン・イグナシオ名産のシードル(リンゴ酒)が出され、新鮮なフルーツの入ったサラダがでました。

メインはナバラの名物料理のひとつ、ますのナバラ風グリル。生ハムと一緒に調理するもので、このレストランでは、細かく刻まれた生ハムがのっていました。
デザートはクアハダという羊のミルクで作ったヨーグルト。お好みでグラニュー糖やはちみつをかけていただきます。これもバスク地方の名物で、普通のヨーグルトよりもさらっとして食べやすい。軽い感じのヨーグルトでした。

食事の評価 ★★★★★
その後、サンセバスチャンのホテルにチェックイン。少し休憩してからサンセバスチャンの観光。
ホテルは、バルセロ・コスタ。ヴァスカに2連泊です。
夕食は自由なので、みなさん一緒に旧市街のバルを回りました。その時の様子です。
バスクのお酒といえば、チャコリ。軽い発泡性のワインで、グラスに特徴があります。
秋なのでキノコの季節。種類もいっぱいで、どれも大きい!


ちょうど、セママ・グランデという夏祭りをしていて、コンチャ湾からは花火がみれました。ラッキーでした。そのほか、踊りや音楽、ギガンテスという巨人が町を歩き回ったり、夏祭りで町もとてもにぎやか!

宿泊地 : サンセバスチャン ホテル バルセロ・コスタ・ヴィスタ 2連泊
第5日目
レストランの雰囲気も明るくていい感じ。




朝食後、国境を越えてフランスへ。標高906mのラ・リューヌ山に登山電車で登りました。お天気も良く、頂上からは美しい景色を見ることができました。

下山後、フランスの美しい村のひとつ、サールの村を散策。バスク特有の民家が並んでいます。
サン・ジャン・ド・リュズにて昼食。
前菜はパプリカと子イカと炒め物で、イカのうまみがたっぷりと感じられました。

メインは、鴨肉の胸肉のロースト。外がカリッとしていてあじつけもとても良かったです。かぼちゃのピュレも滑らかでおいしい。
デザートはバニラアイスクリームとイチゴ。容器が深かったので、結構底の方までアイスクリームがしっかりと詰まっていました。

食事の評価 ★★★★★
観光後、ホテルに戻り、夕食は旧市街のレストランへ。
まずはバスク地方のワイン、チャコリ。そしてピンチョスの盛り合わせ。一口サイズとはいえ、結構なボリュームです。

メインはビーフのワイン煮込み。とマッシュポテト。お肉はとても柔らかく煮込んでありました。
デザートはカバ(カタルーニャ地方のスパークリングワイン)の入ったシャーベット。口がすっきりします。

食事の評価 ★★★★
第6日目
再び、フランス国境を越えて、フレンチ・バスクへ。はじめに、巡礼の町、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーへ。夏休みともあって町はとても賑やか。


フランスに入ったら、バスクのデザインのお土産の色も鮮やかになります。ラウブルというバスクの十字架の模様や、サンチャゴ巡礼の模様の入ったTシャツなど、見ているだけでも楽しいです。



バスク地方はベレー帽の発祥の地なんです。あと、布地のサンダル、エスパドイユというサンダルも有名です。


旧市街にはいくつかの城門が残っています。こちらはナバラ門。

川のそばに建つ、ノートルダム・デ・ボー・デュ・ポー教会。12世紀からの教会です。

その後、バスディードの村として知られる、アイノアに移動。
ミシュラン1つ星レストランにて昼食 
昼食 : イチュリアまず、出されたのは三種類のアミューズ。一口づついただきました。置かれていたバターは有名なイジニーのもので、とてもおいしい!パンはウェイターが席まできて好きなものを選べました。また香ばしくておいしいパンで、濃厚バターともばっちり!

まずが、バイヨンヌのハムの入ったスクランブルエッグ。容器もとてもおしゃれ! 家ではちょっと洗いにくいのと、保管するのに邪魔になるかも~
でも目玉焼きみたいできれいです。 これからいただくバスク豚のグリルも見せてくれました。

この地方は豚が有名で、食べやすく切ったものがサーブされました。柔らかくておいしい。ソースもやさしい味で、お肉につけていただくと、とてもおいしい。
デザートはガトー・バスクとアイスクリーム。アーモンドを使ったケーキです。やはりこの地方の伝統的なスウィーツです。

食事の評価 ★★★★★
昼食後、トウガラシの村として知られるエスプレットへ。


その後、高級リゾートとして知られる、ビアリッツへ。とても暑かったので、チェックイン後、ホテルでゆっくりされた方も多かったです。ホテルの屋上にはプールがあり、大西洋が見えます。
夕食はホテルにて前菜はバスク風のタルト。このあたりの名物、バイヨンヌのハムがのっています。
メインはサーモンのグリル。

デザートはフルーツのタルタルとシャンティークリーム。

食事の評価 ★★★★
宿泊地 : ビアリッツ ラディソン BLU ビアリッツ 1泊
第7日目
朝食の様子



ビアリッツからバイヨンヌへ。チョコレートの町での散策のあと、世界遺産の町、ボルドーへ。ジロンド川の近くでバスを降りて、昼食のレストランへ。その後、ホテルにチェックイン。
昼食 : Chez Jean前菜はメロンのガスパッチョと生ハムのクロスティーニ、添えられているのはトマトのみじん切り。アルドワーズのトレイにおしゃれに彩りよく並んでいるのが素敵。
メインは仔牛肉のロースト。柔らかくてとてもおいしい~

ボルドーのワインといただきました。グループでの最後の食事! なのでみんなで乾杯~
おいしいワインでした。
デザートはチョコレートケーキ。濃厚でとてもおいしかったです。

食事の評価 ★★★★★
ボルドーのホテルの様子 ブルディガラホテル


ボルドーのサンタンドレ大聖堂の内部。

カンコンス広場の近くにある、ジロンドの塔と噴水。

宿泊地 : ボルドー市内 ホテル ブルディガラ 1泊
第8,9日目
ホテルの朝食の様子

ホテルのロビー

ボルドー空港からアムステルダムを経由して関西空港へ。到着後、流れ解散。お疲れ様でした。
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