旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2015年11月20日
2015年11月7日出発 関西発
B392 フィンランド航空 ビジネスクラス利用 アルフォンソトレセに泊まる 太陽の国スペイン8日間
のコースで実際にお召し上がりいただいたお食事の写真をご紹介します。
食事の評価は★印で5段階評価でさせていただいています。
2日目 朝食 マドリッド MIGUEL ANGEL ホテル
バイキング。生ハム、フルーツ。菓子パン類充実。温野菜があるのがうれしい!
(スペイン人は朝野菜を食べる習慣がありませんが、このホテルではおいてます!)
昼食 マドリッド LA HUERTA DEL DUQUE
タパス。
ツナサラダ、マッシュルーム、生ハム、チーズ、コロッケ。
どれも食べやすいものばかりですが、ちょっとボリューム不足でした。
デザートのレモンシャーベット、絶品!
食事評価 ☆☆☆
2日目夕食 マドリッド LA BUGANVILLA
前菜、サラダ。
メインは、この店自慢のパエリヤ(洋風炊き込みご飯)。
黄色いのはサフランで色付けされたシーフードパエリヤ、黒はイカ墨。
デザートは、アーモンドタルト。
ワイン、コーヒーも付いてました。
食事評価 ☆☆☆☆
3日目昼食 セビリヤ HOSTERIA DE PRADO
まずは、スペインの冬の家庭料理、ソッパデアホ(ニンニクスープ)。
オリーブオイルで炒めたニンニク、トーストしたパン、卵を使った腹持ちのいいスープ。
メインのポークトルナード(フィレ)。
デザートはさっぱりとフルーツサラダ。
食事評価 ☆☆☆☆
ご宿泊は、お楽しみのアルフォンソトレセホテル
1929年のセビリヤ万博の際、要人の宿泊施設として建てられた高級ホテルです。
伝統と格式あるホテルながら、2012年に改装されているので、館内は新しくきれいです。
ロビーはこんな感じです。
建築様式はスペインならではのムデハル様式(イスラム建築)で、パティオ(中庭)を中心に口の字を描くような構造になってます。
階段の踊り場、廊下。
本日の夕食はフリー食でした。
ツアーデスクを設けますので、何かご相談があればお尋ねください。
~過ごし方について~
ホテルは目抜き通りの真ん前にあります。
散策がてらバルなどに行かれた方もおられれば(ホテル前の、サンフェルナンド通りは、昼休みを取らずに営業しているバルが並び、写真メニューを置いているところもあるので、観光客が気軽に入れる雰囲気)、
5つ星ホテルにどっぷりつかるため、館内でゆっくりお食事をとられた方もおられ、思い思いに過ごされました。
ホテル内でのお食事については、3か所でチョイスが出来ます。
中庭&回廊部分は、昼休みなしで、軽食をとれるカフェとなっています。
クラブハウスサンドウィッチやコロッケ、こちらはアフタヌーンティーウェット
(カバという発泡酒、コーヒーまたは紅茶つき)25ユーロ。
通常、スペイン人は夕食をとる時間が遅く、通常のレストランが開くのは、20時か20時30分からですが、早めの時間に軽くすませたい方にはおすすめ!
