旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2015年11月 9日
2015年10月20日出発 B017 北スペイン ~ガリシアと星降る巡礼街道を訪ねて~ 10日間 で実際にお召し上がりいただいたお食事を写真でご紹介させていただきます。
★の数で評価付けしていきます。
関空を出発し、アムステルダムで乗り継いで、マドリッドへ
アムステルダム~マドリッド間の機内でサンドイッチの軽食が出たので、ホテル到着後の夕食はご心配いただかなくてもお腹いっぱいだと思います。
<1日目:マドリッド泊>
2日目朝食 @マドリッド“TRYP MADRID AIRPORT SUITES” ★★★★☆
朝食バイキング
マドリッドを出発して、ブルゴスへ
2日目昼食 @ブルゴス“RINCON DE ESPANA” ★★★★★
・オリーブのおつまみ
・モルシーリャ
・仔牛のソテー 温野菜添え
・ミニ・シュークリーム
オリーブはちょうど良い塩加減
ブルゴス名物「モルシーリャ」は血の入ったソーセージですが、お米、玉ネギなどが入り、よく焼けていて美味しかったですよ
ブルゴスは巡礼街道の中継地として栄えた町です。
ゴシック建築の傑作と言われるカテドラルは世界遺産にも登録されています。
2日目夕食 @ブルゴス“ABBA BURGOS” ★★★★★
・ミックスサラダ
・サーモンの鉄板焼き
・チョコレートムース
本当にデザートトマトの乗ったスープじゃなくてと目を疑ってしまいますが、ちゃんとデザートです。
正解は、ベリーのシャーベットとチョコレートムースでした~
<2日目:ブルゴス泊>
3日目朝食 @ブルゴス“ABBA BURGOS” ★★★★☆
朝食バイキング
ブルゴスを出発して、まずはゲルニカへ
ピカソの名画で知られるこの町は、1937年のゲルニカ爆撃の地です。
名画「ゲルニカ」はここにはありません(マドリッドのソフィア王妃芸術センター所蔵)が、再現した壁画をご覧いただきます。
3日目昼食 @ゲルニカ“ZALLO BARRI” ★★★★★
・パエリア
・メルルーサのグリーンソース
・ナティージャ(カスタードクリーム)
前菜にパエリア。
こ、これで前菜というボリュームです。
メルルーサという魚はスペインではポピュラーな白身魚(タラに近いです)。あっさり味のソースで。
ホットドリンクみたいなデザートは、ナティージャというカスタードクリームです。
例えるなら、固まっていないプリンの上にマリービスケットが乗ってる感じ・・・
ゲルニカを後にして、サンタンデールへ
3日目夕食 @サンタンデール“HOTEL SANTEMAR” ★★★★☆
・リオハ風ポテト煮込み
・鱒のグリル
・フルーツ
ポテトはシチューみたいで優しい味チョリソー(ソーセージ)が入ってます。
鱒はなんで2尾もあるのと思わずつっこんでしまうくらい量が多かったです
丁寧に皮をむいて出してくれた洋ナシとバナナ
フルーツは皮付きのまま出されることが多いので、お店側の配慮といえばそうなんですが・・・
見た目がなんだか寂しい・・・ せめてカットまでしてくれたらなぁ・・・
<3日目:サンタンデール泊>
4日目朝食は撮り忘れ
サンタンデールを出発
アルタミラの博物館を見学して、サンティリャーナ・デル・マールという中世の面影を残す美しい村(作家サルトルも称賛したほど)へ。
4日目昼食 @サンティリャーナ・デル・マール“PARADOR DE SANTILLANA GILBLAS” ★★★★★
・メルルーサと海老のキャベツ包み
・鶏胸肉とブルーチーズソース
・プリン
お皿にパラドールの証“P”マークが光ります。
彩りもキレイな前菜と、ソースが美味しいと好評だったメイン、そしてあまーい!デザート。
優雅なランチの後は、オビエドへ
4日目夕食 @オビエド“LA CORTE DE PELAYO” ★★★★★
・前菜5種
・仔牛の串焼き
・デザート盛り合わせ
取り分け前と後の前菜。バゲットの上にフォアグラものっています!
ちなみに次の2品も前菜です。
全部美味しくて大満足ですが、お腹パンッパンッ!!