ちなにみ、オーダーしてから出てくるまでかなり時間がかかりますので、ゆったり過ごすつもりでお入りください。
予約は不要。服装カジュアル。
メインレストラン(下記写真)、20:30オープン。とてもいい雰囲気です。
アラカルトメニューは、前菜、メインディッシュとも、15~25ユーロ、パスタもあります。
好評だったのは、39ユーロのセットメニュー(メインはカモ)。
お得感あり。
服装は、男性は簡単なジャケットがあると理想的ですが、完全カジュアルでも大丈夫です。
スペインは、あまりきびしくありません。
メインレストランは予約したほうがよいので、
ご希望の方は、ホテル到着時に添乗員にお申しつけください。
ホテル内には、タパスレストランも入っています。20:30~。
小さいので予約がベター。
服装カジュアル。
4日目朝食 セビリヤ アルフォンソトレセ
アメリカンバッフェ
3日目昼食 白い家々の村ミハス PORROS にて(絵葉書でよく見るサンセバスチャン教会の真ん前)
前菜、サラダ。
メインはシーフードフリッター。
イカ、小イカ、イワシ、小エビ、タラの切り身、いろいろ入って、ボリューム満点。
デザートはプリン。
食事評価 ☆☆☆☆
4日目夕食 グラナダ フラメンコショー会場 VENTA EL GALLO にて
サラダ、つづいてメインは小イカwithニンニクソース、ライス、ティラミス。
食事評価 ☆☆☆☆
5日目朝食 グラナダ SARAY ホテル
アメリカンバッフェ
5日目昼食 バルセロナ BRASSERIE FLO
とてもいい雰囲気です。
フレンドツアーでよく使うお気に入りレストラン。
まず、カタルーニャの発泡酒カバ。
カタルーニャとは・・・バルセロナのある州のこと。
アスパラガス ロメリコソース(カタルーニャの代表的ソース。ナッツたっぷりトマトソース)
メインは、牛肉の煮込み。
お肉ホロホロ、この味は忘れません。。
美味。
デザート、カタルーニャ風プリン(=クレームブリュレ)かなりのボリュームです。
食事評価 文句なしの☆☆☆☆☆
午後は、バルセロナ観光。
サグラダファミリア(聖家族教会)。
2010年法皇様が来られた年から、工事は急ピッチで進んでいます。
まず、こちらは外尾悦郎さんが手掛けた生誕の門。
内部は、ステンドグラスも入り、すっかり教会らしくなりました。
次は、天井と主祭壇。
西日を浴びて、すばらしい~。
5日目 最後の夕食は、バルセロナのミシュラン☆つきHISOP にて、創作料理。
こじんまりした、シンプルでモダンなレストランです。
ドレスコードはありませんが、男性はジャケットがある方が望ましいかな。。
お食事は、少しずつ、凝った、珍しいものが出てきます。
最初にカバ(バルセロナのあるカタルーニャ州の発泡酒)がふるまわれます。
まず、これはクルトン。
写ってませんが、この上に、バニラ風味の酢漬けにしたキノコが載せられました。
何とも変わった味。。
これは、何とサメの肉(両脇)。
燻製にしてある?のでくせもなければ、かたくもありません。
真ん中はキノコのスライス。
下に、ユーカリソースが敷いてありました。
3番目 絶品!のリゾット(シーフード)。
4番目 アンコウ 青汁?ソース。
おいしい。
これに合わせて白ワインがサーブされました。
(アルコールがダメな方には、炭酸ジュースで。)
5番目 ビーフカルパッチョ、これまた絶品!
これに合わせて、赤ワインがサーブ。
6番目 お口直しの一品。
写真の写りかなりわるくてすみません。
一口大のタイにグレープフルーツ風味のメレンゲがかかってます。
7番目 デザート。
チョコと抹茶のムース。
8番目 コーヒー(エスプレッソ。飲めない方は紅茶もok)とともに、小さなお菓子。
これがまた変わっていて、左手前、キャラメルを人参で巻いたもの、右はトリュフチョコ、写ってませんが、リンゴを薄く切って蜜に漬け込み、巻いたものも。。
以上でした。
たくさんの品数が出ますが、サービスはテキパキしていて、料理が変わるごとにフォーク&ナイフもきちんと変えてくます。
2時間ぐらいかけて楽しくいただきました。
こういうこった料理は、食のレベルが高いバルセロナならではですね。
料理評価 ☆☆☆☆☆
このコースは、広いスペイン国内の移動を、効率よく動くため、鉄道や飛行機を利用しています。
ただ、スペインは、夕食のレストランがあくのがどこも遅く(20時か20時30分)、どうしても日々のスケジュールは夜遅くなります。
また、トレドやセビリアの趣ある旧市街は、細い路地の連続で、バスが入れず、よく歩きます。
11月上旬は、サンマルティンの小夏日和、と言って、数日間、初夏のように気温が上がることがよくあります。
とは言っても、秋ですので、どの街も最低気温は、10度ぐらいと、結構冷えます。
朝方は、某社の軽量ダウンやセーターを重ね、日中は夏用の帽子やサングラスがあってもいいかも。
すり、置き引きといった軽犯罪が多いので、パスポートなどは、腹巻など衣服の内側にいれてお持ち歩きくださいね!
往復、日本~ヘルシンキのフライト、ビジネスクラスですので、機内でゆっくり体を休め、体調万全でお楽しみください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
フレンドツアー
ヨーロッパ
アジア
アフリカ
中近東
北米
中南米
オセアニア
南太平洋
ミクロネシア