<4日目:オビエド泊>
5日目朝食は撮り忘れ
オビエド郊外に点在する世界遺産に登録された教会群と、オビエドを観光します。
5日目昼食 @オビエド“NAUTILUS” ★★★★☆
・ファバダ
・メルルーサの野菜ソース
・りんごのタルト
ファバダは豆がいっぱい入ったソーセージの煮込みスープです。
このデザートのデコレーションは・・・きっとハロウィーンが近いから蜘蛛の巣をイメージしたのかな
レオンのホテルへ
5日目夕食 @レオン“PARADOR DE LEON” ★★★★★
・アミューズ
・野菜とハムの煮込みスープ
・鴨のコンフィ(フルーツソース)
・チョコレートケーキ
アミューズは生ハムの盛り合わせ。これでワイン一杯いけますね~
上品でキレイなお料理の数々、サービスも素晴らしい
ここでもお皿に“P”が光ってます。
レオンのパラドールは16世紀の修道院を改装したパラドール。
パラドール(スペイン国営ホテル)はスペイン全土に約90箇所ありますが、その中でもたった2つしかない5つ星のパラドールに宿泊するなんて贅沢っ
<5日目:レオン泊>
サマータイム終了!今日から冬時間ですよ~
6日目朝食 @レオン“PARADOR DE LEON” ★★★★★
朝食バイキング
昼食でも満足できるくらいの内容。
さすが5つ星パラドール!
お腹を満たしたらレオンを観光し、巡礼の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指します。
サンティアゴ・デ・コンポステーラはローマ、エルサレムと並ぶキリスト教三大聖地のひとつ。
果てしない巡礼路の中のほんの一部区間だけ、巡礼街道体験ウォーキング
タイトルに「星降る」とありますが、星空鑑賞ツアーではありません
キリスト十二使徒の一人、聖ヤコブ(スペイン語でサンティアゴ)の墓が輝く星に導かれて発見されたとされ、コンポステーラは「星降る野」という意味になります。
多くの巡礼者は果てしない巡礼路を星に導かれて歩くとされている為「星降る巡礼街道」と言われているんです。
約1時間の巡礼街道体験ウォーキングの後はバスに乗ってサンティアゴ・デ・コンポステーラへ
6日目昼食 @アストルガ“HOTEL GAUDI” ★★★★☆
・魚と貝のスープ
・タコのガリシア風
・メロン(撮り忘れ)
ポテトの上に大量のタコ!ガリシア風はスパイスとオリーブオイルの味付けです。
デザートは美味しいメロン・・・食べてしまって写真がありません
ガウディの手掛けた城のようにそびえる司教館の前にある、ホテル・ガウディ内のレストランでいただきました
6日目夕食 @サンティアゴ・デ・コンポステーラ“PARADOR DE SANTIAGO DE COMPOSTELA” ★★★★☆~★★★★★(星4.5点!)
・アミューズ
・ホタテ貝のガリシア風
・メルルーサのにんにくソース
・栗のケーキとシャーベット
昔、巡礼者がお皿代わりにホタテ貝を使っていたことから、今でも巡礼のシンボルとしてホタテ貝料理が有名なんです。
ホタテ貝マークもいろいろな所で発見できます。
デザートのシャーベットはオルホという蒸留酒のシャーベット
今回3度目の“P”マークです。
昨日のレオンに続き、こちらのパラドール・デ・サンティアゴ・デ・コンポステーラも5つ星パラドール。
そう2つしかない5つ星パラドールのもう1つです
両方に宿泊なんて しかもサンティアゴ・デ・コンポステーラは2連泊 贅沢すぎますっ
そしてメルルーサは4回目の登場・・・
<6日目:サンティアゴ・デ・コンポステーラ泊>
7日目(連泊なので8日目も)朝食は撮り忘れ
★★★★★の内容でしたよ
7日目は昼食・夕食とも自由食。
午前中はサンティアゴ・デ・コンポステーラ観光。
このコースでは通常のコースではなかなか見られない、ゆっくり滞在するからこそ見られる、「ボタフメイロ(大香炉)の儀式」まで見学します。
天井からロープに吊られた香炉がカテドラル内の宙を舞います。
長い道を歩いてきた巡礼者のために行われる宗教儀式ですから、前列は巡礼者が座る席として、私達は控えめな場所で見学しましょう。
午後は自由行動。
<7日目:サンティアゴ・デ・コンポステーラ泊>
8日目も昼食・夕食とも自由食。
朝、航空機でバルセロナへ移動
バルセロナで自由行動をお楽しみいただきました。
<8日目:バルセロナ泊>
9日目朝食 @バルセロナ“GRANADOS 83” ★★★★★
朝食バイキング
デザイナーズホテルなので、朝食会場もモダンな雰囲気です。
卵料理やパンケーキなどはオーダーできます。
名残惜しいですが、空港へ。
バルセロナからアムステルダムで乗り継いで、関空へ・・・
土地柄によるものなのか、昼も夜もお食事の量が多い!
だんだん食事に疲れてくるので、後半は自由食があって助かります
朝は9:00~9:30出発(航空機移動の8日目・9日目を除く)でゆっくりお仕度いただけますし、なんと言ってもスペインに2つしかない5つ星パラドールの2つともに宿泊する優雅なひとときはこのコースならでは!
ボタフメイロも必見!
今春から登場した新コースですが、今後もオススメしていきたいツアーです。
皆様のご参加お待ち申し上げております
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